重いバトン
大手企業の子会社で、研修や教育の専門にやっておられる会社の社長は本当に素晴らしい方で、私が尊敬している先輩の一人です。この春に38年間の会社勤めを終えられご退職されるのですが、この社長の温かさ、人情の深さは本当に忘れられません。
自分の利益や保身などは一切考えられず、人のため部下の幸せの為にあるべき姿を考える。交渉に表裏はなく全部直球ストレート。こんな私にさえ温かな愛情を注いでくださいます。
部門の壁や人よりシステムの風潮、業績追求によって疲弊した組織風土など、大きな会社の悪い部分を何とかしたい。出逢いの時から、この社長の思いは変わりません。
出来る範囲で収まるのではなく、時には自分の責任範囲を大きく超えてまでも打って出る。「後は任せておけ、俺が責任をとるから」という社長です。
こんな上司のもとで働きたいと思う人はたくさんいるでしょうね。
この春に多くの先輩が会社から退かれると思うのですが、我々の世代はそのバトンをしっかり受け取る義務があります。それは文字には出来ない「魂」のようなものかもしれませんが、日本人はこうして心と心で「大切なもの」を受け継いできたはず。
年代のせいなのか、私は最近このバトンの重さを最近は痛感しています。
私も後何十年か働きますが、相手に「重い」と思われるバトンを渡せるような仕事をしていかなければ・・・。

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