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2026/06/03号
本当の効率とは
BLOCKS MAIL MAGAZINE 1074

 人と組織の“元気”応援レター

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    2026/6/2
                     
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いつもブロックスメルマガをご愛読いただき、ありがとうございます。



社内の共有フォルダの整理をしていたら、ン十年前の社内行事の写真を見つけました。そのころからの社員もまだいるのですが(私もですが)みんな若い!笑 当時はどんなこと考えていただろうかと担当していた仕事を通して思い出してみたのですが、とりあえず必死で土日関係なく働いてて、でも楽しくて充実してた気がします。今はかなり社会環境が変わってしまっていますが、とりあえず必死に働いて色んなこと経験したら、楽しくなるぞ!と今年就職した我が子に言いたいと思います。



(メルマガ編集長 與田麻由子)

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(1)コラム「いい会社、いい仕事」

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本当の効率とは



 業務の効率化や無駄の削減などが叫ばれる時代ですが、とにかく無駄な時間や物はなくさなければと考えがちです。しかし、「無駄」は本当に不要なのでしょうか。そもそも何が無駄なのか。その企業が大切にしている価値観によって変わります。



 例えば、顧客から「おもてなしが素晴らしい」と言われる企業では、お客様の忘れ物を時間をかけて探してあげたり、たった一人のお客様のために特別なことをするというようなことはいくらでもあります。顧客から見るとそんなことまでしてくれるのかという驚きになりますが、効率重視の企業からみると、そんな無駄なことに時間をかけるなんて非効率だと感じてしまう。何が効率的なのかは本当にわかりません。



 先日、無駄を注意され、お客様へのおもてなしをやめてしまったという、ある企業のお客様対応窓口の方にお話を伺ったことがあります。その人はいつものように業務をしていたのですが、窓口にこられた高齢者の足元が気になって、思わずカウンターを離れ、玄関を出るところまでサポートしてあげたそうです。お客様は喜ばれたものの、忙しい状況で業務を離れ、丁寧すぎる対応をしたことが非効率であると上司からひどく注意されたそうです。よかれと思ってしたことで注意をされたことで、「余計な対応」も「自分で考えて行動すること」はやめようと思い、その日から決められた業務を決められた通りにすることにしたそうです。

 その企業がその後、お客様の満足は高まったのかわかりませんが、ロボットのような対応の窓口がひとつ増え、社員の意欲は大きく下げてしまったことは確かです。顧客から見れば行きたい場所ではないとすれば、効率化なのかどうかは疑問です。



 全員での朝礼、全社員が集まる会議、社員同士の雑談、お客様への個別対応、試行錯誤の時間、失敗の体験。一見無駄に見えるものはたくさんあります。無駄な失敗や試行錯誤をするより、AIに答えを聞く方がいいのかもしれません。しかし、試行錯誤の中で生まれる新しいアイディアもあります。全社員が集まって話し合う時間は無駄なように見え、なくなってしまうと関係性が悪くなり、ギスギスした場になって職場に心理的な不安が生まれることもあります。



 効率化は確かに大事ですが、効率化だけを目的化してしまうと、何かを失う危険性もあります。大切なのは、すべての「無駄」を一律に排除することではなく、不要なものを手放す一方で、自社にとって大切なこと、将来の可能性を広げる「価値のある無駄」は意識的に残していかなければいけないのかもしれません。



(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)



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(2)お客様満足を生み出す対応を学ぶ

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編集長のひとりごと

「大型台風がやってきていますね。くれぐれもお気をつけください。」