2024/12/18号
風土と社員のやる気
BLOCKS MAIL MAGAZINE ..:*○o。+..:*○o。+..:*1015
人と組織の“元気”応援レター
【メルマガDOIT!】
2024/12/17
○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。
いつもブロックスメルマガをご愛読いただきありがとうございます。
今年もあと2週間となりました。あんまりクリスマス感を感じないのは、私だけでしょうか。あまり街に出ないからなのか、気にしてないからなのか。25日に部活の遠征に出かける三男が「俺は予定ないからええけど、クリスマスに遠征って」とつぶやいていました。予定ないんや、と笑ってしまいましたが、楽しいことやれているから充実しているのでしょうね。
(メルマガ編集長 與田麻由子)
========================================
(1)コラム「いい会社、いい仕事」
========================================
風土と社員のやる気
昔から、いい会社には、「いい組織風土」「いい社風」が大事だと言われています。風土というのは、そこにいる社員の人の価値観が醸し出されるものなので、なかなか目に見えません。でも、他の職場から来た人が、その職場で働いてみると「風土を感じる」ことができます。風土は見えないものかもしれませんが、風土はどこの職場にもあり、その風土が、社員の行動に影響を与えているのは間違いありません。
しかし、風土は空気。行動がつい前向きになる良い空気もあれば、後ろ向きになってしまう空気もあります。職場に良い空気をつくるにはどうすれば良いのでしょうか?
先日、地域でお客様満足が高いという評判の、ある販売店を訪問・取材をさせていただく機会がありました。地域でも顧客満足度の高いその店では、お買い上げいただいたお客様にみんなで感謝の気持ちを伝えようと、全員が店頭に立ってお見送りをするということに長年取り組まれてきました。お客様対応をする人だけでなく、裏方の整備や事務の人もみんなが出てきて整列する姿はお客様も感激されています。
ただ、こうしてみんなが出ていくようになるには、かなり時間がかかったそうです。そもそも、みんな忙しい。以前はみんなが自分の仕事だけを一生懸命する風土。協力してと声をかけても、誰も出てこない状況が続いていたそうです。しかし、その店の店長が、みんなで話し合う場を作ったり、ありたい姿を語り続けていく中で、だんだんと意識が変わり、いつの間にか、みんなが率先して協力してくれるようになっていったようです。
店長が「やれ」と命令すれば、確かにその場はやる。しかし、それでは長続きはしない。時間がかかっても風土が変えていったからこそ、みんなが進んで行動するようになっていったということでした。
いい風土とは、どんな風土なのでしょうか。その店のスタッフにお店の空気について尋ねると、「この職場は、困っていると、みんなが助けてくれる」「上司や仲間がいつも声をかけてくれて、相談しやすい」「みんながお客様の方を向いている感じがする」という言葉がかえってきました。良い人間関係。みんなで目的・目標を共有をする。感謝の気持ちを大切にする。言ってしまえば当たり前のことばかりですが、リーダーがこうした風土をつくりたいと、風土に目を向けたからこそ、この店の風土が出来ていきました。こうすればいい風土になるという「魔法の杖」はないと思いますが、職場の上に立つ人が「風土」というものをどれだけ大事にするか。いかに意識をむけるかということが、何よりも大事なのかもしれません。
(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)
========================================
(2)「採用に活用する動画制作」の事例
========================================
人手不足の時代になり、採用が重要になっています。応募者に、いかに会社の魅力を伝えていくか。WEBや書面でも伝わりますが、やはり会社の雰囲気や想いは、動画の方が伝わります。初めて採用動画を制作する場合に、どのようなところに気を付ければいいのでしょうか。
1.採用課題の整理
採用においていちばん大切にしたいことを整理するところからスタートします。「理念に共感する人に入ってほしい」「入ってからのギャップをなくしたい」など、自社の強みや採用の課題を整理しておくと動画制作の方向性が明確になります。
2.ターゲットの明確化
どのような人財に入社してほしいのか。ターゲットを明確にすることで動画制作で「伝えるべき内容」が明確になります。初めて動画をつくる場合、ついいろいろな要素を入れようとしてしまい、逆に伝わらなくなったり、他社と似たようなものになってしまいます。
3.活用場面の設定
企業説明で使うのか、採用サイトに入れ込むのか、面接時に見せる動画にするのか。活用場面によって内容や時間が大きく変わります。例えば3分で伝える動画もあれば、15分でじっくり伝える動画もあります。場面を想定していくことで、より効果的な映像が制作できます。
4.その他
はじめての制作の場合、どのような内容にすれば良いか迷います。ただ動画の表現方法をだけを提案する会社ではなく、その企業にとって必要な課題整理などから関わって考え提案してくれる会社を選ぶことも大事な要素です。
■ブロックスへの動画についてのご相談はこちらへ(ご希望に応じて他社の事例をご紹介いたします)
https://www.doit-fun.jp/guide/contact.html?mode=1
+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+
編集長のひとりごと
「家の年賀状・・・やっていない・・・。悩ましい・・・。」