2025/02/26号
「負荷」が成長をうながす
BLOCKS MAIL MAGAZINE 1024
人と組織の“元気”応援レター
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2025/2/25
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いつもブロックスメルマガをご愛読いただきありがとうございます。
3連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?寒波がやってきて大阪でも雪が降りました。と思えば、今週末には、暖かくなるようで、春に着実に近づいていますね。今年の桜の開花は例年よりは少し遅い予想ですが、3月末ぐらいから楽しめそうです。毎年ママ友から当日お花見のお誘いがあり、予定があって参加できないことが多いのですが、今年は参加できるように、万全の態勢で(笑)過ごしたいと思います。
(メルマガ編集長 與田麻由子)
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(1)コラム「いい会社、いい仕事」
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「負荷」が成長をうながす
筋肉を鍛える時は身体に負荷を与えていきますが、仕事で成長するためにも、やはり負荷が必要だと思います。「自分にできるだろうか?」「無理かもしれない」ということに挑戦していく中で、能力が磨かれたり、視野が広がったりすることは、誰もが経験しています。だからこそ、若いうちは無理をしてもいい、仕事を一生懸命した方がいい、苦労は買ってでもしなさいと歳を取った人は言いたくなってしまいます。
しかし最近は、あまり無理をさせるとすぐに辞めてしまうからと、新人になるべく負荷を与えないようにする会社も多いと聞きます。ゆっくりと育てる方針でも成長してくれると思いますが、負荷がない仕事ばかりでは、筋肉は鍛えられません。視野も広がりません。結果、同じ仕事の繰り返しになってしまい、仕事がつまらなくなります。成長の実感がないまま3年目を迎えるころに会社を辞めるということも多々あるようです。
嫌なら辞めて違う会社にすぐに変わることがあたりまえの時代ですから、ひとつの会社にずっといる必要はないのでしょうが、「石の上にも三年」というように、自分の経験からも、3年を過ぎるころから自信がつき、見える景色も変わっていきます。仕事が好きになっていくのは3年目あたりではないでしょうか。
新入をどのように育成していくか。新人たちではなく、私たちに問われていることのように思います。若手が自ら自分で厳しい道、努力の道を進もうと思い、挑戦していくことがいちばんですが、それには、それをいかに支えるか。「失敗してもいいからやってみたら」と支えてくれる上司や仲間の存在、いきいきと働きチャレンジする先輩の後ろ姿など、新人が成長していく会社をみていると、やはり若い人たちの勇気が掻き立てられ、自然に未知の領域に踏み込んでみたいと思えるような環境があります。
今の人は価値観が違うという声もあります。私も若い人の価値観の違いに驚くことがありますが、時代が違えば考え方も違うのは当然。お互いに違いを認めながらも、せっかく入社してくれた若い人たちが、自ら負荷に挑み成長し、幸せになってくれるように導いてあげたいものですね。
(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)
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(2)接遇サービス教育と好事例映像
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商品やサービスの機能の差が少なくなる時代において、他社との差別化を「人によるおもてなし」におき、接遇サービスの強化に力を入れる企業が増えています。
接遇サービスの教育では、初期段階は、接客の基礎である、挨拶の仕方、お辞儀の仕方、言葉遣い、身だしなみなどの教育が行われます。何事も基本は「形」。形ができなければ本物にはなりません。しかし、それ以上に「心」が求められるのが今の時代です。100人のお客様がいれば、100人に合わせた対応が必要になるときに、基礎となるのは「おもてなしの心」。「このお客様は何を求めておられるのだろうか」「このお客様には何をしてさしあげればよいのだろうか」といかに心に寄り添えるか。マニュアルにできないのが、これからの時代の接客です。
そうした教育の中で「おもてなし」の理解を深め、マインドを伝えることができるのが、「好事例映像」です。様々なサービス業の実際の接客・接遇のシーンを中心に、お客様側のインタビューやスタッフのインタビューなどを通して、「おもてなしの心」の大切さや考え方を届けることができます。すでに様々な企業でご活用いただき、成果が生まれています。
(おもてなし研修におススメの映像教材)
「JAL」のおもてなしを紹介する動画
空港での接遇は一瞬で「印象」が決まります。例えば飛行機が遅延した時、スタッフがどのような対応をとるか。なれない場所で困っているお客様がおられるときに、どう声をかければ安心されるか。競争が激しいエアライン業界で常に「おもてなし」を磨き続けてきたのが日本航空です。志GOTO人シリーズの最新刊では、グランドスタッフのおもてなしを紹介しています。
https://www.doit-fun.jp/shopping/products/detail.php?product_id=219
「レクサス」のおもてなしを紹介する動画
高級商品を扱う店には、他で様々な体験をしているお客様が来店されます。より、形以上に「心のこもった対応」が求められます。その時、その人に、その状況に合わせたふさわしい対応をいかに行うか。スタッフの素直な心が良いサービスをつくります。レクサスの中でも顧客満足度が高いお店として注目される「レクサス星が丘」のおもてなしを紹介しています。
https://www.doit-fun.jp/shopping/products/detail.php?product_id=213
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編集長のひとりごと
「先週末は佐賀県にいたのですが、少し積もるほどの雪が降りました。」