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2024/12/03号
利益はお客様の喜びの影
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     人と組織の“元気”応援レター

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        2024/12/2



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いつもブロックスメルマガをご愛読いただきありがとうございます。



先日、インフルエンザの予防接種に行ってきました。子どもたちが小さい頃は毎シーズン通っていた病院も、今では予防接種でしか行くことがないので、改めて健康のありがたさを実感しました。それでも1年ぶりにお会いする先生は「久しぶりやねー」と気さくに声をかけてくれて、3人で30秒もかからず接種。一瞬で安心を手に入れた感じで帰ってきました。何事も備えが大事ですね。



(メルマガ編集長 與田麻由子)



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(1)コラム「いい会社、いい仕事」

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利益はお客様の喜びの影



 顧客満足・従業員満足・業績の関係について、いろいろな考え方がありますが、昔の経営者は共通して「利益は喜びの影」という考え方を大事にされていたと思います。

 ダスキンの創業者、鈴木精一氏は「損と得とあらば損の道をいく」と、お客様の喜びを優先することを信条とされておられました。松下幸之助氏も、「事業を通じて社会に貢献するという使命を遂行し、その報酬として社会から与えられるのが利益である」と、利益についての信念を明確にされています。

 ウォシュレットで有名なTOTOグループの初代社長、大倉和親氏はこんな言葉を残されています。

「どうしても親切が第一、良品の供給、需要家の満足が掴むべき実体で、その実体を握り得れば、結果として報酬という影が映る」

 お客様に喜んでいただくことこそが追い求める「実体」であり、その影が利益である。お客様の満足が増えれば影も自然と伸びる。影を追うのではなく、実体を追うことが大事だという決意のような思いを感じます。

 お客様の喜びの影が利益。

 では、顧客満足は何の影響で伸びるのでしょうか。顧客満足を生み出すのは従業員のやる気です。働く人がいきいきと働いていれば、結果としてお客様の満足は高まっていきます。顧客満足は従業員のやる気と共に伸びる「影」。とすれば、実体は「働く人の満足・喜び」といえるかもしれません。

 しかし、社員満足も何かの「影」かもしれません。実体は何なのでしょうか。様々な良い企業をみてきて私が感じるのは「働く人が幸せになる会社をめざす経営者の信念」が実体。人を大切にする経営者の愛情がその影を伸ばしているように感じています。人を大切にする思い、社員満足、顧客満足、利益。この順番で経営を考え、しっかりと回わしていくことが大事なことなのかもしれせん。


(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)



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(2)志GOTO人シリーズの最新作、近日発売開始!

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発売開始以来、多くの企業の皆さまにご愛顧いただいております、映像教材「志GOTO人シリーズ」。

現在、その最新作を制作しております。

今回は、皆さまもよくご存じのある大企業を取り上げ、理念浸透とチームワークで生み出し続ける「お客様の満足・感動のサービス」を徹底取材しました。

ファンが生まれる卓越したサービス、フィロソフィー(哲学)が浸透し、自律的に働くスタッフの活動や、おもてなしの「気づき」を生み出す社員教育の現場など、様々な角度から、顧客満足・社員満足の実態を映像化。理念研修や、サービス業の皆さまの社員教育に最適な教材です。

発売はもう間もなく!詳細は近日中にお知らせいたします。



志GOTO人シリーズのこれまでの作品はこちらへ

https://www.doit-fun.jp/shopping/series03.html

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編集長のひとりごと

「師走とは思えない暖かさですね。庭のモミジも赤くならないまま散っています。秋はどこへ行ったー?」