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2024/04/30号
売らないお店
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     人と組織の“元気”応援レター

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        2024/4/30



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いつもブロックスメルマガをご愛読いただきありがとうございます。



ゴールデンウィークですね。社会人となった長男が長期研修の合間に帰ってきました。10連休だそう。東京研修中の様子などを聞きながら、私自身が数十年前に社会人となって親元離れて過ごしていた様子を思い出し、懐かしくなりました。きちんと目標を立てて取り組もうとしている長男の姿勢を見て、私はそんなこと考えられてなかったなあと、頼もしく思いました。これからどんどん試練の波にもまれていくと思いますが、それも含めて楽しく働いてほしいです。



(メルマガ編集長 與田麻由子)



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(1)コラム「いい会社、いい仕事」

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売らないお店



 自社の商品を、お客様が欲しいと言われたら、その商品を販売するというのは当然です。しかし、必ずしもそうしないというお店もあります。

 以前、ある過疎化の進む田舎町の自動車整備のお店を取材させていただいたことがあります。その店の店主はご主人を亡くされ、その後を受け継いで経営をしているお婆さん。お婆さんが営業。息子が整備を担当する小さなお店です。しかし、何故か、その地域の中で、ナンバーワンの販売台数を誇るお店というので取材をさせていただきました。取材中も、地域のお客様が野菜を届けてくれるなど、その店が、いかに地域の人から信頼されているということがわかります。その日、たまたま、近所の若いご夫婦が買い替えの相談にやってこられました。新しい車を買いたいとお婆さんに相談されたのですが、そのお婆さんは売ろうとしません。「あなたたちはこれから、子育てでお金もいる。今の車はまだ乗れるのだから、買い替えをせず、乗り継いだらどうか」と言われました。自分の孫に話すように、その夫婦の立場になって親身になって考えてくれる姿を見て、私は、「地域ナンバーワンの理由は、これなんだ」と思いました。

 過疎化で人口が減少する田舎町。そこに新規客はほとんどいません。その中で、長期的に繁栄していくためには、信頼してくれるお客様がどれだけいるか。車の販売だけでなく、整備や保険、いろんなことに応えていくことで商売が成り立っていく商圏です。いちばんの財産は既存顧客です。昔、新聞の業界で、無理な勧誘が話題になりましたが、強引な販売で一時的な業績が上がったものの、逆に、信頼を失い、顧客が離れてしまったということがありましたが、この店の商売は、まさにその逆を行くようでした。

 どんなにお客様が欲しいと言っても、それでお客様が不幸せになるようなことでは商人として申し訳ない。地域には、このような親身なお店がまだまだたくさんありますが、信頼が大事になるこれからの時代には、こうしたお店の経営姿勢を、私たちは学ぶ必要があるのかもしれません。

 松下幸之助さんは、「無理に売るな。客の好むものも売るな。客のためになるものを売れ。」という言葉を残しておられますが、この原則は昔も今も変わらない気がします。



(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)



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(2)社員教育用の動画制作のご案内

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ブロックスでは、企業内の「映像(動画)」を個別に作成する映像制作事業を行っております。

その中でも、社員教育用の動画は、昔から高いニーズがある定番の分野ですが、人が不足する時代になり、より、効果的で効率のよい「社員教育」も求められるようになっています。



<社員教育で動画を活用するメリット>

1.研修のコストや人件費が大幅に削減できる

対面型の研修には、会場費、交通費、教育担当者の人件費など多数の費用がかかりますが、動画を活用すれば、オンラインでも質の高い研修ができるので、コスト削減につながります。

2.教育内容のバラつきがなくなる

社員教育は、講師によって伝え方にバラつきが生じることがあります。研修に動画を活用すると、教育内容が均一化されるメリットがあります。

3.教育効果を高める

従来の研修では、パワーポイントやホワイトボードで説明することが多いと思いますが、動画の場合、そうしたテキスト情報だけなく、実際の動きを見せたり、効果音やCGを使うことができることから、より視覚効果が高まります。一方的になりがちな講義型研修も、動画を使えば、飽きがなくなり、集中力を切らさずに受講させることができます。

4.成功例を標準化できる

例えば、営業教育で、ある地域のトップセールスの営業を動画にすれば、新人だけなく、様々な営業スタッフの参考になります。好事例の共有化を通して、全体のレベルアップを図ることができます。

5.参加者にとってのメリット

集合研修では、時間や場所が決まってしまいますが、研修用動画を用意しておけば、いつでも、どこでも研修が可能になります。本社に行って研修を受けるということも少なくなり、自分の職場での受講ができます。また、動画あれば、繰り返し視聴することができるので、学びの定着につながります。



<社員教育動画の種類>

(1)セミナー(講義)形式

これまでの集合型研修をそのまま収録したような動画です。講師がテーマについて解説をしていきます。

(2)マニュアル形式

業務で使用するツールの使い方や、接客の基本、あるいは衛生管理の手順など、業務の手順を伝えるのがマニュアル映像です。マニュアル動画があれば、短時間で全体像を伝えることができ、先輩の仕事が減り、わからなくなった時でも、新人が先輩の手間を煩わせることなく、何度でもくり返し視聴できます。

(3)再現ドラマ形式

再現ドラマ形式の映像は、様々な「シチュエーション」を再現する手法です。クレームが発生した場合にどう対応するかなど、社内で起こりがちなことをドラマ形式で見せていく映像です。講義で伝えるより、さらに自分事として身近に感じることができます。

(4)ドキュメンタリー形式

実際の社内の成功事例を共有するために、現場の具体的な活動をリアルに紹介する手法です。例えば、優秀な販売スタッフの接客事例、ある商品を良く売る営業の事例、チームでの成功事例など、やり方だけなくインタビューを交えることで、より内容を共有することができ、全体のレベルアップにつながります。

(5)その他

その他にも、社長のメッセージ動画やひとつのテーマを話し合う対談形式の動画、会社の歴史や理念をテーマにした動画や、社内の成功事例をストーリーで伝える動画など、研修動画の種類は多岐に渡ります。研修内容に合わせて、最もふさわしい映像表現を検討していきます。



実際の研修では、様々な動画を、研修の対象者やテーマによって使い分けをすることになると思いますが、教育動画をオンラインにアップしておけば、社員が好きな時間、必要に応じて勉強することができます。

ブロックスでは、企業の事情に合わせた研修動画の制作・活用・運用をご支援しております。お気軽にご相談ください。



■ブロックスの映像制作サービスの詳細はこちら

https://www.doit-fun.jp/produce/index.html



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編集長のひとりごと

「GW前半。暑かったですね。早速日焼けしました( ;∀;)」