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2024/12/10号
教えてもらえる環境、教えてもらえない環境
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     人と組織の“元気”応援レター

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        2024/12/9



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いつもブロックスメルマガをご愛読いただきありがとうございます。



家の玄関先にあるモミジが染まりきらないまま、散りかけています。散りだすと早くて、今年はじっくり愛でる間もないくらいでした。先週まで、暖かかったのに、急に寒くなってしまって本来の冬がようやくやってきた感じです。これから3週間、バタバタと年末まで過ごすことになりますが、年末年始は岡山の実家でのんびりすることを目標に、病気せず駆け抜けます!



(メルマガ編集長 與田麻由子)



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(1)コラム「いい会社、いい仕事」

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教えてもらえる環境、教えてもらえない環境



 「教えるのは簡単だけど、それではその人の成長につながらない」

 先日、あるサービス業のトレーナーの方が、後輩の教育で「気づく力の育て方」の難しさについてお話されていましたが、これは、後輩の指導をする人なら、どなたも難しさを感じておられることではないでしょうか。



 例えば、目の前のお客様に良いサービスをしてほしいという時、育てる側はつい「こうした方が良い」と教えようとしてしまいます。こうやって声をかけて、こうやって話を聞いてと、手取り足取り指導する。教わることに慣れてしまった人ほど、「教えてほしい」と思うので、余計にそうしてしまいます。

 しかし、教えれば教えるほど、教えてもらうことに慣れてしまい、自分で気づけなくなり、考えなくなってしまう。そして、教えてくれる人がいなくなった途端、何もできなくなってしまうというケースはよくあります。

 だから、結局どうしていいかわからず、周りがやっているような同じことを繰り返しやるだけになる。自ら気づき、自ら考える力が育っていなければ成長できません。

 しかし、だからといって何も言わなければ、言われた通りの仕事をするだけになり、成長できなくなる。お客様のお困りごとに気づけないので、満足度も下がる。働きがいのためにも、お客様満足のためにも、自ら気づく力を育ていくことは本当に大切です。



 気づく力を育てるために、どうするか。前述のトレーナーは、人によってやり方は変えていっても、基本はできるだけ答えを言わない、教えないと決めておられます。しかし、ほったらかしにする訳ではなく、後輩と一緒にお客様と対応をしながら、例えば不安そうなお客様を見つけて、「あのお客様、困っておられるんじゃない、声をかけてみたら?」とその人の行動の後押しをされているそうです。先輩に見守られ後輩は行動する。その体験の中で徐々に気づく力が育っていくと考えています。確かに、どんなことでも自分がやってみて、失敗して、叱られるという体験があって「気づき」が生まれます。失敗が怖い若い人にとっては、背中を押してもらえることは大事なのだと思います。



 しかし、いくら行動して、気づきがあったとしても、それだけでは学びにはなりません。どんな気づきがあったかを言葉にしたり、その気づきを次の行動にどう活かしていくかということまで考えてこそ「学び」になります。行動した後の内省を促すフォロー。「振り返り」の場があってこそ、人が成長していきます。だからこそ、そういう面での寄り添いが必要なのかもしれません。


(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)



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(2)パーパス浸透を支援する「映像制作事例」

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「経営理念」の映像化

様々な企業で、パーパス(目的)の明確化や再確認が注目されていますが、いくら作成しても、それが社内に浸透させていかなければ作った意味がありません。

そうした中で、今、企業内の映像制作のジャンルの中で、経営理念を映像化される企業が増えています。



・新たに定めた理念(パーパス)を、その言葉だけでなく、その背景にある思いを含めて映像化する。

・創業者の精神に立ち戻るために、改めて、創業者がなぜこの事業を興したのか、何を大切にしてきかという歴史と姿勢(理念)を映像化する。

その企業によってねらいは様々ですが、人財育成や組織づくりが重要になるおいて、こうした「理念映像」への期待は年々高まり、実際に効果をあげられる企業様が増えてきています。



(制作内容)

一口に理念映像といっても、映像の表現方法は様々です。音楽とナレーションで紹介する映像、ドラマで再現する映像、実際のインタビューで思いを伝える映像など、「理念」にふさわしい表現方法で作成します。



(理念映像の活用場面)

・会社説明会での活用(学生に対し、理念・独自性を伝える)

・新人教育での活用

・社内の研修での活用(どのような場でも、必ず視聴して始める)

・社内イベントでの上映(会が始まる前、終わりに)

・理念勉強会(映像を題材に、理念と実践を語り合い浸透をはかる)



(制作方法)

1.制作目的、意図などをヒアリングをさせていただき企画をご提案

2.経営者のインタビューや過去の資料を基に「理念映像」の表現方法を検討

3.「映像シナリオ」を基に撮影、編集していきます。



●個別の映像制作に関するお問い合わせ

https://www.doit-fun.jp/guide/contact.html?mode=1



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編集長のひとりごと

「家を離れている長男が車を借りに帰ってきました。高校の友達と金沢旅行へ。いいね!社会人楽しんでる!」