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2025/01/07号
脱皮と挑戦
BLOCKS MAIL MAGAZINE 1017

 人と組織の“元気”応援レター

  【メルマガDOIT!】

    2025/1/6
                            
     新春

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新年あけましておめでとうございます。

いつもブロックスメルマガをご愛読いただきありがとうございます。

メルマガ編集長となって12年目となりました。これまで沢山の応援やお声掛け、本当にありがとうございました。お言葉一つひとつが励みとなり、ここまで続けてこられました。

また一年、私自身の気づきや思ったことなど、素直な気持ちをお届けできたらと思っております。

引き続き、応援よろしくお願い致します!



(メルマガ編集長 與田麻由子)

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(1)コラム「いい会社、いい仕事」

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脱皮と挑戦



 新年あけましておめでとうございます。

 旧年中はひとかたならぬ御高配にあずかり厚く御礼申し上げます。

 本年も皆さまのお役に立てるよう、精一杯努力して参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。



 昨年はお正月の能登大震災から始まり、政治でも経済でも社会でも様々な出来事が起こった一年でした。まさに誰も予測できないVUCAの時代の中にいることを実感します。

そもそもVUCAとは「Volatility(変動性)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(曖昧性)」の頭文字を取った言葉ですが、まさに「正解を誰も知らない」あるいは「正解はいくつもある」ということ。とにかくこれまでのやり方が通用しない、従来の延長線上の考え方だけではやっていけない時代であることは間違いありません。



 過去のやり方が通用しないのならば、新しいやり方に挑戦していくしかありません。そう考えると、VUCAの時代における大事なマインドはまず「試してみる」、まず「やってみる」こと。小さな実験や仮説検証を繰り返して進んでいく。大きくやろうとせずに小さな実験をしてみて早くに失敗をする。そこから次のやり方を考えて、次に進む。失敗をしないように慎重になる姿勢より、あえて失敗を求めにいくくらいが丁度良いのかもしれません。

 また、正解がわからない時は、一人でやるよりもいろんな人と相談しながらチームでやることの方がうまくいくものです。まったく違う分野の人、異なるバックグラウンドを持つ人と話し合うと、今までにない気づきが生まれることがありますが、例えば、営業だけの会議に製造の人が入って話し合うなど、職種を超えて智恵を出し合って仕事をしていくことも大事なことなのだと思います。



 ただ、考えてみれば戦後の焼け野原の時代だって誰も先がわからない。誰もやらなかった新しい事業を立ち上げてきた先人もいます。わからないなら、やってみる。シンプルな言葉ですが、挑戦をあえて楽しんでいくのがいちばん大事なマインドかもしれません。

 そういえば、今年は「巳年」ですが、蛇は脱皮をすることから巳年は「復活と再生」の年でもあるそうです。過去のやり方を脱皮していく一年なのかもしれません。



(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)



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(2)「事例(ケース)」の学び方

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映像教材には「スキル」を学ぶもの(いわゆるハウツウ)があります。身だしなみ、マナー、仕事のスキルなど、基礎を身に付けるために、「正解」を見せて教えるものです。映像教材の8割くらいは、こうしたハウツウが占めていますが、これは過去の延長線上の知識です。



ブロックスの教材は、そうしたスキル教育系のものとは違い、「うまくいっている現場の事例」を紹介するケーススタディ型の教材です。成功している企業の事例ですから、「ひとつの正解」であることは間違いありませんが、このやり方がそのまま自社で活かせるとは限りません。



ただ、他社の事例をみることで、確実に「自社との違い」がわかります。そこに事例教材の価値があります。例えば、この1月に発売予定の「JAL」の映像はチームワークで顧客満足を高めていく事例ですが、優れた事例と自社を比較しながら学んでいくことで、気づくことはたくさんあります。正解がわからない時代には、知識も大事ですが、考える力、気づく力を身に付けることが益々重要になってきています。

では、どのようにすれば、そうしたものが身についていくのでしょうか。事例映像の活用法は様々ですが、いちばんオーソドックスな学び方は以下の通りです。



<事例映像の学び方>

1.事例企業の背景の共有(業界の現状や企業の課題など/添付のガイドブックなどから)

2.映像の視聴(メモを取りながら視聴)

3.事例をみて気づいたこと、素晴らしいと思ったことの共有(個人個人が発表)

4.成功要因の探求(なぜ、うまくいっているのか)

5.自社に活かすことの探求(自社に何を学ぶか、取り入れるか)

6.やるべきことの整理(優先順位など)

ケーススタディは、このプロセス全体が学びです。良い事例を深く考え、自分で成功要因を見つけていくプロセスから、VUCAの時代を生き抜くための「考える力」や「仮説を立て行動していく力」などが身に付きます。



ケーススタディの進め方、映像の活用の仕方をご紹介します。

お気軽にお問い合わせください。 info@blocks-net.co.jp



(WEBで学ぶ映像教材の活用のヒント)

https://www.doit-fun.jp/shopping/howto.html




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編集長のひとりごと

「年末年始は実家の倉敷でのんびり過ごし充電してきました!」