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2021/09/29号
仕事に夢中になる人、ならない人
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     人と組織の“元気”応援レター

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       2021/9/27



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平素はブロックスのDVD教材やセミナーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。



先日、ワクチン2回目接種に行ってきました。子供たちのかかりつけの病院で、とても気さくな先生で、今ではインフルエンザの予防接種の時に行くぐらいなので、「久しぶりですねー」「今年のインフルエンザはね・・・」と話しながら、知らぬ間に接種が終わっていました。副反応が怖い、とか、接種前の独特の空気で、「雰囲気」にやられている人も多いのではないかと思います。あの先生なら安心だ、という信頼感は大事だと思いました。



(メルマガ編集長 與田麻由子)



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(1)コラム 「いい会社、いい仕事」
 
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仕事に夢中になる人、ならない人



 以前、魚釣りが好きな人に連れられて、釣りに行ったことがあります。

 私は過去何度かやりましたが、普段はほとんどしません。糸を垂らしていたのですが、なかなか釣れません。釣れない時間はなかなか退屈。だんだん飽きてきました。しかし、友達は仕掛けを変えたり、場所を変えたり、いろいろと工夫をし出して楽しんでいます。釣り好きの人は、やはりこういうことが楽しいのか・・・。釣れた、釣れないということ以上に、「釣り」という行為自体が面白いのだなと感じました。



 スポーツ、山登り、絵画・・・世の中にはいろんなことに夢中になっている人がいますが、きっとメカニズムは同じはず。成果を求めているけれど、それに挑むプロセスが面白くてしかたがない。失敗して「どうしようか?」と考えて工夫することが楽しい。仲間と反省する時間も楽しい。そこに成果がでる(魚が釣れる)とさらに楽しい。夢中になっている時は、時間が短く感じ、身体は疲れても心は疲れません。



 では、仕事は、遊びのような「夢中になる対象」になるのでしょうか?

私は、もちろん対象になると思っています。私自身、実際に新入社員の時からずっと夢中になってきましたし、夢中になっている人はたくさん見てきました。同時に、楽しんでいない人もたくさん見てきました。「仕事を楽しむ」とはどんなことかを、ずっと考えてきました。



 では、どうすれば、仕事に夢中になれるか?

先程の釣りの時に、成果が出ない時が続いたので私は面白さを感じませんでした。友人は、「そこを超えた時に面白さがわかってくる」と言っていましたが、きっとそういうことなのでしょう。



 趣味でも仕事でも、ある程度の成果が出るまでやり続けてみないと本当の面白さに出会えないのだと思います。だからこそ、やはり一定期間は「面白くなくても一生懸命やってみる」という時間がいります。さらに漫然と臨むのではなく、「工夫・改善をする」。「面白さ」は、この2つの後に来そうな気がします。



 最近、「面白さ」に出会う前に努力を忘れて、「自分にあっていない」と1年もせずに辞めていく若い人のお話を聞くと、「釣れない」からすぐに「面白くない」「つまらない」と言って釣りを辞めていく人を思い出します。

職業選択の自由ですから、いくらでも変えてもいいものですが、中途半端な体験を何回繰り返しても「面白さ」には出会えないと思います。



 しかし、問題は、若い人より長く続けているのに、「面白さ」を感じない人かもしれません。「給料」という魚が取れるようになることに慣れてしまったのか?そもそも、成果を給料としたから、面白くなくなっているのか?工夫も改善もしない毎日が問題なのか?



 夢中で仕事をするということは難しいものなのでしょうか?



 夢中になると、集中します。工夫改善をするので品質が高くなります。何よりも日々が楽しくなります。楽しくなれば、人間関係も良くなります。生産性が上がります。いろんな挑戦もしたくなります。

 ひとつでも、夢中になるものを見つけた人の人生は、きっと豊かになると思います。



(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)



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(2)おススメのDVD教材 セミナー映像シリーズ「経営理念はチカラ」

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第19回「日本を元気にするセミナー」セミナーDVD



ブロックスで、毎年続けてきた「日本を元気にするセミナー」は、DOIT!でご紹介した「いい会社」の経営を深く学ぼうと、毎回、いろんなテーマで開催してきました。

毎回、いろんな学びありますが、19回目の「経営理念はチカラ。」の時は経営理念を深く考える機会になり、浸透させるうえでのポイントが明確になったことを思い出します。



第1部では、王宮 道頓堀ホテルの橋本専務と、コールド・ストーンの荒木社長によるトークセッション。理念の大切さ、その浸透の苦労、リーダーのあり方などをお伺いしました。いろいろな角度で「経営理念の浸透」を話し合いましたが、やはり経営者自身が誰よりも、そこに熱心でなければ、人に伝わる訳がないと感じます。



第2部では、西精工、バグジー、川越胃腸病院の中堅リーダーの皆さんをパネラーにお招きし、社員の側から「理念浸透」を語り合いました。これも心に残る話ばかりでしたが、どのリーダーも第一に「経営者が好きだ」と言われていることに感動しました。「私は、会社から愛されている」「大切にされている」という思いがベースにあるからこそ、リーダーの話に耳を傾け、自分も部下にそうしていきたいと思う。理念浸透やリーダーシップの原点は「人への愛情」であり「信頼」だという原点を感じたトークセッションでした。



経営理念の浸透に悩んでおられる方、いきいきと働く会社づくりに迷っておられる方におススメします。

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編集長のひとりごと

「朝晩が涼しく、過ごしやすい季節になりましたね。この季節が一番好きです。」