2025/04/21号
比べることの良い面、悪い面
BLOCKS MAIL MAGAZINE 1032
人と組織の“元気”応援レター
【メルマガDOIT!】
2025/4/21
○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。
いつもブロックスメルマガをご愛読いただきありがとうございます。
4月に進級し、高校2年生となった三男。部活も学校も楽しんでいる様子。6月にある体育祭でも応援団に入り、その練習も始まっているそうなのですが、3年の先輩の態度に思うところがあり、意見をしたそう。すると何だか変な空気になり気まずくなったと話してくれました。言うのを我慢してずっと嫌な思いをしながらやるのは自分も楽しめないし、そもそも応援をする、という目的から外れているのもおかしいと思う、と言っていました。嫌われるとかは関係なく、おかしいと思ったことはきちんと言えるのはすごいと思いました。
(メルマガ編集長 與田麻由子)
========================================
(1)コラム「いい会社、いい仕事」
========================================
比べることの良い面、悪い面
それぞれの会社に新入社員が入ってきています。研修が終わって、これからいろいろな現場で仕事がスタートすると思いますが、仕事をやり始めると、どうしても、できることやできないことの差が生まれてきます。そういう事実がみえてくると、つい他人と比べてしまうことがあります。良くできる人と比べて、なぜ自分は出来ないのだろかと劣等感を感じたり、結果を比較されるとプレッシャーにもなる。なぜ、自分だけがこうなのかと自分の能力を疑ったり、不安も生まれます。それ以外にも、環境や条件を比較して、なぜ、あの人だけ特別扱いなのかと負の感情が生まれたりと、他人との比較はよくないことが起こりがちです。これは新人でなくても、誰でも人と比べることで幸せから遠のいていくことは多い。だからこそ、昔のから、幸せになるには人と比べてはいけないと言われます。
しかし、自分を人と比べることは良い面もあります。頑張る仲間を知ることで、自分の意識の低さに気づく。一生懸命に仕事をする同僚の姿を見て、自分ももっと頑張ろうとやる気がわくこともある。他人と比較することが成長の動機になることがあります。また、他人と接し比べる中で違う価値観があることに気づき、視野が広がる。うまくいっている人のやり方と自分のやり方を比較すれば、自分を成長させることもできます。最近は、過度なプレッシャーが負荷になるからと、個人の業績評価を廃止するという会社もあると聞きますが、ライバルを意識することや、他人と比較して仕事をすることは全てが悪いことではないはず。ただ、やはり、いつも他人のことばかりを気にしていては、自分が正しくみえなくなるのは事実かもしれません。確かに人と比較すれば、できていないことや能力の差が目につくかもしれませんが、過去の自分と比べると、成長していること、できるようなっていることも多いはず。一流のアスリートは常に自分を振り返り、自分を向上させていますが、他人でなく、過去の自分と今の自分という成長の視点で見ている人は、劣等感も優越感もなく平常心で仕事ができていそうです。
比較には、人と競い合う、切磋琢磨しながら人間的に成長できるという面もあれば、間違うと不満や自己肯定感を下げてしまう悪い面もある。比較には両面あるということを理解すること、その人自身が比較をどう受けとめているかが、大事なのかもしれません。新人や若手の育成が難しい時代と言われていますが、良い比較、いい成長をさせてあげたいですね。
(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)
========================================
(2)オンラインで映像が視聴できる「ブロックス・チャンネル」のご案内
========================================
おかげ様で、ブロックスの映像教材をオンラインでご提供する、動画ポータルサイト「ブロックス・チャンネル」をご利用いただく方が増えています。会員登録をしていただければ、見たい動画をお手元のパソコンやタブレットで、いつでも、どんな場所でも視聴することができます。
・社員の教育、研修の場で(好事例の共有)
・経営者や幹部の勉強の場で(いい会社、組織の事例を学ぶ)
※「ブロックス・チャンネル」では、いい会社の事例動画や社員教育用動画を豊富に取り揃えています。
●「ブロックス・チャンネル」のホームページはこちらから!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://blocks-channel.doit-fun.jp/
+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+─+
編集長のひとりごと
「4月で半袖?! もう季節がよくわからなくなっていますね。」