TOP > メルマガ購読・解除 > メルマガバックナンバー

メルマガバックナンバー

2021/05/06号
“難しい”という言葉を使う人、使わない人
BLOCKS MAIL MAGAZINE ..:*○o。+..:*○o。*851



    人と組織の“元気”応援レター

     【メルマガDOIT!】

       2021/5/6



○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。



平素はブロックスのDVD教材やセミナーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。



GWいかがお過ごしでしたでしょうか?昨年に引き続き、緊急事態宣言中でのお休みとなりました。お天気も不安定ではありましたが、遠出することもなく、近所の公園に行ったり、部屋の掃除をしたり、ベランダでBBQをしたりと、のんびり過ごしました。

家族と過ごす時間が増えていい時間になっているのですが、やっぱり会いたい人に会えないというのはさみしいですね。



(メルマガ編集長 與田麻由子)



======================================

(1)コラム 「いい会社、いい仕事」 

======================================



『“難しい”という言葉を使う人、使わない人』



 何かをやろうとするときに、よく「難しい」という言葉を使う人がいます。

「どうすればいいだろうか?」→「難しいですね」。

「他の方法はないだろうか?」→「難しいですね」。

 その人は、そんなに深く考えていないのかもしれませんが、その言葉を発したとたん、もう考えるのを諦めてしまいようになりますし、前向きに話をする空気が削がれてしまいます。

 「難しい」という言葉は、自分を思考停止に向かわせる呪文かもしれません。

確かに「難しい」ことは難しい。しかし、だから何とかしようとしている訳で、みんなで話し合っている時には、この言葉を封印してみるのが良いのではないかと思っています。



 例えば、出口が見つからず、新しいプロジェクトが停滞しているとした時に、みんなで「どうしようか?」と話し合っているとします。「難しい」という言葉を封印してしまえば、まず、どこに課題があるのか見つるところから考えてみようとするかもしれません。次に、なぜそうなるのかを考えてみる。そして、ひとつひとつに新しいアイディアを出してみる。「難しいこと」も具体化していけば、どこかに突破口は見つかるはずです。



 こうやって考えている時には、過去の体験を総動員する、知識を総動員する、創造性を発揮してイマジネーションを働かせているはずです。私はこのプロセスこそ、仕事の楽しさではないかと思うのです。

 「難しい」という言葉を聞くと、「よし、やってやろうじゃないか」とふつふつと闘志がわいてくる人がいますが、その人はきっと、この瞬間が楽しいことを体験的に知っているのだと思います。



 「難しいこと」に出会うのは、その人が挑戦している証拠。ここを乗りきって、一度、この楽しさを実感できれば、その後に起こる「難しいこと」の意味や捉え方がきっと変わってくるのではないでしょうか。



(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)



======================================

(2)今月のおススメDVD活用法 「視聴感想の共有」

======================================



1冊の本をみんなが読んできて、その感想を共有し合う「読書会」というものがありますが、同じ本を読んでも人によって感想が違います。人の感想を聞いているだけでも、幅が広がりますし、自分の考え方や考察の浅さに気づくこともあります。



DVD教材も同じで、視聴後に、皆さんで感想を共有し合ってみることで、いろんなことに気づけます。

しかし、なぜ、同じ映像を見た感想なのに、こんなにも人の見方や感想が違ってくるのでしょうか?



例えば、「レクサス星が丘」(志GOTO人シリーズ)を全員で視聴する。

Aさんは「みんなが助け合っているところに共感した」という。

Bさんは、「お客様に感動させることに取り組んでいることに感動した」という。



こういう時に、Aさん、Bさんに、「なぜ、そこが気になったのか?」と聞いてみてください。例えばAさんは、日頃からもっとみんなで協力していくべきだと考えていたからだと答える。Bさんは、「お客様に満足してもらえることが大事で、感動までは考えていなかった」と答えるとします。それぞれが「気になった理由」は、映像に、その人の日頃の問題意識や自分が課題だと思っていることがつながっていることがわかります。



映像や本の感想には、それぞれの人が、本当はこうするべきだ、もっとこうあるべきだと考えていることが反映されり、悩んでいることが反映させるのでしょう。

そうすると、チームにとって、大事なのは、ただ「映像の感想」を共有するのではなく、「その奥にある個々の問題意識」を共有し合うことです。

DVDを見られる時は、まずは、みんなで感想を共有し合してみてください。そしてその後に、「どうすれば、もっと自分たちが良くなるか」と話し合いを続けてみてください。本音が出てくるほど、チームワークも良くなっていくはずです。事例映像は、みんなが目指す理想に向かうひとつのキッカケです。



======================================

(3)5月のブロックスのセミナー開催情報

======================================

この5月も様々なセミナーを開催します。初めての皆さまも、ぜひお気軽にご参加いただければ幸いです。



◎5月7日(金)17:00~19:00 

「社員がいきいき働く組織づくりセミナー」 ~西精工の事例~

※CS・ESが高い「いい会社」を題材に、これからの経営を学ぶセミナーです。どなたでも参加できます。

https://www.doit-fun.jp/blocksseminar/20210507_01



◎5月11日(木)16:00~18:45

「未来×幸せ経営フォーラム」 第3回 (経営者・管理職向け) 

※「ネッツトヨタ南国」と「西精工」の現場リーダーと共に「いきいき組織をつくためのミドル・リーダーのあり方」を学びます。(単回でのご参加受付中)

https://www.doit-fun.jp/blocksseminar/20210310_0622



◎5月19日(水)13:00~15:00

「若手社員の主体性を高める研修の作り方セミナー」 ~向上心を育てる~

※指示待ち人間を自律型人財へ。「若手社員のマインドを高める研修」を実際にご体験ください。

https://www.doit-fun.jp/blocksseminar/20210519_01



◎鬼澤慎人氏によるリーダー向け研修会 「未来を創るリーダーシップセミナー」 

※リーダーやリーダーをめざす人のための、リーダーシップを徹底的に学ぶセミナーです。

・5月13日(木)セミナーの効果や内容を紹介する「無料説明会」(1時間/ウェビナー形式)

https://www.doit-fun.jp/blocksseminar/20210513_01

・5月27日(木)セミナーの一部を実際に体験できる「無料体験会」(2.5時間/ZOOM形式)

https://www.doit-fun.jp/blocksseminar/20210527_01

・6月17日(木)・18日(金) 「未来を創るリーダーシップセミナー」 有料版

https://www.doit-fun.jp/blocksseminar/20210617_18





編集長のひとりごと

「ベランダBBQが出来る季節となりました。夜風にあたりながら、家族と語らい食する。いい時間です。」