2007/08/06号
DOIT!「川越胃腸病院」の紹介

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2007/08/06

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メルマガ読者の皆さんこんにちは！

いつもメルマガDOIT!をご愛読いただきまして、誠にありがとうございます。

長らくお待たせしておりましたDOIT!最新号が、いよいよ8月9日に発売となります！

今回取材させて頂いたのは、

埼玉県にある、心が通うあたたかい病院「川越胃腸病院」さん。

91～92号の2巻に渡ってその全貌をご紹介させて頂きます。

メルマガDOIT!でも、もちろんDOIT!最新号を大特集！

今回はかなりボリュームのある内容となっております。

どうぞごゆっくりご覧下さいませ・・・☆

(メルマガ編集長　伊原美保）

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◆◇◆今号のメニュー◆◇◆

◇DOIT!91～92号大特集！

  ・編集長西川の取材後記

  ・鮮烈語録～DOIT!91～92号より～

  ・DOIT!撮影スタッフ便り

◇BLOCKS Weekly News

■DOIT!91～92号大特集！∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

◆編集長西川の取材後記

苦労に苦労を重ねたDOIT!９１号、９２号がようやく完成いたしました。

DOIT!を心待ちにしていただいた皆様、

本当に長い間お待ちいただきありがとうございます。

今回ご紹介するのは、埼玉県の病院「川越胃腸病院」さんです。

DOIT!ファンの方から、「あるセミナーでここの方の話を聞いたんだけど

すごい病院のようだよ」と教えていただき、さっそくご訪問させて

いただいたのが数ヶ月前。そこからこの病院のことを知ったのですが、

お話を伺うにつれ、本当にその経営の素晴らしさを実感していきました。

ベッドは４０床、職員は１０５名。科目は消化器の内科外科だけの

比較的小さな病院ですが、これには訳がありました。

大きな病院になることが患者様の為にはならない、

小さくても心のこもった温かいサービスが提供できる病院。

働く人の顔がわかる範囲で、質の高い医療を提供しようと、

規模の拡大を否定。顧客満足ならぬ患者様満足を、

なんと２０年も前から追求してきた病院です。

２０年前というとDOIT!も創刊していなかった頃。

企業にさえCSという言葉は一般的でなかった時代から、

顧客満足度調査やサービスの仕組みづくりを

行ってきたというのですから、驚きです。当時（今も？）は、

医師は患者より上という感じで、サービス業という発想など

皆無だったのが医療界。川越胃腸病院さんは、

そんな時代から、患者様の立場にたったサービスを行ってきたのです。

それ以来続けている「患者様満足度調査」ですが、

その指標は毎年のように上がり続け、今年の結果はなんと９３％の人が

「満足」。「不満」は0.4％というのですから驚きですね。しかも、

アンケートを書いた人の９１％の人が自分の名前を書いているというのも、

どれだけ信頼で結ばれているのかわかります。

そんな川越胃腸病院さんが理念として掲げているのが

「ひと満足の好循環スパイラル」という考え方です。

職員満足が患者様満足を生み、患者様の感動が

病院の発展につながる・・・。このスパイラルを高めることに

全力で挑んでいる病院です。こうしたES中心の考え方は、

今でこそ、リッツカールトンさんやネッツトヨタ南国さんで有名になりましたが、

この病院は、創業時からそう考えていたのだそうです。

まったく接点がないところで、同じような経営が構築されるのもすごいですね。

この春、埼玉県の経営品質賞も受賞されたそうですが、

素晴らしいところは、やはり共通項があります。

今回のDOIT!は、あまりにすごい内容だったので1巻に収めきれず、

前後編2巻の構成にしています。

1巻目は顧客満足やチームワークによる感動創造。

2巻目は社員満足と、そのベースになる人づくり・リーダーシップ。

大きくわけて、このようなテーマにしました！

1巻ごとでもわかりやすくなっていますので、

別々にご購入いただいても大丈夫ですよ。

（ガイドブックは増頁して1冊になっています）

ブロックスでも、久しぶりの発行にワクワクドキドキしています。

DOIT!編集部、渾身の作品をぜひご体験ください！

(DOIT!編集長　西川敬一)

◆鮮烈語録！=============================================================

★DOIT!91号・92号★

【取材企業】「川越胃腸病院」(病院）

【特集テーマ】
輝く職場、輝く心がつくる究極のサービス！

～心をひとつに患者様の幸せと働く喜びを創造する病院～

【会社概要】---------------------------------------------------------------

名　　　　称 ：　医療法人財団献心会 川越胃腸病院

所　在　 地　：　埼玉県川越市仙波町2-9-2

代　 　　 表　：　理事長・院長　望月智行さん

開　　　　業　：　1969年

医業　収入　：　14億円（2006年度）

従業　員数　：　105名(非常勤・委託職員含む)

病　床　数　 ：　40床

＊データは全て取材時のデータです。

★理事長 望月智行様インタビュー★

～DOIT!91号より抜粋～

「うちの病院は、職責は違っても、みんな同じ、横一列のパートナーだから

女性も男性もユニホームは同じ、男性も同じです。

かつてあったナースキャップさえも全部外してあって、

看護師さんなのか、事務の人なのか、今は外からは皆目分かりませんね。

名札をよく見ないと。でも、それはいいんです。うちは、各部署の所属はあっても、

全員が患者様を幸せにするサービススタッフという位置付けですから。」

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「私が、考える一番の人を育てるポイントというのは、現場であの子たちが、

自分の心が震えるような、涙が出るような感動体験を、経験させてやるっていう

ことだと思うんですね。自分たちが一生懸命頑張った、その結果として患者様から、

本当に信じられないような感謝の言葉をもらったとか。あるいは涙が出るような、

心が震えるような経験をしたとか。そういうことが、あの子たちの、頑張るエネルギー

になってる。それを繰り返していくことによって、この仕事に対する醍醐味というか、

生き甲斐というか、そういうものを感じていくんだと思うんですね。理論通りには、人間、

人はやはり動きませんから。だから、こういう形になるまでに、

20年以上かかったというのは、現実ですね。

最初の頃は、本当に苦しくて苦しくて。私の後ろには人がいないので、

愚痴を言うことはあまりできませんけども。それでもやっぱり、自分自身の理想とする、

考え方や生き方を、一生懸命自分でやってても、なかなか人が集まらない、人が心が

一つにならないとか。今のようなみんなのまとまりが、なかなか生まれないとか。

そういうことをずっと繰り返してきましたよね。でも、私が、常に、諦めなかったという事と、

それから自分自身の夢を決して捨てなかったという事と、それから、仕事や、自分の生き

方にあまり妥協してこなかったという。それがあって、一歩一歩・・もっと極端に言えば、

去年より今年のほうがいいねとかですね。

一生苦労して、一生悩みながら行くんだと思うんですが。

悩みの質や、悩みのレベルが、はるかに昔よりもいい。

だから、それがやっぱり、成長であり、一つの幸せだと、思うんですよね。

今、職員の顔を見てると、苦労する価値があるな、甲斐があるなという気がしますね。」

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★理事長 望月智行様インタビュー★

～DOIT!92号より抜粋～

「私たちは、勤続であろうと、経験であろうと、資格であろうと、技術であろうと、

それぞれは、すべて１個１個評価するんではなくて、それを通して患者様を

いかに満足させたか、患者様の幸せにどれだけの仕事をしたかということに対する、

いわばサービスの視点で評価していきますから、

そこに焦点を合わせると、成績評価というのは可能だと思ってるんですね。」

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

「あの子たちが本当に笑顔で、朝“おはよう”って言ってくれると、

こちらまでハッピーになりますもんね。だから、自分自身ではやっぱり、

職員のこの子たちを、本当にハッピーにさせられなかったら、

私の力が足りないんだと思いますし、私の力よりも心が足りないんだ。

力は、みんなどうってことないから。」

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「小さくても、きらりと光る病院がもし、地域にあって、そして、

言わば、ここだったら死んでもいい。ここで最期見とってほしいと

言われる人が出てくるような、そういう病院を、小さくてもいいから、

脈々と続けていきたい。」

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★川越胃腸病院さん公式HP

http://www.kib.or.jp/

★DOIT!91～92号は8月9日(木)発売！

DOIT!-FUNホームページでご予約を受付けております。

◎91号

ビデオ → http://www.doit-fun.jp/basket/goods_detail.php?id=1_136

D V D → http://www.doit-fun.jp/basket/goods_detail.php?id=1_138

◎92号

ビデオ → http://www.doit-fun.jp/basket/goods_detail.php?id=1_137

D V D → http://www.doit-fun.jp/basket/goods_detail.php?id=1_139

◆DOIT!取材スタッフ便り============================================================

越胃腸病院の皆さんは、患者さんの事はもちろん、

仲間の事も尊敬・尊重しています。

「みんなといっしょに働けて幸せです。」

「みんなががんばっているから自分もがんばれる。」

「みんなと一緒に働けることを誇りに思う。」「みんなの事が大好き」

と、普通におっしゃいます。皆さんおっしゃいます。

そう言っている皆さんの表情が輝いているのです！

何だかそんなインタビューを聞いていると、

「羨ましかったのか…？」「嬉しかったのか…？」

「悔しかったのか…？？」

居ても立っても居られなくなり、一人鼻息が荒くなっていました。

テンション上がりました！

そういった人間尊重の風土を作ったのが望月院長なのだと

確信した出来事がありました。

応接室でインタビューをしている際、我々（吉田・持田）は

インタビューの邪魔にならないように廊下で待機していました。

そんな廊下で待機している私たちを見て、突然院長がイスを持ってこちらに。

そして「座って、座って」と、笑顔で一言。

こういった院長の行動が、

現在の“川越胃腸病院”を作って来たのだと感じた瞬間でした。

我々、新米スタッフにも普通に、さり気なく気遣いをしてくださる院長。

かっこよかったです！

そして、川越胃腸病院の皆様、リスペクト！

本当に有難うございました。

(プランニング営業部　持田昌巳)

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全ての職員が自分の意思で患者さんの為に動く。

上司の指示を仰ぐわけでもなく、医師の指示を待つわけでもなく。

命を扱う現場では特に責任の所在が重要にされている感がありますが
、
ここでは誰もが患者さんの為になる事を考えて行動していました。

語弊があるかも知れませんが、一旦ナースステーションや

事務部に入っていまえば誰がリーダーなのかわかりません。

誰が新人なのかわかりませんでした。

今思えばですが、
それはつまり患者様が皆さんのリーダーだったということなのでしょうか…

(プランニング制作部　吉田智計)

★“制作便り”でも、取材裏話をご紹介中です！

http://www.doit-fun.jp/seisaku/index.html

■BLOCKS Weekly News！∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

◆今週のDOIT!-FUN更新情報　

◇ニシカワの気まぐれ日記◇

・8月1日（水）　「仕事の醍醐味」

・8月3日（金）　「ある研修に参加して 」

・8月4日（土）　「夏祭り」

・8月5日（日）　「大阪での食事会」

→　http://www.doit-fun.jp/tsubuyaki/index.php

◇DOIT!チームブログ◇

・8月2日(木）　「二日後に‥」

→　http://www.doit-fun.jp/blog/

◇制作便り◇

・8月6日(月)　「DOIT!91・92号制作便り」

→　http://www.doit-fun.jp/seisaku/index.html

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