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2018 年 12 月 27 日 09:52

子どもに学ぶ幸せな生き方

 私は子どもが大好きで、一日中遊んでいても疲れません。先日、社員の與田さんの子どもも出ている演劇、「火怨の蝦夷 阿弖流為(アテルイ)」(大阪・枚方地域の子供たちだけの演劇)を見に行きましたが、子どもたちが発するエネルギーに感動をもらって帰りました。

 私は、いつも子どもたちは幸せ生き方の先駆者だと思っています。「子供っぽい」という言葉はいつもネガティブな形容詞ですが、本当は私たち大人が子どもの生き方に学ぶことはたくさんあるのではないでしょうか。

 一、 今、ここ、その場に集中する
 子どもたちは何でも一度夢中になると何度も何度も繰り返し遊びます。そんな単純なことのどこが面白いのかと思うようなことでも、その中に面白さを見つけて没頭する。その没頭している様子は本当に幸せそうです。様々な雑事や不安 が常に頭によぎり、没頭できないでいる大人こそ見習うべきことなのかなと思います。

 二、 冒険する
子どもたちはちょっと危険なことが大好き。それが大人になると冒険やリスクを避けるようになっていきます。確かにそ れが大人なのでしょうが、この冒険の中にあるワクワク感が人生の幅を広げ、心を豊かにしてくれた気がします。

 三、 型にはまらない
 人目を気にするようになるのは何歳くらいからでしょうか。そもそも子どもには「型」という概念がないので、自由にのびのび生きています。自分に正直に生きている子どもを見ると、訳のわからない「型」にはまらないといけないと苦しくなっている大人がおかしくみえてきます。以前、タビオの越智会長が、講演で「子どもでええやないか」と言われていましたが、業界常識も「型」なのだと思います。

 四、 一歩踏み出す
 大人になると、この勇気がなくなっていくような気がします。「阿弖流為」の舞台で堂々と演じる子どもたちを見ていると、自分のほうが勇気をなくし、踏み出していないという気持ちになりました。怒られたらそこで学べばいいのに、失敗や怒られるのを恐れて一歩も動かず現状維持。一歩踏み出してみることの大切さを子供たちが教えてくれたような気がしました。

 他にも直観を大切にするとか、欠点を受け入れるとか、「子ども」の素敵な生き方がたくさんありますが、考えてみれば、誰もが体験したことがある「生き方」で、目新しいことはありません。子どもにできて大人にできないことはない。そう信じて来年もワクワクした一年にしてきたいと思います。

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2018 年 12 月 18 日 17:01

壁が扉になる

 依然、あるお寺を通り過ぎるとき、門のところに「壁が扉になる」という言葉が掲示されていました。通り行く人に毎月変えるこの言葉の贈り物。ふと見たその言葉が今も心に残っています。
 言葉の由来は書いてなかったのですが、壁にぶつかり、努力するうちに能力や知識が高まっていったり、新しい視野が広がったりし、いつの間にか壁を乗り越えていけたり、そこから新しい道が見つかるということだと解釈しました。自分自身もいろんな壁にぶつかってきましたが、壁に向かい努力していくうちに新しい道が見つかり、助かった経験があります。そしてその時に努力したことは今も自分のベースになっています。

 昔、映像を発売した頃、知名度がないうえに、世の中になかったドキュメンタリー型のビジネス教材というこの商品に振り向いてくださる人はほとんどありませんでした。ダイレクトメールを出しても反応はごくわずか。「なぜ、こんなにも買ってくださらないのだろう?」と途方に暮れているとき、僅かしかいなかった“買ってくださったお客様”に「買われた理由」を伺ってみようと思い訪問することにしてみました。
 購入の御礼と共に購買理由をお伺いすると、お客様がいろんなことを教えてくれました。経営のこと、顧客満足のこと、研修の悩みなど・・・。それが次の商品を考えるキッカケになったり、購入後にしっかり使っていただけるように活用をサポートすることの大切さに気付くことができました。そして、同時にいくらお客様が求めておられることでも、譲れないものは譲らないという自分達の信念やコンセプトをぶらしてはいけないということも、お客様に教わった気がします。その体験が、後の映像の活用支援や研修やセミナーの事業につながっていきました。
「売れない」という壁のおかげで、いろんなことを学びました。

 考えてみれば、こんなことは世の中ざらにあることで、世界のどんなビジネスも、あるいは一人ひとりの人生も、壁がいつも目の前にあり、それをどうやって乗り越えようかと必死になっていくことで、社会は良くなってきたはず。進んでいこうとしても、進まないと決めたとしても、きっと壁が出現するならば、壁に向かっていくしかなく、むしろ「ようやく壁がきた!」と、壁を楽しむくらいの気持ちでやっていったほうがいいのかもしれませんね。
 もうすぐ2019年。来年もありがたい壁がくるでしょうか。

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2018 年 12 月 04 日 10:36

薬を売らない薬屋さん

先日、風邪で胃の調子が悪くなり、地方での仕事の途中でしたが、近くにあった薬局に立ち寄りました。
初めてのお店だったのでレジにおられた中年の女性の薬剤師さんに相談しました。

「風邪気味で昨日の夜から下痢がひどいのですが、何かいい薬はありますか?」

その薬剤師さんは心配そうな顔して説明してくれました。

「こちらの棚に下痢止めの薬がありますが、下痢は身体が悪いものを外に出そうとする働きなので、できれば薬で止めないほうがいいんです。仕事上、どうしてもという場合はこちらの下痢止めを飲まれる人もおられます。」と説明されました。

(薬局の人なのに薬を勧めない!)

私はその説明に納得し、「そうですか。ありがとうございます。我慢できないほどでないので薬はやめておきます」と言って店を出てきたのですが、商売よりも私の身体のことを気遣ってくれるその薬剤師さんの誠実さにすっかり感動してしまいました。

その薬剤師さんはきっと自分の子供が病気の時にも、こうやって接してこられたのでしょう。
薬のことを勉強している薬剤師さんのプロ意識と優しい人間性に、嬉しくなりました。

相手は知識のない素人ですから、プロが説明すれば対処的な薬を売ることもできます。それで「その日の売上」は上がるでしょう。しかし、思いやりのない商売はどこかでバレる気もします。新規客がたくさんいる時代はそれで成立をしていても、人口が減少する時代、そういう商売では長続きしないのではないでしょうか。
この薬剤師さんのような接客では、確かに「今日の売上」はなくなってしまいます。しかし、この「誠実さ」は確実にお客様に伝わっています。そして、感動がお客様の記憶に残り、いつかきっと「次回の売上」として返ってくるはずです。実際、私は「何かあった時はこの薬剤師さんに相談しよう」という気持ちになりましたし、何より、人間性に対する好感度が高まっています。広告費ゼロで一人の客がファンにする。これはすごいことではないでしょうか。

「利益を忘れたところに本当の利益がある」という言葉がありますが、まさに、その人の為に役に立とうという純粋な気持ちが大事な時代になってきたのではないでしょうか。

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2018 年 11 月 13 日 09:45

日々の言葉や行動から伝わるもの

先日、経営理念の勉強会をした後で、ある社員が「経営理念は社長や社員、あるいは先輩と後輩などの日々の会話や小さな意志決定の時に、伝わっていくんですね」と言っていましたが、確かに理念はそうやって伝わっていくようなものかもしれません。

いくら経営者が理念で「お客様第一」と掲げていても、例えば上司が「儲からない客なんかほっておけ」とか「接客に余計な時間をかけるな、もっと売りに行け」などといってしまうと、その理念は嘘になり、儲かるお客様には優しく、そうないお客様はほっておくようになり、購入後の顧客からの相談対応などの面倒なことはしないようになり、きっとその部下の行動は「お客様第一」ではなくなるはずです。
ただ、この会社が大事にしている「効率主義、利益第一」ということはしっかりと伝わっていくので、その部下も、もしかするといつか自分の部下に同じように伝えていくようになるのかもしれません。
「うちの経営理念なんて掲げているだけだよ」という言葉とともに。

でも、そういうことを価値基準にする上司にはその上司がいて、またその上に経営者がいるわけですから、あたりまえですが、最後は経営者が経営理念に対して真剣かどうかが問われてしまいます。
日々の言葉、日々の行動が理念を伝えていくのなから、まずは上の人から襟を正していかなければいけないのでしょうね。
これは会社だけでなくても、どんな組織でも、あるいは家庭でも同じことなのかもしれませんね。

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2018 年 11 月 06 日 18:14

仕事はやっぱり面白い

 ブロックスも今年で創業25年目です。サラリーマンとして勤めていた時代も含めると35年近く仕事をしていますが、私は「仕事」というものに飽きたことがありません。
何をやっても、どんなことをやっても、難しさの連続でうまくいったことの方が少ないのに、今だ、やりたいと思えるのは、仕事にはお金を稼ぐという以上に様々な魅力的が詰まっているからだと思います。

 趣味の世界と違って、厳しく結果や評価が問われるので「仕事の品質」は常にお客様の期待を超えるものをめざさなければなりません。
お金をもらう以上、当然です。でも、人の評価もさることながら、自分自身が「納得する」仕事でなければ、本当の満足にはなりません。
さらに、仕事はチームで生み出していくわけですから、関わる仲間も全力で関わらないと「いい仕事」にならないので「関わる仲間」も大事な要素です。
どんな仕事をしていても、必ずといっていいほど、この何重にも重なる難しさにぶつかり、苦労させられます。
簡単な仕事も時にはありますが、自分の基準を上げれば、それはすぐに難易度の高い仕事になります。

 自分の経験を数えてみても、心の底から「本当にいい仕事ができた」という仕事ができたといえるのは、一生のうちに何度かなのかもしれません。
しかし、このいつも得られない「いい仕事」を目指していく、その過程が面白くてたまりません。
もっとよくできないか、もっと早くできないか、もっといいものができないか。そこに向かって脳みそがフル回転していく時は時間があっという間に過ぎていきます。

 でも、世の中には、こんなに面白い「仕事」なのに、「やりたくない」とか「つまらない」「面倒くさい」とかという人がいます。
確かに一時的にはそんな時もあるのかもしれませんが、それはきっとまだ本気でやっていないからだと思うのです。
本気で取り組むと、どんな仕事も面白くなる。これは35年の人生の中でかなり確証の高い法則だと思っています。

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2018 年 10 月 30 日 16:11

経営理念はあなたの人生のどんな存在?

先日10月23日、第19回の「日本を元気にするセミナー」を開催いたしました。
全国から150名近いお客様にご参加いただき、今年は「経営理念はチカラ」というテーマで、経営理念について深めていきました。

「経営理念はなぜ大切なのですか?」。セミナーは、まずここの問いを語り合うことからスタート。
方向性が明確になる、社員がひとつになる、経営はぶれなくなるなど、いろんな意見が出てきました。
そして、次に皆さんに投げかけた問いが「経営理念は、あなたの人生にとってどんな存在ですか?」というものでした。
この問いに、ドキッとされた方も多かったようですが、実はこれがセミナー全体のテーマ。
社員一人一人が経営理念にどう向き合っていくか、理念でひとつになるとはどんなことかを深めていこうというのが、今回のテーマです。
経営理念は会社の哲学であり、夢であり、目標であるわけですが、それが働く人にとっての哲学、夢、目標になる時に、はじめて経営理念に沿った行動が生まれていきます。
社員一人ひとりが、経営理念に対して主体的に考え、自分事として向き合わない限り浸透はしてきません。でも、そこがいちばん難しい。

午前中は、経営者のゲスト、王宮の橋本専務、コールドストーンの荒木社長にご登壇いただき、経営者が自社の経営理念にどう向き合い、どう浸透させていこうとしているのかを語っていただきました。
午後は、いい会社の5人の社員さん(西精工さん、川越胃腸病院さん、バグジーさん、伊那食品工業さん、コールドストーンさん)に、社員として、会社の理念と自分の仕事観、理念の影響をお話いただきました。

経営理念に共感しながら働いている人は、本当に働くことが、本当に楽しそうです。その笑顔・雰囲気から伝わってきます。
そして、理念に共感できるようになったのは、やはり経営者の影響がいちばん大きいというのが共通点。
リーダーとの間に信頼関係があるからこそ、ついていこう、見習おうという気持ちになるのでしょう。
経営理念が浸透する会社に共通していることをまとめてみました。

1. 社員が自分の言葉で経営理念を語り合う時間をつくる
2. 経営理念・行動指針を日常の仕事の中で、社員がいつも言葉にする
3. 理念から生まれた独自の文化(掃除・朝礼)をやり続ける
4. リーダーが経営理念に対して真剣であり、率先して経営理念を体現する
5. リーダーから社員に近づき、本気で向き合い、語り続ける
6. 経営者の人生観と会社の使命感を一致させる
7. 理念・行動指針を、人生にとっても大切だと思える「磨かれた言葉」にする
8. 理念への熱烈な共感者(体現者)を育て、その人から伝える
9. 組織の中に、「信頼と感謝の社風」を築く
10. 時間をかけて組織の関係性を高め、家族のような絆を育てていく

何れにしても、経営理念の浸透は簡単なことではありません。
理念が文化になり、一人一人の体に染み込んでいくようになるまでには、時間がかかっていくのだろうと思います。
これからも、このテーマを追求していきたいですね。

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2018 年 10 月 09 日 19:19

心をひとつにして働くことの素晴らしさ

 今日から、DOIT!シリーズの最新刊99号「使命感が会社を変える!」(㈱王宮 道頓堀ホテル)が発売になります。
DOIT!の発売をお待ちいただいた皆様、本当にお待たせいたしました。
今日はこの場を借りて少しご紹介させていただきます。

 この道頓堀ホテルさんは、大阪に3つのホテルを展開する会社です。
いきいきと働く社員の人たちによる、心のこもった「おもてなし」に感動されたお客様がリピーターになっておられます。
しかし、ほんの10年前まではどこにでもある小さなビジネスホテルでした。
しかし、近隣に大手ホテルが進出したり、ネット予約が一般的になる中で価格競争が激化、小さなホテルは倒産の危機を迎えていました。
そこで、3代目として経営のバトンを託された橋本さんの兄弟が経営改革に着手されたのです。
日本人のビジネスマンから外国人旅行客を対象にしたホテルへ舵を切るという戦略を掲げて再スタートをされたのですが、社内にも壁がありました。
トップダウンの古い体質、部門間の壁など、社員の皆さんがついてこない状況が行く手を遮ります。
そこから、自社の使命感を見直し、社風を良くする取り組みを続けられ、次第に社内に良い空気が生まれるようになったのです。
自分達の使命を明確にしたことで、社員の中に目的が生まれ、お客様に対するおもてなしにも拍車がかかっていったのです。

 この映像を見てうちの社員も大きな刺激を受けていました。
やはり会社はバラバラでは力がでるものではありません。
やはりみんなが心をひとつにして働ける環境こそがお客様にとっても、社員の働きがいにとっても重要だと思います。
その中心にあるのが経営理念。
みんなが理念に共感して働く素晴らしさを感じていただける映像になったと思います。

 DOIT!という名前は、「一歩踏み出していこう」という思いを込めて名付けましたが、
この新しい作品が、それぞれの方の「次への一歩」への勇気になればと思っています。
弊社でも、今回の映像を見てみんなで話し合いをしましたが、それぞれが映像の刺激をベースに、自分の一歩を考えてくれました。
別冊のガイドブックに活用事例を掲載させていただきましたので、ぜひ、社内でご活用いただければ幸いです。

■最新号DOIT!99号「王宮 道頓堀ホテル」
http://www.doit-fun.jp/shopping/products/detail.php?product_id=195

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2018 年 09 月 26 日 09:09

「自立」と「自律」

 先日、ある会社で「自立型社員」という言葉を聞き、少し疑問に思うことがあって考えていました。自立と書く場合も、自律と書く場合もあるのですが、自分で考え行動を起こす社員のことをそのように呼ばれているようです。

 しかし、そもそも「自立」と「自律」は何が違うのか。「自立」というのは、他に依存しないで、自力でやっていける状態になること。お金を稼ぎ、親や何か親的な存在から独立する経済的な自立。技術が伴わないうちは教わってきたが、次第に仕事を覚え、自分で独立的に仕事ができるようになるという技術的な自立。いわゆる「ひとり立ち」が自立することだと私は認識しています。
一方、「自律」というのは、自らの律(規範やルールなど)を持って、判断したり行動したりできること。「こうすべきだ」「こうしたほうがいい」という判断を自分で行うようになるのが自律ですが、自立の過程で判断軸となる自分の価値観を身に付けながら、自分で課題を発見し、自分で解決していけるようになるような段階が「自律で働く」というイメージです。

 あえて「自立型・自律型社員の育成」という言い方をされるのは、責任を自分で取らず、上司にお伺いを立てたり、指示を待って言われたことをだけをするような「依存型」の人が多くなっているからなのかもしれませんが、本当にそんな人が増えているのでしょうか。
知識も経験も少ない若いうちは仕方がないとして、ある程度仕事ができ技術的な自立をしている人が自律できないというのはどこに問題があるのでしょうか。
もし「自律的」でないとすれば「他律的」な働き方。つまりいちいち人の判断軸で人に聞きながら仕事をするということです。
私が不思議に思うのは、社会人として自立し、自律的に生きている人が会社では自律的でないということがあるとすれば、それは仕事という時間を自分らしく生きていないことになります。
もし、そんなことが続けば仕事は面白くなくだけでなく、仕事の時間が自分の人生の時間になっていない空虚な時間になってしまわないでしょうか。

 仕事は仕事、人生は人生だと割り切って仕事をする、あえて自律的に働いて波風を立てるより、他律でいいという人もおられるので、難しいのですが、起きている時間の大半を占める仕事の時間が自分らしくできないということは、結構辛いのではと気にしてしまいます。
しかし、これからは創造性を発揮して、自分で課題を見つけ、自分で解決をしていく自律型でないと仕事はロボットにとって代わられる時代だと言われていますが、この自律を妨げているものが何なのか、もっと考えていきたいと思います。

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2018 年 09 月 19 日 09:37

経営者の志が選ばれる時代

 先日、ある地方のバイク販売店を見学させていただきました。創業56年のその店は今、20代の三代目が経営をしています。
若年層のバイク離れに高齢化。二輪業界は年々下降線。それでも、自分が魅了されたバイクの魅力をもっと多くの人に知ってほしいから、この業界を変えていきたいからと経営を受け継いだ若い社長の行動力で、ここ数年で売上が倍増してきたという、素晴らしいお店でした。

 古いお店を改装したり、ありとあらゆる改革をしてきたのですが、いちばんお客様増加に貢献したのが「YouTube」による発信。中古バイクが入荷したら、その魅力を自らが説明する動画を毎日のようにアップし続けていったことで、全国から注文が入るようになったそうです。
たったこれだけで?と思われるかもしれませんが、その動画を見るとその違いがわかります。
単なる商品紹介ではなく、その奥に「商品を売る人の気持ち」や「商売に対する姿勢」が伝わってきます。
バイクを好きになってほしい、楽しんでほしい!そんなお店の思いに共感した人が、遠くからでも注文をしてくれるのだそうです。
近くにお店があるのに、わざわざ新車を注文する人もいるのだとか。ホームページでいくら発信しても、情熱や思いまでが伝わらず、違いを打ち出せずにいる店が多い中で、こんな形の「思いの発信」は、素晴らしい取り組みだと思いました。

 顧客は、もはや「ただ商品を買いたい」のでななく、「安心して、商品を買いたい」のでしょうし、「安心できる人から買いたい」はずです。
その時に、この動画による発信は、地方の商店にとって本当に有効になるツールだと思います。
ただし、動画を介しての取引ですから、信用してもらうためには、単なるPRだけでは難しいはず。この店では商品の傷などのマイナス情報も正直に発信されていました。
また、商品を大切にお客様にお届けする時の様子も発信しています。
「この店は本当にお客様のことを思って商売しているのだ」と感じられる時、信頼が生まれ、距離を超えての注文につながるのでしょう。
 何れにしても、大事なのは動画のノウハウよりも経営の志。
この会社は自分の儲けのために商売をしているのか、世の中に役立つために商売をしているのか?
消費者は強くは意識をしていないかもしれませんが、販促やPRの中にある会社の姿勢や経営の志までしっかり見ているように思います。

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2018 年 09 月 12 日 11:07

何度も利用したくなる店

 自分自身も客としていろんな店や企業を利用しますが、昔に比べてサービスや品質が向上していて、流石、日本だなと思うことばかりです。もし、その都度「満足されましたか?」というアンケートに答えたとしたら、私は「普通」か「満足」と書くはずで、最近「不満」は殆どありません。

 しかし、もし、「では、あなたは当社を今後も利用しますか?」という問いだったとしたら、どうなるか?確かに、その可能性はありますので、「はい」と記入すると思いますが、本当に「ずっと利用したいか?」というほどの積極的な気持ちになっているかといえば、疑問です。「満足」を味わえるお店がこれだけいろんなところにある現在、よほど感動したり、好きにならない限り「ずっと使用しよう」ということにはなりません。つまり、「満足」を指標にしているだけでは継続利用にはならず、他の指標をめざしていかなければならない時代になったのではないでしょうか。

 世の中には、お客様がファンになり何度も利用する店や企業がたくさんあります。学ぶべきはやはりそうしたお店からなのかもしれません。こうしたファンをたくさん集める北九州の美容室バグジーの久保社長は、ファンづくりの秘訣を次のように語っておられました。1つは、お客様を「覚えてあげること」。前回どのような商品を利用したかということなどの基本情報だけでなく、その人が大切にしていることや好きなことを覚えてあげて、次回来られた時にその人に合わせた声がけや対応すること。もう一つは「手間をかける」こと。その人がどうすれば喜ぶかと考えて、ひと手間、ふた手間かけてあげることだそうです。

 自分自身の体験も踏まえて考えてみたのですが、「何度も利用したくなる」お店や企業の共通点は、お客様が「この店(企業)の人たちは、自分のことに関心をもってくれている、大切にしてくれている」と感じる対応をしてくれている会社ではないでしょうか。覚えてくれていたり、手間をかけてくれる行為の奥に、「大切にしてくれる」という気持ちを感じるからこそ、嬉しくなり、また利用したくなります。

 ある調査では「顧客が離れる理由」の第一が「顧客への無関心」(68%)だったそうですが、「お客様への関心」は大事な指標になりそうです。「売上」を大事にするのか、「お客様」を大事にするのか。きっとそのあたりの経営者の思いがスタッフに伝わり、お客様にも伝わっていくのかもしれませんね。


<北海道の地震に関して>
北海道の地震、その大きさに驚きました。その後の停電や断水も広範囲に広がり本当に大変な事態になっています。被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。
大好きな北海道のために、できることをしていきたいと思います。

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2018 年 09 月 05 日 13:40

経営理念はいつ信念に変わるのか?

今秋、10月23日に開催する「第19回 日本を元気にするセミナー」のテーマは、「経営理念のチカラ。~理念が信念に変わるとき~」です。このテーマにしたのは、出会った多くのお客様が、今、経営理念の浸透に課題を持っておられるからです。
どこに進むのか、何を目指すのか。ぶれない軸を持つことは経営者にとって重要なことですが、会社は社長ひとりでは運営できません。社員が一丸となって、この経営理念に向かい、経営理念を現場で体現してこそ力になっていくはずです。しかし、そうわかっていても、その通りにはなかなかいきません。理念をカードにして渡したけれどうまくいかない。朝礼で唱和しているが浸透しない。そんな声が聞こえてきます。

経営理念は経営者の哲学であり、信念ですから、理解するとかわかるというよりも、社員の一人ひとりが共感するかどうか、心の底からそうだと思わなければ行動は変わりません。では、どうすれば社員は心の底から「そうだ!」と思えるようになるのでしょうか。

経営理念を語り続ける、行動指針を提示する、理念勉強会をする。各社の取り組みは様々ですが、いくら熱心にやっていたとしても、社員が面倒だな、押し付けられているなと感じてしまうようでは、効果はないはずです。しかし、経営理念が自分の信念になっている人は、自分が「そうありたい」と願っている訳ですから、勝手に理念に向かって体が動いています。経営理念を「理解する」ということ、経営理念が「自分の信念になる」との間には、どのようなプロセスがあるのでしょうか。

今回のセミナーでは、経営理念を大切にしたことで、いきいきと働く社員が育っている2つの会社の経営者(道頓堀ホテル様、コールドストーン様)と、経営理念が浸透する会社の社員の皆さま(西精工様・川越胃腸病院様・伊那食品工業様・バグジー様)をお招きし、経営者側から、社員側から、この「経営理念の浸透」ということを考えていこうと思っています。
経営理念を大切にしてきた会社はどこも、社員がいきいきと働き、素晴らしい成果を出しておられます。本当に難しいテーマですが、私たちもこの機会に、皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。
まだお席がありますので、ぜひこの機会にご参加いただければ幸いです。

第19回日本を元気にするセミナー「理念はチカラ」
→ http://www.doit-fun.jp/blocksseminar/20181023_1

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2018 年 08 月 28 日 11:41

スポーツから学ぶ、心の磨き方

 今年の高校野球は例年になく盛り上がっていました。金足農業が話題になりましたが、球児が全力でひとつのことに取り組む姿は、やはりいいですね。
 大舞台の中、緊張している生徒もいれば、普段通りにプレーをしている生徒もいます。昔に比べれば、甲子園という大きな舞台を楽しんでプレーをしようという子供たちが多くなったような気がします。
 私自身、スポーツは詳しくありませんが、やはりメンタルは結果に大きな影響を与えるはず。笑顔でプレーする子どもたちが増えてきたのは、世代の特性もあるかもしれませんが、監督やコーチのメンタル面でのサポート技術も上がってきたのかもしれませんね。

 最近、このスポーツ心理学をビジネスに応用する動きも多くなってきたそうです。社員の心が「だめだ、無理だ」と諦めモードになったり、「結果を出さなければ・・・」とプレッシャーに押しつぶされるようでは、いい仕事が生まれるはずがありませんし、下手をするとうつ病になるケースまで出てきてしまいます。
 社員のやる気やいきいき働くことが重視される時代。やはり社員の心の状態を良くし、新しいことに挑戦したい、もっといい仕事をしたいという気持ちをつくることが求められるようになっているのかもしれません。

 一流のアスリートの人たちは、心の状態を良くするために、どんなことをされているのでしょうか?
様々な金メダリストを指導され、以前からホワイト企業経営大賞の委員として、ご一緒に活動させていただているスポーツドクターの辻秀一氏は、書籍の中でそのスキルを紹介しておられます。
 いくつかのスキルがあるようですが、そのひとつは、自分がご機嫌になる(ワクワクする)言葉を持つことだとあります。「大丈夫!」「素晴らしい!」「一歩一歩」「ありがとう!」など、それを口にすると自分の心の機嫌が良くなることキーワードを大切にし、常に使うようにしていると、不安にとらわれたり、心が揺らぎにくくなるそうです。

 中でも、「ありがとう」という言葉は非常に強い影響がある言葉だと言います。どんな時でも、常に「ありがとう」と意識して使っていると、次第に心の中に感謝の気持ちが芽生え、心の状態が良くなっていく。実際にやってみるとわかることですが、壁を前にした時でも「ありがとう」というだけで少し気持ちが前に向く気がします。
 この言葉の習慣だけでなく、一流アスリートが取り組む心の習慣づくりには、「今に集中する」「相手を応援する」「一生懸命を楽しむ」など、様々なものがあるようですが、一流アスリートの人たちが垣間見せる、素晴らしい人間性を見ていると、重圧や壁に負けない心を磨いていくことは、幸せな人生を送るうえでも大切なことなのだと思います。

スポーツドクター辻秀一 オフィシャルサイト
http://www.doctor-tsuji.com/

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2018 年 08 月 21 日 14:26

気づきが生まれる「いい質問」

 先日、私の誕生日に、ある先輩からお祝いの言葉とある質問をいただきました。
そのメールにあった質問は「いつまでも元気でいる3つの秘訣は何ですか?」というものでした。誕生日のメールで質問をいただくのは初めてだったのですが、考えながら、以下の3つを書き、返事をしました。

「1.面白い仕事 2.自分らしく 3.好奇心」 
 質問の答えを考えてみて思ったことですが、誕生日を迎えたこのタイミングは、自分の今後の人生を考えますし、健康のことも気になっていましたので、なかなかナイスないい質問だと思いました。先輩は、私の答えが聞きたかったのではなく、質問によって、私が大事にしていることを見直すきっかけを与えてくれたのでしょう。「いつまでも元気にいる秘訣は〇〇だよ」というアドバイスより、素敵なプレゼントでした。

 「よい質問」は、その人に考えるきっかけを与えてくれるだけでなく、見えなかったことが見えてきたり、「そうだ、今、これが必要だったんだ」と大切なことに気付かせてくれたります。もちろん、質問にはいろいろな種類があります。「なぜ、数字が上がらないんだ!」と相手を責める質問もありますし、正解があって、それを求める質問もあります。

 私が「いい質問」だと思うのは、その質問が、投げかけた相手のためになり、答えが無数に出て、想像力を掻き立てるような質問です。
 皆さんは、どんな質問が心に残っていますか?

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2018 年 08 月 10 日 11:51

「やらまいか精神」に学ぶ

 先日、静岡の浜松に行きました。
浜松には、昔から、遠州人の気質を表す言葉として「やらまいか精神」という言葉があります。
「やらまいか」とは、「やろうじゃないか」「しましょうか」という意味だそうでが、単なる方言ではなく、「あれこれ考え悩むより、まず行動しよう」という、遠州人の進取の気質を表す言葉として使われているようです。

 浜松には、世界に名だたる企業がたくさん生まれています。これらの会社を作り出した偉人達を列挙してみるだけでも、この「やらまいか精神」のすごさを実感します。
スズキ創業者の鈴木道雄氏、トヨタの創業者、豊田佐吉氏、カワイ楽器の創業者の河合小市氏、ヤマハの創業者、山葉寅楠氏、そして、ホンダの創業者、本田宗一郎氏・・・。どの企業も革新的技術で新しい商品を生み出し、世の中にインパクトを与えてきた企業です。

 東京や大阪のような大都市ではない浜松で商売をすることは、いろんな障害があったに違いありません。
「あれこれ悩むより、まず行動しようじゃないか、やってみようじゃないか。」
きっとこの偉人たちは、こんな風に社員を鼓舞し、世の中にない商品を生み出してこられたのではないでしょうか。進取の気質があるとはいえ、情熱がなければ成功するはずがありません。

 あれこれ悩むより、まず行動しよう。確かに頭ではわかります。
しかし、そう言われてもそう簡単に動けないのが普通の人。「失敗」の怖さが人の行動を抑制してしまいます。失敗しまいと、慎重になるし、安全な方向に進みたくなるものです。
失敗について、「やらまいか精神」を持った偉人達はどう考えていたのでしょうか。
本田宗一郎さんは、失敗について次のような言葉を残されています。

 “多くの人は皆、成功を夢見、望んでいますが、私は『成功は、99パーセントの失敗に与えられた1パーセントだ』と思っています。開拓者精神によって自ら新しい世界に挑み、失敗、反省、勇気という3つの道具を繰り返して使うことによってのみ、最後の成功という結果に達することができると私は信じています。
成功者は、例え不運な事態に見舞われても、この試練を乗り越えたら必ず成功すると考えている。そして、最後まで諦めなかった人間が成功しているのである”

 「失敗、反省、勇気という3つの道具を繰り返して使うことによってのみ、最後の成功という結果に到達する」という言葉がすごいですね。失敗も反省も勇気は道具だという考え方。確かに、こう思っていれば、失敗を早めに体験した方がいいという発想になります。失敗に対する意識の違い、これが「やらまいか精神」なのでしょうか。

 ちなみに、私たちのDVDの名前は「DOIT!」ですが、この言葉にも同じような意味を込めて名付けました。
「あれこれ悩むより、やってみよう。」
「行動の中に答えがある。」
様々な経営者が実践されてきた「やらまいか精神」。改めて大切にしてきたいですね。

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2018 年 08 月 08 日 11:22

お客様の立場にたつことの難しさ

 顧客満足の考え方を世の中に広められた佐藤恭和氏。「あなたが創る顧客満足」(日経ビジネス文庫)の著書の中で、次のようなことを述べられています。
 「顧客満足というと『企業が顧客を満足させることだ』と一般的には信じられていますが、これは大変な間違いです。顧客満足とは『顧客が満足すること』なのです。」
 「満足させる」の主語はサービスを提供する側であり、「いいサービスをして、お客様を満足させた(つもり)」でも、本当にお客様が満足されているかはわかりません。顧客満足とは「お客様が満足する」ことなのだと認識し、満足度を調査したり、スタッフもそういう気持ちで対応していきましょうという意味で、この「“を”ではなく“が”」を伝えられています。

 この言葉はずっと心に残っているのですが、今、改めて実践の難しさを痛感しています。例えば、社員満足。これも同じ意味で「社員が満足すること」。会社は社員のためにといい制度や仕組みを導入しても、「幸せだ」「満足だ」と感じるかどうかは社員が判断すること。自己満足では意味がありません。他にも「伝えた」と「伝わった」も違います。自分は相手に「しっかり伝えた」と思っていても、相手が「受け止めたかどうか」は別問題です。相手の立場になるのが大事だということは、頭ではわかっていても、立場が違えば受け止め方もバラバラですから、本当に相手の立場になりきるのは難しいものです。

 しかし、例えばお客様満足であれば、「お客様が満足されているかどうか」は結果を見ればわかることもあるのかもしれません。例えばお客様が再来店してくれる。新しいお客様を紹介してくれる。いつも立ち寄ってくれる。笑顔で来店してくれるお客様の数は、顧客満足のバロメーターのひとつになるはずです。
 それでも、何度も来店しておられるからといって安心はできません。お客様はだんだんと飽きてしまうもの。確かに最初は満足していたとしても、その驚きや感動は長続きしません。ずっと来店してくださっていたとしても、もしかすると「惰性で来店している」だけのお客様もおられるかもしれません。そんなお客様は、他にいい店があると、スッと離れてしまう可能性があります。お客様の数だけでも「心」は見えてきません。

 どこまでいっても、相手の気持ちや心に寄り添うのは難しいことの連続です。諦めそうになりがちですが、世の中にはリピーターを生み続けている会社はあります。旅館の「加賀屋」さんでは、どんな時代になっても、従業員による「気配り」を大事にされている企業ですが、確かに、お客様の何気ない言葉やしぐさに「気持ちを感じる」ことができるのが人間にしかできないことなのかもしれません。どれだけ人に対して思いやりを持てるか、気配りや心配りの感性を磨き続けることができるか。ビジネスの世界にいると、ついロジカル脳が優先してしまい、このあたりのセンサーが錆がちになってしまいます。日頃から意識して、感情・感性を磨いていきたいなと思います。

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2018 年 07 月 31 日 10:59

魅力的な企業文化

会社の中には、それぞれの社風というか、独自の文化があります。
例えば、困っている仲間がいると誰かが声をかけ、みんなが助けてくれるという文化。例えば、仲間の良いところを認めていこうとする文化。
お客様に対しては全員が「自分のお客様」と思って対応しようする文化。
こんな文化もあれば、何でも上の人にお伺いを立てて物事を進めることがあたりまえになっている文化や、個々が独立的に働き、お互いを干渉しない文化もあるのかもしれません。

文化というのは、組織が大事にしてきた価値観やめざす方向性、そしてそこで働く人たちによって、自然と育まれていくものですから、所属している人たちにとっては普通の空気感になっていて、日々、そんなに意識をしていないものだと思います。
しかし、その文化が人の意欲や行動に与える影響は、もしかするとかなり大きなものかもしれないなと、最近改めて思います。

しかし、どんな企業文化がいい企業文化なのでしょうか。多くの場合、その会社の文化しか体験していないわけですから、何がいいかわからないので、他の会社から転職してきた人などが感じたり、別の会社に行って時に初めて、文化の良しあしを考えるものなのかもしれません。
その文化に自分が合っているなと思うときは、居心地もよく力を発揮していくのでしょうね。

どんな企業であれ、人が働く目的は「幸せになること」ですから、やはり、働く人たちが、「ああ、ここで働けて良かったな~」と、しみじみと「小さな幸せ」を感じられるような企業文化が、「いい企業文化」なのだと思います。
もちろん「幸せ」の感じ方は、人によって違うので一概に言えないのですが、私は給料や賞与以外にも、働いている間に、人の役に立てて嬉しいとか、誰かに必要とされて嬉しいとか、いい仲間がいるな、成長でできたな・・・など、小さな喜びを感じることができる会社は、本当に魅力的だなと思います。

こんなことを考えたのも、実は今、秋に開催する「日本を元気にするセミナー」の準備で、この数週間、「いい会社」の社員の皆さんに理念や文化についてインタビューをしているからなのですが、どの人も本当に自分の会社が好きだと言われるし、人生そのものも楽しそうです。
いい文化を創り出していく要素は、たくさんあるのだと思いますが、やはりいちばん大事だと思うが、企業理念や価値観ではないでしょうか。
その経営者が、何を是とし、何を大切にするのか?判断基準のベースになる理念が、文化をつくっていくように思います。

皆さんの会社の文化は、どんな文化ですか。

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2018 年 07 月 25 日 10:33

「はじめてのおつかい」と人材育成

 放送開始から25年も続いているという人気番組、「はじめてのおつかい」(日本テレビ系列)。私もファンで毎回涙を流しながら見ています。
お使いという壁を乗りこえる体験を通して子供たちが成長していく様子を見ていると、自立ということだけでなく親子関係や地域のあり方まで考えさせられます。

 小さな子どもにとって近所といえど、一人で買い物に行くというのは大きなハードル。勇気を出してスタートしても様々なトラブルが彼らを襲い、心が折れそうになりながらも目標を達成し、自信がついて大人の顔をして帰ってくる彼らの姿は、新入社員が経験を積みながらいい顔になっていく姿にも似ています。
 行く道は不安いっぱいでも、帰り道は小さな達成感と自信にあふれ、親が喜ぶ姿をみて、役立った喜びを感じて、また頑張ろうと思う・・・。
新人や若い社員が、はじめてのプロジェクトに挑戦し、たくさんの人に「よくやったね」と言われて成長していくのも、原則は同じなのかもしれません。

 しかし、最近はトラブルになることを避け、新人に丁寧にやり方を指導したり、指導官が見守りながら指導することも多くなり、新人が「はじめてのおつかい」をする機会が少なくなっている気もします。確かに送り出す方は不安ですし、面倒なことは背負いたくありません。でも、その人の本当の成長を考えた時、やはりこうした修羅場体験・感動体験を経験することは本当に必要な気がします。
 お母さんが涙を流しながらも子どもを励まし、勇気づけて送り出す姿を見ていると、やっぱり時には厳しさも大切なのだと思います。
親(上司)の成長も求められているのかもしれません。

 わが社にも新しい社員が入ってきました。
帰り道の、あの自信にあふれた笑顔で毎日を過ごしてもらえるように、若い人たちに成長の場をつくってあげたいなと思います。

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2018 年 07 月 18 日 13:53

輝く笑顔の駅員さん

 「笑顔」には本当に大きな力があるなあと感じたことがありました。
先日、新大阪の駅で駅員さんに声をかけたとき、そんな笑顔に出会いました。「すみません・・・」と後ろから声をかけたら、満面の笑顔で「はい!何でしょうか?」と振り返えられました。その雰囲気を文章で伝えるのは本当に難しいのですが、声をかけられるのが嬉しい、人の役に立てることが嬉しい、少しワクワクしているような声と笑顔です。たった一瞬の、たったひとつの言葉でしたが、私も嬉しくなり、その日の疲れが癒されるような気持ちになりました。
 文字にすると「はい、何でしょうか」という言葉になりますが、人によって、あるいはその日の気分によって、その言葉の輝き方は違います。面倒くさそうに、沈んだ声で「はい、何でしょうか」という人もいれば、この人のように弾んだ、輝くような「はい、何でしょうか」もあります。マニュアル上では同じ対応でもお客様の印象は全く違います。

 聞こえてくるのは言葉ですが、伝わってくるのはその人の心です。先ほどの駅員さんは、きっと自分の仕事が好きで、今日、この場にいることが楽しくてしかたないと思っているはず。思わず、インタビューをしたくなりました(笑)。
 たった一瞬で感動させてくれたこの駅員さんを見ていると、これからの接客教育に求められるのは、マニュアルを教え込むことではなく、きっと「働く人の心をワクワクさせてあげること」なのではないかと思います。自分がいい仕事をしているという実感、人に役立つことの喜び、感動。たったひとつの笑顔でも 会社に貢献できること。そんなことが実感できた時、自然で、輝くような笑顔になっていくのでしょうね。

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2018 年 07 月 10 日 09:50

採用はお見合い

 相思相愛。これは恋愛だけでなく、個人と会社の関係でも言えること。ブロックスでは、採用時にはお互いができるだけ裸になり、存分に分かりあった上で入社してもらおうと、何度も話し合いや面接を繰り返していきます。

 わが社では、採用活動に社員も出来るだけ関わってほしいということで、社員面接という段階を設けています。役員がいないほうがリラックスできるはず。そこでは何でも聞いていいということを伝え、面接する側の社員にも聞かれたことは、何を話してもOK。良いことも悪いことも全部伝えてほしいと言っています。
 ブロックスという船に乗る船員であり、長い間一緒に働く人なのですから、うちの会社の社風やいい面も悪い面もみんな見て判断してほしいからです。まさにお見合いのようなものだと思います。
 その後、役員面接となるのですが、ここでも、若い人にどれだけリラックスしてもらえるかを第一に考えています。そもそも緊張しておられますし、話すことに慣れていない人ばかり。もちろんブロックスのことを伝える場面もありますが、こちらから、その人の本当にしたいことや夢を伺ったり、この会社で本当にいいのかどうか、一緒になって考えるようにしています。時には人生相談のようになることも。そんな面接はあまり経験がないのか、時に泣き出す人もいたり、自分の本来の夢に気づき、他の会社にしようという人もいます。
 もし、うちの会社とのご縁がなかったとしても、その人にとってこの時間や体験がよかったと言ってもらえるような時間にしたい。その人の人生にとって次に役立つような面接でありたいと思いながら、採用活動をしてきました。

 大きな会社でも入社して「思っていた会社と違った」「やりたい仕事じゃなかった」とギャップを感じ、早いうちに離職していく人も多いと聞きます。私たちもまだまだ十分ではないのですが、やはり採用時にどれだけ理解しあえるかがポイントなのかもしれません。

 さて、この夏、そんな面接を経て、また新しい社員が入社してくれます。せっかく入社してくれた人たちをがっかりさせないような自分たちであろうと、面接に参加した社員も気合が入っているようです。新人の成長も楽しみですが先輩社員の成長が楽しみです。

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2018 年 07 月 04 日 10:44

満足の先に感動はない? 

 顧客満足。この言葉が日本に入ってきてもう30年は経つのでしょうか。今やどの会社でも普通に語られるようになりました。企業の中では、顧客満足を高めるために、サービスや商品を改善したり、社員教育したり、自分の消費者としての体験の中から感じる変化も考えても、この何十年の間に日本企業のCSレベルは確実に上がってきたように思います。
 しかし、満足度が上がっているはずなのに、感動するサービスを体験をする機会は、それほど高くなっていないのではないでしょうか。もちろん調査データがある訳ではないので、単なる感覚値なのですが、私はそんな気がしています。

 サービスレベルは上がっているので、確かに不満も不便も感じる機会は減っています。でも、これほどいろんな企業が顧客満足を追求し続け、最近では「感動」提供まで求めようとしているのに、なぜ「感動」の機会は増えていないのでしょうか?

 不満→満足→たいへん満足→感動という図式が間違っているという人もいます。顧客満足は確かにいいけど、追求しすぎると社員の負担が増すばかりという意見もあります。
 満足をどれだけ追求しても、感動が生まれないでしょうか?

 逆に自分自身が感動するのはどんな場面なのか?その体験から考えてみます。
 以前、出張で立ち寄ったある田舎の町の料理屋さんで、その店のおばちゃんの気さくで、何とも言えない親切さに感動したことがあります。立地も悪く、店も大きくありませんが、そのおばちゃんの人柄のせいかお店は繁盛している様子。でも、このおばちゃん、きっとCS戦略を練ったり、顧客満足向上を仕組みにしていこうなど考えてやっている様子もなく、接客トレーニングも受けておられないでしょう(推測ですが)。

 CS向上に、何千万も投資をし、努力を続ける全国チェーンのお店ではせいぜい「満足」までなのに、小さな町の普通のおばちゃんに「感動」を覚える・・・。本当に面白いと思いました。
 顧客満足などを意図していない、そのおばちゃんの接客から伝わってくるのは、「せっかく来てくださったんだから、喜んで食べて笑顔で帰ってほしい」という思いのみ。接客の奥にある「気持ち」に感動しました。年齢が上がってきたらかこそ、「人の想い」が嬉しく感じるのかもしれませんが、感動(幸せの実感)は、そんなことで生まれてくるものだと思うのです。

 CSの原点は「業績拡大」ではなく、もっとお客様に喜んでいただこうという思いだったはずなのに・・・。企業がCSの形に囚われて追及し過ぎたために、大切な精神が失われてしまったとしたら、本末転倒。本当にもったいないですね。

 顧客満足。そろそろ考え直す時に来ているのでしょうか。

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2018 年 06 月 25 日 16:52

地震に備える

先週の大阪北部地震、驚きましたね。
朝7:58分、私は大阪の事務所(中央区/ビルの6階)で仕事をしていたのですが、ドーンという大きな揺れがあり、慌てて逃げる準備をしました。幸い、まだ社員は誰も出勤していなかったのですが、取り急ぎライングループで連絡を取りました。
電車の中にいた人、自宅にいた人いろいろでしたが、みんな無事を確認。家族の皆さんも怪我もないということでホッとしました。しかし、大阪市内の交通はほとんどがストップし、タクシーも捕まらず、道路は混雑し、バスもなかなか来ないという状況。移動中の人達は自分の家に戻るにも大変な苦労がありました。

こうした災害が起きた時にいちばん大事なのは情報収集。刻々と状況が変わるので、なかなか正確な情報を得ることは難しいのですが、私も必死にNHKニュースを見て状況をつかみました。
以下、サイトで見つけた情報ソースをお知らせします。
いざという時に、ご利用ください。
最後になりましたが、今回被災された皆さま、亡くなられた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。


気象庁・地震情報:http://www.jma.go.jp/jp/quake/
NHK・地震情報:http://www3.nhk.or.jp/sokuho/jishin/
防災地震Web:http://www.seis.bosai.go.jp/
地震情報サイト(JIS):http://j-jis.com/
気象庁・津波情報:http://www.jma.go.jp/jp/tsunami/
NHK・津波情報:http://www3.nhk.or.jp/sokuho/tsunami/
帰宅困難者対策情報センター:http://www.nagonavi.com/
財団法人日本道路交通情報センター:http://www.jartic.or.jp/
鉄道コム:http://www.tetsudo.com/traffic/
運行情報|ジョルダン:http://eki.jorudan.co.jp/unk/

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2018 年 06 月 19 日 15:13

真面目に働く

 先日、テレビを見ていると、和紙をすく道具、「すげた」をつくる職人が紹介されていました。竹を削って竹ひごを作り、それを細かくすだれ状に編んでいくのですが、その出来上がりの細やかさ、精密さは素人目に見ても本当に素晴らしいものでした。この職人さんが作ったすげたは全国の和紙職人から高い評価を受けているのですが、手作りということもあり、手に届くまでに何カ月も待たなければならないほどだそうです。
誇りを持って楽しそうに働いているその職人さんの笑顔が心に残っています。

 こうした伝統的な工業以外にも素晴らしい技術を持った人がたくさんいるのが日本。例えば、日本の停電率は世界でもダントツに低いそうですが、その奥にはこの職人のように、地道に品質を高め続けてきた技術者達がいるはずです。
 私たちがこうした人達に感動するのは、「真面目に働く」ということがいい、自分たちもそうありたいと根底で思っているからではないでしょうか?私自身も、「人から評価されなくても、その奥にいる人(例えば和紙を作る人)のことを考えて、手を抜かずに真面目に働く」という人の姿勢に感動しますし、自分自身もそうありたいと思いながら働いてきました。

 こうした職人の世界がテレビで取り上げられるようになり、最近は少し見直されるようになったとはいえ、多くの企業の現実は逆の方向に向かっているように思えてなりません。
 効率や量は評価されても、「真面目に働く」ということが、あまり評価されなくなっているのではないでしょうか。
私たち日本人は、本当はどこかで「自分もひとつひとつ仕事を丁寧にやりたい」と思っているはず。「効率よく、早くやれ」と迫られるばかりに、どこかで「丁寧にやっても・・・」「真面目にやっても・・・」と、つい思うようになっていくのかもしれません。
 でも、こんな「妥協した仕事」や「数だけこなす仕事」に慣れてしまうとどうなるのか。もちろん品質も高まりませんが、いちばん壊れてしまうのはその人の「心」ではないかと思います。妥協をしたり、追求することを諦めてしまう仕事ほど詰まらないものはありません。仕事の面白さや醍醐味は、丁寧にやってこそ、真面目にやってこそ味わえるものです。

 昨今、社員のやる気だとか、社員満足ということが議論されるようになりましたが、もしかすると、この「真面目に働く」という日本人のDNAをもう一度評価し直していくことが大事なことかも・・・。自分に誇れる「いい仕事」をしてきたいですね。

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2018 年 06 月 12 日 10:54

会社を辞める新入社員

 6月も半ばに差し掛かっていますが、4月入社の新人の皆さんは元気ですか?そろそろ現場に出て活躍し始めている頃でしょうか?働き始めて理想と現実との差を感じるのも、このころかもしれません。

 厚労省の調査では、新卒社員が離職してしまう割合は3年以内で3割。なんと1年以内でも15%の人が離職しているとか。しかも、実際に辞めた人がこれだけいる訳ですから、「辞めようと思っている人」はかなりの割合を占めているはずです。どの企業も今、新卒採用に力を入れ、多くの労力や資金を投入しています。しかも採用後も時間をかけて教育をしているはずなのに、どうしてこんなにも辞めてしまうのでしょうか。
 調査によると辞める理由は「思っていた仕事と違った」「やりがいがなかった」「給料が低かった」「会社の環境になれなかった」「職場の人間関係がつらい」などが上位を占めるそうです。もちろん中には前向きな理由もあるそうですが、多くはこのような理由。少し悲しくなりますね。転職して自分にあった会社や仕事に出会うことができれば、それはそれでいいのかもしれませんが、企業側としては、やはり対策を打たなければ本当に無駄な労力ばかりがかかってしまいます。

 どうすれば新人が辞めなくなるのでしょうか?
 ひとつは採用の時点でのギャップをいかに埋めるかだと言われています。私たちブロックスでも、採用活動で学生に会社を紹介する「動画制作」をお手伝いしていますが、このギャップをなくすこといちばんに、採用担当の皆さんと一緒に考え抜きます。「良い面だけ」をPRすると確かに人は集まりますが、ギャップも広がります。私たちは、「本当の仕事のやりがいは厳しさの先にある」ことなど、新しい伝え方を取り入れながら「働く魅力」を映像にしています。
 それ以外では、新人教育、その後の育成・・、離職をなくしていくためには「育て方」も大事です。しかし、いちばん新人に影響を与えているのは「新人を取り巻く環境」、つまり先輩社員の姿勢や意欲なのではないでしょうか。どんなにしっかり研修をして現場に送り出しても、もしそこがやる気のない先輩ばかりの職場だったら、新人でなくても辞めたくなります。今いる人たちのやる気を高める、いきいきとした会社をつくる。いちばん遠回りのようでいて、長期的に見ると最も有効な「離職率対策」のはず・・・。
 「いや、最近の若いやつが情けないんだ」という人もいます。しかし、「3年で3割離職」の数値はここ何年も変わっていないそうですから、今の人達特有の問題ではないのかもしれません。

 どうすれば大切な新人が長く働く会社になれるか?益々加速する人手不足の時代においては、会社全体で考えるべき、本当に重要な課題だと思います。

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2018 年 06 月 05 日 15:35

ひとの心が輝く環境づくり

 昔から、メンバーのモチベーションを高めるとか、やる気を出させるとか、動機付けのあり方がいろいろと研究されています。報奨金を出したり、賞罰を与えてやる気を引き出したり、褒めたり、叱ったりしながら、「やる気のない人をやる気にさせる」という方法は、確かに有効な手段なのかもしれませんが、私はその奥に何か人に対する傲慢な姿勢を感じてしまいます。本来、やる気はその人の内面から生まれるものであり、「怒られるから行動する」「お金がもらえるから行動する」ではなく、「自分がしたいから行動する」「面白いから行動する」ことが本来の姿だと思います。

 働く人が自らやる気になって働く職場づくりで思い出すのが、埼玉県の川越胃腸病院です。リーダーの望月院長が大事にされてきたのは「ひとの心が輝く環境づくり」です。指示命令やマニュアルで職員を動かすのではなく、職員ひとりひとりの心が輝くような環境をつくることで、働くひとが心の底から「患者様に喜んでもらいたい」と行動する組織にしていきたいと粘り強く取り組んでこられました。

 確かに「主体性を発揮しなさい」「自ら考えて行動しなさい」と命令しても、人は自分が動きたくなければ動きません。望月院長から学んだことは、働く人達が「主体的に動きたくなる」「自ら行動したくなる」環境を作っていくことの大切さでした。「組織はつくるものではなく、できるものなんですよ」と教えていただいたことも心に残っています。

 どうすれば、みんなの心が輝いていくのでしょうか?
 「あなたの裁量で自由にやっていい」という環境も必要でしょう。同時に組織の理念や方向性にみんなが共感していることも必要かもしれません。一人ひとりの社員が、上司からも仲間からも尊重され、大切な存在だと思われていることも大事なことでしょう。職場の仲間がお互いを信頼し、例えば何に挑戦してみたいと思った時に、「やってみたら」と促してくれるような環境であれば、毎日がワクワクしてくるかもしれません。その挑戦がもし失敗したとしても、努力をみんなが認め、「いい経験をしたね」と言ってくれる人達がいてくれたら、さらに心が輝き出すはずです。

 こうした職場のことを書くと「理想論だ、うちの職場と違い過ぎる」と暗い気持ちになる方もおられるかもしれません。私もいろいろな会社を取材しましたので、確かこんな職場はそう多くはないのだと思います。川越胃腸病院さんも20年かかったと言われているように、こんな時間のかかる方向で人を動かすより、権限を持っているリーダーは指示命令を出して人を動かす方が楽に決まっています。(心のストレスは多そうですが)

 でも、「こんな職場は無理」と諦めるのも簡単ですが、実際にやり遂げた人もいるのなら、最初から諦めるのは早すぎるような気もします。「自ら動きたくなるような環境をつくること」は本当に不可能なのでしょうか?
 そもそも、誰しも「人から操作される」のは嫌なもの。自分が人から「動け」と言われるのが嫌なように、人も嫌なはずだと思います。だからこそ、「どうすれば、人を動かせるか」と考えるのではなく「どうすれば、みんなの心が輝くような環境になっていくか」と考えていく思考を持つだけでも、何かが変わってくるのかもしれません。私もできていないので偉そうなことは言えません。しかし、諦めずにやり続けるしかありません。

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2018 年 05 月 30 日 17:50

成長するってどんなこと?

先日、ある会社の人達と「成長するってどんなこと?」というテーマで対話型の研修会をしました。対話の途中では、「志GOTO人シリーズVOL.2 “挑戦、自分を超えろ”」、ある美容師さんの挑戦と成長のドキュメンタリー映像も視聴したのですが、この映像もまた違った視点で見ることができました。

 新人など若い時代は初めてトライすることばかりですから、日々「成長」を意識するのかもしれませんが、何十年も働いていると「自己の成長」ということに意識が向かなくなってしまう人もいると思います。確かに若い時代は伸びしろばかり。成長を「伸びていくこと」ととらえると、仕事の種類や量をこなしていく中で経験や視野が広がります。また難易度の高い仕事へ挑戦したり、限界まで挑戦することによって考え方が深まることも、「伸びる」ことのひとつかもしれません。出来なかったことができるようになる喜びを味わえるのが若い時代です。最近、私は楽器を始めたのですが、今まさにこの面白さにはまっています。
 しかし、技術的な向上が一段落していくと、今度は「質」に目が向くようになるはずです。仕事に本気で向き合っていると、今まで見えていなかったことが見えてくるようになる瞬間や、感じられなかったことが感じられるようになる時が訪れます。

 例えば道具に対して、あるいは仕事そのものに対して、じわっと感謝の気持ちが湧いてきたり、改めて「シンプル」なことが重要だと思えるようになり、「よし、初心に戻ろう」と最初の技術に戻ってみようとすることなど、自分の精神が変わっていく時期があります。イチロー選手の言動をみていると、「仕事の奥行き」や「精神性」への成長意欲を感じますが、どんな仕事にもあるのではないでしょうか。

 ただ、現在はすぐに結果を求められる時代ですから、ひとつのことをコツコツと続けていくことは難しいのかもしれません。しかし、コツコツと続ける努力をあきらめてしまってはたぶん精神的な成長はありません。イチロー選手のような「仕事の奥行き」のような種類の「成長の喜び」は“この仕事を極めよう”とした人しか味わえないでしょう。精神的成長を超えて、その後に「成熟した仕事」ができる人になるように思います。

 対話の中で、「人は一生成長するものだということに気づいた」という人、「壁は嫌だったが、それは成長の糧だったと思えるようになった」という人、いろんな気づきがありました。この「成長」という問いは、本当に深みのあるテーマでした。

「成長するってどんなこと?」ぜひ、皆さんも社内でやってください。

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2018 年 05 月 22 日 09:34

誰もやらないことをする

 先日、ある仕事で元リッツ・カールトン日本支社長の高野登さんとご一緒させていただきました。様々なお話を伺ったのですが、その中で、リッツ・カールトンは「ライバルのやらないことをする」ことに徹底的にこだわってきた、というお話が心に残りました。
 やらないことと言いましたが、ただ「違い」を出すだけなら部屋に最新の設備を入れたり、圧倒的に安くするということもありますが、そうした簡単な違いはいつかライバルに追いつかれてしまいます。

 リッツカールトンは、例え相手が良いとわかっていたとしても、例え潤沢な資金を持っていたとしても、真似しようとしないことをやれる組織を目指されてきたのです。
例えばお客様がプールにコンタクトを落とされたら見つかるまで探してあげる。ジェット機を買いたいというお客様の相談に喜んで乗る。それを誰かからの指示命令でするのではなく、お客様の為に自然とそんなことができる人材が世界中におられるのです。もしそれを聞いたライバル企業が、顧客の感動につながるからと従業員に「プールでコンタクトを探せ」と言ったところで、納得もしていない社員は激怒してしまうでしょう。こんな風に、同社では他社が決してやろうとしないようなことに取り組み続けたことで、宣伝をしなくても「このホテル以外は泊まらない」という上得意のお客様に支えられるホテルになっていったのです。

 手軽で、簡単で、すぐに効果があがるということは誰もが求めます。ビジネスの教科書にはそんな方法ばかりが書かれていました。効果がなかなか出ない、面倒くさい、難しい、時間がかかる・・。確かに、そんな道には誰も望んで行きたくないでしょう。
 でも振り返ってみると、伝統工芸にしても、歌舞伎の世界にしても、昔から続く「本物」と言われる世界は、常に後者の道を大事にしておられます。簡単にできないからこそ価値があり、高くでも買いたいという価値が生まれていくのでしょうね。

 しかし、これからはAIの時代になり、いろんなことが簡単にできる時代がやってくるので益々「違い」を生み出すのが難しくなりそうです。だからこそ、ますます本物が輝いていくのかもしれません。しかし、だからみんなも後者の道にいこうとは簡単に言えません。なぜならば、後者の道は厳しい道だからです。時間もかかります。それでも進むのか?リッツカールトンのお話を聞けば聞くほど、最後は経営の覚悟なのだという気します。

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2018 年 05 月 15 日 10:49

正直な商い

 研修の受講生であった息子さんとご縁があり、先日、相模原のバイク店を訪問。お父さん(社長)のお話を伺いました。
この店は先代が自転車店としてスタートして、もう57年も続いているそうです。今は息子さんと二人で商売をされています。

 そのお父さんに、先代から受け継いでから「大事にしてきたことは?」とお聞きすると「商売は正直であること」と「お客様に楽しんでもらうこと」と仰っておられました。
 この業界は修理でも部品を交換しないでお金をもらうなど、少しグレーな部分もあったそうですが、社長はとにかく正直にいこうと何でも包み隠さずお客様に伝えてこられました。お客様からは「商売が下手だね」と言われることもあるそうですが、この姿勢が好きで、長くお付き合いされるお客様が多いとか。
「実はバイクより車のほうが好きなんだよ」と笑って話す社長の話を聞きながら、私もこの店が大好きになりました。

 地域のお店は自宅も兼ねている訳ですから、この場所から移ることができません。少しでも悪い噂が広がるともう二度と来てもらえないでしょう。だからこそ、正直であることが大事なのかもしれません。しかし、あっという間にインターネットで消費者の口コミが広がる今の時代においては、地域店に限らず「会社の姿勢」は企業の浮沈にかかわるのではないでしょうか。悪い情報までお客様に伝える訳ですから、「正直な商い」は商売が大きくならないと良く言われます。でもこの「説」は本当に正しいのでしょうか。自分の感覚ですが、私は逆にこの方が商売が長続きする気がします。

 実際に、このバイク屋さんも、息子さんが帰ってきてから顧客カルテや新しいサービスを導入したり、SNSでお店の情報を発信するようになり、商売は伸びだしているそうです。
 自分の代で店を閉めようと思っていた社長でしたが、息子が中学生の時に「バイク屋になりたい」と言ってくれて、数年前、投資をして昔ながらの古い店をリニューアルされました。
倉庫の壁にその時に書かれた言葉が張ってありました。息子のために親父の気持ちも変わっていったそうです。
「俺の商売、始まったばかり」

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2018 年 05 月 08 日 09:48

「優しさ」の連鎖

 先日、社内の勉強会で「優しさ」について掘り下げて話し合いました。
 お客様に対して満足度を高めるサービスや対応が求められていますが、どんな素晴らしいマニュアルを作ったとしても、その根底にはその人の「優しい心」がなければきっと無機質になってしまうはず。

 いろんな書籍などで紹介されている伝説に残る素晴らしい対応も、顧客として何かの店に行き、「ああ、いいな」と心がホッとするような対応も、どれも、その人の「本当の優しさ」から生まれているものばかりです。どこかにマニュアルがあってやっているのではなく、その人が「そうしてあげたい」と純粋に思った行動だけがお客様にも伝わっていくのでしょう。機械化が進んでいく時代だからこそ、余計にそんな風な心の底から自然と生まれる優しさが求められるようになっているのかもしれません。

 では、どうすれば社員の「優しさ」を育てることができるのか。私たちの勉強会でもかなりいろんな意見がでました。その中で「優しさは連鎖する」というキーワードが話題になりました。
 確かに優しい人たちの中にいると、自然と優しくなるというのは経験上わかる気がします。困っている時に誰かがそっと助けてくれたり、気を使って声をかけてくれたりすると、自分自身の心が温かくなり、人に対しても何かしてあげたくなることは、皆さんもあるのではないでしょうか。職場が優しい人であふれ、優しい行動が常に行われているとすれば、そのグループに新しく入った人も自然と「優しくなっていく」ということは、学校でも職場でもあることだと思います。
 しかし問題は、最初から優しい集団でない場合に、「誰が優しさの連鎖の起点になるか」ということでしょうか。

 優しさの連鎖ということでは、以前に聞いた、「疲れている時に満員電車で席に座る方法」という話を思い出します。自分が疲れていてどうしても座りたい、でも満員で座れないという時に、どうすれば譲ってもらえるか?という問いです。
 その答えは「満員電車で疲れている人を見たら席を譲ってあげる」ということでした。少しわかりにくいかもしれませんが、自分がまず「譲る側」になる。そうすると、譲られた人は今度、満員電車で誰かに席を譲るようになる。その優しさの精神が連鎖し、自分が疲れている時に誰かが譲ってくれるようになるということです。

 人は誰もが「優しくしてほしい」と思っています。その時に優しくされようと待っている側でいるか、優しくする側になるか。
まずは自分が優しくする側になることが、優しい職場づくりのスタートなのかもしれませんね。

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2018 年 05 月 02 日 11:09

オフィスの環境といい会社づくり

今月の24日から、ブロックス東京のオフィスを移転し、新しい事務所で仕事がスタートしました。
今回、オフィスづくりにあたっては、せっかくなら少しでもいい環境にしたいと、いつも仕事でお世話になっているウエダ本社様やコニカミノルタジャパン様などオフィスのプロにご支援いただきましたが、改めて職場の環境が人にあたえる影響を実感しています。

例えばフリーアドレス。うちの会社でも以前から採用していたのですが、今回は窓際に長机を置きカフェで仕事をするような場所や、簡単なミーティングに使える小さなテーブルを置いたところ、みんなそれぞれがその日の仕事に合わせて好きな場所で仕事をしています。メインの仕事スペースは以前よりお互いの距離が近くなった分、相談や会話もしやすくなった気がします。

働く人を第一に考えるのが基本とすれば、まずオフィスは安心の場所であることが大事。そして無駄な導線がなく快適に仕事ができることも必要です。しかし私はただ機能的な場所というだけではいい仕事は生まれてこないと思っています。
社員同士が何気なく会話したり、コミュニケーションできる場所があることで絆が深まったり、何気ない会話から新しいアイディアも創発されていくのではないでしょうか。
世の中には効率が悪くなると雑談禁止という会社もあるようですが、気軽に相談できたり、無駄な会話があってことお互いが理解し合えてチームワークも良くなっていく気がします。

居心地がいい空間と居心地のいい仲間がいる、つい長居したくなる職場がいちばんの理想です。そんな会社づくりを応援してくれる専門会社も増えているようです。
ぜひ皆さんもご相談してみてください。

・ウエダ本社(京都) www.ueda-h.co.jp/
・コニカミノルタジャパン株式会社
 https://www.konicaminolta.jp/business/solution/space-design/

新オフィス

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2018 年 04 月 25 日 13:08

会社の目的・使命は何ですか?

「志GOTO人シリーズ」の第3巻でご紹介したアイスクリームショップ「コールドストーン」は社員全員が経営理念をとても大切にしている会社です。映像でもその様子が映し出されていたので、感動された方も多いのでしょうか。
コールドストーンの正式社名は、コールド・ストーン・クリーマリー。アメリカのアリゾナ州の小さな町で、最高のアイスクリームを求め続けたサザーランド夫妻が始めたお店が始まりだそうです。一人ひとりの好みに合わせてその場でつくる体験型デザートショップは話題になり、2004年に日本にも登場しました。

そんなコールドストーンの合言葉は「make people happy」。その奥にある経営理念は次のようなものです。

We will make people happy around the world by selling the highest quality,most creative ice cream experience with passion,excellence,and innovation.
私達は大いなる情熱、向上心、成長する意欲を持ち、最もクォリティーが高く、想像力に富んだハッピークリーマリー体験を提供することにより、世界中の人々と幸せにします。
www.coldstonecreamery.co.jp/about/make-people-happy.php

私たちの映像の中でもアルバイトの人が熱く語っていましたが、「私たちはアイスクリームを販売しているのでなく、make people happy、お客様を幸せにするのが仕事だ」と社員の人達は強い使命感を持って働いておられます。

世の中にある企業は何等かのモノを製造したり、サービスを提供している訳ですが、考えてみればそれは「手段」にしかすぎません。薬局で販売しているのは薬ですが、薬局の目的は「健康な暮らしのサポート」ですし、バイクショップはバイクではなく「風を切って走る爽快感や喜びの提供」が目的のはず。私たちブロックスも「映像」は手段で、目的は「見ていただいた方に感動や生きる力が沸き起こって、元気になっていただくこと」です。
そう、それぞれの企業が提供しているのは「モノがもたらす価値」であり、その目的は「人々を幸せにすること」だと思います。

しかし、私たちは忙しくなると、目の前の仕事をこなすことが癖になり、自分の仕事の目的や意義に気づけなくなりがちです。仕事を頑張っていても、やり遂げた達成感だけでは、本当の充実感にたどり着けないのではないでしょうか。

「私たちの仕事の目的は何だろうか」。
そんな風に自分の仕事の本当の価値を考えながら仕事をしていくと、きっと目の前の景色も変わってくるはず。そして、この目的を仲間みんなで共有している時ほど楽しいことはないのではないでしょうか。朝、会社に行く足どりも違っていそうです。

改めてお尋ねします。皆さんの仕事は、誰をどんな風に幸せにする仕事ですか?


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2018 年 04 月 17 日 15:09

難しいことをやさしく

 先日、あるコンサルタントの先生が、自分が人に何かを教える時に「いつもこんな思いを持っているんだよ」と、次のような言葉を教えていただきました。

 「難しいことをやさしく、やさしいことをより深く、深いことをより楽しく」
 若い時から心がけておられたことだということでしたが、確かにその先生のお話はいつもわかりやすく、そして深い内容ばかりです。この言葉を自分の戒めとして何十年も実践されてこられたそうです。

 そういえば、私の母が通う病院の先生も、患者への説明がとてもわかりやすく、母がいつも安心しているのを思い出します。
 病院に限らず、世の中にはいろんな専門職があり、お客様の質問に答えたり、説明する機会がありますが、「専門性のある難しいことをやさしく語ること」は本当に難しいと思います。忙しい時や自分に余裕がない時に、つい“わかりやすく翻訳する手間”を省いている人も見かけます。「これくらいはわかっているだろう」というような上から目線が気になることもあります。

 しかし、先ほどの先生の話もそうですが、やはり本当のプロほど、頭のいい人ほど「わかりやすい言葉」に気を付けられています。
 専門用語を使わずにできる限り平易な言葉で説明する、カタカナ言葉や略号を使わない。お客様がイメージしやすい「例え」を用意している。すべてを説明しようとせず、ポイントをしぼって説明する等々・・・。営業や販売、あるいはメカニックのお客様対応の職種の人なら、きっとこんなことを学ばれたはずですし、日々意識されているはずですね。
 しかし、それでも相手がどのような知識を持っているか、どのような気持ちでいるかで、説明を変えていかなければならないのが現場での顧客対応の難しさ。
私たちは、いくら「やさしい説明」を受けていても、ちょっとしたことで人は話についていけなくなったりすることがありますが、「わかりやすく」ということは本当に奥が深いと思います。
 冒頭に紹介した先生は、もう70歳を過ぎておられますが、未だに「難しいことをやさしく、やさしいことをより深く、深いことをより楽しく」と意識をされておられるそうですが、常に磨いていくべき技術なのかもしれませんね。

 何れにしても、コミュニケーションの根底には「思いやりの心」が必要なのだと思います。いくらノウハウとして「わかりやすい言葉」を持っていたとしても、この心がかけていると、きっとうまく伝わらないのでしょう。思いやりの心と技術、やはり両面が大事な時代だと思います。

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2018 年 04 月 04 日 09:29

会社は学校?

 全国の新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。
 この時期、なぜか気持ちが引き締まるのは、若い人に接すると、自分が新人の時を思い出すからかもしれません。初心を忘れないようにしていきたいですね。

 ところで、若い時、こんなことを考えたことはありませんか?
 「なぜ自分は働くのだろうか?」。学生の時、社会人になってからもふと頭によぎることがあると思います。
 「忙しくても自分の時間がない。なんでこんなことをするのだろう?」
 「なぜ、こんなに目に合わなければならないのだろうか?」
 私も、仕事が嫌になった時、落ち込んだ時、私たちはこの「問い」に向き合いました。「会社はお金をかせぐ場所。だから我慢しよう」と自分を納得させて乗り切ったこともあります。

 しかし、本当に会社はお金を稼ぐだけの場所で、そのためにただ我慢をするだけの場所なのでしょうか?長い年月働いてきて、会社での生活を振り返ってみると、私にとっての会社は「ただお金をかせぐ場所」ではありませんでした。
 じゃあ、どんな場所か?私にとって会社は「学校」でした。ここからは、非常に個人的な意見ですが、こんな変な考え方の人がいるという風に読んでもらえれば幸いです。

 会社での「学び」というと「社内研修」というのがあります。正直私は、あまりこの形の「学び」が好きではありませんでした。私が好きだった「授業」は“現場でのOJT”です。コピー機の使い方、お茶の入れ方、コンピューター操作、接客・接遇、時間管理、プロジェクト管理、様々な専門知識・・。ほとんどが初めてやるばかりで、難しいこともありましたが、私は「先輩たちがやっているゲーム(仕事)に参加するための基礎知識」だという不純な動機?で、とにかく楽しみながら学んでいきました。専門学校で学んだら結構なお金がかかることを、会社はタダで教えてくれる「気前のいい場所」です。

 また、会社という学校では「知識」以外も学べます。
その時は本当に嫌なのですが、時々会社は「失敗の体験」や「修羅場」という課外授業を用意してくれます。その時は「二度とこんな目に会いたくない」と思うのですが、この「修羅場」で学んだことは、私にとって、何事にも変えがたい財産になりました。
 会社では「人間関係」についても学べます。会社という組織で働くことは、否応なしに「様々な人」と交わることになります。時には嫌な人とも仕事をしなければならないこともありますが、この「否応なしの人間関係」で学ぶことは、本当にたくさんあります。「好きな人」ばかりの中では、経験できないことがあります。
 また、会社というのは、時に横暴で、いきなり「明日から〇〇に行って他の仕事をしなさい」と言われることもあります。しかし、これも前向きにとらえれば、「自分を磨くチャンス、新しい出会いが生まれるチャンス」。(もちそん、そんな前向きの人ばかりではないでしょうが、こんな風にとらえてイキイキしている友人もいます。)

 仕事を始めて30年以上たちますが、やっぱり会社は「人生の学校」ですね。辛いこともしんどいことも山のようにありましたが、振り返るとそれはみんな「いい体験(授業)」でした。今の時代、就職しなくても、一人で独立することもできるので、わざわざ人間関係が面倒な会社にいなくてもいいと思う人も多いようですが、私は、この面倒なことが大事だったと感じています。
 こんな感覚は、しばらく働いてみないとわからないのかもしれませんが、もし、働くことに悩んだ時は、こんな風にとらえてみてはいかがでしょう。もしかすると景色が少し違ってみえるかもしれません。
 新人の皆さん、新しい学校にようこそ。
 新しいことに挑戦して、「修羅場」という授業も楽しんでみてください!

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2018 年 03 月 30 日 11:31

人工知能とホスピタリティ

 最近、AI(人工知能)に興味が湧き、関連本を何冊か読みました。その中で面白かった本のひとつが、人工知能が東大合格をめざす「東ロボプロジェクト」の推進者であり、数学者の新井紀子さんが書かれた「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」という本です。

 前半ではシンギュラリティの到来や、AIに人間が支配される未来が来るなどの曖昧な未来予測に警告を鳴らしながらも、人工知能ができること、そして今の限界を、AIを研究した数学者らしく冷静な視点で書かれています。
後半では人工知能が発達する未来に人間がどのような仕事をしていかなければならないかという視点から考える力や読解力が低下している若者と日本の教育の現状に対して警告を鳴らしておられました。

 今、人工知能はたくさんの情報を集めて計算したり、統計を取るなどのことは得意でも、言葉の意味を理解することはできないそうです。人間が論理や数学で表現できないことはコンピューターにもできません。ましてや「人間の気持ち」などプログラミングできるはずがないそうです。
しかし、ある特定の分野(囲碁など)や同じことを繰り返す仕事などについては、近い将来、人工知能が確実に私たちの仕事を奪っていきます。だからこそ、人間はより人間にしかできない仕事をしていかなければ多くの失業者が生まれ、大恐慌になる。こう、警告しておられます。

 私も仕事柄いろんな職業に関心があり、いつも観察しているのですが、確かにロボットでもいいと思える仕事はありそうです。そんなことを心配している間にも、レジなしのスーパー、ロボットが受付をするホテル・・・もうAIの進出は始まっています。

 しかし、いくら便利だといって人の気持ちが理解できない(会話するAIなどは理解しているようなそぶりをさせているだけで本当はわかっていない)ロボットに囲まれる生活は本当に豊かになるのか?私たちにとって面白いのか?と考えると、やはり商売の現場、特に接客サービスの現場では、やはり人間が表に立っていてほしいですね。
店先で困っていそうな様子を察知して声をかけたり、微妙な表情から気持ちを推察したり、こちらがして欲しいタイミングでサービスを提供してくれたりできるのは人しかできないでしょう。ここは人工知能の苦手領域ですから、人間がやるべき領域です。
しかし、もし経営者が「これからはホスピタリティが大事だ」と、社員に無理やり「おもてなしをもっとしなさい」「心をこめなさい」と言ったところで、そもそもその社員がやる気に満ちていて、人への思いやりの気持ちを持っていなければ、ホスピタリティなど提供できません。「やらされ感」では、何れ「ロボットの方がましだ」という議論になってしまうでしょう。時代が変わっても、人間が仕事をする限り、どこまでいっても人のやる気や気持ちが問われていくのではないでしょうか。

 人工知能技術がどんどんと進化していくこれからの10年、20年。私たちにはどんな経営が求められていくのでしょうか?
どんな働き方が必要になってくるのでしょうか。
より、人間らしさが問われる時代になっていくのだろうと思います。

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2018 年 03 月 20 日 18:11

「あたりまえ」を続けることの大切さ

 先日、京都で開催したセミナー「知恵の場」で、DOITで取材させていただいた吉寿屋の創業者、神吉武司会長に「社員を幸福にする力」というテーマでご講演いただきました。
吉寿屋はお菓子の卸・小売の会社。創業54年、年商120億の会社ですが、これまで一度も赤字を出したことがないという優良企業です。
今回は、その秘訣をお話いただきました。しかし、お話されたことは「あたりまえ」のことばかり。ただ、その奥の深さには驚きや感動を覚えます。
例えば「早起きの大切さ」。創業時、どうすれば会社がうまくいくかと考えた神吉さんが考えられたのが「人より多く働くこと」。
「だから社長は早起きしいち早く働くことで会社はうまくいきます」。こう聞くと「単純すぎる!」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、よくよく聞くと唸ることばかりです。
例えば、経営者が早くに会社に行き、掃除をし、倉庫を整理し、商品に向かっていると様々な反省や気づきが生まれてくると言われます。
その小さな気づきを改善しより良くしていく。「現場に目を向ける大切さ」はいろんな経営者が言われていますが、吉寿屋さんも、これを何十年も続けていくことで会社は変わっていったそうです。

 東大合格者。頭が良くて合格した人もいるかもしれませんが、ほとんどは「人より勉強した人」です。大事なのは努力する時間だと神吉さんは言われます。
「エビ(小さな努力)で鯛(大きな成果)を釣る」のではなく、「鯛(大きな努力)でエビ(小さな成果)を釣る」のが会社を良くする極意だというお話が心に響きました。
 確かに私たちは直ぐに「早く成果をあげたい」「楽に儲けたい」という発想をしがちですが、世の中、そんな簡単に儲かるはずはありません。
結局は、小さなことをコツコツと続けてきた人だけが、成功を手にしているのかもしれません。
その他にも、「掃除」「感謝」「人に喜んでもらうこと」「人に施す(何かを与えること)」など、神吉会長が大切にしてきた「経営の基礎力」をお話いただきましたが、どれも「あたりまえ」のことばかり。しかし、だからこそ奥も深い。単純なことをひとつひとつを極めることの大切さを教えていただきました。

 それにしても、成功している経営者の言葉や行動は驚くほど似ていますね。
取材させていただいたDOITの企業の経営者は早起きで、掃除を大切に考え、人を喜ばせることが大好きな方ばかりでした。
成功の法則は、もしかすると単純でシンプルなのかもしれません。後は、やり続けられるかどうか、ですね。

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2018 年 03 月 14 日 12:03

ワクワク楽しく働く人に学ぶこと

今、「働き方改革」が注目されていますが、「働く時間をどうすれば楽しくなるか?」という議論はあまり聞きません。確かに長時間労働は問題ですが、働く時間が楽しくなり、ワクワクした仕事に向かっていかない限り、本当の意味で生産性は高くなっていかないと思うのですが、「仕事=楽しい」というのは夢物語なのでしょうか。

仕事を楽しくするには、何が必要なのか。楽しくそうに働いている人に共通することのひとつは、「目標の決め方」かもしれません。「魚釣り」も自分で「今日は何匹釣るぞ」と自分で目標を決めれば楽しいですが、「何匹釣りなさい」と目標を与えられると辛くなってしまいます。目標を自分で設定するか、他人に決められるか。楽しそうな人は自分で目標を決めています。ならば目標は与えられたとしても自分で決め直すか、密かに自分の目標を決めて仕事をしていくのがいいのかもしません。

もうひとつの共通点は「創意工夫」。「言われたことを、言われた通り」していると仕事は面白くなりませんが、楽しそうな人は、「言われたことを、自分で工夫し、改善し、より良い方法を追求する」ように仕事をしておられます。

仕事ですから、自分が「やりたいこと」ばかりが回ってくるとは限りません。それでも、「やり方」は自分で変えられる範疇。創意工夫し、より良いやり方を編み出そうとしていると、それ自体が面白くなってきます。魚釣りも「どうすれば釣れるか」と考えていくから面白くなるように、仕事を面白くするには、絶対に「創意工夫」が大事なのだと思います。

他にも仕事を楽しくしている人の共通点から学べることはありそうですが、また別の機会に書きます。仕事の時間がワクワクする時間になれば、みんな会社に行きたくなるはずですが、国会ではなかなか議論されません。まあ、政治家に言われてやるような問題でもないですね(笑)。

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2018 年 02 月 20 日 14:10

経営理念を伝えるために

先日、神戸で開催した試写交流会は、「経営理念の浸透」をテーマに皆さんで話し合っていきました。経営理念を社員に理解してもらいたいと思う経営者の気持ちと裏腹に、日々の仕事で精一杯で経営理念について考える時間がないという社員の皆さんの状況のギャップ。経営理念の共有、浸透に対して悩んでおられる企業は多いですね。

試写交流会では、最初の問い(語り合うテーマ)を「そもそも、経営理念はなぜ大切なのでしょうか?」と目的や意義を語り合うものにしたのですが、この問いかけは意外と普段考えたり、語り合ったりする機会がないという方が多く、対話はどんどん深くなっていきました。何となく大事であるということはわかっている。でも何故大切かと聞かれると明確に答えられないというもどかしさ。経営者は時間をかけて、自分と向き合い経営理念をまとめたのでもちろん意味も意義も理解しています。しかし、社員はなかなか深く考えたり発言する場もありません。

そんなギャップを埋めていくために、いい会社はどうされているのでしょうか。
徳島の西精工さんは、会社の大切にしたい価値観や哲学を200項目に分け、それを毎朝1時間かけて語り合う「フィロソフィー朝礼」を何年も続けておられます。他の会社では、経営者が毎月のように語り続ける会社もあります。
しかし、それだけやったとしても、実践や体験があって初めて腹に落ちるということもあります。新人の時にはまったく理解できなかったことが、何年か働いている間に、やっとわかっていくということは、誰もが経験されていることではないでしょうか。

そう考えると、経営理念を暗記させようとか、解説書でわかりやすく理解させるというような簡単な手立てだけでは、本当の理解は進まず、むしろ時間をかけ、ゆっくりと何度も何度も自問自答していく機会をたくさん設けていくほうが合っているのかもしれませんね。
いい会社は、やはりいちばん大切なことに、いちばん時間をかけておられます。

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2018 年 02 月 07 日 18:16

相手側の視点でみる

お客様満足を考える時のキーワードに、「を」ではなく「が」が大事だということがあります。「お客様を満足させる」というのは、企業がそうしているだけでもしかするとお客様は満足されていないかもしれない。商品に対してもサービスに対しても、満足かどうかを決めるのはお客様だから「お客様が満足されているか」という視点を大事にしていきましょうということだと以前に学びました。特にお客様はなかなか本当のことは仰ってくださいません。心に寄り添って伺ってみないと本心はわからないものですよね。

社内でも同じようなことがありますよ。部下に「伝えた」とこちらが思っていても、うまく伝わっていないことがあります。「伝えた」ことが大事なのではなく、本当は相手が理解したことが大事。「伝わった」かどうかを気にしないといけないのに、伝えたつもりになって安心してしまっていることが私もよくあります。

経営者と社員の間にもあるかもしれません。経営者が「社員を大切にする」ということも、自己満足で終わっているのかもしれません。本質は社員が「会社は自分たちのことを大切にしてくれているな」という心から実感を持っているかどうか。
いつも相手の側からみておかないと「つもり」で終わってしまいますね。

私も、この間も、自分は伝えたつもりでいることが、伝わっていなかったことがあり、反省をしたところだったのですが、この視点は大事にしておきたいと思います。

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2018 年 01 月 31 日 18:14

マニュアルの是非

先日、接客マニュアルの是非について語り合う機会がありました。ある人は、今の若い人たちを教えていくにはマニュアルがどうしても必要だといい、ある人はマニュアル通りの接客だと機械的で感じが悪いという意見です。

マニュアルは接客の基本や作業手順をまとめたものですから、これが出来なければ、きっとトラブルが起こるでしょう。一方で、マニュアルに頼らずに、自分で創意工夫してやる場合も仕事に慣れていない人が勝手にすると、こちらもまたトラブルが起こるかもしれません。
私は、マニュアルは「基本の手順」なので初期教育には必要だと思います。しかし、いつまでたってもマニュアルの通りにしか行動せず、何でも指示を仰いでから行動したり、自分で考えて臨機応変に対応することをしないでいると、お客様満足が低下する以上に、その人自身が仕事の面白さを失ってしまうのではないでしょうか。

人は考えることや自由な行動を制限されることがいちばん辛いはず。その場その場の状況において、どうすればいいかと考え行動して初めて楽しさが生まれてくるのだと思います。ずっと仕事の面白さを感じられないまま仕事をしていると、いつかマニュアル通りにもしなくなってしまうかもしれません。

マニュアルは基本。だからしっかり身に付けておく。でもそれだけ終わらないで自分らしくやっていこうと先輩が見本を見せていくようにするのがいいのかもしれませんね。
「いやいや最近の若者はそんな教育ではダメだ」という方もおられるかもしれません。しかし、最近アルバイトが主体的に行動し、いきいきと働くお店を見ることも多くなってきました。これから社会人となり羽ばたいていく若い人のためにも、考えて行動することを教えてあげたいと思います。

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2018 年 01 月 25 日 18:13

雪の朝の幸せ

先日の東京は20センチを超える大雪。帰宅困難者が出たり、滑って怪我をされた方がいたり、かなり大変な状況でしたが、皆さんは大丈夫だったでしょうか?

翌日、少し早くに会社に行ったのですが、近所の商店街ではみんなが雪かきをし、通り道を作っておられました。私も早速、その輪に入り雪かきに参加しましたが、既に出来た道を見ていると、それはいろんなお店に通じており、その商店街を通る人が困らないように川のように道が続いていました。
最初はもちろん、自分のお店の前だけの雪かきをしておられたのでしょうが、それだと他の店の人が困るだろうし、通勤する人も大変だろうと人の店の前や道路の真ん中に道を作り、歩きやすいようにしてくださったのです。
ちょっとおおげさですが、その道は皆さんの利他の心で出来た、まさに「利他の道」。雪国では当たり前の風景なのかもしれませんが、自分のことだけでなく、それぞれが人の為に行動をされたことに感動し、爽やかな気分になりました。

「利己的な人よりも、利他的な行為を行う人の方が幸福度が高い」ということも、最近、学問でも証明されているそうです。他の人が喜ぶことをして幸せな職場にしていきたいですね。

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2018 年 01 月 16 日 18:11

人と人のつながりを感じる、温かい場所

先日、自分の悩みや課題をオープンにし、それをみんなで解決するというワークを体験しました。知らない人同士でやるということで最初は遠慮がちだった人達も、そのワークが終わるとまるで昔からの知り合いのように仲良くなっています。

私も体験し、人の悩みに心を寄せて考えたり、自分の悩みに対していろんなアドバイスをもらったりしたのですが、心が温かくなっていくのを感じます。人にとって大切なことはやはり関係性。つながりを感じると元気になっていくのだろうと思います。
こうしたつながりが企業の中に失われていると指摘されるようになって久しいですが、改めて、こうした時間が企業の活力を高めていくためにも大事なことだと考える機会になりました。

「お互い仲が良く、小さなことも相談し合える」とい、言葉にすれば当たり前のようなことが失われると、表面的には頑張れたとしても、いつか疲れ果て、心がもたないのが人間なのかもしれません。そうなれば生産性どころの話ではありません。
企業の中にこんな温かい関係を取り戻すこと。働く時間を管理していくことよりも重要なことかもしれません。
そんな関係をつくるには、元気よく挨拶する、声をかける、同僚を気にする、感謝の言葉を伝える、話し合う・・・どれも続けていくのは大変ですが、たった一人の言葉がけや思いやりある行動に救われた気持ちになる人も多いのではないでしょうか。声をかけられるのを持っているか、声をかける側になるか。みんなが後者になっていくと、いつか自分にも声をかけてくれる人が出てくるのかも。会社が一人ひとりにとってホッとできる温かい場所になれば、きっと生産性も高まり、仕事の時間が幸せな時間なっていくのでしょうね。

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2018 年 01 月 11 日 09:50

ブロックスの精神

皆さんお正月はどのようにお過ごしだったでしょうか。
ブロックスは1月5日から営業を開始し、6日の土曜日は全社員が集まり、方針の確認と勉強会を行いました。

その中で「お客様に喜ばれ、自分たちも充実する仕事をしていくために、自分自身が大切にしている仕事の精神(価値観)」について、みんなで語り合う時間を設けました。
感謝の心。お役立ちの心。挑戦を楽しむ気持ち。誇りを持つこと。お客様を愛すること。
それぞれが自分が大事にしてきた精神の軸を出し合い、共有していったのですが、言葉は多少の違いがあっても、ほとんどが共通していました。
上がってきた価値観は、会社として大切にしてきたいと掲げてきた理念や価値観ばかり。それをみんなも大事だと思い、実践してくれていることを確認し、私も嬉しくなりました。普段の仕事の中では言葉にして話している訳ではなくても、先輩たちの仕事ぶりを通して、大事なことが若いメンバーに伝わっていく。時間がかかりますが、やはりこれ以外に精神を伝える方法はないと思います。

逆に言えば、悪い精神も知らぬ間に伝わっていくはず。だからこそ、上にいるものから、身を正していかなければ、アッという間に良いものの崩れていってしまうのかもしれませんね。今年も社員全員で成長していこうと思います。

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2018 年 01 月 05 日 09:45

ブロックスから新年のご挨拶

謹んで新年のご祝詞を申し上げます。
旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。

今年もブロックスは、「映像で日本を元気にしていきます」というスローガンを掲げ、経営理念である「生きる喜び、働く喜びの創造」の実現に向かって全力で挑んでいく所存です。

昨年は「働き方改革」という言葉が広がりました。しかし、本当に大切なことは時間の長短ではなく、働く人が幸せを感じ、いきいきと働いていることではないでしょうか。
仕事が厳しくても、充実感があり、自分の仕事に誇りを持てる人づくりや組織づくりを、全力でご支援していきます。

以前から取り組んでいる、見る人の気持ちが前向きになる映像づくり。そんな映像を活用した研修プログラムや社内イベントのご提案。そして昨年から特に力を入れてきた「理念に共感する人を採用するための映像」など、多くの企業の皆さまに喜んでいただいてきた、ブロックスらしい仕事を今年も続けてまいります。

本年もどうぞよろしくお願いします。

株式会社ブロックス
代表取締役 西川敬一
取締役 三宅章介
取締役 西川聡
ブロックス社員一同

2018大阪初詣

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私たちが大切にしていること