2009 年 12 月 31 日 18:50
今年もお世話になりました。
いよいよ大晦日です。私も、今日から休みに入りました。
久しぶりに家にいると、新しくできた家のルールがわかりません。ゴミを捨てるにもいちいち家内や娘たちに尋ねないといけないし、間違えるとやたらツッコミを入れてきます。
誰かが間違いにツッコミ、私が誤り、それを次女の未生(みお)がケタケタと笑う。このパターン、何度もありました。
まあ、こんなのも楽しいといえば楽しいですが、だんだんと娘が自分よりも偉くなっていくこの感じ、どうなんでしょう?
さて、今年もいろいろありましたが、DOIT!をはじめセミナーや映像制作で多くの皆さんにお世話になりました。メルマガやブログもたくさんの人が応援してくださって、本当にありがとうございました。
先ほど、ようやく「マイクレド」の改定が終わりました。
来年は、もっともっと自分自身を磨いていこうと思っています。
仕事も新しいことにどんどんチャレンジしていきます!
どうぞ、来年もよろしくお願いいたします!
皆さん、どうぞ良いお年をお迎えください。
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思うこと
2009 年 12 月 30 日 17:44
年末の上野アメ横
今日は東京で最後の仕事。
年末の上野で撮影があり、午後からそれに立ち会っていました。
撮影場所は上野アメ横のすぐ近く。
年末とあって凄い人だかりで、これぞ年の瀬!という感じの風景でした。
それにしても、買い物をしている人は、みんな楽しそうです。
売るほうも、これだけ人が集まってくると、どの店も活気に満ちていて、販売員の皆さんの顔も生き生きしてます。
皆さん、きっとこの雰囲気も含めて買い物を楽しんでいるんでしょうね。
上野アメ横は、戦後の食糧難の時代に始まったそうですが、昔も今も人は、こんな風に物の売り買いを通して元気になっていったんだろうなと、そんなことを思いながら歩いていました。
撮影していたキムチの第一物産さんの本店(東上野)も、夜までたくさんの人で賑わっていました。
「ここのキムチはうまいんだよ」と遠くから買い物にくる常連さんがたくさんのキムチを買って帰られていましたが、やっぱり「本物の商品」を作ってきた企業は強い。お客様の買い方を見ていると本当にそう思います。
手を省く時代にも、手を省かず本物にこだわって作り続けてきたキムチは、辛いけどたっぷりの愛も入っているようです。
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思うこと
2009 年 12 月 29 日 20:15
年末、いい感じ。
世間は年末のムードになってますね。
私は今日と明日仕事をしたら、休むことにします。
今年は一年を振り返ってみたりしているのですが、自分自身とすれば、かなりいい一年でした。
少しずつやってきたことが、実りになってきたこと。
期待していた変化が起きてきたこと。
良い習慣が身についてきたこと。
いい人とたくさん出会えたこと。
納得のいく仕事がかなりできたこと。
みんなの成長と心のつながりが深まったこと。
新しいことにたくさんチャレンジできたこと。
2009年は本当に充実の一年でした。
もちろん、まだまだ積み残していることもいっぱいあるのですが、そのことも含めていい感じの年末です。
今年の年初に立てた「ブロックスイノベーション100」という目標は、ブロックスの中で100個のイノベーションを起こそうというもので、これまでのやり方を変えたり、新しいことを始めたりすることを、みんなでどんどんやってみようという目標でした。
最終的には61個のイノベーションと、100には届かなかったのですが、こtれに挑戦したことは良かったと思っています。
来年はもっともっと変化して、もっともっと「感動の仕事」ができるブロックスになりたいです。
みんなで仕事に没頭して、入り込んで、感情移入をしまくって、ぶつかって、泣いて、笑って、たくさんのお客様に喜んでもらって、笑ってもらって、泣いてもらって・・・。
今年は相当熱い一年だったね~とみんなで振り返って泣きたい。
そんな2010年にしたいと思っています。
やるぞおおおおお!
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思うこと
2009 年 12 月 28 日 20:08
仕事収め
今日はブロックスの仕事収め。
みんなで掃除をしたり、残っている仕事をしたり。
最後にテレビ会議をつないで、今年の締めくくりをしました。
今年は本当に一人ひとりが成長した一年だったと、みんなの顔を見て改めて感じました。
苦労することもいっぱいあった分、それがやりがいになり、成長につながったんだと思います。
みんなのがんばりがあって今日を迎え、なんだか相当感慨深い、仕事収めでした。
みんな本当にごくろうさまでした!!
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BLOCKS
2009 年 12 月 26 日 17:17
落書きワイガヤミーティング!
今日は休日を返上して、お客様チームのメンバーと「会社のあるべき姿」を考えるミーティングをしました。今回は自由にアイディアを出してもらおうということで、模造紙とカラーペンを使って、落書きしながらのスタイルを取ることに。
ホワイトボードに書いても良かったんですが、それだと書く人が参加しにくいので、テーブルの真ん中に模造紙を置いて、みんながアイディアを書き込んでいくようにしました。
文字だけでなく、絵を描いたり、図を書いたり、他人の文章に言葉をつなげたり。楽しくなると、あっという間に模造紙がいっぱいになります。
普段考え抜いてきたと思っていたことも、こうしてワイワイ書いてみるとまだまだ新しいアイディアが生まれたりするもので、やっぱり右脳と左脳を両方使っていくことが大事な気がします。
壁が一面ホワイトボードに囲まれている会社もあるそうですが、やっぱり創造的な仕事はこんな環境が必要なんでしょうね。
今日のいちばんの収穫は、みんなの顔がいい顔になって終わったこと。
まだやれるんだ、もっともっと出来そうだ。
そんな思いになってもらうことを目標にしていたので、自分自身も嬉しくなりました。
普段は、みんな業務に忙しく、なかなかこんな時間がとれません。
忙しいだけの日々が続くと、ついつい目先のことに囚われて「あるべき姿」を忘れてしまいます。
それが愚痴になったり不満になったり。
一見すると無駄なような、こんな時間がいちばん大事なような気がした一日でした。
この後は、伊藤豊さんと年末恒例の食事会。
おでんを食べながら、来年の楽しい計画を話し合いたいと思っています。
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BLOCKS
2009 年 12 月 24 日 12:23
素晴らしい人に囲まれたクリスマスイブ
クリスマスです!
今日はいろんなことがありました。
まず、監督の中畑さんが東京の事務所に来てくれました。
今年もいろんなところでお世話になりましたが、昨日の夜も電話で打ち合わせをして感じたのですが、中畑さんの真剣さにはまだまだ足りません。
「いい仕事、本気の仕事」ですね。やっぱりそこですね。
その後、会社に来ていただいたのが、山崎宣次さん。
DOIT!94号を見ていただき、非常に参考になる分析とコメントをもらいました。
宣次さんも、先日の山形フォーラムや経営勉強会、DOIT!ガイドブックの原稿執筆で大変お世話になりました。来年は、もっといろんなことでご一緒する時間が多くなりそうな予感がします。
よろしくお願いします!
そして、夕方は、組織と人の幸せづくり研究所の間宮さんと松崎さんが御来社。
おいしいケーキを買ってきてくださいました。
間宮さん、松崎さんとずっと開発してきた「組織と人の向上セミナー」が
だんだん認知されるようになってきて、本当に感動の一年でした。
来年は絶対に飛躍の年にしましょう!!
そして、今日の最後のご来社のお客様は・・・
大久保寛司さん。
私たちの会社にとって、お世話になっている人ばかりが、サンタクロースのように集まってきてくださる一日。もちろん打ち合わせがあったのですが、こんなに素晴らしい人たちに応援していただけて、本当にありがたいと思います。
打ち合わせが終わる頃、
須賀ちゃんと聡さんがこんなケーキを買ってきてくれました。いつもありがとう。
大久保さんや間宮さん、松崎さんを囲んで、みんなで、ちいさなクリスマスパーティ!
幸せな時間を過ごさせていただきました。
その他、今日は嬉しいことがたくさんあって、かなりの量のクリスマスプレゼントをもらった気分。
夜、鬼澤さんからのメールにも励まされました。
皆さんの温かさに囲まれた一日。
今年もかなりいいクリスマスです。
【今日のメリークリスマス!】
コスプレにはまりつつある、ある変な人より。
全国の皆さんへ。メリークリスマス!
素晴らしいクリスマスをお送りください。
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2009 年 12 月 22 日 20:38
DOIT!94号、完成間近!
BAGZYさんの新人さんを、入社式から10月までの半年間、ずっと撮影をしてきた長期ドキュメンタリーがいよいよ完成に近づいてきています。
93号は既に発売しているのですが、今度はその後編(94号)。
タイトルは「愛の中で育まれる心」 ~みんなが光る、支え合う。~
今度は、あの新人さん達が、一人ひとりの壁に挑戦し、成長・自立していく姿を紹介しています。
その社内試写を、昨日と今日の2日間で行ったのですが、ほとんどの社員が目に涙を流してみていました。
でも、その感動はいつもと少し質が違うようです。自分より年下の新人さんが、いろんな課題に真剣に取り組み、先輩も含めて悔し涙や嬉し涙を流して仕事をすjる姿に、みんなこんな風に思うようです。
「自分はこんな悔し涙を流すほど真剣に仕事をしてきただろうか?」
「今の自分には重い。胸に付き刺さった・・・。」 そんな風にいう社員もいました。
今回の映像にはたくさんの現実のドラマがあり、それは長期ロケでしか取れないもの。
BAGZYさんの人づくりの「生」が出ています。
一番最初の73号では「自分の成長は部下の成長でしか計れない」というインタビューがあり、話題になりましたが、今回は「それがどのようなことなのか」が具体的にわかる、まさに素晴らしい企業のOJTの現場です。
特に今回はBAGZYさんの「愛ある厳しさ」が随所に出てくるので、「あの華やかな舞台裏にあるBAGZYさんの凄さを改めて感じた」という社員もいました。
今回は仮編集試写。
ここから何度かの修正を挟み、1月には本編集、MA(録音)、完成試写、プリント、発送と進んで行きますので、皆さんへのお届けは20日以降になりそうです。
待ちきれません?
そうですよね。私にとっても、この2巻はDOIT!の数ある作品の中でもかなり特別な存在になっています。
一番先に完成版で泣ける幸せ。ああ、早く皆さんに見てもらいたい!!!
かなりの衝撃ですので、見る時はどうぞ覚悟して見てくださいね。
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2009 年 12 月 20 日 13:05
DOIT!6時間耐久ワールド・カフェ!
土曜日は、フロー研究会のメンバーと数名のゲストを交えて、「DOIT!6時間耐久ワールドカフェ」なる勉強会をしました。
そもそもの始まりは、DOIT!を使ったワールドカフェをやった時に、「話し足りなさ」を感じたことがきっかけ。だったらとことんやってみないかということになり、鈴鹿8耐に倣って6時間議論するワールドカフェという企画になりました。
内容はこんな感じです。
10:00~
・アイスブレイク
・ワールドカフェ①DOIT(トヨタビスタ高知)
映像視聴+3ラウンド
12:30~お昼
・ワールドカフェ②DOIT!(七福醸造)
映像視聴+3ラウンド
・ワールドカフェ③DOIT!(バグジー93)
映像視聴+3ラウンド
18:30~
まとめ
19:20
終了
その後も、インプロという即興劇の勉強会をするなど、勉強会自体は10:00まで続いたのですが、その後も忘年会で話し合っり、6時間どころか、準備から含めると12時間以上は話し合っていました。
フロー研究会では、「フローになる働き方、集団」について話し合ってきたので、今回のテーマも、「どうすれば人が生き生きと働く組織が実現できるか」。様々な企業に所属する皆さんが、真剣に、気軽に、楽しく話し合っていきました。
それにしても、みんなタフです。
自分もなかなかしつこいタイプだと思っていましたが、さすがフロー者(浮浪者ではありません)。
すぐに熱中してしまいます。
特に今回は、大きな組織でどのようにDOIT!企業のエッセンスを広げていくかということが話題になり、できるだけ対話の場を設けてみれば?体験による「気づき」の教育やイベントをやってみれば?というような話もでました。
やっぱり若い人がこうして、本音で話し合う姿は見ていて気持ちいいですね。
と書いてしまうと年寄り見たいですが、「あるべき姿」「働くことの意義」「企業の目的」などの本質的な議論をしていくことは、絶対に役に立ちます。
企業には「わかっても、実践できない」ことも多いし、理屈だけわかっても駄目だということはみんな気がついています。だからこそ、「考える」「考え抜く」習慣は必要不可欠。
もっともっと深い「奥」にみんなと行ってみたい気がします。
「ゆるぎない信念」は、どう生まれるのか。そんな議論もしました。
これも理屈がわかっても、実践しなければ身につかないこと。
理屈を超えたところにある理屈を探求していきたいという気持ちがますます高まってきました。
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2009 年 12 月 19 日 11:59
感謝祭in大阪
金曜日の夜は、ブロックスにご協力いただいている協力会社の皆さんや監督やカメラマンの皆さんの「感謝祭」をしました。
東京オフィスは、春に「花見会」だったので、今回は大阪。
大阪スタッフのみんなが楽しい企画を立ててくれました。
企画者の一人、持田君から「サンタになってほしい」と言われたので、自宅から「マイ・サンタ衣装」を持参して、サンタ姿で登場。いつも仕事で顔を合わせている皆さんの前では、かなり恥ずかしかったのですが、お酒の勢いと、「ブロックス・コスプレ軍団」の応援で、なんとかがんばりました。
(ブロックス・コスプレ軍団?)
それにしても、こうして皆さんの顔を見ると、気合いが入ります。
ここにいる皆さんの協力や努力なしには、ブロックスは成り立たない訳ですから。
皆さん、熱い人ばかり。ただ仕事を受ける、こなすというような人はおられません。
どうしたらもっと良くなるか、どうすればいいものができるか。ブロックスのスタッフと共に懸命に考えてくれる会社の人ばかりです。
一人ひとりとお話をしていると、そのご恩にちゃんと応えたいという気持ちが、どんどん高まってきます。
ブロックスのみんなもそんな想いを感じてくれた様子。
ブロックスは、来年もがんばりますよ~!
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2009 年 12 月 17 日 15:20
元氣4人会望年会
昨日の夜は鬼澤さんやとみかさん、小川さんと毎年に一回の望年会。
ベルギービールで有名なブラッセルズさんで、楽しいひと時を過ごしました。
それぞれ活躍する分野は違っても、想いは一緒。仕事も離れているようで、どこかで重なっていて知人や友人も同じです。
「今年はこんな一年だった」「こんな仕事をしている」という報告を話し合うと、やっぱり「よ~し頑張ろう」という気持ちになります。嫌なことがあっても嫌だと思わない、あるいはすぐに切り替えてしまうメンバーなので、年を忘れる必要はありません。
来年の希望を、笑顔で語る「元氣4人会望年会」。清水さんのネーミングは最高です。
また、来年も元気でいきましょう!
【今日のベルギービール】
ベルギービールを世界から輸入していろんな味を楽しませてくれるブラッセルズさん。
4人でこんなに飲んでしまいました。
それにしても、ベルギービールはいろんな味があります。
この味わい深いビールを一度飲むと、もう元には戻れません。ぜひお試しを!
土橋さん、牧田店長、大場シェフ・・・。本当にありがとうございました。
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2009 年 12 月 16 日 10:22
気持いい仕事!
デジタルカメラが故障したかと思うと、数週間後に携帯電話が故障。
修理に出していたのですが、両方とももうすぐ戻ってくることになりました。
カバンにがさっと入れたり、手入れもほとんどせず酷使するので、罰があたったのかもしれません。
なくしてわかる物の大切さ。身近なものこそ大事にしてあげないと・・・。
使い慣れない代替えの携帯電話に悪戦苦闘しながら、反省をしています。
さて、最近ある会社のご依頼で映像制作を進めているのですが、その会社の担当者の熱い思いにとても刺激を受けています。
その方は映像を作るということは初めてで、きっとわからないことだらけで大変だと思うのですが、そんなことはひとつも言わず、とにかくいいものを作ろうと一生懸命に取り組まれます。
私もかなり粘っこくとことん取材するタイプですが、その人も負けていません。もっと理解したい、わかりたい、そしていいものを作って関わった人に喜んでもらいたい。そんな気持ちでぐいぐい来られます。
この一体感。この押され具合・・・。やっていて、こんなに気持ちいい仕事はありません。
私も絶対にこの人を喜ばせてあげたい、協力したいという気持ちがどんどん高まってくる感じです。
これまでいろんな仕事をしてきていますが、つい私の方がお客様より燃えてしまって、先方が「これでよい」と言ってくださるのに、「いやもう一度考えましょう」などというちぐはぐなことが時々あります。
そんな時は自分の一人相撲を反省するのですが、今回はがっつり本格的大相撲。
仕事はお客様と一緒に作るもの。お互いの心がひとつになって、本気になることは本当に気持いいです。
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思うこと
2009 年 12 月 15 日 09:46
受け継がれる味とこころ
来年創業50年を迎える、東上野のキムチの老舗「第一物産」の黄(ふぁん)社長と食事をしました。黄さんは3代目の経営者。お祖父さん、お祖母さんが心をこめて大事にしてきたキムチの味は、二代目のお母さんに引き継がれ、今、新しい世代に引き継がれています。
私も何度もここのキムチを頂いているのですが、だんだんとその味の深さがわかってくるようになりました。ただ辛いだけでもない複雑な味わいは、言葉ではなかなか表現できないのですが、スーパーで売っているものと食べ比べたらはっきりわかります。
これが韓国の伝統なんでしょうね。
日本でもぬか漬けが代々引き継がれていくように、韓国でもキムチづくりは母から子へと伝承されていくのだそうです。そこで伝わるのは単なる知識や情報の伝承ではなく、「知恵」や「心」。
キムチを愛し、多くの人に知ってもらいたいという、黄さんの熱い思いを聞いていると、本当にそのことが伝わってきます。
本店は東上野の小さなお店。年末はその店に前がお祭りのように行列ができるのだそうです。
食べる人の気持ちを考えた、愛情たっぷりのキムチ。私はかなりはまっています。
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思うこと
2009 年 12 月 13 日 09:18
あきらめない
日曜日、組織風土改革で有名なスコラコンサルトさんのプロセスデザイナーの皆さんのお話を聞きました。
スコラコンサルトさんは、いわゆる経営コンサルタントという職業ですが、そのスタンスは、我々が一般にイメージする経営コンサルタントのやり方と少し違っていて、先生という立場の人が答えや対応策を作ってクライアントに渡すというやり方ではなく、あくまでも主体はクライアントで、そこで働く人が自発的な意思で問題を見つけたり、解決できるような条件づくりをするお手伝いをするというもので、「内発的動機」に基づく風土改革にこだわられてきた会社です。
会社の中で黒子のように働くのがプロセスデザイナー。教えず、会社を良くしたいという意思をもった人と、一緒に考えるというのが基本スタンスなのだそうです。
この辺がとても共感できるところ。
もともと私も「自分で考えたい」「自分でやっていきたい」と思うタイプなので、いくら良い解決策を持ってきてくださっても、それをそのままやるのは充実感がありません。
そういう数値や文字に表れない「人の気持ち」があるのが組織。どんな良い仕組みも、動かす人の心がプラスになっていないとまったく機能しないというのは、いろんな組織にあることです。
プロセスデザイナーの皆さんは、そのあたりもしっかり見ながら、第三者の視点で伴走していく役割なんだということでした。
皆さんが一番うれしいと思うことはと聞くと、ほとんどの方が、元気をなくしていた人が元気になってくれた時とおっしゃっていましたが、そんな感覚は私も同じ。もちろん会社自体が元気になることがいちばん嬉しいのですが、その為にも、そこで働く人が一人でも元気になってくださることからしか始まりません。
時に涙を流されて、喜びや苦労を語られたり、スコラの皆さんのあたたかい人間的な部分がまた好きになりました。
組織の風土を変えるということはそんなに簡単なことではありません。時間もかかるし抵抗だってあります。途中でもう駄目だと思う時だっていっぱいあると思うのですが、関わる人が諦めては絶対に良くなりません。ある方が、「絶対にあきらめない」とご自身の信条を語っておられたことが、とても印象的でした。
ネバーギブアップ。いい会社になるには、これしかないですね。
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2009 年 12 月 12 日 19:37
仕事の原点とワールドカフェ
金曜日の夜は、大阪のお客様と「仕事の原点」を使ったワールドカフェをやりました。
模造紙に落書きをする、席を移動する、話す時間を長くする。
従来の視聴会のやり方に、ワールドカフェの要素を入れてみると、またいろんな気づきがありました。
映像とワールドカフェの親和性は、相当高い。目的によってはこの方がいいかもしれません。
これ以外にも、映像研修のやり方はまだまだありそうです。
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2009 年 12 月 10 日 20:30
DOIT!山形フォーラムが新聞に!
先週の土曜日に、やまがた経営品質研究会の皆さんのご協力のもと開催させていただいた「DOIT!山形フォーラム」のことを、地元の山形新聞さんが記事(12月10日・経済面)にしてくださいました!
著作権の関係で内容はご紹介できないのですが、かなり大きなスペースで載せていただき、担当の伊原も、私も、ブロックスのみんなも大喜び。本当に嬉しかったです。
雑誌などではこれまでに取り上げてくださったことがあったのですが、新聞では初めて。なんか誇らしい気持ちになりますね。
これもみんな山形の皆さんのおかげです!ありがとうございます。
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2009 年 12 月 09 日 19:55
経営勉強会での学び
今日はブロックスの社員研修のひとつ、山崎宣次さんの「経営勉強会」の日。
今日のテーマは「素晴らしい経営理念を確立する」でした。
以下が勉強の項目ですが、ひとつひとつが重く深いので、時間がいくらあっても足りません。
でも、みんな、あたらめて「経営理念」の原点を考える時間ができました。
1.経営者の最も大切にすべき仕事
2.企業繁栄のためのビジネスプロセス(BSCについて)
3.企業繁栄のための王道は、世のため人のために尽くそうとする願いを強く持つこと
4.松下幸之助「実践経営哲学」より
5.経営理念とは何か?(経営理念の構造)
2番のことは、山形フォーラムでも話をしていただいたのですが、、
山崎宣次さんが、何十年も前にダスキンの創業者と一緒につくったフレームが、今のバランススコアカードと同じだったという話はとても心に残っています。
しかし、「言葉」と「地下」の考え方は、鈴木清一さんならでは。宣次さんがまとめてくださったフレームを少しだけご紹介します。
4F 利益と共に発展する(財務の視点)
3F お客様に喜びを提供する(顧客の視点)
2F 仕事の優秀性を追求する(業務プロセスの視点)
1F 人の成長を手助けする(学習と成長の視点)
しかし、この後があります。
B1 感謝のできる人になる(感謝しあう組織風土)
B2 利他の心・愛・思いやり・祈り
高めていくのは、下から上に。
土台がしっかりしていないと、良い建物はできない。
そして、すべては「経営理念」で貫かれていること。
私も20代の頃、ダスキンに勤めていたのですが、経営理念と行動指針の言葉に、こんなに深い意味があることは当時はまったく考えず、ただがむしゃらに働いていました。
ただ、ひとつひとつの言葉は鮮明に覚えていて、こうやって振り返ると、本当に「理念」の会社だったのだと思います。
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思うこと
2009 年 12 月 08 日 16:46
映像の正しい見方は?
今日は、新発売のDOIT!93号「愛の中で育まれる心」の新作試写会&ワールドカフェをやってみました!
そもそもは、新しいDVDの発表会ということでしたが、DOIT!は見るだけでは価値の半分もありません。みんなで話し合っていくことで価値は何倍にも膨らんでいきます。
という訳で、今回は「DOIT!ワールドカフェ」のスタイルで勉強会をやってみよう!ということになり、私がファシリテーターになって、30名のお客様に体験していただきました。
ワールドカフェの話し合いのスタイルは、これまでの試写会とほとんど変わりませんが、どんどんと席を移動していくところがポイント。毎回新しいメンバーで話し合っていくことで、新たな気づきも生まれてきます。
やっぱり、人は人と関わりあっていくことで気がつくことやわかることがあるんだと、皆さんの楽しそうな話し合いを見ていて感じました。
今日は女性の方が、4名参加されていました。
DVDを視聴していただいている皆さんを見ていて、男性と女性の視聴の仕方に違いを感じました。
女性は、映像をまっすぐに心で受け止めようとメモも取らずご覧になられます。
その点、男性は見るだけではなく、メモを取り、考えながら見るという感じの方が少し多い様子。
もちろん、個人差はあると思うのですが、女性陣の4名が4名とも、メモを取られなかったのが印象的でした。
メモを取るかどうかは、もちろん自由ですしどちらでも良いのですが、メモを取る間は、どうしても目がノートに行きます。その間に「瞬間的ないい表情」や「ちょっとした動作」があるので、やっぱりそこも見てほしい。
その「ちょっとしたこと」が違いなんだと、バグジーさんの撮影をしていて、いちばん感じたところです。
となると、やはり初見で見るときは、メモを取らないでみてほしい。とお願いしたほうが良さそうですね。
そして、心で感じたことを、素直に話し合う。
話し合う時には、どんどんと書いていく。発想を広げる。
メモをたくさんとって、分析するような議論よりも、「感じる」⇒「考える」に持っていくほうが議論の広がりもありそうです。
右脳と左脳を使い分けていく話し合い、映像ならでのファシリテーションをもっともっと深く追求していきたいですね。
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思うこと
2009 年 12 月 06 日 15:30
熱い人のために
DOIT!をご活用いただいているだけではなく、2年ほど前に一度ご訪問させていただいてから、何か「心のつながり」を感じてしまうJA山口共済連さん。
今日は、そのご縁で、共済連に協力されている自動車整備業の皆様の経営セミナーにお招きいただき、DOIT!をご紹介したり、お話をさせていただきました。
山形~大阪~山口の楽しい日本縦断です!
この間出会った、高山村の自動車販売店のおばあちゃんの商売が忘れられず、この業界には一方ならぬ想いがありました。拡大路線に惑わされず、皆さんが大事にされてきたことを、直向きにされることが一番だと思うのですが、皆さん、DOIT!の映像で感じてくださったみたいです。ちょっと安心。
それにしても、DOIT!を愛してくださる人に「熱い人」が多いのは、「熱い人だからDOIT!に出会うのか」「そうでもなかったけど、熱くなってしまったのか」どちらなんでしょう。
担当の町田さんは、「DOIT!に出会って人生が変わったんです」と涙が出るようなことを言ってくださいます。人様の人生を変えてしまった責任を私はとらなければなりません。
それは私たちが頑張ること。頑張り続けること。
「なんだ、そんな会社だったの、ブロックスは」なんてがっかりさせるようなことだけはしたくない。
全国にいる「私たちの大切な友人(日本を元気にする会員)」のためがんばります!
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2009 年 12 月 05 日 20:58
DOIT!山形フォーラム無事終了
今日は、やまがた経営品質研究会さん(有志の集い)とのコラボレーションで開催した「DOIT!山形フォーラム」を山形で初開催。
この企画は、山形・酒田出身の伊原美保(お客様チーム)が準備を重ね、やまがた経営品質研究会の皆さんの全面的な協力のもとで実現した、手づくり感覚いっぱいのセミナーです。
今回は、私のマーケティングの師匠、山崎宣次さんと私が初の子弟コンビで司会をさせていただき、講演+DVD視聴&解説+ディスカッション+質疑応答など、盛りだくさんの半日セミナーでした。
宣次さんは、やっぱり引出しの量が半端じゃありません。
私がどんな質問を投げかけてもしっかりと答えてくれます。さすがです。
やっぱり、宣次さんはDOIT!の創刊からお世話になっているし、すべての事例を見ていただいているので、安心です。
山形の皆さんも熱心だし、75名の皆さんの前向きなオーラがとても気持ち良かったです。
やまがた経営品質研究会の皆さん、本当にありがとうございました。
また、山形で定期的にやりたいですね。
こんな風な、コラボレーションが広がっていったら、どんどん「つながり」が増えそうです。
ようし、来年は47都道府県で開催しますか!
皆さん、一緒に日本を元気にしていきましょう~。
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2009 年 12 月 04 日 22:57
遼君の言葉
テレビのインタビューで、あの石川遼君がプレッシャーについて答えていたのが印象に残っています。
「プレッシャーを感じないのですか?」
「僕は失敗することを考えないので、恐れるということがないんです。」
すごいですよね。
優れた成績を残す人は、みんな同じように考えるようですね。
周囲の期待に大きな重しを背負い、プレッシャーの中で「がんばります!」と答えていた昔のオリンピック選手に比べて、最近のスポーツ選手は本当に堂々としています。
高校野球でもニコニコ、楽しそうに野球をしているチームが優勝したり、指導方法や選手への接し方が確実に変わってきてるんでしょうね。
それに比べて、ビジネス界はまだ変化ができていないのかもしれません。
「結果を出せ」「ミスをするな」・・・。
成功させようと励ます言葉が、逆に負けるイメージを植え付けているのかも。
遼君のお父さんは、経過と姿勢については怒るけど、結果について怒ることは一切なかったとか。
やっぱり指導者の問題は大きいですね。
もっともっと勉強しなければ・・・。
さて、今日から山形。
明日はDOIT!山形フォーラムです。
山形はやっぱり寒い、けど人はみんなあったかい!
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思うこと
2009 年 12 月 03 日 08:36
人を元気にする達人
昨日は大前みどりさんのとのご縁で知り合ったピークパフォーマンスの五十嵐さんのご紹介で、代表の平本さんとお食事をさせていただきました。
平本さんは、あのオリンピックで活躍した柔道の石井さんなど、スポーツアスリートのメンタルコーチやビジネスマンの教育などをされている方。
どんな方なのかな~と楽しみにしてお会いしたのですが、とても気さくな、何かも本音で語られるとても感じの良い方でした。お生まれが兵庫県の新開地、震災でご両親を亡くされたり、海外で御苦労をされた方だけあって、言葉のひとつひとつが「実践的」で、飾りがなく、「素」で向き合ってくださいます。
合うだけで感じるのですが、平本さんは、人を元気にする達人です。
まず、会社の役割や目標がどうのこうのというまえに、自分はどう生きたいのか、自分は何がしたいのかをはっきりさせる。つまり「自分軸」を見つけてもらうことが、その人を元気にするポイントなんだと、企業の研修でも、一人ひとりの潜在的な思いを引き出していくことを大切にされておられます。
いろんなお話を聞かせていただいたり、自分のことを話をしたり、なんだか昔から知っている人のような気持ちになるほど、共通点を感じる方でした。(もちろんやっておられることは足元にも及びません・・)
みどりさん、五十嵐さん、いい場を作っていただきありがとうございます。
考えてみれば、大前さんとの出会いから、今年はいろんな輪が広がりました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうござます!!
DOIT!6時間耐久ワールドカフェ(12月19日)、楽しみですね。
【今日の街かど】
表参道の紅葉がかなりいい感じ。
冬はライトアップされて、さらに幻想的になるそうです。
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2009 年 12 月 01 日 17:20
日本再生プログラム、始動。
少しややこしい言い方ですが、私が尊敬する鬼澤さんが師と仰ぐ、藤原直哉さん(シンクタンク藤原事務所 所長)が、「このままの日本ではいけない、みんなで力を合わせて変えていかなければ」と、いよいよ動き出されるんだと、鬼澤さんからお話を聞いたのが数日前。
鬼澤さんも理事の一員となり、益々環境が厳しくなるこの時代だからこそ、なんとかしなければと、『NPO法人日本再生プログラム推進フォーラム』という活動を立ち上げられました。
その第1回目の会合に参加しないかとお誘いをいただき、昨日はなんと、政治家の集まる参議員会館の勉強会に出席させていただきました。
このプログラムは官も民も一緒になってやろうという取り組みです。第1回目の昨日は民間の現状を政治家に伝えていこうと、意欲ある民主党の議員さんに集まってもらって、いろんな分野で活躍する第一人者の皆さんの想いを伝える場。7人の議員さん、民間は20人近いのメンバーが集まっての勉強会でした。
そんな場に私のようなものが参加しても良いのか、最初は戸惑っていたのですが、私も以前からなんとか政治の方からも、この閉塞感を払拭することはできないかと思っていたので、思い切って参加させていただきました。
これまでも、DOIT!を厚生労働省の若者自立支援の部門に紹介したりしていたのですが、一人の力では難しく、そのままになっていました。
今回、みんなの力を結集して日本を良くしていこうという仲間に加えていただき、議員さんも含め、いろんな皆さんの「熱い思い」に触れると、また自分自身の奥にあったものが、ふつふつと煮えたぎってきました。
特に、今回はじめてお目にかかった藤原直哉さんの熱い思いと冷静な判断力にはとても刺激を受けました。あらゆるところに精通される見識の高さはもちろんですが、その奥にある「日本を良くしたい」という思いはかなりの熱さ。さすがは鬼澤さんの師匠ですね。
私たち、ブロックスも「映像で日本を元気にしていきます」と言い続けている会社。
ここで動かないでどうする!そんな気持ちで、勉強会に参加させていただきました。
今回のプロジェクトは、日本の力を呼び覚まし、これまでのようなエネルギーを消費しまくる社会からかしこく舵を戻し、地域の力を結集することで新しい日本の都市と田舎をつくろうというもの。
いくつかの研究会を通して、政治と民間が一体となって活動を進めていこうという壮大なプロジェクトです。
また、詳しいことは折りを見てご案内させていただきますが、ぜひ多くの皆さんと一緒に活動の輪を広げていきたいと思っています。
この間の「チェンジ・ザ・ドリーム・シンポジウム」でも感じましたが、大きなうねりが巻きあがってきている予感があります。日本の病、世界の病に対して、人類が自己治癒力を発揮していこうとしているような感覚。そんな感じです。
日本だからこそやれることがあるような気がします。
やっぱり他人任せではなく、具体的に動かないと何も変わりませんね。
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勉強会
2009 年 11 月 30 日 19:27
修理の対応・・・
いつも使っているデジカメのメモリースティックの接続がおかしくなり、修理に出したら、なんと3週間~4週間もかかるそうです。そんなにかかるものだと思ってなかったので、ちょっとびっくり。
こういう時、知識を持たない消費者はそれが長いのか短いのか判断のしようがなく、お店のご提案に従うしかないのですが、もう少し説明があったら納得できるのにと思いました。
「お客様が困っている時」こそ、お店の信頼を高めるチャンスなのに、もったいない。
「お困りでしょう、できるだけ早く対応してみますね!」というような一言があれば、一発でファンになるのに・・。
後、「修理ができ上るまで、代替機をお貸ししましょう!」なんていうサービスがあればいいな~。(これはちょっと厚かましいか・・・)
そこまではなくても、ちょっと気を配る言葉があれば、お客様は気持ちよくなるのに。コミュニケーションは難しいですね。
そんなことを思いながら、帰ってきました。
でも、うちも同じような対応をしているかもしれないな~。
修理を頼む時や、クレームがある時は、物が壊れている以上に、お客様の心も壊れている(イライラや不安)のだということを、改めてみんなで確認していこうと思います。
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2009 年 11 月 27 日 09:41
また繰り返すのか
いろんな企業の皆さんとお話をしているのですが、皆さん揃って「この不況で、ますます成果に対する追及が厳しくなってきた」というようなお話を聞きます。
この景気ですから、短期の結果に目が行って、なかなか長期的なことに取り組みにくくなっているようです。「CSを向上させよう」というような活動が、「そんなことより業績だ」という圧力にどんどん形骸化している。そんな嘆きをいろんなところから聞きます。
無駄なことなどするな、効率をあげよ。余計なことを考えず、訪問件数をあげろ。
いつも繰り返されるこの問題対処のサイクルで、本当に良くなっていくのか。この時期にも業績をあげ続ける沖縄教育出版さんやネッツ南国さん、ホンダカーズさんなどDOIT!企業のやり方と比べて、かなりの違いを感じます。
こうした企業の業績は、単純にいえば「人が育っている」という結果なのだと思います。しかし、その為には何十年も前から、時間をかけて「人を育て続けてきた」からで、「なぜ今伸びているのか」と言われれば、「過去にやってきたことが違う」としかいえないんでしょうね。
過去から問題対処ばかりを続けてきたところは、その結果が今出ている。
だから、また問題対処をするのか。今から問題の本質的なところに着手するのか。
本当に苦しい時代に、なかなか答えが出しにくいところなのでしょうが、現場の人たちの疲弊はどんどん進み、絶望や諦め、プレッシャーの中でどんどん縮こまって、本当の力を発揮する気を失っているのが現状のようです。
「ホームランを打ってこないとクビだ」と、打席に入るバッターの意欲をそぐ野球の監督のような矛盾がいろんな企業で起こっているのを、ひしひしと感じる今日このごろですが、本当に今必要なリーダーシップとはどうあるべきなんでしょうか。
最近読んだ本からも、いろいろと感じることがありました。
機会があれば、ぜひお読んでみてください。
■「考え抜く社員を増やせ!」 スコラコンサルト代表 柴田昌治著/日本経済新聞出版社
■「フロー・カンパニー」 エミネクロス代表 辻秀一 著 /ビジネス社
■「目に見えない資本主義」 田坂広志著 /東洋経済
■「毎日、社員が感動して涙を流す 理想の会社」 福島正伸著/きこ書房
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2009 年 11 月 26 日 22:34
完歩証明書が・・・
七福醸造さんから、写真と共に、先日の100キロ歩け歩け大会の「完歩証明書」が届きました!
ゼッケン番号:0988
タイム:25時間15分
いやー、やっぱり嬉しいですね。
2日間、25時間の激闘がよみがえってきます。
同封されていた資料によると、今年の参加者は1216人。
そのうち、723人がゴールをしたので、完歩率は59%。
この数字を見ると、そんなにハードな競技ではないように思いますが、実際は相当過酷です。
来年参加しようと思う方は、この数字をどう読まれるでしょうか。
簡単だ?難しい?なんとも微妙な数字ですよね。
その他、資料には、参加費に含まれている寄付金についての記載がありました。
寄付金の合計額は、5,765,000円。
収支報告書を見ても、七福醸造さんは一銭も利益を取られず、全額寄付になっています。
さすがですね。
寄付先は、障害者施設や養護施設、砂漠の緑化、アジアの子供たちのための教育など、私たちの汗と涙がこんな風に使われているかと思うと、「歩いた価値」があります。
人へのお役立ちと自分の成長の両立ができるこの大会。
ぜひお薦めです!
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2009 年 11 月 25 日 20:13
幸せな職場づくりセミナー、メンバー追加募集!
私達ブロックスが、脳力開発センターの田中典生さんと一緒に続けている「幸せな職場づくりセミナー」。
「どうすれば、DOIT!に出てくるようなCSもESも高い組織になるのか」という皆さんの課題に、お応えしたいと、田中さんと一緒に続けているセミナーなのですが、全国各地から「いい会社を作ろう」と頑張る会社の皆さんに参加していただき、もう3年目になるロングランのセミナーです。
このセミナーに参加し、田中さんの話をはじめて聞いた人は、みんな「目から鱗がとれた」とおっしゃるのですが、私が一番すごいと思うのは、話が全部具体的であるところ。
「何をすればいいのか」がはっきりわかるから、田中さんのことを慕われる人が多いんでしょうね。
田中さんは、これまでの経営の常識「売上―経費=利益」という発想は、もう古い。
「お客様の満足+働く仲間の満足=利益」という構図から発想していかなければならないと言われます。このほかにも、これまでにない発想やフレームを教えてもらえるので、「CSやっても駄目だった」とか「ESなんてよくわからん」といいう、もやもやしている人には、ほんと、「キタァ~!」と叫びたくなる内容なんだと思います。
ブロックスの担当は綾部さん。彼女もこのセミナーに相当情熱を傾けて、「幸せな職場づくりメンバー」と呼ばれる卒業生のネットワークをどんどん広げてくれています。
このネットワークの存在も、このセミナーの面白いところ。一人ではなかなか踏み出せないことも、仲間と一緒に進んでいくことで勇気がでるのだと、彼女はお世話係りとして、かなり頑張ってくれています。
(いつもニコニコ綾部さん!静岡生まれ、O型)
このセミナー、実は11月に第1回目がスタートしたのですが、好評に付き、もう少しメンバーを募集することになりました。
第2回目は1月21日(木)、第3回目は3月18日(木)の予定ですが、もしご興味のある方は、詳しい資料をお送りしますので、「資料希望」とメールに書いて、ブロックスまでご連絡ください!
※第一回セミナー分も録画映像で補講できますから、第二回から参加の方も第一回からの参加と同様に最初から学習できます。
メールアドレス:info@blocks-net.co.jp
弊社担当:綾部有紀 03-5312-1831
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お知らせ
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そんな田中典生さんの講演が収録されたDVDが発売になりました。
=いかなる環境変化にあっても未来を拓く法則=
「100年続いた経営や管理や利益の常識が、今、変わる」
~「売上-業績=利益」の重大な落とし穴~
講師:株式会社脳力開発センター 代表取締役 田中典生氏
※平成21年9月に広島で行われたセミナーを収録したものです。
時間:2時間48分 価格:10,500円(税込)
企画制作・発売 中国生産性本部
★お問い合わせはブロックスまで(上記と同じです)
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セミナー
2009 年 11 月 24 日 21:35
実はつながっている
人の寿命は80年ぐらいですが、確実なことは誰にも終わりがあるということ。
宇宙の創生がおよそ150億年前、地球が出来て46億年ということですから、その時間の中ではアッという間です。
それでも、この世に生を受けたことには理由がある。
最近、こんなことを良く考えます。
この間のチェンジ・ザ・ドリームも、新しい世界観・宇宙観のことが話題になっていましたが、あのイベントに参加して、宇宙規模で物事を考えることに違和感を感じなくなりました。
「すべての物の元は同じ」。
夕焼けに涙するのも、人のつながりが大事だと思う気持ちも、動物を愛おしく思う気持ちも、ゴミにあふれる街に住みたくないという気持ちも、何か大いなるもののひとつであることが影響しているような気がしてきます。
今の世の中の貧困の問題や、世界を震かんさせているアメリカ発の恐慌も、人々の精神の荒廃も、食糧危機も、温暖化も、そのおおいなるものからの警告で、気づけと言われているような気がします。
母の死に直面し、「生」に敏感になっているのかもしれないのですが、自分の生きている時代のことだけではなく、その後の世代に何を残せるか。
この「警告」に対してどう立ち向かうのか。
「お前の役割を全うせよ」という声が聞こえてくるような気がします。
まずは身近なところからしか変えていけないのですが、それで充分なのかもしれません。
60億人のうちの1人の力なんて大したことがないと思っていたら、そのつながりは意外と大きく、同じことを考え、思っている人は、かなりの数になっていいるようです。
この間聞いた話では、環境問題に取り組んでいる団体は、全世界で200万にもなるのだとか。
草の根運動だと思っていたことが、そんなに広がっているのだと思うと、人間が願うことは、そんなに違っていないのだということに気が付きます。
なんとなく思うのは、人は良い方向に向かおうというDNAを持っているのではないかということ。
経済的に豊かになることが、そんなに良い方向でなかったと気がついてきたことも、そのDNAの影響なのかも。
自分の内なる声に耳を傾けてみることが、案外大事なのかも・・・。
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2009 年 11 月 23 日 15:48
「恩」という字は
母の葬儀から一週間。家にお寺さんに来ていただきお参りをしました。
家内はまだ思い出す度に涙が出てくるようです。私も母がしたかったこと、思いを聞くと胸が熱くなってしまいます。
お寺さんがこんな話をしてくれました。
「恩」という字は、「因」と「心」で構成されていますが、「因」という字は人が安心している状態のことをさすのだそうです。人が大の字になって寝ている様子。安心や幸せを感じ過ごせているのは、周りの人の支えがあってのこと、それを「心」に留めておくことが大事なのだと、「恩」という言葉が教えてくれるているということでした。
そういえば、母は人の「恩」をとても大事にしていました。
だから、何かをしてもらったら必ずお返しをする。今、こうして幸せに暮らせているのは、まわりの人のおかげだと、いつも感謝していました。
今の世の中、なかなか「恩」なんて言わなくなりましたが、やっぱり大事なこと。
もう一度ゆっくり考えてみたい言葉です。
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2009 年 11 月 22 日 16:08
チェンジ・ドリーム
土曜日は「チェンジ・ドリーム・シンポジウム」というワークショップに参加してきました!
このワークショップは、どんな大きな問題も、一人ひとりが目覚め、チームになって知恵を出し合い、つながっていけば、乗り越えられるよ!という気持ちになるためのもの。
世の中にある、経済格差や貧困の問題、あるいは環境破壊や精神の荒廃や孤立感などの大きな問題の前に、人はどうしても「無力感」を感じてしまいますが、世の中はつながっているのだと少し見方を変えれば、乗り越えることは可能だと思えるようになる。そんなことを話し合うシンポジウムでした。
気づいたことが多すぎて、一言ではまとめられないのですが、ザクっというと、地球のこと私の仕事や人生とのつながりが確認できたということでしょうか。
自分の興味関心が何からもたらされ、何のためにあるのか。改めてやるべきことが明確になった気がします。
「すべてがつながっている」という価値観が、私にとってそんなに違和感がなく受け入れることができたのは、日本人であるということと無関係ではないような気がします。自分が20年以上続けてきた仕事のは無駄ではなかったし、もっと地球規模に考えてもいい時代になったのかしれない。何かが確実にひとつの方向に収斂されているような気がします。
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セミナー
2009 年 11 月 20 日 09:42
疲れている時に満員電車で席を譲ってもらう方法
長野から名古屋、名古屋から津、津から東京、東京から郡山と日本を転々と回った一週間でしたが、一番寒かったのが、長野。そして郡山も相当寒くて、早く東京に戻りたいと思ったら、東京も郡山並の寒さで、ビックリしました。
長野の寒さに懲りていたので、郡山に行く前に東京駅のユニクロで1000円のマフラーを購入。これはなかなか重宝しました。1000円でもゴワゴワしないし、短い訳でもありません。ユニクロさん、ありがとうございました。シャツとパンツと靴下の3点セット「お泊りパック」1000円も買っちゃいました。
夏はどれだけ暑くても平気なのですが、寒さは苦手です。しかし、着込んだり、厚着をしてゴワゴワするのも嫌だという我ままな私にとって、この冬をどう快適に過ごすかは大きな問題。今流行りのヒートテックというやつを着てみますか・・。
さて、今日は夕方から「DOIT!ワールドカフェ」の催しを銀座で行いました。
私も参加させてもらっているフロー研究会主催のDOIT!ワールドカフェは、今回で2回目。バグジーを見て、グループに分かれて3つのセッションをします。
「ワールドカフェ」のポイントは、セッションごとに席を移動すること。ただし一人のホスト役だけ残り、新しく加わったメンバーから、他の島でどのような会話があったか話を聞いたり、自分の島の会話を説明します。テーブルには模造紙とカラーペンがあるので、落書きもOK。
3回目は、もう一度最初の島に戻るのですが、ホスト役は「お帰りなさい」。旅立っていった人は「ただいま」というのが面白いところ。
様々な島での体験をもう一度最初のメンバーで語り合う中で、新たな気づきも生まれます。
「バグジーの人は、いつもまわりの人を受け入れてあげよう、人を大切にしようとする気持ちでいるから、いつの間にか自分も受け入れられるし、大切にされる。」「それが安心につながって、人が素になって家族のような関係ができているんじゃないか」というような議論がありました。
その時私が思い出してお話したのが、「疲れた時に、満員電車で席を譲ってもらう方法」の話です。
静岡のある会社の社長の書かれた本に書いてあった話なのですが、皆さんは、どうすれば疲れた時に満員電車で席を譲ってもらえると思いますか?
答えは、「疲れていそうな人がいたら、席を譲ってあげる」。
自分が座ろう、座ろうと席を奪いに行ってしまっては、みんな座れません。疲れていそうな人に席を譲ってあげれば、その人は感謝し、いつか誰かに席を譲ってあげようとする。
いつかわからないけど、自分が疲れている時に、以前、席を譲ってもらったことがある人が、席を譲ってくれる。その善の循環を作っていこうといのが、この質問の答えです。
バグジーも、そんな組織だと思います。
自分が自分がと自分の利益ばかりを考えている組織は、競争の中でみんな疲弊してしまいます。人を喜ばそう、助けようと、他人の利益を考え合う組織は、自分が困った時に誰かが助けてくれる。席を譲ってくれるんでしょうね。
この逸話は、私の大好きな話です。
盥の水と同じですね。
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2009 年 11 月 18 日 20:25
リーダーシップの手本
今日は日本を元気にするセミナーでもお世話になった鬼澤さんの研修を聴講させていただきました。
今回お邪魔させていただいたのは、三重県と津市の職員の皆さん向けの「経営品質入門講座」「働くモチベーションパワーアップ講座」という内容。地方自治体を元気にしていくために全国を飛び回っている鬼澤さんの、まさに中心的な仕事です。変化を求められている公務員さんが、今まさに「経営の視点」で自分達を変えていこうと頑張っておられるのですが、過去からの体質はそう簡単に変わるものではありません。それでも鬼澤さんは諦めず、一人でも多くの人が目覚め、変化のための行動を起こしてくれればと、この活動を続けておられます。
私は、以前からもっと鬼澤さんと一緒いやれることはないかと考えていたのですが、今ままでなかなか仕事の現場を拝見する機会がありませんでした。そのチャンスをいただき、今日実際に現場にいった訳ですが、午前午後のダブルヘッダーで手を抜くことなく丁寧に話をされる鬼澤さんの姿に、改めてその高い志、情熱を感じました。
どう考えても、こうした自治体の仕事は企業の仕事より割が合わないはず。それでもそんなちっぽけな損得勘定ではなく、日本の為、社会の為にと自治体の要望に出来るだけ応えようとされる鬼澤さんの生き様は本当に素晴らしいと思います。私も実際に自治体の皆さんと話をさせていただいて、その活動が如何に大変なことか、その現場を体感せてもらったから余計そう思うのでしょう。
ほんとに触りだけですが、少しだけその情熱の原点が共有できたような気がします。
それにしても、自らがリーダーシップの手本となり、若い職員さんを励ましていく鬼澤さんの姿がとても印象的でした。講義は「語られる内容」もさることながら、「語る人」の存在が一番のメッセージなんですね。
鬼澤さん、三重県の皆さんありがとうございました。
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2009 年 11 月 16 日 21:45
白馬
日曜日から再び長野県に来ています。
スキーのメッカ、白馬では白馬八方尾根に雪が積もり、とても奇麗です。
その白馬村を俯瞰できる場所を探して、長野オリンピックで有名になった白馬ジャンプ競技場に上りました。日の丸飛行隊、原田の涙が思い出されるあの有名なジャンプ競技場は、予想以上に高く、ノーマルヒルのスタート地点に立っただけで足がすくんでしまいます。
よく、こんなところから飛び立つもんだと、眼下のジャンプ台を見下ろしながら撮影をしていました。
昨日はみぞれ交じりの寒い一日でしたが、今日は途中から晴れてきて、空の青と雪山の白のコントラストが見事でした。
こんな素晴らしい風景が、東京からたった数時間移動するだけで見ることできるんですね。
日本は本当に広いです。
写真はまた後日公開します!
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思うこと
2009 年 11 月 13 日 19:00
天国へ
意識が戻らぬまま病院で頑張っていた義母が、10日の夜静かに息を引き取りました。昨日は葬儀を行い、たくさんの人に見送られながら天国に旅立っていきました。このブログで義母のことを書いてしまったことで、皆さんから励ましていただいたり、にいらぬご心配をおかけしてしまいました。温かい言葉を送っていただき、本当にありがとうございました。
義母は78歳。大阪の下町で生まれ、激動の昭和の時代を苦労しながら生き抜いてきた人です。人様に迷惑をかけない。人との付き合いを大切にする。それが義母の生き方でした。身体がしんどくても働きに行き、何もかも自分の手でやることを信条としていたので、無理もあったのかもしれません。
しかし、葬儀には200人近い人が集まってくださり、皆さんに惜しまれて去っていった義母の人生は本当に幸せだったと思います。
私も、いろんなことを教えてもらいましたが、いろんな人が「話を聞いてもらった、相談に乗ってもらった」と言ってくださるのを聞くと、改めて「人とのつながり」の大切さを感じました。
勝ち組とか負け組、金儲けが成功者という風潮は未だにありますが、こんな風に目立たないけど、小さなことだけど、たくさんの人と幸せを分かち合いながら生きていく人生は、本当に素晴らしいと思います。一歩でも近づけるように、私も生きていきたい。そんな気持ちになっています。
子供たち、親戚、友達と折り始めた千羽鶴もなんとか間に合い、天国に持って行ってもらうことができました。家族はこの間、涙をいっぱい流しましたが、それと同じぐらい、おばあちゃんの素晴らしさも伝わったと思います。
私自身もいろいろと考えることがありました。人はこうして、身近な人の死を通して、みんな自分を見つめなおし、成長していくのかもしませんね。
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思うこと
2009 年 11 月 10 日 15:39
蒲ちゃん
今日は名古屋のオフィスで責任者の蒲田さんとミーティング。
創業からのメンバーである彼は、最初は大阪で仕事をしていましたが、もっとお客様の近いところで責任を持って仕事をしたいと、数年前に名古屋に事務所を開設、たった一人のオフィスですが、いつも頑張って仕事をしてくれています。
蒲田さん(カバちゃん)は、そんな環境でもめげることなく、愚痴も言わず、お客様に向かってやってくれるので、本当に頭が下がります。
彼の実家は、京都丹後にある佐七商店という魚屋さんなのですが、彼の粘り強さ、明るさ、サービス精神は親から受け継がれた商売人のDNAなのかもしれませんね。
現状の課題を聞いたり、今後こうしていきたい、こんな風にお客様に役立っていきたいという話をして東京に移動してきました。
創業時の苦労を知っている彼はいわば戦友のようなもの。彼のがんばりは、こちらのブログから見てあげてください!
※佐七商店が扱う「たいざがに」は、かなりうまいカニとしてブランドになっているほど。一度食べてみてください。
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2009 年 11 月 09 日 16:08
山形と福岡でDOIT!フォーラム!
今日のメルマガでもご案内をいたしましたが、鳩山政権に頼らず?民の力で日本経済を活性化する地域振興策「地方から日本を元気にする計画」を、ブロックスで行います(おおげさですね)。
そう、地方版「日本を元気にするセミナー」、あの「DOIT!フォーラム」です。
これまで、愛知、札幌、福井、仙台、倉敷と、いろんな地域で開催してまいりましたが、今度の舞台は・・・
最上川や映画「おくりびと」で話題の「山形」と、博多どんたくやもつ鍋で有名な「福岡」です!
「いつも東京ばかりでずるい!地方でもやってくれないのか?」と言われ続けて○年間?
やっと、山形の皆さんと福岡の皆さんにお応えすることができました。
東京で「日本を元気にするセミナー」に参加して皆さん。地方のお友達にもご紹介いただければ幸いです。
注)・観光やベンチマークを兼ねて、都会から行くというのもお薦めです。
・近隣県の皆さんもお気軽にご参加ください。
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◆山形で初めてのDOIT!フォーラムです!/2009年12月5日(土)
『DOIT!山形フォーラム』
協力:やまがた経営品質研究会
素晴しい企業に学ぶ!
「人が幸福になる経営」
山形で初めて、フォーラムを開催させていただくことになりました!
テーマは「人が幸福になる経営」。
講師には、DOIT!のガイドブックの解説でもお馴染みの
べルウェイ研究所の山崎宣次さん。そしてブロックスの西川と
一緒に、この永遠のテーマについて考えて参ります!
映像と講演、そして参加者の皆さんとのディスカッション。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
【 日 時 】 2009年12月5日(土) 13:00~16:30(開場12:30)
【 会 場 】 山形ビッグウィング
山形市平久保100番地
【 講 師 】 山崎宣次氏(べルウェイ研究所・所長)
西川敬一(ブロックス代表・DOIT!編集長)
【参 加 費】 お一人様 4,000円(税込)
【 定 員 】 100名様
★詳細・お申込みはコチラ!
★お問合せはお気軽にどうぞ!!
MAIL / TEL : 0120-073-396
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◆『DOIT!フォーラムin福岡』はこちらです!/2010年1月20日(水)
DOIT!フォーラムin福岡
感動企業ヨリタ歯科とBAGZYに学ぶ!
社員が輝く!心の経営
~笑顔とやる気が生まれる職場づくり~
日本各地で開催している『DOIT!フォーラム』がいよいよ福岡に上陸します!
講師にはワクワク楽しい歯科医院「ヨリタ歯科クリニック」の寄田院長と
地元福岡の企業「BAGZY」の久保社長をお迎えし「心の経営」について
ご講演いただきます。皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
【 日 時 】 2010年1月20日(水) 13:00~17:00(開場12:30)
【 会 場 】 イベントホール「スカラエスパシオ」
福岡市中央区渡辺通4-8-28 FTビル
【参 加 費】 お一人様 12,000円(税込)
【 定 員 】 200名様
★詳細・お申込みはコチラ!
★お問合せはお気軽にどうぞ!!
MAIL / TEL : 0120-073-396
カテゴリー :
セミナー
2009 年 11 月 09 日 09:22
病院の中で
土日は病院にいましたが、大きな変化はありません。
それでも集中治療室から一般病棟に移ったことで時間を気にせず会いに行けるというのは嬉しいこと。家族や親せきで千羽鶴も折り始めました。
看護師さんが時々体温を測りに来たり、身体の向きを変えたり、いろいろとお世話をしてくれます。意識のない病人であっても、身体に触れるときには名前で呼びかけてからお世話をしてくれるのは、やっぱり嬉しいですね。
不安になっている我々にとって、病院の皆さんのひとつひとつの言葉に敏感になってしまうのですが、こちらの病院の看護師さんは皆親切だし、話しかけても笑顔で応えてくれてくれるので安心です。
それにしても病院にいるといろんなことが気になってくるものですね。医療に携わる人はもちろん、病室の臭い、清潔さ、温度、明るさ、音。小さな変化や違和感に敏感になっている自分に気が付きます。不安感がそうさせているのかもしれませんが、こうした患者や家族の気持ちにも向き合っていく医療という仕事は本当に大変な仕事ですね。我々の心まで支えてくれる病院の皆さんに心から感謝したいと思います。
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2009 年 11 月 06 日 17:48
講演
義母の意識は戻らぬままですが、髪の毛を洗ってもらってすっきりした様子。今日から一般病棟に移動するということになったと連絡がありました。お医者さんは難しいと言われますが、奇跡が起きることを祈り続けたい。明日は大阪に戻ります。
さて、今日は朝からJA共済様の役員セミナーで講演をさせていただきました。いただいた時間は1時間45分。DOIT!の取材活動で気づいたこと、学ばせていただいたことを映像を交えながらお話をすることにしました。
見ていただいた映像は、ヨリタ歯科・ネッツ南国・川越胃腸病院・BAGZYの4つ。数分間ずつしか紹介できませんでしたが、各地から集まられたJA共済の役員の皆さんは、ほとんどが初めての視聴。どのように感じられるか、心配もありましたが、皆さん熱心にメモを取らられていて、ホッとしました。
講演の内容はパワーポイントにまとめているのですが、やっぱり毎回反省があります。私にとってひとつひとつの取材は感動の嵐。感じることが多すぎて、どうまとめても話し足らない気がします。かといって全部話すなんてできないし、本当に講演というのは難しいですね。
何より、一番もどかしいのは、皆さんが映像を見てどう感じておられるのかがわかりにくいこと。表情を見るしかないのでしょうが、できるのなら直接話を聞きたい。そんな気持ちに駆られます。
何かもっと工夫をしていろいろな方法にトライしてみようという気になってきました。
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セミナー
2009 年 11 月 04 日 15:32
想いが大事ですよね。
昨日も一日病院にいましたが、まだ義母の意識は戻りません。
私の娘も3人で病室に入り、お祖母ちゃんに呼びかけるのですが、その声も届かない。もどかしい日々が過ぎていきます。
今日、明日はどうしても東京で用事があり、大阪を離れなければなりません。
人に迷惑をかけることが一番良くないといつも言っている義母のことなので、こうして仕事をすることの方が喜ぶのかもしれません。家族も親戚も、病院の皆さんも必死でがんばってくれているので、今日から私も頑張っていこうと思います。
さて、今日は組織風土改革で有名なスコラコンサルトの皆さんが会社に来てくださいました。
先日も「日本を元気にするセミナー」に参加していただいたり、「実践学習会」で全国の企業を訪問したり、我々と共通する想いを何か形にできないかと、いろいろと相談しあっているところです。
何か事を起こす時、私が一番大事だと思うのは、お互いの気持ちが通じ合うこと。
こんな場合、とかくメリットやデメリット、どうすれば儲かるかというような話が先になりがちですが、そんな損得勘定をどれだけ話し合っても、うまく行く気がしません。
何が好きか、何が大事か、どうしたいのか。そんな話が一番です。
やはり、想いがひとつにならない限り、一緒に山は登れません。
スコラの皆さんは、とてもいい人。何か面白いことができる予感がしてきます。
さて、今日はこれからある会社の勉強会のお手伝いに行ってきます。
映像ファシリテーションの楽しさを感じてもらってきます!
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お客様
2009 年 11 月 02 日 15:11
病院で
大阪の家族の隣に住んでいる義理の母が急に倒れ、先週末から病院の集中治療室にいます。金曜日から昨日まで私も病院に詰めているのですが、未だ意識が回復しません。
病院に運ばれた時は心肺停止状態でしたが、なんとか持ち直し、力を振り絞ってがんばっています。家族や親せきが駆けつけて応援し病院の皆さんも必死で治療をしてくださっています。
義母は最も尊敬する人のひとり。自分のことはいつも後回し。とにかく人のことばかりを気遣う優しい人です。自分がどんなに苦しくても辛くても愚痴ひとつ言いません。いつも気丈に振る舞い、人に心配をかけることを最も嫌っていました。病院で言葉を発することはありませんが、その姿は何かを語りかけているような気がしました。少しでも傍にいて祈り続けようと思います。
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その他
2009 年 10 月 29 日 09:28
がんばります。
「日本を元気にするセミナー」で素晴らしいコーディネイトをしてくださった鬼澤さん。先日、DOIT!93号のことをブログでご紹介いただいたので、お礼のお電話をさせていただいた時、「今から川越胃腸病院で人間ドックを受けるんです」とのこと。「いいですね~」と思わず言ってしまいました。
身体の検査ですから決してワクワクするものではないとは思うのですが、なんとなく鬼澤さんも嬉しそうで、ちょっと悔しくなりました。でも、こんな風に思える病院ってあまりないですよね。
いつか検査してもらおうと、かなりモチベーションがあがりました。
でも、毎日忙しくされている鬼澤さん。私も身体が心配です。天使の笑顔に囲まれてどうぞゆっくりと休んでくださいね。
鬼澤さんもそうですが、私たちの知らないところで、いろんな皆さんが「このビデオはいいよ」と紹介してくださっています。本当にありがたい話です。
そんな皆さんにどれだけ感謝の言葉を尽くしても足りません。私たちがしなければならないのは、紹介された人が「良かった」と期待以上だと言ってくださる映像を作り続けること。それこそがご紹介くださる皆さんへの恩返しだと思っています。
94号の制作も全力でがんばります!
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お客様
2009 年 10 月 28 日 14:25
ブロックス夜7時
ブロックスは、DOIT!の制作・販売以外に、企業の映像制作のお仕事、映像を使った組織風土改革のお手伝いなどをしています。
その為に、毎日のように企画会議が行われています。
今日の夜7時の東京事務所です。
これは制作部の須賀君(栃木出身)と営業担当の綾部(静岡出身)さん。
あるお客様に対してどのようなご提案をすれば喜んでいただけるか、A型の須加君とO型の綾部さんが、先ほどから「ああでもない、こうでもない」と話し合っています。
綾部さんも、いつの間にか頼りになる先輩になっています。
この楽しそうな顔が、いいですね~。
私にとって何が嬉しいかと言われれば、「夢中になって働いてくれている姿」を見ること。
さっきから、私を完璧に無視して話っています。(ちょっと無視しすぎ?)
同じ時間、こちらのテーブルでは、映像の構成内容についての話し合いが行われていました。
話しているのは、100キロを歩ききって、なんとなく頼もしくなった森山君(新潟出身)と、外部のディレクターの井手さん。(井手さんは昔の会社の時からのお付き合い。熱くて楽しい大好きな監督です)
今度制作することになった、ある会社の「50周年記念映像」の内容について、どう表現すれば一番視聴者に伝わるかを話し合っているところ。
こちらも、なんだか盛り上がってます。
楽しいと「こうしたらいいんじゃないか」「こうやってみようよ」とアイディアがどんどん出てくるもの。やっぱり会議は「楽しく」が基本ですよね。
最近は、プロデューサーとして独り立ちした若手同士、あるいは新人との新しい組み合わせで、ブロックスに新しい血が生まれています。
夜中まで熱く議論する。酒を飲んでいても仕事の話をする。
私も三宅さんも弟も、若い頃からこんな風に熱く仕事してきました。
今風じゃない、そんな意見もありますが、心を伝える映像だからこそ、こうしたこだわりが「質」を高めていくのは間違いありません。
自由に、アグレッシブに、自分らしく、若い世代でどんどん新しい時代を築いていってほしい、心から願います。
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2009 年 10 月 27 日 20:33
100㎞歩け歩け大会(振り返り編)
100キロの後遺症、筋肉痛がだんだんと消えていき、うれしい反面、なんだか思い出も薄らいでいくさみしさも感じて、なんとも言えない不思議な心境です。
この100キロについては、参加したメンバーからも、それぞれの気づきのメールをもらっていて、「たかが100キロ、されど100キロ」という気持ちがますます深くなっています。
私もこの100キロにはいろんな思いがあります。今年で3回目になります。
最初に参加した時は、DOIT!の取材で感動したこのイベントをぜひ自分で体験してみたいと思ったから。言ってみれば好奇心。参加したら何かがつかめるかも、というようなどちかというと軽い気持ちでした。
それが、仲間と参加することにした1回目の初挑戦。
本当に100キロなんて歩けるのか?不安もあったけど、勢いで歩き始めました。
しかし、準備不足と知識不足から来る、靴ズレの痛さ、寒さ、眠さ、筋肉の痛さなどに、どうしても最後まで耐えきれず、この時は、93キロリタイア。
後7キロというところまで行ったにも関わらず、一歩も動けなくなるし、心が折れてしまった悔しい体験はその後の1年間にかなりの影響を与えました。
そして、この時にもうひとつ味わったのが、「応援されること」の喜びと責任感。
いろんな方がいろんな形で応援してくれたのですが、忘れられないのが、ブロックスの社員のUさんからの応援メールでした。
活動的な彼女は「本当は自分も参加したい。でも子供がいるから参加できない。その分応援しますね。」と、送り出してくれて、スタートから、ずっと応援メールを送ってくれました。
夜中も、明け方も。「今どのあたりですか?頑張ってください」。
苦しい時にもらう応援メールにどれだけ励まされたことか。
そんなメールをもらいながら、いろんな人に助けてもらいならの、情けないリタイア。
何とも弱い自分を見てしまって、もう一度参加することを誓いました。
それで翌年、リベンジを果たそうとしたのですが、大会の1か月ほど前、その応援してくれたUさんが不慮の事故に遭い、突然帰らぬ人となってしまいました。
昨日まであんなに元気だったのに。
その年は、どうしても歩く気持ちになれず、申し込んでいた参加をキャンセルしました。
彼女のメールや言葉が思い出しながら、その年の大会を複雑な気持ちで見ていたことを思い出します。
そして、昨年。
個人的なリベンジもあったのですが、ずっと「参加したかった」と言っていた彼女の代わりに何としても歩きたくなり、一人で参加しました。
どんなに辛くても、ここに参加できるだけまし、痛いと言えるだけまし。
歩きたくても歩けない人に比べれば。
そんな思いで頑張って歩いていたのですが、あまりのしんどさに、つい口に出る愚痴とため息。
「もう辞めようか」と後ろ向きのことばかりが頭によぎります。
何にも成長してない。
そんな情けない自分を、また励ましてくれたのが、一緒に歩いた友人、伊藤さんの姿です。
彼は直接的に励ますようなことは言いませんが、黙々と歩いていました。
昔、生死にかかわるような手術をして、無理は出来ないはずなのに、痛いとも、辛いとも一言も口に出しません。道に崩れさるような休み方を見て、しんどさが伝わってきたから、余計に彼の意思の強さを感じました。
それに比べて、つい楽な方ばかり考えてしまう自分は、なんと情けない人間か。人としても、組織のリーダーとしても情けない気持ちでいっぱいになりました。
その他にも、私の目の前に、両足義足のハンディを背負いながら歩く人がいて、ショックを受けたり、なんとか100キロは歩けたものの、自分の弱い部分を感じながらの、複雑な気持ちでの完歩でした。
誰かに支えられていることのありがたさは感じても、受けるばかりの自分。
ちゃんとお返しをしていない。
それが、もやもやとあって、今年の100キロの時期を迎えました。
ブロックスからは2人も参加するし、お誘いした人も参加する。
その人たちに対して、しっかりとした自分であらねば申し訳が立たないという気持ちがあったのは確かですが、そのもやもやを払拭したいという思いがずっとありました。
100キロを歩ききるという挑戦は、一度歩いたのだから、それはあまり動機にはなりません。
問題は「どう歩くか」。「どんな歩き方をするか」です。
情けない自分は、この1年間でどこまで成長できたか。その確認がしたい。
それが、今回の動機です。
たかがスポーツイベントとじゃないか言われたらそれまでですが、スピードも競わない、表彰もされない、何ももらえないという、この不思議な大会は、誰もが人生をオーバーラップさせてしまうようです。
歩いた人にはわかると思うのですが、極限状態の中では、素の自分がさらけ出されます。
辛抱ができない生き方をしてきたら、そのまま結果に出るし、言い訳や愚痴に翻弄されている日常は、もろに出ます。
今年の歩き方は、どうだったか。それは自分の今の器です。
最初から最後まで、楽しく歩けたことで、少しは成長できたのかなという気持ちもあります。
でも、今年参加されていた、盲目の参加者や車いすの参加者の必死さに比べれば、まだまだ。
まだ誰かに指を向けてしまう愚かな気持ちも出てきます。
それでも、今年は天国の彼女の気持ちに、少しだけ応えられた気がするのは、自分自身が納得できたことが多かったからかもしれません。
どんな風に見てたのか。笑ってくれてたら嬉しいです。
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2009 年 10 月 23 日 13:37
ピュアな感性
■相澤会長に・・・
ホンダカーズ中央神奈川の相澤会長にご依頼したご講演の御礼をお電話でさしあげた時、新しいDOIT!93号(バグジー)をみて「とても良かった」「感動したよ」と言ってくだいました。尊敬する相澤さんに褒められると嬉しくなります。つい、久保さんに電話をしてしまいました。
「みんな優しいね」とバグジーの組織風土と教育のことを高く評価されておられた相澤さん。久保さんも「本物の人に褒めてもらえると自信がわきます」と、話されていました。私も映像で一番伝えたかったことがしっかりと伝わった実感が得られて、ますます自信になりました。
新入社員向けのビデオと思われている人も多く、タイトルが紛らわしかったかなと思ったのですが、見る人にはしっかり意図が伝わってました。それが何より嬉しいですね。
■ピュアな感性
さて、今日は朝いちばんで東京から大阪へ移動。
大阪のスタッフとの面談が2件あり、事務所で仕事をした後は歯の治療で上本町クリニックさんへ。
明日からの100キロに向けて、素敵な贈り物をいただきました。
気遣いがうれしいですね。がんばまります!
その後、京都の花園大学で、「試写交流会in花園大学」。
いつもの試写交流会を、大学の会議室をお借りして、学生さんも交えて行ってみました。
花園大学さんは、以前からDOIT!をご活用いただいていたり、講演をさせていただいたりと長いお付き合い。気軽に会議室をお貸しくださって、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
就職を控えた学生さんが14人。企業のビジネスマンが14人。大学の関係者の皆さんも含めて30人近い皆さんと、「仕事の原点」(おもてなしの心)を使って2時間半の勉強会を行ったのですが、最初は学生さんもビジネスマンさんも緊張気味。
この空気をどうしたらほぐれるかと気をもんでいたのですが、やってみればあっという間に打ち解けてきて、和気あいあいと話が盛り上がっていきました。
仕事経験のない学生さんがどれだけついてこれるか、そこも心配でしたが、かえってそれが新鮮で、ビジネスマンの皆さんにとっても新しい気づきや発見があったようです。
「第一印象は最初の数秒ではなく、最後のお見送りまでではないか」という学生さんの発想に、これまでの固定観念にしばられていたビジネスマンさんも「なるほど!」と大きくうなずかれたり、組織にどっぷりはまっていないからこその発想に、私も感動していました。
川越胃腸病院の映像で、看護師の岸さんが、「学生はまだ看護師というより人間ですから」と、大学病院の例を出して、いかに組織の論理、組織の都合で動いてしまっているかということを話されていましたが、まさにそんな感じです。
このフレッシュで人間的な感覚をずっと持ち続けて働いてもらえる企業にならなくては。そんな気持ちになりました。
異種格闘技ではないですが、いろんな立場の人が同じテーマで話し合うことの有効性を改めて感じた勉強会でした。
学生の皆さんも、勇気を振り絞って発言されていて、最初と最後では顔つきが違っていたし、最後のコメントもしっかり自分の気づきや「自分はこうする!」と行動宣言もされていました。
仕事の楽しさ(厳しさ含む)は伝わったかな~?
成長のきっかけになれば嬉しいのですが・・・。
「素直な感性」を大切に、磨いて伸ばしていってください。もちろんプロとしての勉強や技術も磨いてね。
花園大学の皆さん、ビジネスマンの皆さん、学生の皆さん。
本当にありがとうございました。
また、どこかで学生+社会人の交流会をやりたくなりました。
■明日は100km歩け歩け大会!
さて、いよいよ明日から2日間、「100㎞歩け歩け大会」です。
風邪気味のうえ、今日は夜中に車で移動という、万全ではない状態での参加で、少し不安もありますが、楽しんでこようと思っています。
親友の伊藤豊さんの新刊「お客様との絆を深める本」に、「成長のための7項目」がありました。
①具体的な目標を持つ
②限界の少し上に挑戦する
③力を振り絞る
④退路を断つ
⑤目標の実現を信じる
⑥夢を持つ
⑦己を省みる
この100kmは、前回も完歩したのですが、もうひとつ成長したいと思って、今年参加することにしました。
この7項目の2番。今年の目標は「誰か励みなるような歩き方」です。
去年、私は自分で歩いたというよりも、がんばって歩く人の姿に励まされて、「歩かせてもらった」という
感覚がありました。それがモヤモヤしていて、そのお返しをしなければという気持ちを1年間持っていました。
辛くても愚痴を言わない、先頭に立って仲間を励ます。仲間を気遣う。
ある人のそんな背中にかなり励まされました。二本足とも義足の方が私の前をもくもくと歩かれていた時の衝撃も忘れられません。
自分がどれだけできるかわかりませんが、今回はそんな歩き方を心がけようと思います。
それと、退路を断つために宣言しておきますね。
「私は、どんなことがあっても、必ず100キロ歩き切ります!」
今夜から移動で~す。
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その他
2009 年 10 月 22 日 13:29
中国古典のセミナーです!
中国古典を学び、ご自身の経営哲学を深めている経営者は全国にたくさんおられます。
この春「日本を元気にするセミナー」でご講演をいただいた、タビオの越智会長もその一人です。
中国古典のことを書かれた本も出されているほど。
「何のために働くか」という著書で有名なSBIホールディングスの北尾吉孝氏も、
ご自身がいかに中国古典の影響を受けたかと書かれています。(その本も文庫で出ています)
この度、雑誌「プレジデント」でおなじみのプレジデント社さんが、このお二人を
ゲストに招き、「中国古典の原理原則をどのように活かすか?」というセミナーを開催されます。
それが11月5日(木)に開催される「中国古典活学塾」です。
今回ご縁があって、私たちブロックスも少しお手伝いさせていただくことになりました。
中国古典に興味のある皆さん、
越智さんや北尾さんの話を聞いてみたいと思われる皆さんにお勧めです。
受付はブロックスでも行っております。ぜひ、皆さまのご参加をお待ち致しております。
【プログラム】
13:00~14:20
第1講 「己を修む、人を治む」
講師:守屋 洋 氏(中国文学者)
14:30~15:50
第2講 「本物の経営、偽物の経営」
講師:北尾 吉孝 氏(SBIホールディングスCEO)
16:00~17:00
第3講 「苦境・逆境で支えてくれた古典の名言」
講師:越智直正 氏(タビオ代表取締役会長)
【実施概要】
開催日時: 2009年11月5日(木)13:00~17:00(受付12:30)
会場: グランドプリンス新高輪「天平」
東京都港区高輪3-13-1
参加費: 3万円(税込)/お一人様
※参加特典:講演会収録DVD+「プレジデント」1年間(24冊)贈呈
主催: 株式会社プレジデント社
協力: 株式会社ブロックス
申込方法: セミナー参加をご希望の方は、【中国古典活学塾セミナー参加希望】と
明記の上、参加される方のお名前・社名・部署名・住所・電話番号・
メールアドレスを弊社までご連絡(メールまたは電話)ください。
受付後、ご請求書と参加証をお送りいたします。
申込先:株式会社ブロックス セミナー運営事務局
〒165-0062 東京都新宿区住吉町8-28 B-STEPビル3階
メール:info@blocks-net.co.jp
電話: 03-5312-1831
FAX:03-5312-1836
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2009 年 10 月 21 日 23:17
長野市長選挙と高野さん
長野の仕事の終わりに、今度の長野市長選挙に立候補された、元ザ・リッツ・カルートン日本支社長の高野登さんの事務所に伺いました。
あいにく高野さんは留守だったので、応援のメッセージだけ残して帰りました。
高野さんは、「日本を元気にするセミナー」でもお世話になり、私たちのセミナーや見学会の時も笑顔で応じてくださって、その温かな心とお人柄、静かな情熱を、とても尊敬していました。
そんな高野さんが、長野市長選挙に立候補される。
最初はとても驚きましたが、もし高野さんが市長になられたら、きっと素晴らしい市政を展開されるだろうと、ワクワクしてきました。
メッセージは「コンクリートではなく、人を大切にする市制にします!」。
人を大切にする。これはまさに「おもてなし」のリッツカールトンの信条そのもの。
チラシにはこんなメッセージもありました。
日本一の長野市をめざします。
日本一は意識して目指さなければ実現できません。
でも、意識すれば可能性は出てきます。
私たちは「日本一」の市政を目指しましょう。
「良くしよう」は、
少し漠然としているような気がしませんか?
でも、「日本一にしよう」だと、目指すところは一つ。
わかりやすいですよね。
最初は「そんなことできるかなあ」と思っても、
本気で日本一を目指すと、ほら、
気持ちがちょっと変わってきませんか?
わくわくしてきませんか?
「わくわく!ながの」を
みんなで創りませんか?
高野さんというお人柄を通してこのメッセージを読むと、本当にワクワクしてきます。
何かをやる時、「決める」「決意する」ことが何よりも大事。
これはビジネスにも通じることだと思いませんか?
ホームページで、高野さんのインタビュー動画が見れますので、ぜひ見てください。
高野さん、心から応援しています。
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思うこと
2009 年 10 月 21 日 23:14
田舎の商売が最先端
あるメーカーさんのご依頼で、全国各地で頑張る「販売店」の事例をドキュメンタリー映像として紹介し、正月のキックオフ大会で上映するというお仕事をしています。
今回は「「田舎でも頑張り続けるお店」がテーマ。今日は長野県の高山村と白馬村の2か所の販売店を訪問してきました。撮影の前の事前取材ということで、創業からの経緯や商売で大切にされきたことを伺いましたが、最初のお店で、80近くになる社長のお母さんが手作りの漬物やお菓子をふるまってくださって、ニコニコと応対してくださいました。
これは私たちが来たからということではなく、このお店では創業以来ずっとこうしてお客様をもてなしてこられたそうです。地域のお客様はこの雰囲気を楽しみに、買い物をしない時でも立ち寄って世間話をして帰っていくのだとか。時にはお客様が自分で作った野菜や梅干しを持ってくるなど、まさに田舎の付き合いが普通に行われていました。
今、いろんな企業で顧客満足の為にと、来店されたお客様にお茶やコーヒーを出してもてなしをしようと努力していますが、地方ではこんな風に、日常的に「おもてなし」が行われ、近所付き合いの中で深くて太い「信頼の絆」が培われています。
経営者に「業績はどうですか」と伺うと、もう何十年間も同じような売上をコンスタントに続けておられるのだそうです。(メーカー別シェアでもこの地域は50%だとか!)
さすがに潜在的なお客様の数や新規客の数は都会に比べて少ないので、全国で表彰されるようなことはありません。しかし、着実に「買換え需要」をつかみ、少ないけれと顔の見えるお客様と長いお付き合いを続けておられます。
近所の行事には参加し、お客様が困った時には夜でも朝でも駆けつける。小さな町の「頼れる存在」です。
都会は競争も激しく家賃も高い。景気のいい時はいい時で過激な売り込みや安売り合戦を繰り広げ、景気が悪くなったとたんに人を削減し、店をたたむという、下がったり上ったりの売上に四苦八苦している商売。それに対して、こちらは、販売金額は少なくても、ずっと安定した商売を続けておられます。
どちらが効率的な商売なのか?この2つの事例を取材して、少し考えこんでしまいました。
これまでの価値観では、不特定多数に沢山売る商売が良いとされてきましたが、もうそんな時代ではありません。
もしかすると、「地方は遅れている」という言葉も逆転するかもしれませんね。
「都会は、まだそんな昔のやり方(大量販売・大量消費)をやっているのか」と。
確かに後継者問題、高齢者対策など、田舎には田舎の事情があり、安泰とは言えません。それでも、ニコニコと楽しそうに、のんびりと商売をされている姿を見ると、都会で働く人よりも何倍も幸せそうです。
田舎のやり方=昔の日本の商売をもう一度見直してみる時期にきているのではないでしょうか。
田舎の皆さん。そのやり方こそ最先端です!
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2009 年 10 月 20 日 20:19
DOIT! ワールド・カフェ
昨日の夜(19:00~21:00)は、「DOIT!ワールドカフェ」という楽しい集いがありました。
フロー研究会の仲間と話している間に生まれた企画ですが、DOIT!の映像と「ワールドカフェ」という話し合いのスタイルを融合させると、どんな風になるんだろうと、私もワクワクして参加しました。
「ワールド・カフェ」とは、私たちがいつもやっている映像ファシリテーションとコンセプトはほぼ一緒。
カフェのような自由で気軽な空間の中で、みんなが本音で話し合う。そこからいろんな気づきや発見、アイディア、ひらめきが生まれる。
アイディアはテーブルに置かれた模造紙に落書きしたり、途中で座席を変わって話し合ったりと、同じテーマを会場全員で共有することもできる、なかなか面白いやり方です。
変にまとめたり、発表したりしないのは、仕事の原点の勉強会でもお勧めしていた方法ですが、ワールド・カフェのテーブルを移動するやり方は、さらに刺激的。
私の脳の中は、かなり興奮状態(フロー状態)になっていました。
今回、上映した映像はDOIT!の「川越胃腸病院」。
「川越胃腸病院さんのやりがいは何だろうか」というテーマや、「川越胃腸病院さんに共感すること」というテーマで話し合いましたが、集まった仲間がそもそも「やりがい」とか「フロー」に興味関心のある人ばかりだったので、この場は一気にヒートアップ。
似たような人とはいいませんが、私と価値観の近い人が多かったので、2時間があっという間に過ぎ、終わった直後は、ほぼ全員が「話し足りない」「もっと話したい」という感じだったはず。
DOIT!の映像は、そもそも感性と理性にプラスに働きかける内容ですし、映像から得られる情報量はかなりのもの。
その上で話し合うので、さらに他人からのメッセージが重なって、考えはどんどん深くなっていきます。さらにセッションごとに人が変わるので、そのテーブルに残った人がそれまでの話を説明してあげなければなりません。
とにかく説明する。しかし、それで自分の考えも相当整理されます。そこで新たなメンバーとの話し合い。他のテーブルで議論してきた人なので、その人の深めた議論も持ってこられます。
だから、また深まる。なかなか考えられたやり方です。
このやり方は初めての体験でしたが、かなり刺激になりますね。
確かに自分の脳の中には、今までになかったいろんなアイディアや発想が生まれたし、このクリエイティブな思考プロセスは、若い人にぜひ体験させてあげたいと思います。
オープンで自由、安心感の中での話し合いは、本当に気持ちいいですね。
【今日の新橋】
都会にいると、なかなか自然を感じる機会がありませんが、空は毎日変わります。
雲の形も色も、いろいろ。時間によって刻々と変化する「空」はなかなか楽しいです。
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DOIT!
2009 年 10 月 19 日 13:48
今週末はいよいよ100㎞!
もう、あれよあれよという間に、10月も半ばが過ぎました。
そして今週末は、いよいよ「100㎞歩け歩け大会」です。
ダスキンの谷口さんや三菱東京UFJ銀行の酒井さん、フロー研究会の大前みどりさんや鈴木さん、村中さん、徳井さん、田村組の皆さん、ウッディチキンの美容師の皆さん、京都の人見社長、そしてわが社の森山君と持田君・・・、全国各地、いろんな仲間が歩かれます。
この他にももっと知り合いはいるのでしょうね。(参加予定の皆さん、ぜひご一報を!)
私は3回目ですが、今回も初参加の方がたくさんいます。
「大変だよ」「しんどいよ」と、何度も100Kの大変さをお伝えしたのに、「しんどそうだから燃える」というタイプの人には逆効果のようです(笑)。
皆さん、どんなに辛くてもどうか恨まないでくださいね。
励まし合っていきましょう!
しかし、そんな私が途中リタイアする訳にいきません。
昨日も歩く練習です。
八尾市から中央環状線を北へ、東大阪市、門真市、守口市と歩き、淀川へ到着。
途中、こんなかわいいイラストが書かれている会社がありました。
何の会社でしょうか?
そしてこれが淀川、鳥飼大橋のふもとです。
走っているのは、伊丹空港に続くモノレールです。
最近「夕焼け」に凝ってしまった私は、鳥飼大橋を往復して一番きれいに見れられる場所を探しました。
イメージしてたような、夕陽に水もが照らされるという訳にはいきませんでしたが、、天気も良くて奇麗な色の夕焼けでした。
夕焼けは、場所が良くても、ある程度曇があることも大事なんですよね。それこそ自然現象ですからその時にならないとわかりません。
でも、全国各地に「感動的な夕焼けのスポット」があるそうです。
ご存じの方はぜひ教えてください!
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思うこと
2009 年 10 月 17 日 18:41
ブロックス全体合宿
昨日の夜から東京のメンバーも名古屋のメンバーも大阪に集合して、恒例の秋の全体合宿を行いました。半期の反省と慰労、そして下期も頑張ろうということで全員で会議です。
関空の近く、大阪府の海洋青少年センターに宿泊し、昨日の夜はバーベキュー・パーティです。
みんな食欲旺盛。三宅さんや松本さんが用意してくれた食材はどんどんなくなっていきました。
少し酔っぱらった小出君。普段なかなか飲まないのに、今日は相当飲んでしまったようです。
夜遅くまでみんなで話し合ったり、楽しいひとときを過ごしました。
今朝は、近くのビーチの清掃活動。
みんな寝むそうだったけど、朝の浜辺は気持ち良かった。
そして朝から昼を挟んで会議です。それぞれが感動した仕事や自分の気づきを発表し、みんなからも感謝の気持ちを伝えたり、スタートからいい感じ。一人ひとり、本当に頑張っているのがわかります。
そして部門ごとに目標を発表し、それぞれに全員でアイディアを出し合っていきました。
今期のテーマ「全員全力営業」の機運はだんだん高まってます。
「日本を元気にするセミナー」で上映した、ブロックスの理念ビデオも見ました。
私もウルッときたのですが、みんなも心に響いたような顔つき。「想いを共有する」ことは大事ですね。
会議も終わり、最後はみんなでカッターに挑戦しました。
みんなでライフジャケットを着て、気合い十分です!
今日挑戦するのは最大、30人乗れるカッター。インストラクターの指導のもと、全員で大阪湾に!
掛け声をかけ合い、風を切り裂き、ぐんぐんと進むカッターは最高でした。
普段使わない筋肉を使ったので、腕がひくひくしていますが、海にかかる虹が見えたりして、
とてもいい体験をしたと思います。
ブロックス号も、いろんな波が来るかもしれませんが、みんなが力を合わせれば怖いものはない。
頼もしくなった一人ひとりをみて、そんな気持ちになりました。
想いや目的を共有すること。コミュニケーションをとること。喜びを共有すること。
感謝の気持ちを伝えあうこと。
数字とにらめっこすることよりも、きっと価値あることだと思います。
みんなの個性を伸ばして、一人ひとりが主体的に働く、いい会社にしていきたいです。
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BLOCKS
2009 年 10 月 16 日 13:22
天野さん
パソナキャリアの渡辺社長のご紹介で、「君を幸せにする会社」や「宇宙とつながる働き方」などの著者で会計士の天野敦之さんとお会いしました。
前作「君を幸せにする会社」は、ストーリー仕立ての読みやすい本(経営者であるクマ太郎が初めのうちは目先の利益を追いかけてどん底に落ちていくもののビジネスにおいて大切な真理に気づくことで経営を立て直し、自分も社員もお客様も幸せになっていくという物語)です。
で、その内容に感動していたのですが、その後の「宇宙・・・」はまだ読んでいなかったので、お会いするまでに急いで読みました。
自分が普段考えていることとオーバーラップすることが多く、新しい発見というよりは何か同志に出会った(失礼ですね)というような喜びで、一気に読んでしまいました。
実際にお目にかかると、まさにイメージ通り。おだやかで物静かな方でした。
コンサルティング会社や大手の証券会社で非常にシビアな体験をされた後に辿り着かれたのが「人を幸せにする会社」への想い。
ブロックスのセミナータイトルは偶然にも「人が幸せになる経営」でしたが、同じ想いの方はたくさんnおられるんだと、うれしくなりました。
「宇宙・・・」という言葉に何かスピリチュアルなイメージをお持ちになられる方もおられるかもしれませんが、そんなに遠い世界のような話は一切出てきませんので、安心して読んでみてください。(宣伝もしないのにアマゾンで一位なんだとか。世の中の潮目が変わってきたんでしょうか?)
どちらの本も面白いですよ。
「君を幸せにする会社」
「宇宙とつながる働き方」
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本・映画
2009 年 10 月 15 日 17:51
組織と人の向上セミナー
今日は、新潟県庁の方がブロックスにおみえになり、いろいろなお話をさせていただきました。
1年ほど前から映像とファシリテーションの研修を導入され、すでに何百人という職員の皆さんが受講されたとか。DOIT!や仕事の原点シリーズも県庁でご活用くださっていて、ファンも多いとのこと。大久保さんや鬼澤さんの研修もされているし、今後がますます楽しみですね。
また、今日は東京・両国で「組織と人の向上セミナー」を開催しました。
最初の方だけしか参加できなかったのですが、熱心に話し合いをされる皆さんの様子を見ていると、きっと今日は大きな気づきを持って帰ってもらえたはず。そんな予感がありました。
綾部さんと小出君が帰ってきたら、聞いてみよう!
だんだんと皆さんへの認知度が上がり、このセミナーも多くの人が体験してくださるようになりました。
企業や自治体での開催も増えてきたので、もっともっと広がっていくといいな~と思います。
眼を輝かせて働く人、生き生きとした組織が増えるようにがんばります!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夜、「組織と人の向上セミナー」のご参加者のアンケートを拝見しました。
予想通り、皆さん相当深い気づきを得られたご様子で、うれしくなりました。
自分に指を向ける。
この間、四国菅材の荒川さんが、セミナーでおっしゃっておられたことですが、
「誰が悪い、ここが悪いから駄目」だと人を責めている間は、考えても良くなる気がしません。
「うまくいかないのは自分に原因がある」と自分に指を向けて考える人がどれだけ育つか。
バグジーさん、川越胃腸病院さんなどの取材を通しても、やっぱりポイントはそこにあるように思います。
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セミナー
2009 年 10 月 14 日 11:56
反省
夜、昔からブロックスを応援してくださっていて、私の師匠である山崎宣次さんの「経営勉強会」を行いました。ブロックスのみんながもっと「素晴らしい経営」「本物の経営」についての知識を深め、心を磨いていこうという想いで初めたこの勉強会も今回で3回目。
今回は、「道と経済の合一」というテーマの最終回です。
日本の経営の礎を築かれた、「石田梅岩」「鈴木正三」「二宮尊徳」「近江商人」「西田天香」「商業界の倉本長治・新保民八・岡田徹」「鈴木清一(ダスキン)」の思想のエッセンスを宣次さんに解説していただきました。
私は、やはり一燈園の創始者である西田天香さんとダスキンの鈴木清一さんの思想が胸に響きます。
「利益を忘れた仕事の中に、本当の利益がある」
「自分の仕事に打ち込んで魂をみがくことが本当の学問である」
「反省を知らない人は自分を知らない人だ」
「求める心はさびしい。捧げる心は豊かである」
などの天香さんの言葉は、昔に聞いていたことなのに、改めて宣次さんから聞くとその奥深い思いが伝わってきます。
許す、負ける生き方=争いのない生き方。天香さんの真摯な願いと祈りの深さをあたらためて感じます。
同時に自分はまだまだ理念への対峙が足りないことに気づきました。
「危ないのは、逆境の時よりも順境の時である」の言葉を胸に今こそ反省していきたいと思いました。
終わってからの食事の時、宣次さんが「最近、ブロックスの仕事は粗くなっていませんか?」と言われた一言をかみしめたいと思います。
ひとつひとつの仕事に愛を注ぎ、祈りをこめてさせていただくこと。感謝の気持ちを忘れないこと。
傲慢にならないこと。謙虚に生きること。
反省です。
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勉強会
2009 年 10 月 13 日 19:27
創立記念日
今日はブロックスの創立記念日です!
小さな会社ですが、それでも歩んできた道にはいろいろあって歴史が刻まれています。
これまで入社してくれた人、退職していった人、今がんばってくれている人。
それぞれが歴史を作ってくれました。本当にみんなのおかげです。
社員が老後に、自分の孫に、「お父さんは(お母さんは)、あのブロックスにいたんやで~」と自慢できる会社にしていきたいですね。
実は話してほしい内容まで想像しています。
「あのな、わしがおったブロックスという会社は、そらまあ、有名やないけど、大きな会社でもないけど、そら相当、世の中に役にたってんねんで~。みんな一生懸命働いとるし、生き生きしとるわ。みんな仲もええし・・。お前(孫)も大きくなったら、あんな会社に入りや。何?入りたい。よっしゃ、わしが口きいたろろ。わしが言ったら一発や。」
なぜか関西弁なのですが、爺さんになっても婆さんになっても記憶に残り続ける会社になるのがひそかな理想です。
社員の子供が入ってきて、次の世代を作ってくれれば最高ですよね。
【今日の愉快な歯医者さん】
ヨリタ歯科グループの上本町ヒルズ歯科クリニックに2回目の治療に行きました。「ちょっとレントゲンを撮ってください」と別室に行っている間に、永井院長や三木さんが衣装を用意して待っておられました。
診察中であろうがなかろうが、ここの人達はいつも楽しませてくれます。
歯医者でこんな恰好をした経験のある方はおられないでしょう?
ところで、DOIT!90号の映像の冒頭に患者さんのインタビューが登場しています。
大阪のおばちゃんの本音感あふれるインタビュー。こんな感じです。
「ここの歯医者に来るようになって、本当に楽しい気持ちでこさせてもらってるんですよ。今まで歯医者といったら、イィーッとなってたんですよ。怖がりだから。こんな楽しい気持ちでこれるなんて本当にありがたいです。」
私は患者になって、このおばちゃんの気持ちが益々わかるようになりました。
そして不思議なことに「楽しい気持ち」になると、「歯を大切にしたい」という気持ちもどんどん大きくなるんですね。
「歯医者=嫌な場所」と思っている時は、一刻も早く終わってほしいと思っていたのに、リラックスできると、気持が能動的になるんでしょうか。「もっと綺麗な歯になりたい」とか、これまで思ったことのなかった気持ちがわき起こってきます。
今日は角野さんに歯のクリーニングをしていただいたのですが、それも気持ち良かったし、こんなに丁寧にしてもらえると、歯の大切さを改めて感じました。
顧客の心理は不思議ですね。
でも、どの業種でも、きっとこういうことがあるんじゃないでしょうか。
お客様が心からリラックスできて、本音でしゃべれる場所であれば、きっともっともっとわがままを言いたくなるはず。「わがまま」は気の許せる相手にしか言えませんもんね。
私たちももっともっとフレンドりーな映像会社になりたいですね。
ハロウィンの衣装で編集をするとか、踊りながらプレゼンするとか?
楽しそうでしょ?
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BLOCKS
2009 年 10 月 13 日 10:44
京都の皆さん、試写交流会がありますよ。
いつも東京と大阪と名古屋で開催している「試写交流会」。
「どうやって映像を使っていけば良いかわからない」
「DOIT!って何なの?、どんな映像なの?」
という皆さんに集まっていただき、
仕事の原点のDVDを使った勉強会を体験していただくという、無料のセミナーです。
関西は大阪で開催しているのですが、京都からのご参加者も多く、今回は京都で開催することにしました。そこで、いつもDOIT!の映像を活用してくださったり、私も講演をさせていただいたことがある花園大学さんの教室をお借りすることに・・・。
せっかくだから、学生さんにも参加してもらって、社会人と学生が一緒になって「仕事の原点」を語り合うという企画にしたのですが、どんな勉強会になるのか、今から楽しみです。
という訳で、京都の皆さん、この試写会に参加されませんか?
DOIT!をまったく知らない方でも大丈夫。
映像を使って、生き生きした組織をつくる方法をご自身の体験を通して学んでいただきます。
「勉強会の司会なんてやったことがない」という皆さんも、私、西川がファシリテーターをしますので、「こんな口べたなやつでもできるんだ」と自信を持ってもらえますよ(笑)。
夕方18:00からの開催ですので、お仕事帰りにどうぞお気軽にご参加ください!(申込は必要です)
~試写交流会in花園大学~
日時:10月22日(木) 18:00~20:00
会場:花園大学(枯花館104教室)
京都市中京区西ノ京壺ノ内町8-1(電話075-823-0586)
参加費:無料
プログラム:
18:00~ 「素晴らしい企業の共通点」
「映像のねらいと活用のポイント」 (西川敬一)
18:30~ 映像の視聴とグループ討議(勉強会の体験)
・事前の話し合い
・映像の視聴
・視聴後の話し合い
20:30~ 終了
20:40~ 懇親会(会費制)
定員:20名(お申し込み先着順)
【今日の連休の大阪の空】
大阪の近鉄八尾駅前の空です。
刷毛で書いたような雲が秋らしいですね。
これはその前の日に撮ったもの。日が沈んだばかりの公園です。
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セミナー
2009 年 10 月 11 日 18:13
秋ですね。
すっかり秋ですね。
夕方、散歩していたら西の空が真赤になっていました。
こんな夕焼けを広い草原とか、海辺で見たらすごいでしょうね。
「人工の色」に囲まれた毎日。
やっぱり「自然の色」は落ち着きます。
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思うこと
2009 年 10 月 10 日 18:48
BAGZYに思うこと
DOIT!の最新作、93号「愛の中で育まれる心」(BAGZY)が発売になり、すでにたくさんの数のご注文をいただいています。
皆さんありがとうございます。そして、お待たせして本当に申し訳ありませんでした。
このBAGZYさんの新人さんの取材を通して私は美容師という仕事を、中に入って見ることができました。
美容師は、華やかで、かっこいい。
ほとんどの人はそんなイメージでしょう。我々映像業界も時々そんなイメージを持たれますが、我々と同じく、この仕事は傍からみるより、かなり難しく大変な職業のようです。
美容師として一人前になる、つまりお客様からお金が取れるようになるまでには、腕を磨き、いろんな勉強をしなければなりません。
カット技術だけでも何種類もある上に、そのひとつひとつの技術を組み合わせて、お客様の要望に応えていかなければならないし、相手は個人差のある「人の髪の毛」ですから、髪の性質なども勉強しなければなりません。カラーなどの薬剤も、どの分量をどう組み合わせれば、どんな色が出るなどの「化学」も要ります。パーマも熱を加える時間や捲き方で出来あがる形も違いますし、微妙な差が「雰囲気」をつくるので、まさに職人の世界です。
そして、何よりお客様の「心」を理解しなけば本当の満足にはつながりません。
だから、「会話力」や「話題の豊富さ」なども求められますし、人と長時間接する「接客業」でもあるので、ウェイターや販売員より、「人柄」や「人間力」が影響します。
指先の力加減やふと気をゆるした瞬間に、その人の「人間性」が滲み出てしまいますから、本当にごまかしのきかない大変な仕事だと思うのです。
そんな仕事ですから、若いうちからどんどんと勉強しなければいつまでも一人前にはなれません。美容師の皆さんは他の業種よりもきっと勉強熱心だと思います。
確かにハサミひとつで、人を幸せにする素晴らしい仕事ですが、やっぱりその分、本当に厳しい世界なんでしょうね。あまりの大変さに、途中で挫折する人もたくさんいるそうです。
でも、どんな仕事でも厳しさはつきものです。
厳しいからこそ、楽しいということは、イチロー選手を見ていても感じますし、私たち映像の世界も一緒です。
この厳しさをどう乗り越えていくか。
厳しいからといって、甘やかさせては育たないし、ばかやろうと怒鳴っても精神力が鍛えられる訳ではない。しっかり壁にぶつかり、自分で悩まなければ「考える力」も「打開する力」も付きません。
そんな厳しい世界でも、BAGZYさんは「あたたかい心」で仲間同士が支え合い、信頼できる仲間が、励ましあって成長していきます。この会社の人たちは、孤独じゃないんです。
優しく支え合うからといって、「なあなあ」もなく「生ぬるい組織」でもありません。まったく甘やかせているわけでもありません。
他を圧倒する優れた商品(サービス力)を、店全体で提供しているからこそ、お客様が感動して発展するのです。品質に対する「妥協のなさ」は、新人のシャンプー練習を見ていてもわかります。
これまで、BAGZYさんは、どちらかといえば、目立つ「サプライズ」や「感動サービス」ばかりが注目されていましたが、やっぱりそれだけでここまで来るわけがありませんよね。
そこがこの組織の凄いところだと思うんですが、そこはなかなか言葉で表現するのは難しい。(だから映像にしました(笑))
「甘やかせる」と「優しくする」は別物。
愛があるから、その人に心から成功してもらいたいと願っているから厳しくなるんでしょうね。
多くの組織が抱える問題を解くカギ、人の心に「本当のスイッチ」を入れるカギが、この組織にあるように思うんです。
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DOIT!
2009 年 10 月 09 日 21:11
二代目と三代目
今日は福島は郡山に取材に行きました。
台風の後、東北はもうすっかり秋の気配。もう寒くて上着が欲しくなりました。
今日お会いしたのは親子三代でご商売をされているお店です。
三代目にすべてを委ねて、ニコニコと見ておられる会長。
会長のやってきた経営を大きく変えながらも、決して対立の構造を作らなかった社長。
「謙虚」と「誠実」というDNAが見事に伝承されていました。
見事な事業継承。
会長が素晴らしいのでしょうか。社長が素晴らしいのでしょうか。
いい関係に、とても気持ちが良くなりました。
【昨日の曙橋】
台風が過ぎ、綺麗に晴れ渡る空が広がる曙橋。
ブロックス東京オフィスはこの近くにあります。
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素晴らしい会社
2009 年 10 月 08 日 21:27
第10回 日本を元気にするセミナー(2)
今日もセミナーに参加された皆さんから続々とメールをいただきました。
本来こちらから出さなければならない御礼がお客様から来るというのは本当に焦ります。
でもそのお気持が嬉しいですね。
さて、昨日の続きの「日本を元気にするセミナー」レポートです。
第2部の「従業員さんのシンポジウム」の興奮が冷めらやぬまま20分の休憩に入りました。
この休憩がまた楽しみのひとつだと言ってくださる人もいるほど、このセミナーで御顔なじみになった方が挨拶を交わされます。この場面を見るのも私の楽しみのひとつです。
休憩後始まった「経営者によるシンポジウム」
パネラーは、
ネッツトヨタ南国の横田会長、沖縄教育出版の川畑社長、そしてバグジーの久保社長です。
おひとりだけでも5時間ぐらい話せるからばかり。
缶コーヒーのCMではないですが、「贅沢だ」と感じてしまいました。
そしてここからコーディネターは、鬼澤さんから大久保さんにバトンタッチです。
会場で聞かれたいた第2部「従業員さんの話し合い」の感想からスタートしました。
バグジーの久保さんが表現されていたことが印象的でした。
「みんな、会社と自分がひとつになっている」。
本当にそうですね。
自分の人生の中にしっかり会社が入っているし、会社の方針を心から信じているからひとつひとつの言葉がオリジナリティに溢れて、キラキラしています。
しかし、どうしてこんな素晴らしい人が育っていったのでしょうか。
久保社長は、ひとこと「あきらめなかったから」「入れたからには辞めさせないんです。」。
横田会長は、「採用した責任があるから」
美容師の場合、ほとんどが独立志向の方が多いそうです。だから普通はどうせ独立するんなら教えてもしょうがないとなりそうなところですが、久保さんは、「独立した後に成功してもらいたいんです」と考えられるんです。ビジネスを成功させるのではなく、働く人の人生を成功させる。この根本の違いがすべてかもしれません。
今回第3部のテーマである「従業員を人生の勝利者にする」という信念は、皆さんの共通点でした。
この言葉は、30年前に横田さんがご自身で考えられたことだそうです。
理想の会社を作ろうと論理的に考えていった結論が、「仕事を面白いものすること」。
「働くいことが楽しい」という組織を30年かけて作ってこられたんですね。
小松さんが横田さんの素晴らしさを「戦略的な存在感のなさ」と見事な表現でお話されていましたが、誰一人命令で動かかない主体性のかたまりのこの会社は、横田さんの長期戦略の中で、今見事に成功を収められています。
川畑社長の障がい者が「優しさと思いやり」の文化の基軸をつくってくれたというお話も感動的でした。取材時に出会った障がい者の方が、ここで働く中でだんだんと自信を付けられ、今度運転免許を取られたそうです。その筆記試験がうまくいくようにと、会社のみんなで勉強をみてあげたというお話もグッときました。
会場からもすすり泣きが起こっていましたが、いいお話はまだまだありました。
今回は、会場に来られた四国菅材の中澤さんやヨリタ歯科クリニックの寄田院長も飛び入りでマイクが渡されるなど、いつもの「ハプニング」もあり。
(突然の指名でも笑いを取る、四国菅材の中澤社長)
「まさか私はあたらないだろう」と福島さんと一緒に来られていた川越胃腸病院の中西さんにも、大久保さんは振ります(笑)。
中西さんもドキドキされていましたが、この病院の皆さんは、いつも「私にできることなら、少しでもお役に立ちたい」と考えられているので、こんな場面でも頑張ってくださいます。
その責任感。第二部の福島さんもそうでしたが、私は益々この病院の皆さんが好きになってしまいました。
そしていよいよエンディング。
主催者である以上、最後の締めは私がしなければなりません。
こんなに素晴らしい人たちの話の後、会場中が感動されている中で、どんな話をすればいいのかいつも迷います。
大久保さんや鬼澤さんなら、素晴らしいキーワードで締められると思うのですが、そんな能力のない私は、自分の素直な気持ちを伝えるしかありません。
そのままの気持ちをつい言ってしまって、いつも後で恥ずかしくなります。
今回は、最後にようやく完成したDOIT!93号のイントロシーンを見ていただき、最後の最後で「ブロックスの想い」を表現した映像もご覧いただきました。
後の懇親会も最後まで盛り上がり、日本を元気にするセミナーは終わりました。
(寄田先生、川畑さんと。)
今日は朝食を食べたきり、最後の打ち上げまで何も食べれませんでしたが、不思議とお腹はすきません。めいっぱい感動すると、胃袋にも影響するのでしょうか?
講師の皆さんの慰労会、その後の三次会。
その場も、とてもいい雰囲気でした。
(横田さんと中畑監督、できあがってます!)
12時。今回、神戸から駆けつけてくれたDOIT!の監督の中畑さんから「ええセミナーやった」「ブロックスのみんなも頑張ってたで~」と言われた言葉を思い出しながら、家に帰りました。
福島さん、新谷さん、小松さん、ノブ君、荒川さん、秋山さん。
みんなかっこ良かったです!
横田会長、川畑社長、久保社長。
素晴らしいお話、ありがとうございました。
大久保さん、鬼澤さん。
難しいコーディネイト、本当にありがとうございました。
ブロックスのみんな、駒大と専修大の学生さん。
裏方の仕事、本当に御苦労さまでした。
残ってくれた與田ちゃん、松本ちゃんもありがとう。
そして、最後に、全国からご参加いただいた皆さん。
皆さんのおかげで会場が天国のようになりました。
心より御礼を申し上げます。
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セミナー
2009 年 10 月 05 日 20:47
明日はいよいよ・・・
明日は、いよいよ「日本を元気にするセミナー」。
全国各地から、300人の皆様が集まっていただきました。
名簿を拝見していても、皆さんそれぞれ忙しい方ばかり。この日の為に会社を休んで自費で参加される方もおられます。
皆さんの期待にお応えしようと、ブロックスでは今日もミーティングをしました。
今日までにそれぞれが新しいものを用意したり、アイディアを出しあってくれたみたいで、休憩時のブースもぜひ楽しみにしてください。
今回は専修大学と駒沢大学の学生さんも手伝いにきてくれます。
若い人にもいい刺激になればいいですね。
明日は雨かもしれません。
皆さんどうぞ気を付けてきてください。
残念ながらお越しになれなかった皆さん。
どんな内容だったか、またご報告させていただきます。
【今日の仲間】
私たちの大切な仲間、占部さん。
明るい笑顔、元気な笑い声が今も心に残っています。
明日は10回目のセミナーやで。見ててな~。
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セミナー
2009 年 10 月 04 日 17:53
枚岡公園
日曜日、バレーボールをしている真ん中の娘と、自宅から10キロほど先にある東大阪の「枚岡公園」まで歩きました。
目前に迫った100キロを歩き切るには、なまった筋肉を鍛え直さなければなりません。そんな父親を見かねて、部活帰りの娘が付きあってくれました。
10キロといっても2時間半はかかります。
その間、普段話ができない娘といろんな話もできて、いわゆる「親子のコミュニケーション」というやつができました。将来は一人暮らしをさせてほしいとか、トライアスロンに挑戦したいとか、アルバイトをさせてほしいとか、彼女もいろいろやりたいことがあるようです。
平岡公園は生駒山のふもとにあります。
平岡神社を過ぎると、大きな公園が広がっていて、梅林などでも有名な場所です。
午後遅めから歩き始めたので、そろそろ夕方に。
今日のもうひとつの目的は、ここの展望台から夕陽を見ること。
前から「夕日のスポット」としてチェックしていた場所だったので、楽しみでした。
登る度に大阪の街が見えてくるのですが、この展望台が結構高いところにあって、ヒイヒイ言いながら山を登りました。
そして展望台から見た夕日がこれ。
今日は秋晴れのいい天気でしたので、最高の夕焼けでした。
ビル群は、梅田あたりでしょう。
遠くには大阪湾も見えました。
今日はいい休日でした。
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思うこと
2009 年 10 月 03 日 17:56
行きたくなる歯医者さん!
少し前から下の奥歯が痛くなってきて、物を食べる度にズキズキしています。
「よし、歯医者に行こう!」
今日、大阪の事務所で仕事をした後に、予約した歯医者に行くことにしました。
どの歯医者に行くのか?
それはもう「ヨリタ歯科クリニック」さんに決まっています!
やっと患者としていくことができる!3年ぶりの通院です。念願がかないました。
ヨリタ歯科さんは、今いろんなところにパートナー医院が増えていて、今日は前から一度行きたかった「上本町ヒルズ歯科クリニック」へ。
「やっと来ることができました!」
患者としてはちょっと、変な言い方ですが、受付の三木さんにそう言うと、三木さんも楽しみに待っていてくれたみたいで、笑顔で迎えてくれました。
三木さんは、DOIT!の撮影の時は、入社したばかりの新人でした。研修旅行の時にみんなから祝福を受けて泣いていたシーンは今でも忘れられません。
「患者さんに笑顔で接すると患者さんがパッと笑顔になるんです」というインタビューもありましたね。
そうこうしていると、この上本町ヒルズ歯科の院長、永井先生がわざわざ私を出迎えてくださいました。
永井先生もDOIT!の撮影では大変お世話になった先生です。
子供達に大人気の先生で、映像ではイベントでの活躍ぶりを紹介させていただきました。
さっそく治療をしてもらうと、昔詰め物をしたところが虫歯になっているとのこと。
長くかかるそうです!しばらく通えるんで、少し嬉しくなりました。
治療もあっという間、歯科衛生士の皆さんも優しいし、チェアも寝心地はいいし、痛くないし、
終わった時に、永井先生に「もう終わりですか?」と言ってしまったほど。
こんな歯医者さんが全国にあると、みんな歯医者が楽しみになるし、楽しく通えるんでしょうね。
大阪に住んでて本当に良かった!
そんなヨリタ歯科さんのスマイルクリエーター新谷順子さんが、来週の「日本元気セミナー」に来ていただけます。寄田先生やスタッフの人たちも参加してくださるので、お会いするのが楽しみです。
寄田さん、こんな歯医者さんを実現してくださって、本当にありがとうございます。
全国の患者を代表して御礼を言わせていただきます。
【今日の歯医者さん】
永井先生とスマイルクリエーターの三木さん。
嬉しくなって、治療前に写真を撮らせていただきました。
ロケの疲れと睡眠不足でグダグダだったのですが、ここに来てすっかり元気になりました。
「上本町ヒルズ歯科クリニック」
〒543-0027
大阪市天王寺区筆ヶ崎町5-52 ウェルライフ上本町201
06-6774-4182 (よい歯でにっこり)
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その他
2009 年 10 月 02 日 17:46
デビュー
BAGZYさんの新入社員さんの成長を撮り続けて半年。
これだけ通っていると、100人近くいるBAGZYの人たちの顔と名前を全部覚えるほど親しくなります。
みんな人なつっこくて、明るくて気遣いのできる若者ばかり。ずっといると自分の弟や妹、子供のような気持ちになってきます。
ロケが終わっても、どうしているのか気になってくるし、成長する姿を見ると、涙がでるほどうれしくなるし。
いつものロケもかなり感情移入してしまうのですが、今回はそれ以上です。
ロケの2日目は、バグジーに入社して4年目の「なおちゃん」がスタイリストとしてデビューする記念すべき日に
出会いました。これまでの苦労を知っている仲間が、心をこめてお祝いするのですが、本当にみんな嬉しそう。
一般的な美容室では、ただの通過地点なのだそうですが、BAGZYは「スタイリストデビュー」をとても大切にします。子供のころからの夢がかなう瞬間でもあり、稼ぐ立場になるという責任感も生まれるときでもあり、言ってみれば美容師の「成人式」のようなものかもしれません。
そんな直ちゃんの第1号のお客様はお父さんでした。
今までお世話になった御礼の気持ちもあるのでしょう。シャンプーをしてカットをする様子は本当にうれしそう。お父さんもうれしそう。そんな様子を見ていると、なんだかお父さんの気持ちに感情移入してしまい、ウルウルきてしまいました。「ようがんばった、これからが大変やけどがんばれよ」と自分の子供のような応援をしてしまいそうでした。
美容師という仕事は想像以上にたいへんな職業です。それでも自分の手とハサミひとつで人を幸せにしてあげることができる、素晴らしい職業だと思いました。その仕事の素晴らしさを感じているからこそ、輝いているのでしょうね。
どの仕事も素晴らしい、本来かけがえのない仕事のはず。文句をいいながらするか、幸せを感じてするか、それはもう本人次第ですね。
【今日のBAGZY】
BAGZY八幡店。落ち着いた雰囲気で、気持いい人ばかり。
清三君、がんばれよ!
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DOIT!
2009 年 10 月 01 日 04:50
BAGZYさんの新作と撮影
DOIT!の新作93号「愛の中で育まれる心~BAGZY新人成長物語~」のご予約を、たくさんの皆さんからいただいているようです。
お客様チームのスタッフはその対応に追われて、うれしい悲鳴をあげています。皆さん、本当にありがとうございます。
この映像については、以前ブログでもご紹介させていただきましたが、4月~6月までの撮影分をDOIT!93号「パート1~大きな家族に包まれて~」として、10月に発売します。
そして、7月~10月までの撮影分は、94号「パート2~支え合う、みんなが光る~」と題して、来年1月に発売する予定になりました。
という訳で、今日は10月の撮影として昨日から小倉に来ています。
バグジーの新人さんが、どんどん成長されていて、なんだか自分の子供のように嬉しくなりました。ここまで見てくると、他人ごとではありません。
動きがどんどん良くなる、自信が顔に出る・・・。
人は「安心感」「信頼」に包まれると、少し冒険してみようという気持ちになるのでしょうか。
自分の殻を破っていく勇気がわいてくるのでしょうか。
ぐんぐん成長するBAGZYさんの新人の姿に、この素晴らしい組織の中にある「人の愛」を感じます。
パート2も素晴らしいシーンでいっぱいになりそうな予感がします。
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2009 年 09 月 29 日 19:08
三宅さんの誕生日
今日は取締役の三宅さんの○回目の誕生日。
みんなでお祝いをしました。
三宅さんとは前の会社からの付き合いで、かれこれ20年以上の付き合いになります。
ブロックスを創業した時は、何とか早く軌道に乗せようと、二人とも本当にがむしゃらに働いたものです。お金がなく、東京出張の宿泊を全部カプセルホテルにしたこともありましたね~。
酔っぱらったままサウナで寝て財布を取られたことも今では思い出ですが、あの時代はしんどかったけど、とにかく毎日が面白かった~。(今も面白さは続いてますけど)
私はDOIT!、三宅さんは個別の映像制作でそれぞれが毎日何かに挑んでいました。
お客様から駄目だとか、いらないとか言われれば言われるほど燃えるのは二人の共通点。
ムキになる性格は今も変わらないのでしょうが、毎日のように襲いかかる困難が意外と楽しいかったのは、三宅さんがいつも傍で楽しそうに頑張っていたから。
それは間違いありません。お互いがそんなだったから余計に増幅したのかもしれませんが・・・。
ケンカしたり、慰めあったり、唾を飛ばして議論したり。二人とも決してスマートなビジネスマンではなかったと思いますが、生きてる実感は人の何倍も感じることができたと思います。
前の会社の突然の倒産から、社員だけの創業。まわりからはすぐに潰れるだろうと思われていた会社がここまで来られたのは、やっぱりこの人のおかげです。
時々二人で「なんだか昔と変わらないことやっているな~」と笑い合うのですが、ムキになったり、熱くなったりする子供のような性分は、きっと一生治らない気がします。
しょうがないね。
今日は本当におめでとうございます!
まだまだ老けるのは早いですよ。お互いもう少しがんばりましょね。
【今日の誕生日のお祝いに照れる三宅さん】
東京メンバーもテレビ会議でお祝いに参加しました!
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2009 年 09 月 28 日 18:46
ポイ捨て解決法
「道路は灰皿だ」と思っている人がかなりの数いると思われる大阪の町。
毎朝、何百という吸いがらがゴミ袋に入ります。
どうすればポイ捨てがなくなるか。
禁止条例を設けるという解決法はどこでもやっていることですが、エリア外は無法地帯。全面禁止しかないのでしょうか。例えば掃除ボランティアを市民の義務にして意識を変える手はどうでしょう。
日本人全員が交代で掃除をするようになれば、活力も生まれてくるかもしれません。
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その他
2009 年 09 月 28 日 00:03
夜の完成試写会
土曜日の夜、バグジーの久保さんが会社に来てくれました。
2日前にマスターが完成したばかりのDOIT!93号(バグジー最新号)を見てもらうために、金沢からの帰りに大阪に寄っていただきました。
今回の作品については、久保さんを始めとしてバグジーの皆さんの協力があってこそ。
久保さんに、今回の作品の意図、「新人さんがどのように成長し、その成長をバグジーのみんながどのように支えていくのか、その変化を撮らせてほしい」とお伝えしのが、春でした。
こちらも、どのように変化するのか、変化が撮れるのか、手探りのスタート。
3月31日の入社式の撮影から始まった、長期取材は延べ30日(93号パート1だけで)に及びました。
会社のPRビデオなら、久保さんに相談しながら進めるのですが、DOIT!は我々が主体者。我々の視点で撮り、我々が感動したことをまとめるビデオ。
全部がこちらに委ねられるわけですから、取材される側の皆さんは、「自分達がどう表現されるのか」は気になりますし、心配に違いありません。
それでも、久保さんはこんなことを言ってくれました。
「西川さんたちがまとめてくれるのなら、安心です。必要なことがあれば何でも言ってくださいね。
我々には隠すことは何もないし、駄目なところも含めて何でも自由に撮ってください。」
そんなことを言ってくれる会社はなかなかありません。
全部オープンなんです。
同業者の人だって見るのに、隠すことはないなんて、それだけですごい企業だと思います。
3月から10月までの撮影の間、久保さんは何も言われませんし、こうやってほしいとか、ここを撮ってほしいとかの要求も一切ありません。
こんな企業だからこそ取材したいと思うのですが、こんなに信頼されると逆にやる気が湧いてきます。
良いもの作って久保さんの信頼に応えたい。そんな気持ちになりますよね。
久保さんは、こんなふうに人を信頼しきって、やる気を出しているんでしょうね。
そうして出来たDOIT!93号。
タイトルは「愛の中で育まれる心~BAGZY新人成長物語~」(パート1:大きな家族に包まれて)としました。
3月から6月半ばまでの30日間の記録です。6月末から10月までの分は第二弾(94号)として来年1月に発売する予定です。
第二段も盛りだくさんですが、このパート1だけでも相当深い内容です。
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夜7時。ブロックス大阪事務所で、久保さんと監督の中畑さんと私の3人だけの静かな試写会が始まりました。
どのように進行しているのか、どのような撮影だったかは、時々説明をしていたのですが、実際に映像を見るのは今日が初めての久保さん。
どんな風に見てもらえるか、こちらもドキドキしていました。
最初からずっと目に涙を浮かべながら、じっと画面を見つめる久保さん。
55分を見終わって、「良かった~、ずっと感動しっぱなしやった」と言ってくれた時は、本当にホッとしました。
監督の中畑さんの目にも涙。「本当にいい仕事させてもらえた」と何度も何度も言われてました。
見る人はもちろん、取材される側も、スタッフの人も、もちろん我々もハッピーにならないと、「いい仕事」とは言えません。
まだ、一部の人にしか見てもらってないのですが、久保さんや中畑さんが感動し合っている姿を見て、心から嬉しくなりました。一番感動しているのは私かもしれません。
その後は、鶴橋で焼き肉パーティ!
DOIT!の取材で出会った素晴らしい社員の人たちのこと、映像のシーンのこと、腎臓移植のこと、2003年の初めての取材の時のこと、いろんな話で盛り上がりました。
久保さんは、本当に社員の一人ひとりを愛しています。みんなのことを「あいつはすごいんよ~」と褒めまくります。「こんな夢があるんですよ~。みんな喜ぶと思うよ~」と、もう次のことを考えられています。
どこまでいっても社員の幸せが第一なんですね。
その後はデミの寺下さんも加わって、梅田で飲み会。
仕事の幸せを感じまくった一日でした。
DVDが皆さんのところに届くのは来月の10日ぐらいになってしまうのですが、一日でも早く皆さんに見てもらいたい、そんな気分です。
【今日の笑顔】
カテゴリー :
2009 年 09 月 26 日 13:23
映像の力
今日は朝いちばんで東京に移動して10時から大阪で会議でした。
私たちのビジネスの中心である「映像」に対する考え方やスキルを高めていこうと、ずっと続けてきた「映像勉強会」を今後どのようにしていくべきかを原点に帰って考えるのが目的。
ただ知識や技術を学んだだけでは映像のクオリティはあがりません。創造力が問われます。だからこそ伝えることが難しいのですが、今日、みんなと話し合ってみて、こうやって時々立ち止まって考えることも必要なんだと思いました。
「映像」だからこそできること、「映像」にしかできないこと。
「映像」の力はもっともっと掘りだせると思います。
なんだかまたやる気になってきました。
【今日の朝焼け】
朝、新宿・曙橋のマンションを出るときにさっと日が差してきて思わず写真を撮りました。
今日は本当にいい天気です。
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2009 年 09 月 25 日 21:50
京都の皆さん!
京都の人見社長から、「京都フォーラム」のことを伺いました。
私も京都生まれ。京都のためになることなら、どんどん応援します!
今回のセミナーは、DOIT!でおなじみの沖縄教育出版の川畑さんと大久保さん、
そして「遺伝子スイッチオン」の村上教授がという組み合わせ。
DOIT!ファンの皆さんにはお薦めのセミナーですね。
京都の皆さん、ぜったいにおいでや~。
ええセミナーやと思うよ~
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
京都経営品質協議会『京都フォーラム』 (開催日:10月28日)
テーマ 京都経営品質協議会『京都フォーラム』
「人が輝く経営」
講師:下記内容のとおり
日時:平成21年10月28日(水)
◆講演・パネルディスカッション:13:10~17:30頃
◆交流懇親会:18:00~
会場 アバンティ(京都市南区東九条西山王町31番地)
◆講演・パネルディスカッション:9階 「アバンティホール」
◆交流懇親会:ホテルグランビィア京都 5階 「古今の間」
【受講料】
◎講演・パネルディスカッション:
会員・・・無料 非会員・・・お一人2,000円
◎交流懇親会:
会員・非会員とも・・・お一人4,000円
【内容】
◆講演①
テーマ:『I’m OK,You are OK,We are OK』
講 師:(株) 沖縄教育出版 代表取締役社長 川畑 保夫 氏
◆講演②
テーマ:『サムシンググレイト 遺伝子スイッチON!』
講 師:筑波大学名誉教授 村上 和雄 氏
◆パネルディスカッション
テーマ:『人が輝く経営とは』
パネラー:(株)沖縄教育出版 代表取締役社長 川畑 保夫 氏
筑波大学名誉教授 村上 和雄 氏
パネラー コーディネィター:人と経営研究所所長 大久保 寛司 氏
◆定員:400名
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【今日のニュース】
水の都大阪に、こんな大物が・・・・
その正体は?
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2009 年 09 月 19 日 23:07
仕事を面白くするには
今日は中畑さんとスタジオでDOIT!の編集。
テロップのタイミング、位置、数秒の間・・・、議論を重ねながら(時には激論になることも)、完成品の精度をさらに高めていくこの仕事は、本当に面白い。正解がどこにもないからこそ、自分自身が問われます。
夜、三宅さんと三人で食事をしながら、「どうすればこの面白さを伝承できるか」という話をしていたのですが、やはり、どんな仕事も自分自身の価値基準をしっかり持って、自分自身の人生観や仕事の価値観を投影していくことが仕事を面白くするコツだと思います。
お客様から請け負う仕事であっても、ただ「言われた通り」することは顧客満足ではなく、結果として「言われた通り」の仕事になったとしても、そこに「自分ならこうする」という本気の提案を入れない限り、充実した仕事はできませんし、熱がこもりません。
これは、自分勝手な「こだわり」を押し付けることではなく、本気で相手の立場に立つこと。その微妙な感じが伝承しにくいところなのですが、いい仕事をする人はみんな同じ価値観のような気がします。
相手の中に入って、その気持ちも想いも全部受容したうえで全力で解決の道を考えていくのがプロ。難しい道だとは思うのですが、真のパートナーは、上下関係ではなく、その人と「一緒に進む」人なのだと思います。
「仕事を自分のものにする」感覚を若い人に伝えていきたいですね。
【今日の誕生日】
東京の制作部、高野君の誕生日にみんなでケーキでお祝いしました。
山形生まれの純粋で行動的、人情の男。
この笑顔にいろんな意味でだまされちゃいます。
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思うこと
2009 年 09 月 18 日 21:33
おかげさまで
おかげさまで、第10回の「日本を元気にするセミナー」は今日でほぼ満席になりました。
今回も、数か月前から予約してくださった方、遠方からはるばるお越しくださる方、忙しい時間の隙間を縫うようにスケジュールを入れてくださった方、たくさんのお友達を誘ってくださった方など、皆さんがいろんな思いでお申し込みをしてくださいました。
今回は、三重県の高校の現役の先生方もお越しになられます。学校を良い組織に変えていこうと勉強を続けておられる皆さんです。
時々、自分でも「これはビジネスセミナーなのか?」と思うことがあるのですが、煎じつめれば人がどう人と関わって生きていくかということ。業種も規模も関係ないことなんだと思います。
でも、こうして足を運んでくださる皆さんの為にも、精一杯がんばります!
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思うこと
2009 年 09 月 17 日 08:37
おおざっぱ
告白します。自分の欠点は「おおざっぱな」ところです。
O型のOは、おうちゃく、おおへい、おおざっぱの頭文字から来ていると以前、歌の中で歌われていた気がします。横着と横柄は違うと言いたいのですが、おおざっぱだけは、思い当たる節が多く、なかなか反論できません。
でも、そんなおおざっぱな私をいろんな人がサポートしてくれています。
細かいところまで目を配ってくれるのが経理部の松本ちゃん。そしてセミナーやDVDの販売の推進責任者の小出君も、私のおおざっぱをテキパキとフォローしてくれます。
それ以外にも、「おおざっぱ指示」を的確に理解してくれる人や、散らかした後をさりげなく片付けてくれる人。やっぱり一人では生きていけませんね。みんなありがとう。
ところで、今日はホスピタリティ・マインドを全社に展開しようとされているある大手生命保険会社さんからのご依頼で、DOIT!を見ながら取材の感想や気づきを話すという講演のような視聴会のようなことをさせていただきました。100名ほどの社員の皆さんが、それは熱心に映像を見てメモを取られていて、大きな会社が本気でホスピタリティに取り組もうとされていることが伝わってきます。
時代に合わせ、舵を切りかえていこうとされる企業が増えています。
いい感じですね。
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BLOCKS
2009 年 09 月 15 日 18:43
産みの苦しみ
BAGZYの新人の成長とそれを支える先輩社員、組織風土を紹介するDOIT!93号がだんだん形になってきて、仕事もマインドも佳境に入っています。
産みの苦しみというとか、これでいいのかと考えるとキリがありません。でも苦しみは喜びに変わるということも知っているので嫌ではありません。
皆さん、もうちょっと待っててくださいね。
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DOIT!
2009 年 09 月 14 日 08:05
偉業達成
ついにイチロー選手が9年連続200本安打を達成しました。
私が子供の頃は、日本人がメジャーで活躍することなど夢にも思わなかったことなのに、体格の違う欧米人の中で対等以上に渡り合い、記録まで塗り替えてしまった。
日本でやっていればもっと楽に野球ができたのでしょうが、あえて最高水準の世界に挑んでいく姿、本当にかっこいいですね。
本当におめでとうございます!
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思うこと
2009 年 09 月 11 日 18:07
今日が、残された人生の最初の日
この間、ある本を読んでいたら、扉にこんな言葉が掲載されていました。
Today is The First Day Of The Rest Your Life !
(今日が、残された人生の最初の日)
有名な言葉らしいのでご存じの方も多いのかもしれませんが、私は初めて出会った言葉で、それ以来ずっと気になっています。
若い時は人生の終わりをなかなか想像できません。でも誰もが確実に終わりになる。年齢に関係なく、一日は大事ははずなのに、日に日に「一日」の価値が上がっていくような気持ちになるのは、私だけでしょうか。
今日が、残された人生の最初の日。
過去のことにくよくよしている暇はない、そんな気になる言葉でした。
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思うこと
2009 年 09 月 10 日 17:55
健康が一番
お朝晩がとても過ごしやすくなって、気持ちいい。
夜中に風にあたりながらボーっとするのもいい季節です。
この間の満月もきれいでしたが、つくづく日本に生まれて良かったと思う今日この頃です。
でも、ブロックスでは体調を崩す人が何人かいて、のんびりした話をしている場合ではありません。
インフルエンザではないのですが、日頃元気な人のしんどそうな顔を見ると本当に心配になります。
健康であることが一番大事。
ゆっくり身体を休めて、元気になってほしいです。
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2009 年 09 月 09 日 21:23
多くの人の思いを乗せて
今日はいよいよDOIT!93号の仮編集社内試写の1回目。
取材して編集されたものを、みんなが意見を出し合って、さらにブラッシュアップしていくためのステップです。ここから何度も何度も話し合い、改善があって、商品化するのですが、この試写はみんなが一番楽しみにしています。
今日は一部の人しか見られませんでしたが、みんなかなり「グッと」来てくれたようです。
今までにない新しいDOIT!の世界がひとつ花を咲かせました。
長い長い撮影、そのテープを全部チェックして、ここまでまとめてくださった中畑さん。
その作業をこまめにやってくれた川崎君、吉田君。
すべてのインタビューの書き起こしをやってくださった書き起こし会社の方。
お金のことを工面してくた人、チケットやもろもろの手配をしてくれた人、
ここまででも多くの人の努力があります。
本当にありがたいことです。
ひとつの作品に、どれだけの人と時間が費やされているか、これからの編集作業、プリントや印刷関係の方、そして取材に協力してくれた皆さんも含めると、相当な数になります。
ハードディスクに収まったら、ただの信号になってしまうのですが、その信号の奥にある人の想い、努力は計り知れないものがある。社員のみんなにももっともっと感じてほしいな~。
様々な想いをバトンでつなげるのが、僕らの役割です。
【今日の赤ちゃん】
代休をとって休んでいた持田君が、愛してやまない息子をはじめて会社に連れてきてくれました!親に似て(奥さんに似て)、本当にかわいい赤ちゃんです。
子供は、いい人のオーラがわかるのでしょう?
私が近寄るとさらにかわいい笑顔で笑ってくれました。
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2009 年 09 月 08 日 08:35
宣次さん
若い時から経営の素晴らしさを教えていただいた師匠、山崎宣次さんが大阪の事務所に足を運んでくださいました。
DOIT!93号の内容を確認してもらい、いろんなヒントをいただきました。
事実を見て感じ、こうなんじゃないかと思っていることが、宣次さんの話で輪郭がはっきりするのは、本当に気持ちいいことです。
宣次さんも中畑さんもそうですが、60を超えて尚、毎日のように勉強されているところです。
宣次さんがまとめられている「繁栄のための経営モデル」という資料をいただいたのですが、その数は何百頁にもわたる膨大なもの。
学び続けることは、ここまでのことを言うんだと思います。
宣次さんの話。
◎人格者とは知識の深さや広さではなく、「謙遜」と「他者への思いやり」の深さ
◎「謙遜」のコアは2つ。「謙虚さ」と「人を敬う気持ち」
◎成長の3段階。
「もらう喜び」=何かをしてもらうことで喜ぶ。幼児期の喜び
「できる喜び」=できるようになった時の喜び。
「あげる喜び」(捧げる喜び)=自分の力で何かをしてあげる時の喜び。他者の成長を助けること。
◎愛にあふれる人格は年齢ではない。若い人から学ぶことは多い。
◎技術者、職人は一人前になると、「これで良いのだ」と思いがち。しかし謙虚に学び続ける姿勢が大切。
◎働く人が一番苦しいのは、やれと言われた「行動」と自分の「気持ち」が一致しない時。
型にはめることは苦しませること。
◎「人づくり」や「人材育成」という言葉は傲慢な気がする。正確にいうと「人の成長を手助けする」
◎自分で考え行動することを手助けするためには、「チャンスを与えること」「見守り励ますこと」
◎BAGZYの久保さんの素晴らしいところ。美容室をうまく経営するということよりも、人の成長を第一に考えているところ。この思想がなければ、いくら表面的な経営を真似てもうまくいかない。
◎技術をもった人が下級者を教える時、とかく指示命令になる。罵倒したり、手足のように扱う傲慢さが出がち。BAGZYの人は、それがない。人として謙虚。人間的に成長されている人が多い。
◎心配りなくして手配りなし。技術は心と一致することが大事。
◎人の成長を手助けすることは、助けた人の喜びでもある。
映像を見て感じ、考え、その上で理論を学ぶ。
宣次さんから20代の時に教えていただいたことです。
理論を理論として学ぶより、血が通い、心に入ってくるこの方法の有効性を感じます。
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2009 年 09 月 07 日 19:21
頑張ったら・・・
土曜日からまた九州に来て、バグジーさんのコンテストを取材させて頂いています。
このコンテストは、バグジーさんが21年間も続けておられるもので、社内だけでなく地域の美容室さんが集まって技術を競い合うことで腕を磨いていこうという、バグジーさんにとっても大切な行事のひとつです。
バグジーというと人間力やホスピタリティの面ばかりが注目れがちですが、裏側では、こうした「技術の向上」もおろそかにされません。
毎日の忙しい業務の中で、一人ひとりが自分の課題を練習し、今日のコンテストに挑んでいく訳ですが、そのプロセスにもたくさんのドラマがありました。
夜遅くまで自分が納得するまで何度も何度も練習した技術。先輩に手助けされたり、仲間に励まされたり。一生懸命練習したからこそ、学ぶことがたくさんあるようです。
久保さんは「コンテストに入賞しない方が成長する」と言っておられましたが、どんなに頑張っても報われない努力もあり、そこを体験した人も涙、優勝して報われた人もも涙・・・。
技術そのものの向上もさることながら、このプロセスの中で、それぞれがこれからの人生で大切なものをつかんでいくようです。
そんな姿にこちらまで感動して、また泣いてしまいました。
この様子は、今制作中のビデオの続編に収録する予定ですが、この感動を皆さんにもぜひ見てもらいたい、そんなことを強く思った一日でした。
死に物狂いでがんばった人には必ず良いことが訪れ、がんばらなかった人は「楽」という結果は手に入れても、良いことは絶対起こらない。
シンプル過ぎることですが、この原則はどの世界にも共通することでしょうね。
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2009 年 09 月 04 日 10:59
真面目な雑談!
昨日の夕方は、毎月恒例の「仕事の原点 試写交流会」。
今回も30名近い皆さんが集まってくださいました。
DVDを購入されて、次からは「自分たちがファシリテーターとしてデビューする」という役割を担って参加される方も多く、その方たちの見本にならなければと、少し緊張して臨みました。
今日のテーマは「人づくり」ということで、まず一人ひとりが「どんな時に自分は成長したか」「上司のどのような支えや態度が自分の成長につなっがった」と、自分が部下の時の体験を話し合ってもらうことにしました。
この「事前の討議」をした後に、DVD(今回はホンダクリオやかぶらやの事例)を見るのがポイント。
やっぱり集中力や気づきの量が違ってきます。
その後の話し合いの「質感」がぐっと変わったていくのがわかりました。
この場は体験していただかないとわからないので、ぜひ皆さん遠慮なく来てください。
いい仲間と行う、真面目な雑談は本当にいいものです。
【今日の仲間】
今日は、試写交流会の運営に、制作部の須賀教江さん、森山拓郎さん、営業部の綾部有紀さんが参加してくれました。
終わってから、みんなで食事に行きました。
このメンバーもそうですが、うちのメンバーはみんな個性的。
「変な人」というと怒られそうですが、それぞれの色が大好きです。
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勉強会
2009 年 09 月 03 日 16:49
快気祝い
昨日の夜、東京に仕事で来られていたBAGZYの久保さんと、ブラッセルズというお店で食事をしました。
大きな手術とその後の悲しみから見事に立ち直られ、その経過の中でたくさんの人に勇気を与えてくださった久保さん。
今日はささやかな快気祝いです。
まだ動くと痛いそうですが、元気になられていて本当に嬉しかったです。
どん底の気持ちの時に、不安そうな病院の人達に感謝の言葉を述べられ、「またお願いします」とおっしゃったときのお話は、ブログで読ませていただいていたのですが、実際に聞くと本当に感動します。
自分の大切な息子のために何年も何年も待ち続けた手術がうまく行かなかったショックは想像を絶するものだと思いますが、それでも「どうすればみんなが幸せになるか」と考えた末、そんな言葉になったそうです。
普段の生き方、経営の姿勢そのもの。
「心の勉強をしてきて良かった。これで人を恨んでいたら、一生憎しみの気持ちを持ち続けなくてはならなかった」と話してくださいましたが、「みんなが幸せになること」を判断軸に生きてこられた久保さんの凄さを改めて感じました。
今回の久保さんの入院に、それはたくさんの人から励ましの言葉やお見舞いが届いたそうです。ずっと人を幸せにしてきたからこそ、応援団がいるんですね。
久保さんからもらった勇気、自分の中で大切にしていきたいと思います。
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【今日のお店】
「ビアバー・ブラッセルズ」
ここのベルギービールを飲んだら、もう普通のビールは飲めなくなります。
でも美味しいのはビールだけではありません。
料理も素材にこだわっておられるし、何よりもスタッフが無茶苦茶楽しい人ばかり。
ブロックスのメンバーもこの間飲み会で使わせていただきましたが、
落ち着いた大人の時間を楽しみたい方は、ぜひ一度行ってみてください。
※こちらのページは雰囲気がわかります!
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2009 年 09 月 02 日 19:45
やりたいことをやってみる
昨日の夜、東京に移動する前に小柳さん(通称ヤナギー)とお好み焼きを食べに行きました。
こうして食事に行くのは久し振りです。
最終電車までの1時間ちょっとの時間でしたが、いろんな話ができて、とても楽しいひと時でした。
毎日、お客様に会ったり、出張に行ったり、書きものをしていたり、社員のみんなと過ごす時間があまりありません。一部の人からも、「社長、もっと私たちに話をしてください」と言われていたので、ずっと気になっていたので、今日は少しでも時間が持てて良かったです。
こうやってみんなと話をするのは、やっぱり楽しいですね。
もっともっといい関係を作っていけたらと思います。
さて、今日は鎌田さんからご紹介のあった、Family Smileの成田直人さんという、25歳の若きコンサルタントの方と、100年残る本を創ろうという高い志で頑張っておられる窪田さんがご来社されました。
成田さんは、19歳の時、ABCマートのアルバイトとして全国売上一位となったり、パソコンの販売店で年間1億円も売ったりと、情熱と感謝の営業で活躍された方。
「小売業が大好きなんです。販売員さんを元気にしたいんです!」とご自身の思いを話してくださいましたが、熱くてさわやかな素晴らしい方でした。
「売上1億円を引き寄せる感謝の法則」(ライブドアパブリッシング社)、「お客様に愛される販売術」(商業界)などの本を出されて、早速私も読ませていただこうと思います。
窪田さんも熱い方でした。これから中国に行って先生をつかまえて企画書を書くんだと、30分ぐらいで帰っていかれましたが、私と同じ「仕事好き」の匂いがする女性でした。
先日 「『先読み力』で人を動かす」という本を書かれた村中剛志さんという方にお会いしましたが、そういえば彼も30代。
若い人の時代なんですね~。
やりたいことを思い切ってやった人はいい顔してます。
【今日のお昼ごはん】
脂の乗ったおいしいサンマ。サンマ定食を美味しく頂きました。
秋はいい季節ですね。
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2009 年 09 月 01 日 18:30
喫茶店で
今日は書き物に集中したかったので電話や用事が舞い込んでこない喫茶店に数時間過ごしていました。
しかし、その喫茶店、少し離れた席に賑やかな大阪の主婦の皆さんがいて、少し一般の人よりも大きめのお声を出されていました。
まだまだ器の小さな私は、最初のうち、かなり気になって心の中で「静かにしてほしいな~」と小さな声で、力強く叫んでいたのですが、集中するうちにだんだんとその声が気にならなくなってきて、後はもう何でもこいの状態でした。
人間やればできるもの。ただあまり長居しすぎて、喫茶店の人の目が少し白くなっていたような・・・。
申し訳ない気持ちで出てきたのですが、おかげで仕事ははかどりました。
でも、コーヒー一杯で、テーブルを占領するのは迷惑なので、他の方法を考えます。
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思うこと
2009 年 08 月 31 日 20:22
ウルトラマンの心
日曜日はずっと撮影に集中していたので、日本中が注目していた選挙、政権交代の話題を新聞で読むと浦島太郎のような気になりました。
政治に期待する部分はない訳ではないのですが、我々一人ひとりがその気になって、日本を良くしようと思い、自分ができることから始めていけば、政治家に頼らずとも日本は良い方向に行くと信じているので、どの政党にもあまり過度な期待はしていません。
とにかく、これまで「自分だけよければいい」「金が儲かればいい」「今が良ければ後のことはどうでもいい」というような風潮がまん延してしまい、本当はそんな生き方が嫌だな~と思っていたはずの日本人がぶれてしまったような気がします。
これは政治のせいなのかと言えばそうじゃないでしょう。
生き方を選んでいるのは自分。
そんな風潮に流されたとするならば、それも日本人一人ひとりが選んだことなのだと思うので、政治が悪いとは思いません。
まずは自分がしっかり生きる。
まだまだぶれそうな自分がいるので、毎日反省して生きてます。
これは、池袋で出会ったウルトラマン。
政治家に頼まれた訳でもないのに、お金がもらえる訳でもないのに、
我々のために、地球の未来のために身を粉にして働いてくれたあこがれのヒーロー。
今こそ、みんながウルトラマンになろう!(笑)
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思うこと
2009 年 08 月 30 日 13:22
撮影の時に・・・
4月に小倉に移転オープンした「空海風花」は、明るく元気なスタッフがお客様を喜ばせる為にがんばっています。ここにも新入社員がいます。
9月に行われるコンテストに向けての練習が佳境を迎えているところ。朝も夜もみんながんばっています。
そんな撮影をしているのですが、夕方時間が空いたので私の髪をカットしてもらうことに。
熊本出身のツカジ君が担当してくれたのですが、カット後のシャンプーが終わって椅子に戻ると、店内からハッピーバースディの音楽が・・・。
どこかのお客様の誕生日をお祝いするのか、撮影しなきゃとあせっていると、なんとそれは私のためのものでした。
鏡にはみんながシャンプーの間に書いてくれたお祝いのメッセージ。
まさかここでお祝してくれるなんて予想もしていなかったので、びっくりしてしまいました。
店中のスタッフとうちの撮影スタッフも集まってくれて、嬉しいやら恥ずかしいやら・・・。
バグジーの人達は本当に人を喜ばせる天才です。
そんな温かい空気に包まれた、思い出に残る撮影になりました。空海の皆さん、ありがとう!
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2009 年 08 月 30 日 00:55
笑顔
バグジーさんの新入社員を春から追い続けています。
前編として10月ぐらいに発売を予定しているのですが、撮影は続けて行っています。
撮影は朝から晩まで。1日16時間ぐらいは仕事をしている計算になりますが、バグジーの皆さんの優しさに包まれると疲れも吹っ飛びます。
土曜日は黒崎で新人さんの練習風景を撮影した後、夜の練習風景の撮影までスタッフの皆さんに休んでもらうことに。
私は、この時間を利用して、ブロックスで働いてくれていた占部さんのお寺にお参りに行くことにしました。
あれからもう2年。今思い出しても涙が出てきます。
彼女はとても明るく社員のみんなに気を使ってくれていたので、最近のブロックスの事を報告してきました。
お婆さんやお爺ちゃんと一緒に暮らしている彼女の子供たちとも会いました。
私の自宅も近くて、子供達とは小さな頃から遊んでいたので、どんな風に暮らしているのか、とても気になっていたので、会うのが楽しみ。
久し振りにあった二人は、とてもしっかりしていて、以前の元気さを取り戻してくれているようでした。
いろんなことを乗り越えてきた二人なので、
この子たちの笑顔を見ていると、もうそれだけで胸がいっぱいになります。
大阪のことも、ブロックスの社員と遊んだこともしっかり覚えていてくれて、本当にうれしかった。
大きくなったら、ブロックスに入ってほしいな~
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2009 年 08 月 28 日 07:38
疲れない生き方
ここのところ、ロケや出張で朝から深夜まで飛ぶ回る、なかなかハードな毎日を過ごしていますが、精神的にはすこぶる快調です。
よく過剰な仕事がストレスの原因になると言われていますが、どうやらそれは間違いのようですね。
感謝したり、人の笑顔を見ながら働くと、どんなに忙しくても心は疲れません。
何かを期待したり、求めたりするから疲れるのであって、「人の幸せや喜びに生きること」にどっぷりつかると、これほど楽なことはない。最近ますますそう思います。
ストレスのある方。だまされたと思って、人が喜ぶことを1日10回ぐらいやってみてください。
あっという間にストレスはなくなりますよ。
幸せは誰かとわかちあってこそ、生まれてくる。自分一人が幸せになることはありえないんだと思います。人間はうまくできている!
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2009 年 08 月 26 日 10:36
DOIT!セミナーin倉敷
今日は、倉敷商工会青年部さんが主催する「DOIT!セミナーin倉敷」。
去年初めて行ったセミナーが好評で、今年も私たちが企画や運営をお手伝いする形で行いました。
去年は、DOIT!の視聴と私の話とグループ討議でしたが、
今年は前半が「仕事の原点」を使っての勉強会、後半が私が尊敬する倉敷の美容室「トップヘアー」の甲斐社長にお願いし、7坪の店から現在の成功(6店舗90名の社員)までの道のりと、
そこから得られた理念の大切さ、社員が輝く経営への転換への軌跡をお話いただきました。
甲斐社長とは数年前からのお付き合い。ワンマンで社員から恐れられていた甲斐社長
がある女性スタッフの直訴から目覚め、社員の意見を聞き、
社員が輝く経営を追求されるようになるプロセスは、本当に感動します。
5年間、社員の愚痴や不満を我慢して我慢して聞き続け、5年目に社員さんからもっと
夢を語っていきたいと主体的な言葉が出てくるようになったというお話や、社員の自
発性を促すことは「耐力」だというお話。
活き活きと輝くスタッフが生まれるまでの御苦労は、相当なものでした。
仕事の為に人生があるのではなく、自分の人生の道の上に仕事がある。
人生を主体的に生きるには、まずは、自分の心を整えることが大事だと言われます。
心を整えること、これは最近の私のテーマです。
甲斐社長は、こういう生き方をしてこられました。
「見えるものはすべて目に見えないもので支えられている」
「人生はすべて自分が握っている。因は我にあり。」
経営の根幹は心の教育です。全部自分に因があると考えていかれます。
だから、「笑顔を出せ」というのではなく、「笑顔がでるような社員の心を育てる」。
「やる気を出せ」というのはなく、「やる気が出るような環境をつくる」。
自分に指を向ける生き方は、成功者がいつも言われる成長の条件ですね。
そして、もうひとつ大事にされているのが、
「夢はひとりではかなえられない」ということ。
一人の力は限られているのだから、社員の心をつなぐことに努力をする。
経営理念の中にある「一人光る、皆光る、何もかも光る」という言葉が表しています。
人材の定義は?という質問に
「人材とは苦しい時に共に越えようと頑張ってくれる人」と答えられていました。
能力じゃなく、理念や夢に共感してくれる人を採用し、育てていくことに全力を尽くされています。
経営理念の「人が輝く、舞台づくり」に、甲斐社長の思いが凝縮されています。
この一点にかけて生き抜かれている甲斐社長は本当にかっこいい社長です。
今回の「DOIT!セミナー」は、伊原さんがいろいろ考え、準備し、動いてくれました。
倉敷商工会青年部の皆さんも、一生懸命準備してくださいました。
甲斐社長の言葉のとおり、みんなが力を合わせたからこそできたセミナーです。
みんなが光っていて、いい空気が生まれ、本当に気持ちいいセミナーでした。
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セミナー
2009 年 08 月 26 日 07:38
誘惑に負ける
ある雑誌を読んでいたら、作家の寮美千子さんが、いつも元気に活躍されている天文学者の森本雅樹さんから学んだことを書かれていました。
森本さんに「元気の秘密?」と聞くと「私は脅迫には強いが誘惑には弱い。誘惑に負けっぱなしなの。」という言葉が返ってきたそうです。
脅迫とは「怯え怖気づく心」のこと。何かにチャレンジしようとするとまわりは「失敗したら大変だ」と脅してくる。これを脅迫とおっしゃるのです。
誘惑とは「こうなったら楽しい」と夢を見ること。
怖気づいて生きるより、可能性にワクワクして生きることを人生の軸にして生きておられるのです。
恐怖は人を委縮するが、喜びは人を解放する。
やりたいことがあるなら、誘惑に負けてやってみる。
寮さんは、前者を「恐怖の哲学」、後者を「喜びの哲学」として、自分も「喜びの哲学」で人生を生きようと決めたと書かれていました。
確かにやりたいことがあるのにやれないでいる時は、ただ怖気づいているだけかもしれません。
やってみたいと思ったことはとにかくやってみる。
例え失敗に終わっても、確かにそれはそれで「いい経験」になるし、何よりも「喜びの哲学」で生きる人との出会いということもあります。
最近、誘惑に負けて、今までしたことがないことに挑戦したのですが、新しい出会いもあるし、発見もあり、本当に「負けて良かった」と思っています。
やりたいことがある時は、夢を見る。わくわくする。やってみる。
もし失敗しても楽しそうですね。
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2009 年 08 月 24 日 08:33
試写と丸川さんのご来社
半年かけてバグジーの新入社員の皆さんの奮闘ぶり、人づくりを追いかけてきた93号(94号と2巻に渡って紹介)の第1回目の試写をしました!
監督の中畑さんがまとめてくださった懇親の仮編集を見て、その後何度か検討を繰り返していくのですが、この第1回目が一番緊張します。
入社式から始まり、合宿の様子、久保社長による新人研修、店舗での初めての接客、下済み・・・、5人の新人の戸惑いや成長、そして何よりバグジーらしい愛にあふれる人材育成が胸に迫ってきます。
映像はやっぱり面白い。人のがんばる姿、笑顔は、言葉よりも確実に胸に響くものがあります。
同時に撮影も続けていますが、早く皆さんに見ていただきたい。そんな気持ちでいっぱいです。
それと今日は、大阪の事務所に愛知県の名備運輸の丸川社長が立ち寄ってくださいました。
トヨタショックで厳しい状況にある愛知県の中小企業の仲間を応援しようと、勉強会を立ち上げたり、自らいろんな勉強をしておられる丸川さん。
「経営品質の鬼澤さんに出会えたこととDOIT!に出会えたことで、今、この苦しい状況でも社員が生き生きと働く環境につながっている。もしこの出会いがなかったら、今頃、人を切り捨ていくような経営をしていたかもしれない」というお話が印象的でした。
でも、同じ出会いをしても受け入れる素直さを持ち、変化できる人とそうでない人がいます。
自分を変えようと意見を受け入れ、努力され続けた丸川さんが一番素晴らしいと思います。
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お客様
2009 年 08 月 21 日 10:47
みんな善い人
■ブログに
コンサルタントの鎌田真司さんが、先日ブロックスへ来社いただき、その時のことをブログに書いてくださいました。社内の写真を撮られていたときに、うちのスタッフは照れまくり・・・。綾部さんだけはいつもの笑顔です。(やっぱり大物です!)
鎌田さんは、経営者の夢を応援していこう、形にしていくお手伝いをしようと頑張っておられる方。研究の為にアメリカの企業を何年も視察したり、無償で悩まれる人のコーチングを引き受けたり、志の高さと実行力に感銘を受けています。
なんだか最近、また、人とのご縁が広がっています。
何かの変化なのでしょうか。
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■自分の心を整える
今日は「組織と人の向上セミナー」。
実は、この間大久保さんにご協力をいただいて完成した、「新バージョン」の初お披露目。
前回は「顧客満足」を前半のテーマにしていたのですが、あまりに範囲が広がってしまうので、そのバージョンは1.5日ぐらいの合宿研修などにして、今回は「社員が生き生きと働く組織づくりとそのための自分のあり方」に特化して、10:00~17:30の一日のプログラムにしてみました。
事例は「川越胃腸病院」の特別編集版。
大久保さんが語りかける映像を受けて、間宮さんと松崎さんがファシリテーションを行う。
参加者が自分たちで考え、気づき、話し合うなかで、相互に高め合う。
「自分の中で気づく」ことがどんどん出てきます。
「知識を学び、知識を持ち帰る研修」ではなくて、「様々な体験から得た自分の気づきを持ち帰る研修」。
教えるのではなく、参加者の心の内側にあることを整理し、引き出し、輝かせるのがこの研修の特徴です。(ややこしいですね・・・笑)
最後の発表の時、ある方が感極まって涙を流されました。
研修を通して、いかに自分の上司が自分のことを理解しよう、わかろうと思ってくれていたのか、それに気がつき、感謝の気持ちが込みあがってきたそうです。
その方が「今度自分に部下ができます。その人の話を聞き切り、自分に指を向けていこうと思います」と
言われたことが印象的でした。
自分で行うセミナーなのに、自分自身が皆さんに気づきをいただいています。
やっぱり人はみんな「善い人」なんだと思います。
ただ、みんなに備わっている「善い心」が、職場の中で発揮しにくくなったり、目先のことにとらわれて曇ったりして、だんだんと仲間が信頼できなくなったり、人を責める気持ちが強くなったりしていくうちに、自分のことしか考えない「悪い心」が大きくなってしまうんだと思います。
それで、チームワークがガタガタになる。
組織を変えようということは、自分の考え方や自分の心を整えること。
一人ひとりがそう感じたときに、奇跡が起こる。
皆さんの感想をお聞きしながら、そう思いました。
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2009 年 08 月 20 日 09:28
肝高の阿麻和利
今日は仕事終わりに、大久保さんやいろんな方から「絶対に行ったほうがいいよ!」とお勧めいただいていた、沖縄の中学生や高校生によるミュージカル「肝高の阿麻和利」(きむたかのあまわり)という舞台を見に行きました。
500年以上前に、実在した勝連城主「阿麻和利」の物語を、総勢100名以上の沖縄の子供たちが歌い踊る感動の舞台。そのエネルギーあふれるミュージカルは各地で話題になって、延べ9万人の人が見ているそうです。
舞台は始まりから衝撃を受けます。音楽も踊りも全部「生」。中学生や高校生が会場まで出てきて笑顔で踊り、琉球統一の時代に活躍した阿麻和利の戦いや人々の想いを本当に迫力ある演技で表現しています。
凛とした表情、イキイキとした踊り、張りのある声・・・。本当に大人顔負けのエネルギーで一人ひとりが真剣に演じきっています。一人として手を抜かない。あたりまえなのかもしれませんが、舞台で演じる子供が大きく見えました。
素晴らしい時間でした。ぜひ沖縄で見てみたいです。
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思うこと
2009 年 08 月 19 日 15:41
生き様
息子さんの移植という大手術を終え厳しい状況の中でも、まわりの人へ気を使い、感謝で生きていこうというバグジーの久保さんの生き様に大きな勇気をいただいています。
同じような状況に立たされたとき、自分はそんな風になれるだろうか。
きっとのたうちまわり、まわりを責めまくり、人を気遣う余裕など持つことができないと思う。
人は逆境の時に真価が出るといいますが、久保さんは本当にすごい人です。
いただいた勇気を少しでもお返しできるような人間になりたい。
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2009 年 08 月 18 日 14:32
制度を活かすもの
以前、短時間正社員をテーマにした映像で取材をさせていただいたクレディセゾンさん。
社員の6~7割が女性、結婚や出産後も安心して働ける環境づくりに、かなり昔から取り組んでこられた企業です。
以前もこのブログで書かせていただいたのですが、こうして社員が安心して働ける環境は目に見えるような成果がすぐに現れるものではないのですが、長い目でみて確実に企業に大きな力になっていると思います。
育った人材が定着すること、やる気のある女性が集まってくること、ノウハウやDNAが伝承されること、無駄な教育費や採用コストがいらないこと・・・、そして何より信頼されている、大切にされているという安心感は、働く人の基本的な欲求であることは間違いありません。
でも、制度を作ればそれでいいのかといえば、そんなことはなく運用されて初めて生きるもの。制度に甘えて悪例を作る人がいたり、権利だけを行使して思いあがった働き方をする人が少しでもいると、そこでせっかくの制度が機能しなくなる。早く帰らせていただくという謙虚な気持ちや支えてくれる人への感謝や配慮、そんな「人間関係を築くうえ当たり前な心配り」があって初めて制度が生きるんだと思います。
そこが大事、人と人のつながりが企業であるというDNAがクレディさんにはあるようです。
久し振りにお会いした取材のご担当者に昨日お会いして、改めてそんな感想を持ちました。
熱くて、たくましくて、誠実な会社。ますます好きになってしまいました。
ノウハウが進化し、制度が進化したとしても、やっぱりどこまでいっても企業は人ですね。
私たちが作成をお手伝いした映像がココから見られます。
より詳しいことが知りたい方はコチラ。
詳しくてわかりやすいマニュアルがあります。
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素晴らしい会社
2009 年 08 月 17 日 18:59
映像のチカラで日本を元気に!
今日は夕方から、仕事の原点シリーズを6か所の支店で活用をしてくださることになった京都の帝産観光バスさんで、模擬勉強会をさせていただきました。
帝産観光バスさんは、京都の修学旅行の老舗で長年学生の皆さんに夢を与えておられる会社です。
しかしガイドさんや運転手さんはそれぞれが独立的に仕事をされ「心をひとつにする」ということがなかなかできないという悩みも持っておられます。
しかし、それではこれからの時代に生き残っていけない、もっと良い会社にしていこうと考えられたのが、映像による勉強会。私たちの「仕事の原点」に期待をかけてくださいました。
今日は、各支店の幹部の皆さんが集まられてるので、皆さんに勉強会の進め方を体感していただき、各支店でファシリテーターとして活躍してもらおうというのが目的。
いただいた2時間で「映像による話し合い」を体験していただきましたが、相当に盛り上がり、活発な話し合いになりました。
改めて思ったのですが、ひとつの映像を全員で見るということは、話し合いをするうえでとても有効です。話し合いを聞いていると、「さっきの映像にあったように・・・」とか「○○という話があったけど」と、映像をフックに会話をされる人が何人かいました。
同じ情報を共有しているからこそ、こうした会話が成立します。自分が言いたかったことを映像の事例を通して表現できるし、同じものを見ている人なので、言わんとすることが明確になります。
もし、これが何もないところからの話し合いだと、前程から話し合わなければなりません。
同じものを見る、共通の体験をするというのは、結構重要ですね。
ファシリテーターとして話し合いを観察していて、改めて「映像のチカラ」を確認しました。
こう書くと宣伝文句のように思われるかもしれないのですが、今日は「なぜ映像の勉強会は盛り上がるのか?」という視点で見ていたので、かなり客観的です。
でも、まだまだ映像のパワーを知らない、使いきれていない会社も多いのは事実。
なんとか悩んでいる人の力になりたい。
時間があれば、試写交流会を全国でやってみたい!
交流会in京都、in長野、in山形、in埼玉・・・とか、ワクワクするな~。
地域で開催されている勉強会や異業種交流会などの場をお借りしてやってみるとか、
もっともっと「この世界」を体験してもらいたいし、勉強会を通して
多くの人と交流を深めていけば、日本を変える新しい「渦」ができるかも・・・
自民党や民主党もがんばっているようですが、ブロックスが日本を元気にしていく核になっていきたいですね。マニフェストを用意しますか!(笑)。
会場のこととか、交通のこととか課題はいろいろありますが、きっとやりようはあるはず。
いろいろな方のお知恵を借りて、がんばってみよう!
暑い京都で、かなり熱くなってしまいました。
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2009 年 08 月 16 日 14:50
お盆休み
3日間のお盆休みをいただきました。
せっかくの休みなので、有意義に使いたいと毎日7時には起きて、ふだん出来ないことをしています。
時間があればゆっくり思案してみたいと思っていたので、マインドマップを何枚か書きました。
改めてトニーブザンさんの本を読み、基本通りカラーサインペンを使ってみることに。
やっぱり絵を加えたりカラー化すると楽しくなり、脳が活性化しますね。
禅の本も読みました。
私の故郷、京都の一燈園では、小学生になると坐禅を組んで瞑想していました。履物を揃える。食事は拝んでいただく。掃除などの大人の手伝いは作務(さむ)と呼んでいたり、生活の中に禅的なものがたくさんありました。
しかし、それは生活の中の「あたりまえ」の行為だったので、意味などを考える機会がありません。
改めて禅の思想を読んでみると、そんな生活をさせてもらえたことがありがたく思えてきます。
いつの間にかいろんなしがらみや所有するものが垢のようにこびりつき、重たくなったりしていますが、本来人は無一物。ゼロに戻ったっていいのだと思うと楽になります。
夜中にベランダで星をみたり、風にあたったり、せかせか過ごす日常とは違う休日を過ごしてみました。
今日は長女の芽生の誕生日ですが、大人っぽい財布を買ってあげました。
彼女が生まれる間際にソニーのビデオカメラを購入して、病院の待合室で産声を撮って歓喜の声をあげたことは今でも鮮明に覚えていますが、彼女も今は高校三年生。時の過ぎるのは早いですね・・・。
この後は大学に行き、就職し・・・結婚?
考えるだけでも怖くなってきます。うーん・・・。
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思うこと
2009 年 08 月 12 日 21:16
マグカップと手紙
今日は私の誕生日でした。昼休み、いつものように食事から戻ると、社員のみんなが誕生日のお祝いをしてくれました。
みんなが選んでくれたプレゼントは、社員旅行で全員で撮った、私のお気に入りの写真入りのマグカップ。東京の事務所でも大阪の事務所でも使えるようにと、写真の違う2つのカップを作ってくれました。
それと、一番驚いたのが社員一人ひとりからの手紙。
夏休み前の忙しい時に書いてくれたのかと思うと、ウルウルきてしまいました。
渡されただけでそんな気持ちになったので、読むのは今晩。ひとりになって読もうと思います。
みんなの気持ちに癒されて、とても幸せな一日でした。
優しい社員ばかりで、ほんとうに幸せです。
みんなに励まされたり、助けられたりで、どちらが社長かわかりません。
みんな、本当にありがとう!いい夏休みを過ごしてください。
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2009 年 08 月 11 日 18:46
東京から
今日はバグジーの久保さんと大地君の手術の日。
無事成功することを東京から祈っておりました。
何年も透析を続けてきた大地君の頑張りにきっと神様は応えてくれるはず。
がんばってください。久保さん、大地君。
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その他
2009 年 08 月 10 日 16:32
持田君の断食
大阪のスタッフ持田君が、この休み利用して「3日断食」をしたそうです。
うまくいったのかなと思っていたのですが、朝一番、合った瞬間にわかりました。
やっぱり雰囲気が変わりますね。
断食が良いと聞いていても、いざやろうとするとなかなか決断できません。
この間私がやったことがキッカケだったそうですが、この3日間相当辛かったそうです。
一番の誘惑、奥さんの「もうやめたら?」という言葉にも打ち勝って
テレビの料理番組の誘惑の誘いにも乗らず、3日間水だけの生活をなんとかクリア。
やりとげて、今日はいい感じの顔をしていました。
断食は突飛なことかもしれませんが、何かに挑戦したり、自分を磨く努力をすることは
本当にいいことだと思います。
持田君とは今年の100キロも一緒に歩く予定。
楽しくいきたいですね。
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2009 年 08 月 09 日 10:44
娘の課題
日曜日まで仕事だったのですが、久し振りに家に帰りました。
夏休みにバレー部の合宿に参加してきた次女がガラガラの声をしていたり、高校受験をめざす三女がテレビに熱中していたり、妻が知らぬ間に友達とキャンプに行っていたり、仕事に没頭している間に家族はそれぞれの夏を満喫しているようです。
最近、ある方からチクセントミハイという学者の「フロー理論」に基づく組織論の本をいただいて読んでいるのですが、フロー(没頭・熱狂)状態になるには、行為の機会(挑戦)と行為の可能性(能力)の釣り合いが重要なんだそうです。新しいことに挑戦し、能力が追いつかない段階は「不安」。しかし、そこを乗り越えないかぎり挑戦と能力のバランスの均衡は訪れない。つまりフローにはならない。だからいつも鍛錬し、学習し続けていくことが大事。そんな感じの理論です。(アバウト?)
バレー部の次女はまさに今「不安」状態。キャンプの中で自分がレギュラー予備軍の方に入れられて、少し自信喪失気味。「やめたい」という気持ちと、「もっと能力をあげたい」という気持ちが交錯しているようです。
でも、そんなに簡単に能力はあがりません。日々の練習を積み重ねるしかない。
きっと辛い時期だろうと思いながらも、そんなに心配しないのは、彼女は一度「フロー状態」の快感を知っていると思っているからです。
「フロー状態」を一度でも体験すると人間はもう一度それを求めようとする。それもチクセントミハイさんが提唱されていることですが、これは経験的にわかります。
自分自身は仕事に没頭してしまっていますが、子供にも、もっともっと高度な「フロー」を体験してほしいと思います。
《フロー状態》
フロー理論は「楽しさ」という内発的動機を起点としたモチベーション理論。
フロー状態とは、一つの活動に没頭しているので、他の何ものも問題とならなくなる状態。その経験それ自体が楽しいので、純粋にそれをすることというために多くの時間や労力を費やす。
フロー状態においては、大きな危険や緊張すらも楽しめ、退屈な状態からも報酬をもたらすという。
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思うこと
2009 年 08 月 07 日 07:46
祈り
バグジーさんへの見学会(人間力・仕事力向上セミナーの特別企画)と、DOIT!(バグジー新人成長物語)のロケを兼ねて、また北九州に来ています。
ロケに来るたびにだんだんと顔つきと発言が大人になってくる「成長ぶり」に感動します。
それと同時に、弟や妹に接するような愛情で、根気強く「自発的なやる気」を促す先輩の人づくりにも感動します。バグジーはやっぱり大きな家族なんですね。
昨日は久保さんと飲みました。
実は明後日から入院されます。腎臓の移植手術です。
こういうことは個人的なことであまり書いてはいけないかと思って書かなかったのですが、本人もオープンにされているので、書くことにします。
長年腎臓を悪くされている息子さんの為にご自身の腎臓を移植されるのですが、私もこの間からずっと気になっていました。なにか応援できないかと思って、会社のみんなで千羽鶴を折ったり、お参りに行っているのですが、最後は祈るしかありません。
どんな時も明るく人の幸せのために生きる久保さんに、こんな時でも不安さを見せられません。
最後まで私たちを気遣ってくれました。
そんな久保さんが大好きです。
遠くにいますが、みんな久保さんのことを思ってますよ。
がんばれ、久保さん、大地君。
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2009 年 08 月 05 日 16:34
不況のときこそ企業は伸びる
断食3日目。歩いているとだんだんと足がふらつく感じ。
それでもお腹が空いて何もできないとか集中力がなくなるということはありません。
確かにエネルギーが枯渇しているのでしょうが、「身体の声が聞こえる」という大袈裟ですが、身体の欲してるものが何かよくわかるようになります。ぎりぎりの状態になると野生のセンサーが戻ってくるのでしょうか。
不思議な体験をしています。
それでも断食は今日で終わり。明日からは体力を使うので、英気を養います。
ご心配をおかけしましたが、いたって元気です!
ところで、ある方から松下幸之助さんが、1977年オイルショックの時に読売新聞に書かれた「不況について」という提言の要約をいただきました。
今、このタイミングで読むとうなずけることばかり。特に「不況は贅肉を取るための注射」「不況は物の価値を知るための得がたい体験」というようなとらえ方は、これ以上の困難をくぐりぬけてこられた方ならではの言葉ですよね。
不況になって、ものが売れなくなって、さまざまな企業でいろんなトライが行われています。
しかしこれは確かに変化や成長のチャンス。
チームワークも生まれるし、過去のやり方を変えるチャンスだし、新しい知識も増える・・。
考えてみればいいことずくめ?
不況に磨かれている、と考えると張り合いが出てきます。
松下幸之助さん、ありがとうございます。
~不況について~
不況といい、好況といい
人間がつくりだしたものである。
人間がそれをなくせないはずがない
不況は贅肉を取るための注射である。
今より健康になるための薬であるから、
いたずらにおびえてはならない。
不況は物の価値を知るための得がたい体験である。
不況のときこそ企業は伸びる。
かつてない困難、かつてない不況からは、
かつてない革新が生まれる。
それは技術における革新、製品開発、販売、宣伝、営業における
革新である。そしてかつてない革新からは、
かつてない飛躍が生まれる。
不況難局こそ、何が正しいかを考える好機である。
不況のときこそ、ことを起こすべし
政府も勇猛果敢に政治の大転換を図り、徹底的に積極政策を
とるべきである。
松下幸之助
(1997年3月18日 読売新聞)
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2009 年 08 月 04 日 21:23
断食
昨日から断食をしています。口にするのは水とお茶だけ。
今日で2日目です。
昨日、21日間の断食を敢行した親友の伊藤豊さんに聞くとアドバイスは「無理をしないこと」でした。
前から断食は良いと薦められていたのですが、九州まで行く時間が取れないから、休みが合わないからと、今まで断念していました。でもやろうと思えば、いつでもできるはず。
結局は自分の意思の弱さが敬遠していただけだと思い直し、今回は仕事をしながら3日間を目標にやっています。
伊藤さんから、「断食を経験すると、考え方のスパンが長くなる」と聞いていたのですが、確かに若干そんな気がします。食欲の赴くままに、あるいは習慣的に「欲」をそのままにしていると、もっともっとという気持ちになってしまうのかもしれません。
2日目になって、そんなことを感じています。
物を食べないと、食べることばかり考えるようになるのかと思っていたら、意外と気持ちが落ち着くもんですね。これも発見。やっぱり体験」に勝るものはありません。
そんな気持ちで働いていたのですが、夜は恒例の試写交流会in東京。
今回は新しく気づいたことを新しいパワーポイントにして、皆さんと一緒に「映像」を見て話し合いました。
今日のメンバーは、初めて参加される方がほとんどでしたが、映像と話し合いの効果を肌で感じていただけたようで、各テーブル、とても盛り上がっていきました。
これも「体験」してもらうことの大切さを感じています。
「流汗悟道」(りゅうかんこどう)という言葉があります。
世の中、知識でわかったつもりになっている気がしますが、汗を流さないと悟れないことは結構多いかもしれません。
特に欲を減らすことへの今回の挑戦は自分にとっても良い体験になりそうです。
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2009 年 08 月 03 日 17:34
現実
自分の思うことは100分の1も伝わっていない、そんなことを感じることがありました。
伝わっていないのは、ちゃんと伝えていないから。
そう思ってほしい、わきまえた行動をとってほしいと思っても、そうさせてしまうのはしっかりと育てていないから。
悲しいけど、それが現実です。
一人ひとりの優しさ、たくましさをもっと輝かせるリーダーにならなければと思います。
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思うこと
2009 年 08 月 02 日 08:45
お百度参り
大阪の生駒山のふもとに、「石切神社」という神社があります。
大阪の人は「石切さん」と呼んで、いろんなお願いをしにいくところです。
とてもお世話になっている人が今度大きな手術をされるので、今日は願掛けをしようと監督の中畑さんと一緒にお参りに行ってきました。
お参りの仕方はさまざまですが、こちらの神社は皆さんが「お百度参り」をされることが有名で、私たちが着いた時も、たくさんの方がお百度参りをされていました。
「お百度参り」というのは、境内に二つの柱があって、その周りを願いごとをしながら100回回るという、昔ながらのお参りの仕方ですが、実際にやるのは初めて。神社で用意してくれる100本の栞を回る度に折りながら歩きます。私たちと同じよう歩いている人もたくさんいましたが、皆さん真剣で、祈りをこめておられるのがわかります。それぞれが、家族のことや大事な人のことの健康を願い、困難や苦しみから少しでも楽になるようにと思いながら、暑い境内を歩いておられると思うと、胸が熱くなります。
今まで何も信仰してない私が、急にこんなことをしても、神様は願いを聞いてくれないかもしれませんが、少しでも思いが届けばと思います。
中畑さんを神戸のご自宅まで送っていた後、神戸のメリケンパークに足をのばしました。
すっかり夏です。
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2009 年 08 月 01 日 09:08
大学生と話す
一昨日、京都の花園大学で、就職活動を始める3回生の皆さんに講演をさせていただきました。
DOIT!や仕事の原点を揃えて、学生の皆さんに仕事の考え方や幅を広げてもらおうと、以前から私たちの商品をご活用いただいている就職課のスタッフの皆さんからのご要請で今回の講演が始まったのですが、今年で3年目になります。
若い人に「仕事は楽しいものだ!」と伝えたいと以前から思っていたので、私にとっても絶好の機会。いつも気合いが入ります。
しかし、今年は例年になく就職活動は厳しく、学生の皆さんもなんとなく不安な感じです。「不安を感じていますか?」と質問したら、7割ぐらいの人が手を挙げられました。
私は、少し乱暴な気もしましたが、「逆にいえばラッキーな時代じゃないですか」ということを申し上げました。確かに採用する数も企業も少なくなってきているのは事実ですが、この時期に募集をしようという企業は少なくとも業績が良いところであり、将来を見据えて考える眼を持っておられる企業。「選ぶ手間が省けてよかったですね」と話しました。そう、要は物の考え方。私はいつもそんな風に考えます。
就職課の方にお話しを聞いていたのですが、今の学生さんは、とても狭い情報しか持っておられないようです。大手がいい、ブランド企業がいい、公務員がいいとマスコミの表層的な情報に振り回されているのか、大人と触れ合う機会がないのか、ひとつの方向に流されているな~という気がします。
そこで、「日本を元気にするセミナー」の講師ご紹介用にまとめた1社7分ほどの映像で、私が考えるいい会社、小さくてもキラリと光る中小企業や生き生きと働く大人の格好いいところをお見せしながら、私なりの「こういう視点で企業を探してみたら?」というお話をすることにしました。
上映した映像は「ヨリタ歯科クリニック」さんと「ネッツトヨタ南国」さん、そして「伊那食品工業」の3本。
それぞれに私の思い入れの深い企業ばかり、つい熱くなってしまいます。
伝えたかったことは、働くことは楽しいこと。楽ではないけど心が震える感動があること。
若い人は、内定がゴール、「就職できればいい」と思いがち。本当は就職してから何をするのかだと思うのですが、学生さんには、なかなか企業で働くことのイメージがわかないようです。
働くことは辛いこと、命令に従うこと、管理されることという、一方向の見方に少しでも風穴があけばと、一生懸命話をしたのですが、映像にみんな釘づけになってくれました。
DOIT!は企業向けのものとして販売していますが、就職を控える学生さんにとっても「働くことの意味を感じること」はかなり有意義なツールじゃないかと、改めて思いました。
帰りに今日のアンケートを受け取りました。100枚ぐらいありましたが、みんな真剣に聞いて、感じてくれた様子。いろいろと不安もあるし、自分にふさわしい仕事を見つけられない人もたくさんいるようですが、学生時代にいろんな大人と会い、様々な体験をして自分の「志」を見つめてください。
応援しています。がんばれ!
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思うこと
2009 年 07 月 29 日 21:24
キムチを世界に
今日は、上野にあるキムチの製造販売会社、「第一物産」の黄(ふぁん)社長に会ってきました。
この会社は、創業49年の老舗、黄さんはお父さん、お母さんと続いて経営を引き継がれた、3代目の女性経営者です。
以前、あるパーティでお会いしてからのご縁ですが、とにかく明るくてパワフルな「太陽」のような人。
まだお若い黄さんですが、母から代々伝わるキムチを世界の食卓に届けようと、160人の会社のリーダーとしてがんばっておられます。
キムチは今でこそ市民権を得て、日本のどのスーパーでも買える食品になりましたが、少し前まではなかなか普及しなかったそうです。それでも、韓国の家族の絆でもあるキムチという食文化を広げていこうと代々日本でがんばってこられました。
手作りの味を大切にしたそのキムチは、辛いだけではなくほんのり甘く、複雑な味わいで、私はすっかりファンになってしまいました。(上野に行かれたら、ぜひ買ってその味を味わってみてください。通販もあるそうです。)
キムチの素晴らしさを広げたい、社員やその家族を心から幸せにしたいと熱心に語られる黄さん。その想いを、応援していきたいです。
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素晴らしい会社
2009 年 07 月 28 日 14:04
戦略を考える
もともと戦争から来ている言葉ですが、ビジネスの中で良く、「戦略」や「戦術」という言葉が出てきます。
しかし、私はこれだけ取材活動を続けているのに、なかなかこの言葉を使う機会がない、ということを、ふと思いつきました。
相手の頭の中にないのか、こちらの頭の中にないのか、DOIT!の企業の経営者との会話には「戦略」という用語が出てきません。
なぜ出てこないか?
きっと、DOIT!で取り上げる企業の皆さんの中に、「誰かと戦う」という構造がないのだろうと思います。もちろん資本主義社会ですから、どの企業も競争の中にいることは間違いないのでしょうが、そんな小さなことにこだわってこなかったからこそ、独自性も生まれてきたのでしょうし、「人づくり」などの長期的視点に立てることができるのでしょうね。
先日も「ホスピタリティ戦略」という言葉を聞いて、なんとなく違和感を感じていたのですが、ビジネス用語も時代に即したものにしていく必要があるかもしれませんね。
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思うこと
2009 年 07 月 27 日 15:06
いい人の輪
金曜日から日曜日まで、豪雨の中の北九州にいました。(大変な雨でした!)
春からずっと撮影を続けているのが、バグジーさんの「新人さんの成長物語」。
入社式から定期的に撮影チームが入り、新人5名の成長ぶりを追いかけています。
バグジーの中にいると、本当に「人の温かさ」を感じます。
カメラが回っていようがいまいが、お客様だろうが業者の人だろうが、バグジーの人たちは変化しません。360度、みんなに気持ちいい対応をしてくれます。
もちろん撮影の我々にも・・・。
それは仕組みでも、決りでも、ルールでもなく、その人の人柄からの行為。
だから形も、言葉もバラバラですが、一貫しているのは「優しさ」。
相手を思いやる気持ちが充満している組織です。
そんなバグジーに入る人は、言ってみればどこにもいる「普通の若者」です。
そんな若者が、仕事を通して、仲間とのふれあいを通して、だんだん「人を思いやる心」が光りだしていきます。
最初はもちろん「自分のこと」で精一杯。でもだんだんと責任が生まれ、顔つきが変わってきています。
ルールで厳しく固めるのではない、温かな人づくり。でも厳しくしないと「責任感」は生まれません。
そんな「バグジー流の人づくり」がテーマです。
なかなか難しい撮影ですが、秋ぐらいに発表できるように頑張っています。
ところで、その撮影の時、偶然に芳野病院の小川さんにお会いすることができました。
バグジーさんがボランティアカットで定期的にお伺いされている病院ですが、その時にお知り合いになりました。でも、その時は電話だけだったのでお会いするのははじめて。
その時の応対やその後のお手紙のやりとりで素晴らしい方だと思っていたので、お会いしたいと思っていました。こんな偶然の出会いがあるから、人生楽しいですね。
それと、撮影初日の24日は監督の中畑さんの誕生日。
バグジーの久保さんと相談して、撮影後にサプライズを企画したら、バグジーの全スタッフが協力してくれました!その優しさに中畑さんも涙・・・。
いい人達にこんなことされたら、誰でも泣いちゃいますね。
「反則や~」と中畑さんが何度も叫んでおられましたが、ブロックスからも秘密のプレゼント。
度重なるサプライズ、大成功でした。
この仕事を通して何十年となりますが、本当に素晴らしい人と出会うことができています。
いい人からいい人がつながり、いつの間にか輪になる。
そんな輪に入ることができて、ありがたいな~と思う今日この頃です。
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DOIT!
2009 年 07 月 22 日 18:52
話題に乗れず・・・
今日は朝から皆既日食のことが話題になっていたので、時間になったら太陽を見てみようと思っていました。
しかし、仕事をしているとすっかり夢中になってしまい、気がつけばお昼休みに・・・。
余裕がない訳ではないのですが、やっぱり私は仕事が好きみたいです。
次回は26年後とか。よーし次は見るぞ!
でも、もしかすると、まだ仕事に夢中になっているかも・・・。
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2009 年 07 月 21 日 11:22
パソコンの引っ越し
電源が壊れたしまった愛機VAIO(パソコン)を手厚く供養して、新しいパソコンに乗り換えました。
新しいパソコンはPanasonicのレッツノート。
A4サイズのパソコンは久し振りなのでかなり大きく感じますが、重さはVAIOより軽いから持ち運びはとても楽にになりました。パソコンの進歩はバッテリーの改善と共に進んでいったと言いますが、これも一重に日本の技術者の皆さんのおかげです。心より感謝します!
VAIOの良さは映像や音楽関係のソフトが充実していたことですが、Panasonicさんは徹底的にビジネスに特化していて、余計なソフトは入っていません。
パソコンもこれだけ市場が飽和状態になってきたので、ますます尖ったコンセプトを打ち出さないと選ばれないのでしょう。
長時間の使用にも耐えるバッテリー、カバンに入れた時にかさばらない計上、軽さ、耐久性など、このレッツノートは本当に良く研究されています。
我々の「映像」ももっともっと研究開発の余地はありそうです。
ユーザーが違いを感じるぐらいの品質で、「選ばれる会社」にならなければ・・・!
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思うこと
2009 年 07 月 20 日 13:42
サマーカレッジ!
私たちも所属している美容室の「心の勉強会」グループ、ウッディチキン。
主宰している伊藤豊さんとは20年近くの付き合いですが、穏やかな人柄の内側には静かな情熱があって、伊藤さんを中心に素晴らしいメンバーが集まっておられます。
技術や有名性ばかりがステイタスになっていた美容業界に、「心の経営」という軸を提案され、みんなで読書をしたり、ボランティアをしたり、心を磨く勉強をずっとされています。
そんなウッディチキンの夏の催しが「サマーカレッジ」。
福井県の仁愛大学さんのキャンパスを舞台に、様々な勉強をしようという企画。
この「サマーカレッジ」は、美容業界以外の一般の人も参加できるそうです。
もし、興味のある人はお気軽にお問い合わせください。
もちろん、「心の勉強」のグループですので、営業を目的にした人や、ただ人脈づくりを目的に参加される人はご遠慮くださいね。
集まられているのは、「道」を究めたいと思う人、社会やまわりの人の幸せを追及する生き方に興味がある人。ウッディチキンは自分を高めるための勉強会です。
■ウッディチキン・サマーカレッジのご案内
開催日:平成21年8月26~28日(水~金) 2泊3日
会 場:福井県 仁愛大学
時 間:受付開始13:30~
内 容:1日目
金田明彦教授「コミュニケーションをデザインする part4」
江守幹男氏「本質の経営とは Part2」
2日目
伊藤豊氏「絆・・・の時代」
植松努氏「思いは招く」
森井純子氏、畑中麻希氏「業界誌を読もう」
【親睦イベント】
3日目
大橋雅旺氏「美容乱世エデュケーション型orプロデュース型?」
久保華図八氏「移植について」
締 切:第1次締切/平成21年7月末日
詳 細:サマーカレッジのバナーからお申込み下さい。
問合せ:事務局まで/090-1590-4304谷口
★ホームページはコチラです!
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その他
2009 年 07 月 17 日 20:43
夏は暑いもの
8月生まれの私はカッと照りつける熱さは嫌ではありませんが、ムシムシする暑さはどうも苦手です。
暑くても風が吹いたりしていると、気分は爽快になりますね。
ところで、セブンイレブンさんが過去のPOSデータを分析して今期の判断にするのを止めたという話をどこかの雑誌で読みました。
夏でも温かいものが売れたり、冬にアイスクリームが売れたりするのは、毎年状況が変わっているから。過去の常識にとらわれていると、判断を誤る。
自分の五感を信じていこうというトップの判断があったようです。
確かに冷房がガンガンにかかっている部屋にいる人にとっては温かい食べ物は必要なんでしょうね。
「夏はかき氷」なんていう定番の発想がどんどん壊れていってしまう時代なんでしょうか。
暑いときは暑い方がいいと思うのですが・・・
今日は暑さのなか頑張った人にひとときの癒しをプレゼント。
暑さのなかで、キレイに咲いている花を見つけました。
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思うこと
2009 年 07 月 16 日 21:37
川越に行く
今日は川越にある武州ガスさんに訪問させていただきました。
埼玉県の経営品質に取り組んでおられる企業で、以前からDOIT!をご活用いただいていており、お礼もかねて勉強会の方法や企業の活動をお伺いいたしました。
その帰り、一緒に訪問したブロックスの新人、須賀大輔君にぜひ「川越胃腸病院」さんを見てもらいたいと思い、病院に寄らせていただくことに・・・。
突然の訪問に皆さん目を丸くしておられましたが、いつもの「天使のスマイル」で迎えてくださって、須賀君もうれしそう。院長先生や小川部長もわざわざお時間をとっていただき、恐縮してしまいました。
でも、やはりここに来るだけで元気になりますね。
私にとって第二の故郷ような大切な場所です。
余談ですが、川越胃腸病院さんの売店で鈴木森繁さんの水彩画の絵葉書を購入させていただきました。蔵造りの川越の町並みが丁寧に書き込まれていて、飾っておくだけでも癒される本当にいい絵です。鈴木さんは川越の画家さんのようですが、絵から人柄がにじみ出ているような気がしました。
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思うこと
2009 年 07 月 15 日 09:23
安売り合戦
この不況をなんとかしようと各社が「低価格」を打ち出しています。
消費者の買い控えの心理を喚起して需要を掘り起こそうということだと思うのですが、同じようなものが今までよりも価格が安くなるということは、きっとどこかに無理が生じているのではないかと心配になります。
仕入先もこういう時代ですから、購入してくれるお客様の言うことを聞かなければ切られてしまいます。その会社はさらに原材料費を切り詰め、経費を切りつめ、社員の給料を締め付ける・・・。ますます消費が減退する経済の当たり前の循環が加速する。こんなことは、みんなわかっているのに止められない。
伊那食品の塚越さんは、すべての会社が何かを買うときに「1割アップ」で仕入れるようにすると経済が良くなるというアイディアを話されていましたが、実行できるかどうかは別として、私はその精神は見習いたいと思いました。
お互いの首を絞めあうのではなく、助け合う。
消費者サイドとしても、高くても良いものを買う、本物を長く使うという昔ながらの消費の精神(本来のあり方)を、この時期に身につけていくことが求められているのかもしれませんね。
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その他
2009 年 07 月 14 日 21:34
元気もりもり。
金曜日から日曜日にかけて久し振りのロケ。
朝から晩までスタッフの皆さんが頑張ってくれたおかげで、
とてもきい撮影ができました。
中畑さん、中島さん、松本さん、ありがとうございました!
さすがに私も疲れたので
月曜日は休みをとって大阪の自宅にいました。
日曜日もいない父親を平日に目撃した娘は、
「何かあったの?」と心配するような眼で見てきます。
考えてみれば平日に休むことなんて、ここ数年なかったな~。
みんなが頑張って働いてくれていると思うと落ち着かないし、
慣れないことをすると逆に身体に悪いかもしれません。
そうはいっても健康管理も大切な仕事。ゆっくり休ませていただきました。
というわけで今日から元気もりもりのスタートです。
そして今日火曜日は朝から東京へ。
久しぶりの東京は猛暑の一日でした。外に出ると「夏っ!」という感じです。
今日は有名なコンサルティング会社の方が御来社いただき、DOIT!のことを
話し合いました。
いろいろと褒めていただき、嬉しかったです。
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思うこと
2009 年 07 月 09 日 17:50
復活!
この数日、ブログの更新ができなかったのは、忙しかったこともあるのですが、私の愛機VAIOが故障してしまい、電源が入らなくなってしまったのが原因です。
長年愛用してボロボロなのですが、軽くて使いやすいのでいつも持ち歩いていました。
そのVAIOが壊れたのは相当ショック。メールも出せず、皆さんにも迷惑をおかけしていましたが、今日、代用のコードを試してみたら見事復活!
またブログを更新していきます。
さて、今日は「人間力・仕事力向上セミナー」のオプション企画で「ホンダカーズ中央神奈川さん」の掃除と店舗視察。
1時間だけの見学会でしたが、相澤会長が直々に案内していただいて、皆さんも大満足。
やっぱり実際に掃除の現場を見ると皆さん驚かれていました。
その後は、滋賀県へ。
この後、自動車整備業の皆さんの集まりでお話をさせていただくことになっています。
がんばります!
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その他
2009 年 07 月 04 日 17:12
仲間。
三宅章介。
西川聡。
そして私、西川敬一。
この3人がブロックスの役員です。
今日は土曜日を一日使って、これからのこと、やるべきことを役員同士で語り合いました。
二人とも創業の前の会社から一緒の仲間。
やっぱり厳しい時代を通り抜けてきたこの二人と話すと思いは通じるし、いろんな勇気が沸いてきます。
普段はそれぞれ忙しくしていても、こうして時間をかけて話さなければと思った一日でした。
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2009 年 07 月 03 日 10:00
DOIT!フォーラムin東北、感動の一日。
今日は以前から続けてきている地方を元気にするセミナーシリーズ「DOIT!フォーラム」を、バグジーの久保社長をゲストに、杜の都仙台で開催しました。
地元宮城以外からも青森、山形、福島、岩手、秋田などの東北全土からはもちろん、今回は東京など関東地方からもお客様がお越しくださって、予定していた会場は満席になってしまいました。
お話をお伺いすると、このセミナーの為に1時間も2時間も車や電車で来てくださった人や会社を休んで自費で参加された人など、こちらが恐縮するほど熱心な方ばかり。
(20年ぶりに会う昔の友達も駆けつけてくれました!)
皆さん、どれだけこのセミナーを楽しみにされていたか、どれだけDOIT!を愛してくださっているのか、その思いを知り、胸が熱くなってきてしまいました。
そんな会場の思いを敏感に察知してくださった久保さんは最初から最後まで全力投球。今回は講演に加えて、参加者同士のディスカッションや私が司会を務めた質疑応答、自分へのコミットメントづくり、交流会まで久保社長には最後までお付き合いくださって、半日があっと言う間に過ぎていきました。
久保さんのメッセージは「何のために働くか」をしっかり心に刻もうということ。
物を売るにしても、どう売るかが大事ではなく、「どんな気持ちで売るか」が大事。
その基本の「仕事観」への問いかけでした。
ひとつが「まわりの人を幸せにしようという気持ち」
もひとつが「自分が成長していこうという気持ち」
「自分は何のために働くか」ということをしっかり定めて、そこに向かって全力投球、ネバーギブアップでやることが成功の秘訣だと、熱い言葉で語ってくださいました。
皆さんはどうお感じになられたのでしょうか。
司会に夢中で今回は皆さんの反応をゆっくり観察する余裕がなかったのですが、会場からの熱いオーラをずっと感じて、私自身はとてもいい雰囲気になっていました。
セミナーは一方的に聞くよりも、参加すればするほど自分事になる。私は以前からずっとそう思ってきました。ですから今回も、可能な限り「参加者が発言する」という場をつくりました。
セミナーでの学びは、実行してこそ生きてきます。実行を継続してこそ成果になります。
今日の学びが少しでも皆さんにお役に立てれば、こんなに嬉しいことはありません。
セミナー修了後に、いろんな方が、「良かったです!」「DOIT!をいつも見てます!」というような言葉をかけてくださいました。
なんだか、じーんと来てしまいました。
今回の仕切りは山形出身の伊原美保。メルマガ編集長としても活躍してくれています。
大阪に出てきて就職し先般結婚した彼女はとても熱い郷土愛を持つ社員です。この「DOIT!フォーラム」の企画が出た時から、「いつかは東北で・・」という願いを持っていたので、今日は彼女にとっても感慨深い一日だったに違いありません。良かったね~。
私は表面的にはおとなしいと言われる東北の皆さんの「心の熱さ」を感じた一日でした。
東北が益々好きになりました。
皆さん、本当にありがとうございました!
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セミナー
2009 年 07 月 01 日 11:15
人間力が決め手
今日は風邪でダウンした持田君の代打でお客様のところへご訪問しました。
以前に私も名刺交換をさせていただいたので一度ご挨拶をしたいと思っていました。
この会社は大手電機メーカーの試作品づくりなどをされている会社なのですが、創業は8年。その間「お客様にノーを言わない」お客様本位の姿勢を貫かれ、5億円規模の会社にされました。
技術屋さんの集団ではありますが、基本の心はサービス業とおっしゃるところがとてもユニークです。
この会社では「人間力」の方にも力を入れておられて、私もやったことがある「100キロ歩行大会」に社員全員で参加したり、日本一を体験しようと、富士登山など何かの日本一を全員で体験して涙を流すなど、いろんなことにチャレンジされています。
製造業、しかもこうした小さな企業はどこも大変だと思っていたのですが、こうやって技術職の人がサービス精神や人間力を磨くことで、お客様との関係やつがなりが良くなり、「頼まれごと」が増えているのだそうです。
「あの人なら一生懸命やってくれそうだ」
「あの会社の社員は、どんなことも嫌な顔ひとつせずやってくれる」。
顧客がパートナーを選ぶ理由は価格や技術力の高さだけではないはずです。
こんな時代だからこそ、価格や技術力以上にこうした「対応力」「人間力」は重要なファクターになってきているんじゃないでしょうか。
今は小さな製造業ですが、とても可能性を感じる会社でした。
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素晴らしい会社
2009 年 06 月 30 日 09:09
水たまり
雨が降ったり止んだり。
毎日じめじめした日が続きます。
子供の頃は、雨上がりに水たまりで遊ぶの大好きで、水たまりと水たまりの間に溝を掘り、ダムや川を作って遊んだり、水たまりに思いっきりジャンプインして水をまき散らし、雨上がりの道はディズニーランドのような楽しさでした。
私の故郷は京都の山の麓でしたから、舗装されていない道路がたくさんありました。その中にできる水たまりは濁っていて、外から深さが測れません。
足を入れると思ったより深かったり、思ったより浅かったり。
長靴の中に水か入るほどの深さに出逢うと、かなり嬉しかったような記憶があります。
時々今でも水たまりに思いっきり足を踏み入れたくなる衝動が起きるのは、そんな記憶のせいなのだと思うのですが、水たまりには不思議な魅力があると思いませんか?
最近、私は意外と雨も梅雨も好きなのだと気づきました。
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思うこと
2009 年 06 月 26 日 19:25
残念です
明日は伊那フォーラムが開催されます。
・・・・しかし残念なことに私自身が行くことができなくなりました。
せっかく皆さんに会えるのを楽しみにしていたのですが、本当に残念です。
皆さんにこのブログでご案内をしていながら、なんだか申し訳ない気持ちです。
素晴らしいセミナーになることは間違いないので、ぜひ皆さん楽しんできてください。
それと伊那までの道中、東京からでも3時間はかかります。
どうぞ皆さん気をつけて行ってくださいね!
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セミナー
2009 年 06 月 25 日 20:37
おやつの時間
昨日、お休みを利用してブロックスに遊びに来てくれて、経営勉強会にも参加してくれたUさんが持ってきていただいた「シフォンケーキを」みんなでいただきました。
グルメで名高い?小出君が自費でハーゲンダッツのアイスクリームを買ってきてくれて、シフォンケーキにアイスクリームを添えた見事なスィーツが完成!
シフォンケーキの舌を包み込むような柔らかな食感とメイプルシロップの香、そこにアイスクリームの冷たさと甘さが絡まって、それこそ、「甘さの宝石箱や~」という感じの感動体験でした。
これはお薦めの食べ方ですね。
そんな至福のひとときに包まれているブロックスの若手社員をパチリ。
なんともいい顔しています。
左手前が小出君。食べる姿が幸せそう。
左奧が須賀ちゃん。「おやつ」のブログを作るほど、おやつに愛着を持つ女性。
右奧が、須賀大輔君。新人ですが、昨日までかなりのハードワークだったので甘いものが効くはず。
その手間が高野君。彼も脳みそがパンパンになっていたようなので、糖分補給でリフレッシュできたでしょうか。
なんとも楽しいひとときでした。
それと、この写真も食べ物ですが、これは北九州のOさんが御礼にと送ってくださったもの。
山形の佐藤錦というサクランボです。
サクランボといえば山形、山形といえば佐藤錦というぐらい有名なのだそうです。
一口食べてみると、酸っぱいのが苦手な私でも、ついつい手が出てしまうほどの甘さ。
しかもさわやかでなんともいえない芳醇な香りが口いっぱいに広がります。
サクランボの概念が変わってしまうほどでした。食材の宝庫山形、恐るべし!
仕事の合間の短い短い「おやつタイム」・・・。
もちろん、おやつタイムは毎日ある訳ではありません。
しっかり仕事もしていますので誤解のないようにしてくださいね(笑)。
なんだかどこかのグルメレポーターのようなブログになってしまいましたが、お届けいただいた皆さん、本当にありがとうございました。(ブロックス社員一同)
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2009 年 06 月 24 日 19:59
宣次さんの経営勉強会inブロックス
最近のブロックスは、勉強ばかりしています。
今日は夜の時間を利用して、私が20代の頃から師事し、顧客満足という概念やあるべき経営の姿を教えていただいたベルウェイ研究所の山崎宣次先生に来ていただき、社員のみんなに「これからの時代の経営」を教えていただきました。
DOIT!や仕事の原点のガイドブックの解説でもお馴染みですが、私の今の頭の中のOSは宣次さん(いつもみんな親しみを込めてこう呼びます)に開発してもらったようなものです。
自分の人生観とも、取材した企業の皆さんの実体とも、とてもフィットする内容で私の脳と心に染みこんでいます!
この勉強会は連続でやっていこう企画していて今日はその第1回。
最初のテーマは「道と経済の合一」です。(いいテーマでしょ?)
そもそも会社とはどういうものなのか?
その定義からスタートしました。
会社は誰のもの?という議論があった時代がありましたが、宣次さんは・・・
「誰のもの、という議論そものもに意味がない、何の為に存在するのかという議論のほうが大切だ」と一刀両断。
本当にそうですね。
会社は人々の幸せの為に存在する。あたりまえのことなのに。
どんな会社の設立の主旨も、働く人の目的も、すべてそこにあるのにいつの間にかも、手段(利益)が目的化してしまうことに問題がある。
そんなお話を宣次さんは、それこそ私が20代の頃から一貫しておっしゃってこられました。年期が違います。
宣次さんの父親のような存在で、経営の師匠である人が、ダスキンの創業者である鈴木清一さんです。その鈴木清一さんが40年ほど前に書かれた文章を見せていただきました。
「私は思います。企業とは、本当に顔のない人間、いや魂のない金儲けだけの組織なのでしょうか。(中略)人間が企業の奴隷であっていいのでしょうか。そうではない。人間が企業を動かすので、企業は人間が人間を幸福にするためにつくった組織だと私は思うのです。何としてでも個人にとっても、企業にとっても道に外れた行いでなければ商売ができないというのであれば、そんな会社はつぶれてほしいと祈り続けています。」
私も以前ダスキンに勤めていましたが、もうその時は鈴木清一さんは、お亡くなりになられていました。
それでも、残れた経営理念、「損と得とあらば損の道を行く」は多くの人の心に残り、風土培われていたような気がします。その鈴木清一さんの「いのり」はもっともっと奧が深いようです。
宣次さんの勉強会では、鈴木清一さんを始め、DOIT!の企業に共通する「人が幸せになる経営」を、論理として学んでいくことになっています。
宣次さんが盛んに言われるのは「社会から尊敬される会社になりなさい」「偉そうになるな、いつも謙虚でいなさい」ということです。
そんなことを、社員のみんなと学んで、実現していきたいと思います。
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BLOCKS
2009 年 06 月 23 日 22:09
ある銀行の女性広報スタッフ
今日はある素敵な女性に会いました。
地方の銀行で、社内広報の仕事をしておられる20代前半の女性です。
何が素敵かというと、「仕事への姿勢」。
しばらくお話をお伺いして、その前向きな仕事ぶりに感動してしまいました。
銀行というと制約も厳しく、新しいことになかなか挑戦しにくい雰囲気なのだそうですが、その人は、そこに甘んじるのではなく、自分から「こうしたい!」「こうさせてほしい!」とどんどん提案していっておられます。
当然、上司からもチェックが入るのですが、そこに安易に妥協せず、最後まで粘って自分の意見を出してみるのだとか。広報にきて3ヶ月なのに、この頑張り・・・。
彼女の仕事の原動力をお聞きしました。
いつも気にしていること、熱くなることは「自分の仕事の受け手、社内報を見てくれる人の気持ち」なんだそうです。
「広報に来て間もないので、私は現場の立場が良くわかるんです。だから少しでもみんなが感動してくれるような仕事をしようと心がけているんです。」
そんな風に話してくれました。
休みの時でも自分の仕事を振り返ったりするそうですし、こだわり続けるし妥協しないから、仕事も相当なハードワークのようです。
タレントのように可愛いらしい顔をされているのですが、その雰囲気からは創造もできないほとの熱さ・・・。
上司の言われた通りやるのも、波風が立たないように無難にこなすのものひとつの仕事のスタイル。
彼女のように、言われた以上のことをやるのも仕事のスタイル。
どちらを選ぶか。
確かに彼女のようにやると、仕事には相当の負荷もかかり、プレッシャーもあって決して「楽な仕事」ではありません。
しかし、やっぱり彼女の目はキラキラしています。本当に楽しそうです。
私はやっぱりこんな人が好きですね。
言われたこと以上のことをやって、誰かを喜ばせる!
こんな仕事意識の若い人がどんどん増えていくといいですね。
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素晴らしい会社
2009 年 06 月 22 日 09:03
携帯電話
日曜日、雨も降りましたが晴れ間もみえた関西地方。
母親がようやく携帯電話を持つことに同意をしてくれたので、購入した電話の使い方を教えに行きました。
簡単になったとはいえ、母親にとってはハードルが高く、付属のマニュアルさえわかりにくいと言います。
そこで、一通り教えた後、電話がかかってきた場合、受ける場合、不在着信があった場合など、押すボタンと操作方法を記載した、「やりたいこと別マニュアル」を、チラシの裏側を使って書いてあげることにしたのですが、なんだか映像の構成案を書いているような気分です。
その後は孫に電話をかける「実施トレーニング」で締めくくり。
なんだか会社の新人研修会のような時間でしたが、これで使ってくれれば安心です。
夜、娘達から父の日のプレゼントということで、室内限定で着てほしいと条件が着いたTシャツをもらいました。
このチョイス、なんだかな~と思う気持ちもありますが、子供からのプレゼントはやっぱり嬉しいですね。
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思うこと
2009 年 06 月 20 日 08:33
「考える」映像勉強会
土曜日はブロックス社内勉強会のひとつ「映像勉強会」(大阪編)を行いました。
私たちは、DOIT!や仕事の原点などの自社商品の他に、企業の会社案内や販売促進用の映像づくりをさせていただいてますが、さらに自分達の仕事を見直して「お客様の期待を超える映像」をお届けするために、休日を返上して勉強することにしました。
アドバイザーとしてご出席いただいたのは、DOIT!シリーズの中畑監督。この道40年以上の大ベテランです。
今回の勉強会はただ映像制作の知識を学ぶものではありません。普段何げなく進めている仕事のひとつひとつの意味を考え、それをどのように変えていくことが「質の向上」につながるのか?
それを一人ひとりに考え、気づいてもらうことです。
「期待を超える」には、まずお客様のことを知り、お客様さえ「気づかないニーズ」までも心を配り、理解すること。今回は、「企画提案」の品質アップについて徹底的にやりました。
グループに分かれて、ポストイットで課題を出し合ったり、まとめたり。
みんなでやるワークはやっぱり楽しいですね。
やっぱり、徹底的に「お客様の立場になって考える」ことが大切だと思うし、そこがなければ映像に力が生まれないし、やっている私たちにも感動もありません。
「そこまで考えてくれたの!」と言われるぐらいの映像会社になりものです。
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BLOCKS
2009 年 06 月 18 日 22:52
紫陽花
不景気の中、なんとか状況を打開しようと、いろんな企業の人が頑張っています。
いつもの何倍も訪問したり、いつも何倍も電話をかけたり。
ブロックスの社員も、全国の企業を元気にするために頑張ってくれています!
そんな熱いブロックスから、素敵な「飴」が登場する予定です。
大好評の「ありがとう飴」に変わる「新型飴」の正体は・・・!
詳しくは、北海道出身、お客様チームのアイドル「ヤナギーこと小柳」(飴の開発者)から発表があるはず・・・。
皆さん、スタッフブログを注目しておいてください。
今日は全国の疲れている人に、紫陽花の写真を贈ります。
それにしても、色や形状、世の中にはいろんな紫陽花があるものですね。
注目してみるとだんだん興味がわいてきました。
最後のこの花は何という名前なんでしょうか?
かなり小さいので、紫陽花ではなさそう。
幾何学的な配列がとれも美しい花です。
誰かご存じですか?
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2009 年 06 月 18 日 15:37
ファシリテーション~実践から学ぶスキルとこころ~
ファシリテーションを勉強していると、その奥深さや可能性に気がつきます。
DOIT!や仕事の原点シリーズの使い方にも、このファシリテーションという技法は有効だと感じています。
そんな時、昔から親しくさせていただいている私が尊敬する女性、小川さんから一冊の本を紹介してくださいました。
その名も「ファシリテーション~実践から学ぶスキルとこころ~」。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4000246488
この本は小川さんが関わっておられるビーネイチャースクールというところの講師陣が、この時代にファシリテーションという技術で何か役に立ちたいと、自分達の体験やスキルをまとめられたもの。
読んでいくとすぐわかるのですが、これは「実践されている人」が書いた本です。だから、文章のひとつひとつが実践的。これほど身になるファシリテーションの本ははじめてです。
内容は全部役に立つことばかりなのですが、私が特に共感したことは、「ファシリテーションのこころ」という章の中にあった「ファシリテーターの根っ子」の話です。
ファシリテーターは、役割上、中立的な立場でなければならないのですが、人間である以上、人としての姿勢は、どうしても現れてしまう。人としての存在感は消せないと、常々思っていました。
この本でもそれを「メタスキル」のひとつとして、「ファシリテーターの人や場に対する基本的な姿勢や態度が実は参加者に大きな影響を与えている」と書いてあります。「何を言うか」「何をやるか」(doing)も大事だが、「どう在るか」(being)が問われている、という説明が書かれていましたが、確かにそうなんでしょうね。
どんな情熱を持っているのか、どんな夢を持っているのか。どんな人間でありたいと願っているのか。人を尊重しているのか。
ファシリテーターの存在感で、場の空気感も変わるとすれば、この仕事をしていくことは「自分の成長」につながる、とても重要なことかもしれません。
どの会社にも、会議や打合せは必ずありますが、このファシリテーションはそういうところでも役に立ちます。
興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
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本・映画
2009 年 06 月 17 日 21:12
夜のブロックス
昨日の夜のブロックス。
綾部さんはお客様にお礼状を書いていました。
一人ひとりに手書きで書く綾部さんの葉書は、もらった方も喜んでくださっているみたいです。
もう遅い時間なのに、なんだか楽しそうに書いている綾部さんを激写。
見返りを求めていない彼女の姿勢がいいんでしょうね。
その横では、急な雨にずぶ濡れになりながら帰ってきた制作部の森山君と須賀(大)君が打合せ。
森山君は、いつも丁寧に新人の須賀君に教えてくれています。
自社で作る映像も大変ですが、お客様のご要望に合わせて作る映像もその調整に時間も手間もかかり大変ですが、そこを手を抜かずにどれだけ気持ちを込めてやれるか。
そんなスピリッツも伝わっているようでした。
早く帰って身体を休めてほしいと思いますが、こんな若い人の姿を見るとこちらが元気をもらいます。
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BLOCKS
2009 年 06 月 16 日 18:36
スマイリング・ベイビー・プロジェクト!
美容業界などで活躍されている写真家、堀口マモルさんから、「今度、新しいプロジェクトを立ち上げたので協力してほしい」というご連絡をいただきました。
それが「スマイリングベイビープロジェクト」。 ※下のバナーをクリックしてみてください
赤ちゃんののピュアでパワーあふれる笑顔を通して、地球環境改善や世界平和など世の中をよりよくする為にどうするべきかをみんなが考えるきっかけとなるプロジェクトにしていこう!
そんな思いでスタートしたプロジェクトなんだそうです。
確かに赤ちゃんの笑顔は、見ているだけで優しい気持ちになりますね。
自分が子供好きだから、余計にそう思うのかもしれませんが、こんな笑顔を見たら、きっとどんな極悪非道のヤクザさんだって、ニコニコしてしまうんじゃないでしょうか。
そう考えると、赤ちゃんの笑顔にはパワーがありそうです。
このプロジェクトの存在をひとりでも多くの人に知ってもらいたいので、ご興味のある方は応援してあげてください!
【堀口マモルさん】
ニューヨーク、パリ、ミラノ、そして現在は東京を拠点に活動する写真家。
写真作家としてフランス、イタリア、スペイン、スイス、ベルギー、アメリカ、香港、台湾など国内外で写真展を多く開催。その才能あふれる作品は世界のミュージアムにも永久保存されている。
ファッションフォトグラファーとしての活動以外にもエリック・クラプトン、ディビッド・ボウイ、シンディ・ローパー、アントニオ猪木など著名人やアーティストのポートレート撮影をする傍ら、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる社会派アーティスト。
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思うこと
2009 年 06 月 16 日 07:42
地方の元気なスーパー
先週末、あるローカルスーパーのお店を取材させていただきました。
一見、どこにでもある地方のスーパー。しかし店内はお客様で賑わい、社員やパートさんが生き生きと働かれている素晴らしいお店でした。
何が凄いかというと、まず店舗の売上。同じ坪数のお店と比べて確実に3倍は売っておられます。しかもその集客はすべてクチコミ。創業以来、一度もチラシを打ったことがないそうです。現社長で4代目という歴史の古い企業。いかに地元の人から信頼されているのかがわかります。
広告費の分は、お客様に還元しようと、商品は良い物が安く売られています。そして会社は社員を大事にしようと、休憩室を広く取ったり、売上が予算より上がると賞与で還元したり。ここでも成長企業の「構図」は同じでした。
このスーパー、社員への権限委譲もなかなかです。
普通これぐらいの規模になると本部が卸やメーカーの人と交渉し一括仕入れをして店舗に割り当てるものですが、ここは各店の売場責任者が、自分で決めて自分で発注します。
言ってみれば店の中に小さな商店があるようなもの。売れ残りの責任は大きいですが、その分やりがいが生まれます。
効率とは逆を行くやり方ですが、地元の事情を知ってる人が仕入れをすると本当に良く売れるのだとか。何が効率かわかりません。
パートさんのやる気も高そうでした。野菜売場は、野菜を切ってパックする作業場もあって、パートさんが声を出しながら加工作業をされています。普段、裏側で行われるこうした作業をしながら商品を選べるので消費者も安心。裏側をあえて見せる売り方は、鮮魚も精肉も同じ。
昔の店舗は小さくて、こんなオペレーションをしかたなくやっていたそうなのですが、大きな店に改装しても、この方法は変えられなかったそうです。しかし、食品偽装などのことがあると、たったこれだけで安心して見えるから不思議です。裏側を見せる演出の重要性を感じます。
書き出すと切りがないほど驚きがありましたが、残念ながら、社長とのお話の結果、このスーパーのことはまだ映像には出来ません。でも、絶対に、いつか皆さんにご紹介したいと思っています。
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素晴らしい会社
2009 年 06 月 11 日 15:55
待ち時間
あるお店で買い物をした時のことですが、品物を注文してから会計までの間、だいぶ待たされてしまいました。
いつもなら、他の商品を見たりして時間が気にならないのですが、店員さんが「ここでお待ち下さい」と言われて立ち去ってしまったので、離れたくても離れられません。
その後の予定があったので、少しイライラしてしまいました。
体験的に言っても、待たされる理由がわからなかったり、どれぐらい待てば良いのかわからないのが一番しんどいですね。
もしディズニーランドで「何分待ち」の看板がなかったら直ぐに暴動が起きる、と誰からから教えてもらったことがありますが、情報がないのが一番不安になります。
待っている間、大抵の人はその担当者を捜してまわって店内を見渡します。
すると、そういう店に限って、視界の中に「暇そうに立っておられる店員さん」が目に入り、余計に不満が募るという悪循環が起こります。
こういう時に私は、店員さんが横を通る度に、オーバー気味に時計を見たり、キョロキョロして「少し私はイライラしてきたぞ~」的なオーラを演出してみるのですが、こんなお店ほど気がつきません。
ふと見るとお店のレジには「価格と品揃えの日本一」という看板が・・・・。
サービス日本一ではなかったので、期待したほうが間違っていました。
でも、お客様に心を配る、関心を持つというのは、そんに難しいことなんでしょうかね?
誰か一人でも、「すみません、お待たせしてすみません」と言ってくれるだけでいいいことなのに・・・。
お金もかからない、技術もいらない、トレーニングもいらないこの一言を、何故誰もしないのか、やっぱりよくわかりません。
でも、いろんな店で買い物をすると、我が身を振り返るチャンスがたくさんありますね。
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2009 年 06 月 10 日 22:42
四国管財の荒川さん
今日は人間力・仕事力向上セミナーの第2回目。
高知から、四国管財の荒川さんがゲストにお越しいただきました。
私は最後のところからしか参加できなかったのですが、会場の雰囲気が「凄い人に出会ったモード」というか、感動されている人の空気が漂っていました。
年々、進化を続ける四国管財さん。
その中心にはいつも荒川さんがおられました。
人一倍、気を使い、人一倍働き、人一倍動き回る荒川さんのご苦労は、なかなかマネできません。
ハードワークでお疲れのところ、その疲れを微塵もみせず、本当にありがとうございました。
今日の懇親会には、千葉で講演をされていた四国管財の中澤社長やリッツの高野支社長も合流していただいて、さらに盛り上がりました。
なんで、こんなに良い場をもっと皆さんにお知らせできないのか。
感動を伝えるのは、難しいのですが、
自分の力の無さが本当にはがゆいです・・・。
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セミナー
2009 年 06 月 10 日 00:35
ぶれる、ゆれる
物事に対する判断が揺れてしまうのは、自分の軸がぶれているからだと誰かに言われたことがありますが、最近、あまりに複雑に考えすぎて、判断できない状態が少し続いていました。
原点に戻れば、自分の軸が見えてくるはず。
目先のことに捕らわれず、大局で見ていかなければ。
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2009 年 06 月 08 日 20:27
伊那フォーラムの追加企画
鬼澤さんから伊那フォーラムの追加企画の詳細をいただきました。
昼間の講演だけではなく、その日の夜も、翌日の朝もイベントを行うそうです。
主催者はそれぞれ違うのですが、希望者は参加できるそうなので、今回は日帰りではなく泊まりがけで参加されてはいかがでしょうか。
しかし、伊那のホテルは多くありません。早めにホテルの予約は必要ですね。
~伊那フォーラム追加企画情報~
【ナイトセッション】・・・「まだまだ夜まで続く伊那経営フォーラム!」
会場: 伊那文化会館 大ホール (昼間の会場と同じです)
時間: 19:15~21:15
参加費: 無料
お申し込みは不要です。
ナイトセッションからの参加もOKですので、ぜひ夜からでも会場にお越しください。
【プログラム】
総合司会 鬼澤慎人氏 (信州伊那・地域経営研究会顧問)
■第1部 テーマ「信州伊那の職人が日本を元気にする!」
日本を元気にするのは自分の使命だと、日々己の技術の研鑽だけでなく、全国各地を回り、出会った人たちを元気にしていく若き職人のふたりに、その思いを熱く語り合ってもらいます。
<職人対談>
原伸介氏(炭焼き職人)
清水慎一氏(菓匠Shimizu)・・・平成のサンタクロースといわれる菓子職人。
子ども達の描いた夢をケーキにしてプレゼントすること(昨年は何と600個)などで、
今や全国的に有名になった伊那の菓子店「菓匠Shimizu」の若きオーナー。
■第2部 テーマ「スタッフが光り輝くチームをつくる!」
どうすれば働くひとりひとりのスタッフが光り輝くチーム(組織)がつくれるのか。会場のみなさんからのご質問やご意見をいただきながら、パネルディスカッション形式 で進めていきます。
パネリスト:
久保華図八氏(バグジー)
香取貴信氏(香取感動マネジメント)
加賀屋克美氏(加賀屋感動ストアマネジメント)
清水慎一氏(菓匠Shimizu)
コーディネーター:
原伸介氏(炭焼き職人)
【モーニングセッション】・・・「伊那経営フォーラムでの学び、気づき、まとめ」
今年の伊那経営フォーラムの総まとめとして、大久保寛司氏のコーディネートで、会場のみなさんとやりとりしながら、またこれまでご登壇していただいた講師の方々にも再度ご登壇していただきながら進めていきます。
さらに伊那が全国に誇る、伊那食品工業や菓匠Shimizuのスタッフのみなさんにも、そしてスペシャルゲストにもご出演いただく予定です。
日時: 6月28日(日) 10:00~12:00(受付9:30~)
会場: 伊那食品工業 くぬぎの杜 会議室
参加費: 2000円(当日受付、会場にてお支払いください)
コーディネーター: 大久保寛司氏(人と経営研究所 所長)
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セミナー
2009 年 06 月 06 日 18:19
休日に一息
この間の休みの日に、近所を散歩していたら、アジサイが咲いていました。
丸いのを西洋アジサイというと思うのですが、私はどちらかというとアジサイの原種といわれるガクアジサイが好み。しかし丸い奴も風情がありますね。この時期特に。
大阪には古墳がたくさんあります。この木は古墳の横に立っていたもので、なんだか妙に堂々としていたので撮りました。
大阪の柏原市役所のところから見た大和川。
この日も川はゆっくり流れ、夕陽を映して輝いていました。
遠くでみるとどの川もキレイです。
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2009 年 06 月 05 日 14:35
生きている喜び
お客様から、「この会社はやっぱり違う!」と思ってもらう為には、他がやる以上に努力をしなければなりません。
工夫もせず、努力もせず、簡単にできることばかりをやっていたら、もはやそれまで。
お客様に喜んでもらうことは、肉体的にはしんどいことなのだと、最近つくづく感じています。
そしてその「しんどさ」を乗り越えたところにしか、本当の生きてる喜びは味わえない気がします。
そもそもサービスとは、お客様という他人の心を理解して、プロとしてそれ以上のものを提供しようというのですから、しんどくない訳がない。相手の土俵で勝負する世界です。
リッツカールトンさんだって、ネッツ南国さんだって、バグジーさんだって、川越胃腸病院さんだって、皆さん動き回っているし、考えまくっているし、自分の時間を削り、お客様ためにたくさんの時間を使っておられます。
成功している企業は、やはり他の何十倍も働くから、お客様が集まるし、たくさんのお客様に対して手を抜かないから、さらに肉体はしんどくなる。
それでも、精神がしんどくならないのは、「自分がやりたいからやる」というマインドがあるから。人生を主体的に生きている人が集まらなければ、あんなサービスはできません。きっと。
お客様の注文だけに応える。
上司から言われたことだけをやる。
ルールに決められたことをだけをやる。
それは確かに楽でしょうが、きっと何かが少しずつ破壊されているような気がします。
手応えのある人生が遠のいていくような・・・。
ゲームに没頭するように、常に自分の頭をフル回転させて、ひとつひとつの仕事に自分なりの考えを盛り込んで、どんな仕事も「創造的な仕事」ににする。
これが「生きている」ことのような気がするのですが、もはや古い考えなのでしょうか。
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思うこと
2009 年 06 月 05 日 08:35
ひさしぶりですね
三重県から大阪、大阪から小倉、小倉から東京へと、今週は目まぐるしく日本を横断してしています。
遅くまで撮影をしたり、朝も早かったりで、なかなかブログ更新ができませんでしたが、今日は久しぶりに東京。ブログを久しぶりに更新します!
昨日の夜は、6月度の試写交流会in東京を行いました。今回は30名以上の皆さんがご出席。ブロックスも制作部のスタッフが手伝いにきてくれて、とても賑やかな勉強会となりました。
美容室、銀行、家電メーカー、タイヤメーカー、病院、飲食店、携帯電話販売店、研修会社、コンピューター、靴の販売会社、旅行会社、刺繍会社・・・など、お集まりいただいた皆さんの業界は本当に様々です!
なのに、グループ討議があっと言う間に盛り上がるのは、何故なんでしょうか。
感性や気持ちが同じ人が集まると、とても良い空気になりますね。
来月は7月1日(水)、18:30~。場所は新宿、無料です。
次回は「チームワーク」をテーマにしたいと思っています。
■試写交流会in東京新宿(無料)
よろしければ、ぜひ!
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思うこと
2009 年 05 月 30 日 17:52
その志に人が動き出す
東京を朝一番に出て、9時過ぎに大阪の事務所に入りました。
休みなので今日は私一人です。
今日は、6日間分のロケの収録素材を見ることにしていましたので、朝から夜までMACとにらめっこ。何十時間分を見るのは、なかなか大変ですが、素材だけ見ていても面白くなってしまいます。
途中、茨城県経営品質協議会の鬼澤さんから久しぶりにお電話をいただきました。
先日、このブログでご紹介した伊那フォーラム(6月27日)で、また面白いことを考えておられるということで、そのことを教えてもらったり、伊那フォーラムについても少しお話をしていました。
そもそも何故、伊那か?と初めての人は不思議に思われると思いますが、そもそも鬼澤さんは伊那青年会議所の皆さんの経営勉強のお手伝いをされてられました。
伊那にはあの伊那食品工業さんもありますが、かんてん若こと塚越専務も元青年会議所メンバー。そんなこんなで、ぜひ伊那を活性化しよう、伊那から日本を元気にしようと数年前から「伊那フォーラム」が始められたのですが、東京からも大阪からも遠い伊那を、ダボス会議のようにしようと、燃えておられたことを思い出します。
そういう訳で、私も第1回目から応援しているのですが、どうして応援したくなるか、なぜ好きになってしまうかというと、やっぱりそこに関わる人の「熱い想い」です。
今日も鬼澤さんが「言い出しっぺの一人としては、絶対に今回も『ここまでやるか!』と期待を超えるようなセミナーにしたい」というようなことを話ておられましたが、この志こそ私が共感するところ。
やっぱり私は、熱い目の人、ちょっと無茶する人?、高い目標を持っている人が大好きです。
鬼澤さんの明るく強い声を聞きながら、また心が燃えてきてしまいました。
その伊那フォーラム。
今回も、伊那食品の塚越会長、大久保さん、リッツの高野さん、お好み焼き千房の中井社長などの豪華メンバーだけでも凄いというのに、その後に「ナイトセミナー」なる企画までされるのだとか。
講師もすごいメンバーになりそうです。しかも無料。
「夜にやる」っていうだけで、「ただでは帰しませんよ(笑)」という感じが匂ってきます。
面白いな~。
内容については、鬼澤さんから連絡がいただけるので、また来週のブログでご紹介しますね。
ところで、「伊那フォーラム」にまだ申し込んでおられない方は、早めに伊那青年会議所さんに申し込まれておくことをお薦めします。
今回は一気に1500人の会場ということなので、大丈夫だと思いますが。もう既に多くの人が申し込まれているそうですよ。
【ここにアクセス!】
社団法人 伊那青年会議所
TEL.0265-78-2328(受付時間 平日10:00~15:00)
FAX.0265-78-4887
E-mai: inajc@clio.ne.jp
チラシはこちら!
http://www.clio.ne.jp/home/inajc/09kihonnshiyo/6-form.pdf
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セミナー
2009 年 05 月 29 日 19:36
「びよういん」と「びょういん」
昨日のブログの最後に書いた「DVDの感想文」。
届けていただいたのは、川越の天使の皆さんでした。
川越胃腸病院の事務部の皆さんがDOIT!73号「バグジー」を使った勉強会を開いてくださって、なんと参加したお一人ひとりが感想を書いてくださったんです。
感想文とわかっていても、一人ひとりがキレイな封筒に入れて送ってくださったので、自分に手紙をもらった気分になりました。
ふだん若い女性から手紙をもらいなれていない私はかなりドギマギしてしまいましたが、内容はバグジーを見て一人一人が感じられた熱いメッセージ。
夜、一人で読んでいたのですが、すべての手紙に心がこもっているし、川越胃腸病院さんと比較しながら、もっと自分を高めていきたいという前向きな内容ばかりで、両方を知っている私は、本当に嬉しくなりました。
「てんしがいるびよういん」と「てんしがいるびょういん」。
似ているのは名前だけではなさそうですね。
川越の天使の皆さんに私の好きな言葉を送ります。
「他の人の良さを見つけ出せる人は、それだけ自分の心も美しい人なのです。」(ダスキン創業者 鈴木清一氏)
物事を素直に見て、素直に感動し、謙虚に学ぼうする「キレイな心」の大切さを、皆さんの手紙を読んで改めて感じました。
そして、こんな人がたくさん育っておられる川越胃腸病院さんの凄さ。やっぱり素晴らしいところです。
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思うこと
2009 年 05 月 28 日 19:27
幸せな職場づくりセミナーでスッキリ!
今日は、新宿で田中典生さんの「幸せな職場づくりセミナー」がありました。
3回シリーズの今回は「顧客満足の本質に迫る」という内容で、これまで田中さんが研究されてきたことをわかりやすく解説していただきました。
参加者の皆さんの感想にこんな内容がありましたが、それが田中セミナーを表す一番良い表現だと思いますので紹介します。
「今までいろいろと経営の勉強をして、あれもこれもと、やらなければならないことがあって混乱気味だったが、今日、田中さんの講義を聴いたら、頭がスッキリして、やる気になってきた」
というようなお話をしてくださいました。
私もそうだったのですが、CSが大事、ESも大事、いや業績がなければ企業は成り立たないだろうとか、学べば学ぶほどいろんな情報が入ってきます。
私は、できるだけ自分の眼と耳で聞き、体験したことと照らし合わせて、納得しようとしているのですが、それでも情報がたくさん入ってくると混乱します。
それを整理してくれたのが田中さんで、いろいろと相談に乗っていただきました。
スッキリしたい人はぜひ一度田中さんに合ってみてください。
ところで、今日事務所に戻ってくると、嬉しいプレゼントが・・・・
ある組織の皆さんからのラブレター、ではなくDOIT!の感想文です。
今日、早速読んでみます。(ありがとうございますっ!)
詳しくは明日!
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セミナー
2009 年 05 月 27 日 18:07
スタジオで撮影
今日は、大久保さんの映像によるファシリテーションセミナー、「組織と人の向上セミナー」の新しいバージョンの撮影でした。
これまでの映像を刷新し、よりパワフルな「一日セミナー」を作ろうとしています。
それとご要望の多かった「半日セミナー」も今回、新登場。
受講された方のフォローアップコースも検討していて、一気にバリエーションを増やす予定です。
今日も、大久保さんの映像収録をしていて感じたことなのですが、
私は、今まで長い間映像の仕事をしていますが、大久保さんのように、こんなに自然に映像の前で話をされる方はなかなかおられません。
これだけしっかりとした論理で展開するには周到な台本が必要じゃないかと思っていたら、毎回大久保さんがご準備されるのは骨子を書いた数枚のペーパーのみ。
細かなセリフを予め決めておられません。
だから話し方も自然なのですが、どれだけ講演活動をされている人でも、ビデオで収録されるというと、それが気になってなかなか普段通りにならないものです。しかもその場に聴衆がいない訳ですから、反応もわかりません。それをサラッと(裏側では綿密な準備をされているのですが)される大久保さん。
すごいなーと、いつも感心しています。
セミナー会場で上映していると、毎回誰かが、「そこに大久保さんがいるような気がした」と感想を述べられますが、こんな雰囲気づくりも「気づき」の大事な要素なんですね。
このセミナーのねらいは、それぞれが、義務感ではなく、心から「変革したい!」と思ってもらうこと。
相手を変えようとするのではなく自分が変わる。それを総ての原点にしたセミナーです。
一度皆さんも体験してみてください。きっと世界が変わると思います。
ところで、このセミナーの内容をご紹介した紹介用DVD(約15分)を作成しまし!、
どんな内容なのか、一度見てみたいという方は、ブロックスまでご連絡ください。
東京 03-5312-1831(綾部)
大阪 06-6251-6812(持田)
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セミナー
2009 年 05 月 26 日 19:45
ゴミ
大阪の繁華街、道頓堀に近いブロックスの大阪のオフィス。
少し離れたところにある長堀橋駅の付近は、毎日結構な通行者です。
一歩大通りから中に入れば、そんなでもないのですが、メイン通りは、サラリーマンから飲み屋で働く人まで毎日、すごい人通り。
そんな街ですから、道路には結構、ゴミが落ちています。
一番多いのがタバコの吸い殻。次が菓子や食品の袋、街路樹の葉っぱもありますが、そんなのはごく僅か。
ほとんどが人の出したゴミ。恥ずかしい話ですが、このあたりの現状はそんな感じです。
どうして、こんなに多いだろうと思っている側から、吸い殻を落としていく人。
呆れてしまいますが、こんな光景は大阪だけではないのかもしれません。
日本人のモラルが低下しているぞ!と言いたいけれど、正直に告白すれば、私も昔、同じようなことをしたことがあります。人のことを言えた義理ではありません。
汚れた環境が汚れた人を作るのか、汚れた心が環境をつくるのか
本当のところはわかりませんが、何か世相を表しているのかと思うと、少し嫌な感じもします。
大人がしっかりしなけば。
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思うこと
2009 年 05 月 25 日 19:05
ビューティサロンモリワキさん
昨日の休みは、大阪の自宅で過ごしていました。
午前中は写真を整理したり、アルバムを作ったり。
やっぱりパソコンで見るよりも紙焼きにすると写真は輝きますね。
午後は、散髪に。
以前からずっとお伺いしたかったのが、大阪の交野市(かたのし)にある美容室、ビューティサロンモリワキさん。自宅から車で40分ぐらいのところにあります。
森脇社長とは以前から親しくさせていただいており、一度プライベートで利用させていただきたいと思っておりました。
モリワキさんは、従業員さんが100人以上もおられる美容界でも大きな会社。しかし家族のような絆を大事にされるとても温かい空気の美容室です。
地方から出てこられたスタッフが多くて、アシスタント時代は全員が寮で生活します。それもチームワークを生み出す秘密かもしれません。社長はまさに親代わり。家族的なつながりは、昔から大切にされてきたそうです。
スタッフのブログを見ると、その雰囲気が伝わってきますよ!
お店では、シャンプーから始まり、マッサージまでお願いしたのですが、お店で感じたのは「スタッフとお客様との距離の近さ」。
どの椅子でも、親しい空気が充満。お客様がとてもリラックスされているのがわかります。
でも、こういう距離の近さは、逆に新規のお客様にとっては疎外感を感じる時もありますが、こちらのお店は、決して馴れ馴れしすぎることはありません。
何とも表現しにくいのですが、全員が一人ひとりのお客様に関心を持ち、温かく包んでくれるような感じがします。
私にとっては、美容室というとリラックスできるかどうかが大きなポイント。
癒やされたいと思っているので、スタッフの皆さんの雰囲気はとても重要です。
ビューティサロンモリワキのスタッフの皆さんの人なつっこい笑顔にとても癒やされた一日でした。
夏に向かって少し短くなって、更に?男前になりました。
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素晴らしい会社
2009 年 05 月 22 日 14:53
アンケート
セミナーの後、深夜に一人喫茶店に居座り、皆さんが書いてくださったアンケートを読んでいました。
コーヒーにケーキを付けたのは、失敗だったかもしれませんが、心地よい疲れが脳を刺激します。
(今日だけはダイエットを忘れることにしよう。少しキムタクのようなボディになる日が遠ざかりますが・・・)
皆さんの感想を一枚一枚読ませていただいて、改めてこのセミナーをやって良かったな~と思います。
ほとんどの皆さんが越智さんのことを知らずに来られたみたいですね。社名やお名前は知っていてもお話は聞いたことがない。だいたいがそのような方ばかりだったようです。
考えてみれば、「ブロックスの言うことを信じて来てくれた人」ばかりなんですね。嬉しいですが、同時に責任も感じます。
有名になるとか、マスコミに出るとか、そんな小さなことなどまったく考えないのが越智会長。
頭の中は「靴下で世界一になること」だけ。人様のイメージなんてどうでもええ!そんな感じの経営者です。
そんな越智さんの講演に対しての皆さんの声は、「驚いた」「期待以上の衝撃だった」「感動した」という声がほとんど。皆さん、相当な衝撃を感じられたようす。
越智さんにはまるのは、自分だけかも・・と思ったりして不安になったこともありましたが、さすがDOIT!ファンの皆さん。わかってくださる人ばかり!嬉しいです。
そして、相澤さんの講演。もちろん越智さん同様、皆さんのコメントは「!」マークだらけです。
講演の基軸になった「30S」の話は、相澤さんが昔からずっと言い続けてこられた「躾の基本」。本当は50以上あるのだそうですが、「社員が覚えられないから」と30に絞ったのだそうです。
「最初の3つが大事。整理・整頓・清潔が出来ないと、後は何をやっても駄目」という言葉は印象的でしたね。
ホンダカーズ中央神奈川の基礎を作られた、今は亡き、佐々木専務のお話にも、皆さん涙されました。
(スライドの絵が佐々木専務)
同社には、「先輩はマニュアル」という言葉がありますが、代々先輩の存在がマニュアルになり、紙ではなく「人から人へ」価値観が伝承されたきたのですが、私は昨日相澤さんとお電話で御礼をさせていただた時に、「その人から人の一番最初が、佐々木専務ではないですか?」と質問をさせていただきました。
すると相澤さんは、「そうなんだよ。彼女の自分への厳しさ、人への優しさ、影の努力、上司に臆せず物を言う姿勢・・・全部が今の社員の基礎になっているんだよ。」と優しく教えてくださいました。
女性スタッフの憧れ、尊敬・・・同社のお母さんのような存在だったそうです。
「子供は親の言うことは聞かないけど、親のやることはよく見てる」と言われたのはかぶらやグループの岡田社長。良い風土も、悪い風土も、基を正せば「先輩の生き様」が手本になる。これは相当怖いことですね。
越智さんが、昨日セミナーで「若い経営者に何か言いたいことはありませんか?」という質問に対してこう返されました。
「経営とはもともと仏教用語だ。それを考えなさい。」 以上終わり。
何を言わんとされるのか。
自分の心に聞けということでしょうか。
また、アンケートには、インフルエンザ対策の「マスク配布」へのお褒めの言葉や、スタッフのサービスの一生懸命さへのお褒めもありました。メールでのご感想もありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちなみに、今回のアンケートの結果です。
セミナーの「内容について」のご満足度は「たいへん満足」が89%「満足」が11%後はゼロでした。「事務局の運営について」は「たいへん満足」が73%、「満足」が22%、「普通」が5%ということで、事務教の対応については、まだ少し「伸びしろ」があることがわかりました。
皆さん、ありがとうございます!
アンケートの資料は本当にラブレターのようなもの。社員全員で、皆さんの愛を、ちゃんと受け止めていきたいと思います。
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セミナー
2009 年 05 月 21 日 23:04
第9回日本を元気にするセミナー
今日は、ブロックスの一大イベント「日本を元気にするセミナー」でした。
実は昨日から緊張が高まって、昨晩はほとんど寝れなかったのですが、先ほど無事に終了してホッとしています。
今回は不況の影響で皆さんが参加しにくくなっている上に、インフルエンザの影響でちゃんと開催できるか心配していたのですが、蓋を開けてみれば180名近い方が全国から集まってくださいました。
もう、それだけで感激です。改めて御礼を申し上げます。
さて、今回のゲストはホンダカーズ中央神奈川の相澤会長と、タビオ株式会社の越智会長です。
DOIT!の歴史のなかでも、この二社との出逢いは大きなターニングポイントなりました。
私が大好きで、最も尊敬する経営者のお二人です。
第一部の冒頭は大久保さんの基調講演。短時間でも心に残る話はさすがです。
成功企業の共通点は、積み重ね。その大切さを学びました。
そして次に、相澤会長が「人材育成」についてお話をいただきました。「30S」という独自の躾は有名ですが、やはり直接ご本人の口から伺うことは、まったく違います。相澤さんのオーラを感じ、最後はメモすら取らなくなったほど、味わい深い内容でした。
もう一人のゲストの越智直正会長のお話も、強烈でした。
今回は、会場はほとんどが「初めて話を聞く」という人ばかり。越智会長ならではの「笑いが一杯」の講演でしたが、「みんなあの世に向かって歩いている。小さなことにこだわってどうするんや」「知識や術は道具、大事なのは何をしたいかという想い」日本人の誇りを持て」「問題を先送りするから悩みになる。わしは悩みがない」など、本質をつくお話が随処にあって
会場中の皆さんが大きなインパクトを持って帰られたのではないでしょうか。
とにかく、お二人のこれまでの生き様が伝わるセミナーでした。
60歳を超え、70歳の手が届こうというお二人なのに、生き方や姿勢は「前のめり」。
私とは20歳以上離れているのですが、私などを遥かに超えた「若い気持ち」を持ち続けておられるような気がしました。
講演は「経営の話」だったのですが、会場のほとんどの人には「人生の歩み方、生き方」の話に聞こえたはず。
夢を追い続ける越智会長、社員をとこそん愛する相澤会長。お二人の人生は会場中の皆さまの心を捉えたと思います。
終わってみればあっという間の6時間半。懇親会も盛り上がりました。
セミナー終了後も、楽しい仲間と素晴らしい夜を過ごすことができ、今、少し眠いのですが、余韻に浸りながら、まったりとした夜を過ごしています。
全国から参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
やはり、前向きに生きる皆さんとの同じ場を過ごすことは、大きなチカラになりますね。
また、皆さんとお会いしたいです!
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セミナー
2009 年 05 月 20 日 22:50
明日はいよいよ・・・
明日はいよいよ、日本を元気にするセミナーです!
全国から200名近くの方が集まられるので、気合いが入ります。
今回もセミナー担当の小出君を中心に、みんなが準備にいろいろと頑張ってくれました。
いつもよりやることが増えたので、うまく回るか少し心配ですが、みんなで力を合わせて、精一杯おもてなしをさせていただきたいと思います。
皆さんとお会いできるのが楽しみです。
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セミナー
2009 年 05 月 19 日 17:41
野球で学んだ経営でがんばる小さな酒屋さん
先日ご来社いただいたお客様が、話題の「堂島ロール」を持ってきてくださいました。
噂には聞いていましたが、並ばなければならない超人気店なので、食べたことがありませんでしたが、一口食べると、その人気の秘密がわかりました。
そうとう美味しいです。ぜひ皆さんお試し下さい。
さて、今日はある酒屋さんにお会いして、その取り組みをお聞きしてきました。3代目となるその経営者はまだ30代。店をたたもうとしていた親父に「俺が引き継ぐ」と申し出て、改革を始めたのが7年前。
どこでも変えるビールや全国ブランドのお酒を、店頭からすべて外すという、大胆な改革をした後に、高くても付加価値の高い、酒を全国から集めた「こだわりの専門店」に変えていかれました。
梅酒に特化した品揃え、モノではなく「コト」を提案する売り方など、夫婦二人で始めた改革は軌道に乗って、今では社員が20人、売上が5億円の繁盛店になられました。
オーナーは元々野球部出身。高校野球、大学野球とピッチャーを務めていたそうですが、野球も事業も「手持ちのタマで、どう配球するか」ということを考えておられるのだそうです。
無いモノを無理に求めるのではなく、あるもので勝負する。
そこを考えるから面白いのだと、楽しそうに話されていました。
小さくてもキラリと光るお酒屋さんでした。
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素晴らしい会社
2009 年 05 月 18 日 20:37
新型インフルエンザ
土曜日から大阪にいたのですが、この土日の間に、新型インフルエンザがあっという間に関西に広がってしまいました。
娘の通う学校も今日から休校ということで、朝から話題はそのことばかり。「学校が休めてラッキー!」などと喜んでいる娘をみると、情けなくなりますが、被害がこれ以上広がらなければいいのですが・・・。
今日から私もマスクを着用しましたが、関西の電車の中は、マスクをしていない人の方が目立つほど。この週末に自体はいっぺんしたんですね。
今週の「日本を元気にするセミナー」も今のところ予定通りに開催する方向ですが、会場にマスクを置くことと、消毒液を置くように手配しました。
そして、ブロックスでも全員にインフルエンザ対策のメールを発信するなど、対策を早めました。
不況とインフルエンザのダブルパンチ。
日本も危うい時期が続きますね。
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BLOCKS
2009 年 05 月 15 日 00:39
人間力・仕事力向上セミナー(川越・池田さん)
今日は、今年度の「人間力仕事力向上セミナー」の第一回。
私の尊敬する川越胃腸病院の池田五十鈴看護部長をゲストにお迎えし、「輝く心を生み出す人材育成」というテーマでお話をお伺いしました。
今回もメイン講師は大久保さん。池田さんの「人づくり」の思いや情熱、そして仕組みの部分まで、たっぷり時間をかけて教えていただきました。
いつもながら、大久保さんが「場づくり」をされると、ゲストの皆さんも会場の皆さんもとてもリラックスして、温かい雰囲気になります。
話す人がリラックスすることが、セミナーの質を上げるとすると本当に学びたい技術(?)です。
さて、池田さんのお話は、去年に続き2回目でしたが、パワーポイントの資料も細かく作成していただき、本当にわかりやすく、オリジナリティあふれる内容でした。
接遇マナー研修を一度もしたことがない川越胃腸病院さんが、なぜあれほどの「笑顔」を生み出し、「輝く心」を生み出されているのか。そのポイントはやはり「理念を全員が納得し実践する」ということでした。
ハウツウを教えるのではなく、その根底にある「仕事の目的」を繰り返し繰り返し確認し合う。単純にいえば、それをずっと続けてこられたから、ここまで「揺るぎない信頼感」が出来上がっているということでした。
こうして説明的に書いたとたん、何か全然言い切れた気がしなくなるのは、「説明できる」こと「やる」ことの差がとてつもなく大きいからだと思うのですが、究極のサービス実現、理念の実現に向かって歩んでこられた、望月院長や川越胃腸病院の皆さんの「実践を続けること」の大変さ、しんどさは、外部の我々に伝えることは不可能な気がします。
実践を続けてこられた池田部長の一言一言の重みを感じた一日でした。
カテゴリー :
セミナー
2009 年 05 月 14 日 19:56
こんなセミナーがありますよ!
今日は、私、西川のおすすめのセミナーをご案内します!
ブロックスのセミナーも素敵なんですが、このセミナーもお薦めですよ。
■伊那フォーラム(6月27日)
伊那フォーラムのことをご存じですか?
実は私は毎回、行ってます。
伊那というと東京からも大阪からも、車で3~4時間かかるのですが、この不便さに、逆に価値を感じてしまうのは、私だけではないはず。
「遠いな~」「めんどくさいな」と思う人は絶対に行かないところだから、熱い人しか集まりません。
「高速代が1000円という素晴らしい制度を利用して、伊那へ行こう!」です!
南アルプスの美しい風景、優しくて温かい人々、澄み切った空に美味しい空気
ソースかつ丼、ろーめん、そして「かんてんパパ」
そう、伊那には「伊那食品工業」さんがあります。
そんな伊那フォーラム、今年も気合いが入っているようです。
伊那青年会議所の皆さん、応援してますからね~~~!
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「人と絆を強さに変える経営」 ~この危機を乗り越えるために~
にちじ: 2009年6月27日(土)
ばしょ: 長野県伊那文化会館 大ホール
じかん: 開場 12:00 開演13:00 閉会 18:00
ひよう: 無料(でも事前に申し込みが必要!)
ないよう:
第一部 対談 「絆が生まれる瞬間」
◎高野登(ザ・リッツカールトン・ホテル・カンパニー 日本支社長)
◎大久保寛司(人と経営研究所 所長)
第二部 講演 「人育ては自分育て」
◎中井政嗣(千房株式会社 代表取締役)
第三部 パネルディスカッション 「人づくりが未来の成長につながる」
パネリスト
◎塚越寛 (伊那食品工業 株式会社 代表取締役会長)
◎中井政嗣
◎高野登
コーディネーター
◎大久保寛司
【主催】
社団法人 伊那青年会議所
TEL.0265-78-2328(受付時間 平日10:00~15:00)
FAX.0265-78-4887
E-mai: inajc@clio.ne.jp
チラシはこちら!
http://www.clio.ne.jp/home/inajc/09kihonnshiyo/6-form.pdf
■菓匠しみず・清水慎一シェフのお話とスィーツの夕べ(6月15日)
~中馬企画「ことづくり塾」~
「菓匠しみず」というお菓子屋さんが伊那にあります。
子供達の夢を叶えてあげたいと、毎年何百もの「子供の夢のケーキ」を作ってあげるイベント(無料)を行うなど、元気なお菓子屋さんとして有名なお店です。
私もお伺いしたことがありますが、皆さんの笑顔が最高です。
その二代目経営者であり、シェフである清水慎一さんが、経営の思いを語ってくださるのだとか。
東京でお話を聞けるというのは、滅多にない機会。
しかも!お菓子付きですよ。
皆さんもいかがでしょうか?
中馬さんという素敵な女性が企画されたセミナーです!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中馬企画「ことづくり塾」
にちじ: 6月15日 (月)
じかん: 夜 6時半から
ばしょ: 南青山の「アーキテクトカフェ」にて
www.architectcafe.com
東京都南青山2-27-18 青山エムズタワー2F
TEL 03-5771-2570
あくせす:東京メトロ銀座線 外苑前駅1A出口を直進して徒歩3分
かいひ: 会費 5000円
【おすすめポイント】主催者より
菓匠しみず 清水 慎一シェフによるお話とスウィーツを楽しみます。
信州の伊那北に「菓子創りは夢創り」世界中の子供たちと夢を共有することをコンセプトに、光輝いているお店があります。人が吸い寄せられるように入っていく 夢と光を集めたお店です。
フランス最優秀職人としての称号MOFを獲得。世界最高のショコラ職人の「ジャン・ポール・エヴァン」で修業されたスウィーツは絶品です。
スクリーンを使って、お店の様子と企業理念をお話いただき、彼の作ったお菓子も楽しみます。今注目の企業です。
カテゴリー :
セミナー
2009 年 05 月 12 日 13:05
母の日に
日曜日、たまには親孝行をしようと、弟と二人で京都に行きました。
うちは父親が私が子供の時に他界したので、ずっと母親と男兄弟二人の3人家族。でも兄弟二人とも、学校を卒業すると二人とも家を出てしまったので、母親は今一人暮らしです。
ここ数年、いつもバタバタと忙しくしていたので、こうして二人が揃って帰ることは何年かぶり。母親は相当喜んでいるようでした。
弟は用事があったので午前中で東京に戻りましたが、せっかくの母の日なので、前から行きたいと行っていた滋賀県の佐川美術館に行くことにしました。
その美術館は滋賀県の守山ということころにあるのですが、もう少し足を伸ばせば近江商人の故郷「近江八幡」。そちらにも足を伸ばしました。
近江八幡は、白壁やお堀、商人の屋敷跡が今も残る情緒あふれる街。メンソレータムで有名な近江兄弟社や、「てんびんの詩」でも有名です。
近江商人の資料のに、「三方良し」「質素倹約「博打、投機的商売の禁止」などのことが書かれていましたが、あのリーマンの人達も近江商人のことを学んでいれば状況は変わったかもしれませんね(笑)。
その後、滋賀県民の心の故郷、琵琶湖を見たり、稲が植わったばかりの田んぼを見たり、久しぶりの親と過ごした、のんびりした一日でした。
滋賀県もいいですよ~。
【近江八幡の町並み】
【夕陽の沈む琵琶湖】
【水か入ったばかりの田んぼ】
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2009 年 05 月 11 日 16:47
嬉しい結婚式
土曜日は、ブロックス大阪事務所の伊原さんと制作部の吉田君の結婚式。。
新郎も新婦もブロックスメンバーということで、会社の社員も大勢参加して、賑やかにお祝いをしてきました。
伊原さんの地元山形・酒田市からも、吉田君の地元、兵庫県の小野市からも、ご親族や友人が沢山参加されていて、とても和やかで、和気藹々とした良い雰囲気。やっぱり結婚式は取り澄ましたものよりも、方言が出てたりするようなナチュラルな感じがいいですね。
ブロックスの社員もサプライズ用の映像を作ったりして、二人をお祝いしたのですが、今回はお客様からもお二人にお祝いのメッセージを頂戴しました。本当に有り難く、感謝の気持ちでいっぱいです。
二人もそうだと思うのですが、いつも、こんなに素晴らしい人達や仲間に囲まれているのかと思うと本当に幸せだな~と思います。
親の愛、子供の愛、友情、夫婦の絆など、結婚式に出席すると、いろんな感動があります。
本当に「人間」は、人と人との関係で出来ているんですね。
とても、とても嬉しい一日でした。
吉田君、伊原さん、今日の感動をいつまでも忘れずに良い家庭を作っていってくださいね!
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2009 年 05 月 08 日 16:43
手紙と挙式
最近、いろんな方からお葉書をいただきます。
手紙やハガキをいただくと、やっぱりホッとしますね。
私もできるだけハガキを書こうと思っていますが、時間がなくなると、すぐメールに頼ってしまいます。
ブロックスの人達は、みんな割と手紙を書く方だと思いますが、丁寧に字を書く、言葉にして御礼をする、相手を思いやるなど、手紙にまつわる習慣は後々までプラスになることばかり。
手紙文化が広がっていけばいいな~と思います。
さて、明日は、ブロックスの大阪の社員、伊原さんと吉田君の結婚式です!
社内恋愛・社員同士の結婚ということで、ブロックス中で盛り上がっています。
伊原さんは、お客様チームで全国のお客様を担当してくれている山形出身の明るい女性!
吉田君は、テレビ局の仕事を捨ててブロックスに入ってきてくれた制作スタッフです。
この二人がついに挙式・・・。うーん感慨深い!
明日はみんなで祝福してきます!
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2009 年 05 月 07 日 22:12
ゴールデンウィーク!
久しぶりのブログ更新です。
このゴールデンウィークは思い切って、ブログをお休みをさせていただきました。
私は仕事も少ししましたが、基本的には暦通りの休みが取れ、かなり元気です。
皆さんは、どんなGWだったでしょうか。
休み中、真ん中の娘が「京都に行きたい」というので、二人でお寺を巡りをしてきました。
彼女が一番行きたいと言っていたのが石庭で有名な龍安寺。
17歳女子なのに、なかなかしぶい選択をします(笑)。
しかし、さすが世界遺産。さすが石庭。この雰囲気はここでしか味わえません。
親子二人、石庭を見ながら、しばらく佇んでおりました。
ところで、龍安寺にある「知足の蹲踞(つくばい)」というのはご存じでしょうか。
それがこれ。
そこには「吾唯足知」(われ、ただ足るを知る)の4字が刻まれているのですが、これは、不満を言うな、今を満足する心を持てという教えなのだそうです。
これだけ恵まれている時代なのに、足るを知らない現代人はさらに求めようとしています。
この四文字の意味を知ると、このシンプルな石庭の見方が変わってきます。
その後、近くの妙心寺に寄って、嵐山の天龍寺へ。ここも世界遺産のひとつです。
天龍寺が有名なのは、曹源池庭園ですが、この庭園を回廊から見ると、なぜか昔の貴族か僧侶になったような気分になります。
回廊の奧の暗い部屋から、明るい庭を見ると部屋の周囲が額縁のようになって、これまた見事です。まだ未体験の方は、ぜひ、一度味わってみてください。絵はがきのようですよ。
今の季節、庭にたくさんの花が咲き乱れていて、春の京都を満喫できます。
やっぱり京都はいいですね。
しかし、なんだかんだで、3つのお寺を巡り、境内を歩き回るとかなり疲れました。
お寺の場合、あまり欲張らず、ひとつのお寺でボーッとするという楽しみ方の方が合っているかもしれません。
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思うこと
2009 年 05 月 01 日 19:14
「資本主義はなぜ自壊したのか」
遅ればせながら、中谷巌さんの「資本主義はなぜ自壊しのか」を読み終えました。
この本は話題になっていたし、大久保寛司さんからも「面白かった」とお薦めいただいていた本なので、ぜひ読んでみようと思っていたのですが、買っておいてある本が一杯で、遅れ遅れになってしまいました。
で、ようやく読んでみたのですが、本当にわかりやすい内容で、あっという間に読めました。
本のテーマはこの不安定な世の中の元凶は、暴走した「グローバル資本主義」にある、というものですが、内容もさることながら、今まで政府の参謀として、競争だ、自由化だと言っておられたご本人が、「間違っていました」と素直に懺悔されているところが、まず素晴らしいなと思いました。
そして内容についても、経済学の範疇をこえて幅広い日本の文化や日本人のメンタリティ、歴史なども検証されていて、幅広い視点から、今の現状を考える機会になった本でした。
以前から、この「グローバル資本主義」の思想のおかしさには、日本人はみんな気がついていたと思います。DOIT!シリーズで取材先を捜す時も、直感でしたが、この反対を行く企業を捜してきましたし、金さえ儲ければ何をやってもいいという儲け主義に、本音の部分では誰もがNOと思っていたはず。
そんなうすうす気づいていたことを、こんな風に整理、分析してくださって、かなりスッキリしました。
本の中に、以前に私もブログでご紹介したことがある、国民総幸福量を指標するブータンの話もありましたが、経済的に豊かでないブータンの人々が、アメリカや日本以上に幸せを感じていることの事実は、中谷さんにとっても驚きだったようですね。
しかし、だから言って豊かになってしまった国が、貧乏な時代に戻るのは難しい人間の欲望が生み出したグローバル資本主義という怪物は最早コントロールするのは難しい、日本が本来大切にしてきた価値観を、今こそ取り戻して、まずは日本の立て直しからしなければならないという中谷さんの話には共感します。
どうするかという方法論については、あまり具体的なところは書かれていませんでしたが、中谷さんにぜひ読んでもらいたいな~と思ったのが、伊那食品の塚越さんの「リストラなしの年輪経営」と、川越胃腸病院の望月さんの「いのち輝くホスピタリティ」の2冊。
ついでにDOIT!のDVDを見てほしいですね。
この本を読んだ後に、この本を読まれると、やるべきことがハッキリ見えてくる気がします。
まだ読まれていない方は、ぜひこのGWに、この順番で読んでみてはいかがでしょうか。
「資本主義はなぜ自壊したのか」 著者/中谷巌 発行/集英社インターナショナル
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2009 年 04 月 29 日 14:09
ハナミズキ
この時期、いろんなところでハナミズキの花が咲いています。
私は、この花も好きなんですが、一青窈さんの「ハナミズキ」という曲も大好きで、この季節、歌詞に出てくるように「空を押し上げるように咲く」ハナミズキの花をみる度に、この曲を思い出します。単純な脳回路が恥ずかしいのですが・・・。
一説によると、この「ハナミズキ」という曲は、アメリカの同時多発テロの時に、彼女が世界の人が平和になるためには、何をすべきかと考え、作った曲なんだそうです。
自分が好きな人(家族や恋人)の幸せを願うのはもちろんだけど、好きな人が大切にしている人の幸せまで願えたら、もっと世界は平和になるんじゃないだろうか。
彼女はそんな風に考えたそうです。
歌詞は著作権上、ここにはご紹介できませんが、かなり難しい内容です。
でも、こうして聞くと、テロで友人が危機に遭い、永遠の平和を願った彼女の気持ちが少し伝わってきます。
スッキリと晴れた春の空に向かって咲いているハナミズキ。
たたずまいもいいですね。
彼女がこの花に気持ちを重ね合わせた意味がわかるような気がします。
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2009 年 04 月 29 日 00:06
ホスピタリティ道
今日の午後、大久保さんが東京事務所に来てくださいました。
「組織と人の向上セミナー」をご紹介するために、どのようなセミナーなのかを大久保さんに語っていただき、それを映像化するというアイディアで、今日はその収録をさせていただきました。
その中で先日、院内で実施させていただいた川越胃腸病院さんの話になって、もし可能なら皆さんの感想もお聞きしてみようと、急遽病院にご連絡して、お伺いすることに・・・。
突然のことで、川越胃腸病院の皆さんもさぞ驚かれたと思います。
ブロックスからは小出君、途中で、組織と人の幸せづくり研究所の間宮さん、松崎さんも合流していただき、夕方、川越胃腸病院さんへ到着。突然のことなのに、皆さんが笑顔でお迎えいただいて、撮影にもご協力をいただきました。(皆さんありがとうございました!)
いつも思うのですが、ここ(川越胃腸病院)にくると、自分の心が和むのがわかります。
本当は病院は身体を悪くしていくところなのに、私は悪くないのに行っているので(すみません)、心配も不安もないからだと言われたらそれまでですが、それでも心が和むという感覚は、ここの病院の不思議なところです。
やっぱり、「人」のオーラというのでしょうか。来る人を心から歓迎し、好意を持って迎えてくださる皆さんの「気」が、スッと心を軽くしてくれます。
「笑顔が人を救う」というお話がありますが、本当に皆さんの笑顔が心を解きほぐしてくれます。
しかも、こちらは一人の笑顔じゃないんですよね。全体が笑顔。病院が笑顔なんです。そこが決定的に他の組織にないところだと思います。
事務部の福島さんが、20年以上も前の資料に、病院の基本応対に【おもてなし】の事が明確に記載されていたというお話をしてくださったのですが、その当時からひとつひとつの応対に心を込め、改善し、積み重ねられた「文化」が、私が感じる「和み」の背景にあります。
だから、決して簡単なことではなかったはず。
日本の良き文化も、時代に翻弄され廃れていくことがありますが、やっぱり時流に流されず、浮かれず、本質を見つめていく基本的な哲学を持ち続けることが、一番大事なんでしょうね。
こうした本質的な哲学は、昔から日本では「商人道」とか「武士道」というように、道として大切にしてきました。川越胃腸病院さんの経営は、「ホスピタリティ道」というようなものかもしれません。
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思うこと
2009 年 04 月 27 日 08:36
成長
昨日も今日も、春というのにとても肌寒い日が続きますね。
でも、あまり温かいより、これぐらいが過ごしやすい気もします。
今日はブロックスの大阪のメンバー一人ひとりと面談をしました。
それぞれが成長目標を持って仕事に取り組もうとしてくれています。
確かに仕事は大変なこともあって、楽ではありませんが、その仕事のおかげで成長できたな~、いい年だったな~と思えるような、一年にしてほしいですね。
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2009 年 04 月 24 日 11:37
不況にどう立ち向かうか
5月21日の「日本を元気にするセミナー」。今、いろんな方が申し込んでくださっています。
先行きが見えない時代だから経費を省こうではなくて、先行きが見えない時代だから次の時代に備えて投資をしよう、自分を磨こう・・・。お話をお伺いすると、ほとんどの皆さんがこんなお気持ちで申し込んでくださっているようです。
本当に頭が下がります。
私もそうですが、急激な変化の時代を迎えると迷いが出てきてしまいます。
先日もセミナーである経営者の方が「急激に業績が落ちる今、CSやESなんて言ってられるのでしょうか」という質問をされていましたが、そう言いたくなるお気持ちも良くわかります。
ちまたでは、いろんな企業から「理念で飯が食えるか」とか、「お題目より利益だ、儲けだ」というような声が聞こえてきます。
業績が落ち込むと不安にならない訳はありません。気持ちが揺れるのは当然です。
私はこんな時、これまで取材した経営者はこんな逆境に合われた時は、どのような判断をされるのかな?どんな態度でおられるのかな?と想像してみます。
いろいろな取材先の経営者の顔が思い出され、妄想のインタビューが始まるのですが、いつも最後に想像が行き着くのは、右往左往せず、ニコニコ笑っておられるいつもの顔。
「惑わされたら駄目だよ」とおっしゃる、いろんな経営者の顔が見えてきます。
取材の時に聞きましたが、どの経営者も、今日までに相当の試練を乗り越えてこられています。
こうした不況の時代もあったでしょうし、倒産の危機だって何度も経験されているでしょう。お金があればと利益優先の誘惑にとらわれたことだって正直あったと思います。
人が辞めていくことの辛さもあっただろうし、社員が誰も振り向かない辛さもあったでしょうし、、業界から相手にされない、バカにされるなんていうこともあったに違いありません。
DOIT!の取材の時に、そんな苦闘のお話はたくさんお聴きしました。
だから、今回の「不況」という波だって、そのうちのひとつだというぐらいにしか考えておられないんじゃないかと、想像してしまうんです。
でも、未熟で弱い私は、なかなかそうはいきません。
挫けそうにもなるし、ぶれそうにもなります。
そんな時こそ、尊敬する経営者の顔を思い浮かべてながら、身を引き締め頑張っていこうと思います。
強い味方がいるようです。
改めて、素晴らしい経営者と出逢わせていただいたことは、本当にありがたいことだと思います。
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思うこと
2009 年 04 月 23 日 21:20
幸せな職場づくりセミナー始まる!
昨日は平日でしたが、少し疲れがたまっていたので、休みを取ることにしました。
実はこの十数年、病気以外で、平日に休みを取ったことがなかったので、こうして平日に家にいると家族にとってはかなり違和感があるみたいで、「どこか悪いの?」「病気なの?」とやたら聞いてきます。
本当に、身体は何ともありません。ただ、この数ヶ月休みの日も働いていたので、休もうとしただけなのですが、やっぱり普段しないことをすると逆に心配をかけるみたいですね。
そんな家族の声も含めて、久しぶりに誰もいない自宅でゆっくりできました。
気になっていた花壇の手入れも、草取りもしたし(爺くさい・・)、本も読めたし、一番良かったのが、たっぷり寝れたこと。本当に身も心もリフレッシュしました。
社員の皆さん、感謝しております。
さて、大阪から移動してきた、今日は東京で開催された「新・幸せな職場づくりセミナー」の一回目に出席しました。
このセミナーは脳力開発センターの田中典生さんにお願いしているもので、今回は、延べ三回に渡って、CSとESと業績向上の基本を整理して学んでいただこうという内容になっています。
会場には、全国各地から、このノウハウを学ぼうと集まってこられた経営者やスタッフの皆さんがいっぱい。しかも、皆さん、「こんな時期だけら教育費を減らす」のではなく、「こんな時期だからこそ人に投資をしよう」という熱い方たちです。
だから、スタートから熱気が違っていました。
田中さんの講演も素晴らしい内容でした。
◎技(熟練)経営の時代→業(効率)経営→絆(信頼)経営へ
◎大量生産大量消費の時代のモデルだった規模拡大、効率重視の経営の行き詰まり
◎lこれからは、絆(信頼)を中心とした経営に以降する
◎絆(信頼)経営のキーワードは①効率を追わない②管理しない③教えない④考えさせる⑤失敗を許す
などのご説明からスタートして、これからの時代には、どんな経営を目指していくべきかをわかりやすく教えていただきました。(裏付けを詳しく話されるので、本当に説得力があります)
「売上-経費=利益」という構図ではなく、これからは「CS+ES=利益」である、などの新しいキーワードは、田中さんならではの切り口。私もかなりのメモを取りました。
終わった後、参加した皆さんに、「いかがでしたか?」とお聞きしたら、「眼からウロコでした。」「モヤモヤが整理できた」というような声をたくさんお聞きすることができて、担当した綾部さんもホッとした様子。
あと2回、今度は今日の各論の話になります。私も最後まで参加しようと思います。
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セミナー
2009 年 04 月 21 日 21:05
石川洋さんと大石順教尼
今日は午前中、西宮の高野社長のお誘いで、
京都の山科で行われた勉強会に参加してきました。
これは石川洋さん(元一燈園、托鉢者)が毎月行っておられるもので、
全国から経営者の皆さんが集まってこられます。
今日は石川洋さんが母親として慕われていた、大石順教尼さんのご命日ということで
そのお参りも兼ね山科の仏光院で開催されていました。
石川洋さんは、私が生まれた一燈園のご出身。
私の父も母も昔からとてもお世話になりました。
大石順教という方は、17歳の時に養父に両腕を切断され、
以来、その過酷な人生にもめげず口で絵を描かれたり、
障害者のための施設を作られたり、世の中のために尽くされた方。
「手がない無い」ということを悔やまず、むしろ感謝し、
人の喜びのために生きた人と聞きました。
障害者の母と言われているそうです。
経営者の皆さんが、集まられたこの会では、石川さんが
大石順教尼さんの生き方をご紹され、ご自身の生き方の
指針である「人生逃げ場なし」というお話をしていただきました。
人間苦しいこと、辛いことがあると逃げたくなるが、しかし逃げていても苦しい。
逃げなくても苦しい。人生に逃げ場はないんですよ。覚悟を決めて向かっていくこと。
石川さんの言葉はわかりやすいのですが、奧が深い。
苦しくなるとまわりのせいにしてしまう弱い自分が見えてきて、恥ずかしくなります。
日々初心の気持ちで、自分が一番到らない人間なんだと思いなさいと石川さんから
教えていただきました。
両腕のない人生を、感謝の気持ちで生き、さらに人の喜びのために
生きた大石順教尼さんの生き方と、85歳になってもなお、まだ自分を
未熟だと言い、未来に向かってワクワクと生きておられる石川さんの
姿勢に衝撃を受けた勉強会でした。
石川さんの本もたくさん出ています。良い本ばかりです。
「叶力(かのうりょく)」「捨てなければ得られない」「人生今からだ」
「冷たい雪も温かい」「無いからできる」「生きるんだよ」「今から始める」
「人生逃げ場なし」「逃げたらあかん」
「無いからできる」が大石順教尼のことを書かれた本です。
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2009 年 04 月 20 日 19:43
娘と食事
日曜日の夜、久しぶりに娘3人と食事に行きました。
長女の芽生(めい)、次女の未生(みお)、三女の亜生(あい)。
ほとんど家にいない父親ですが、食事ぐらいは一緒に来てくれます。
いろいろと話をしましたが、外見だけは大人ですが、話の内容はまだまだ子供。
今時の高校生とは思えない3人の天然ボケぶりが少し心配になりました。
久しぶりに合ったのに、私を見て「老けた」とか「やつれた」とか
嫌なことも言いますが、身体のことを心配もしてくれていているということもわかって、ちょっと嬉しかったです。
さて、月曜日の今日は、大阪にいました。
朝から夕方まで慌ただしい一日でしたが、今日も良い出逢いがありました。
税理士の先生ですが、志を大切にされ、元気な企業づくりを応援されている方です。
事務所の明るい雰囲気がとてもお印象的。
良い企業は玄関口でわかりますね。
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思うこと
2009 年 04 月 19 日 17:23
新緑の季節
今日は快晴で、うららかな春の日曜日。
桜の花が終わったこの季節、実は私が一年で一番好きな季節。
何が好きかというと、青々とした木々の新芽の色が至る処に目立ってきて、
なんか、日本全体の樹という樹が、「ようしやったるで~」と叫んでいるような、元気な感じがします。
この前見た、東京の公園の新緑も良かったし、
昨日通った大阪の御堂筋の銀杏の新緑もいいですね~。
今日、家で育ているアジサイも、若い葉が青々と茂ってきていてがんばってました。
いつの間にか散っていた桜も、世代交代を待っていた若者のように、僅かに残る花びら中で輝いているし・・・
4月の空の青色と太陽に透き通る新緑の瑞々しい緑色。
なんでこんなに気持ちいいんでしょうか?
私が汚れているからか?
疲れているのか?
涙が出そうになります。
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思うこと
2009 年 04 月 18 日 17:14
全体会議でした
土曜日は、ブロックスの全員が集まっての全体会議。
今年度の会社の方針を確認してもらう、大事な会議です。
昨今の不況で日本中が元気をなくつつあります。
こんな時こそ、「映像で日本を元気にするぞ!」と言っているブロックスが頑張らないといけません。
状況に流されず、本来の目的を見失わず、
全員が心をひとつにしていきたいと思います!
やるぞ~!
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BLOCKS
2009 年 04 月 17 日 23:52
夜の勉強会
今日は東京のある美容室さんで、仕事の原点の勉強会をされるということで、お手伝いをさせていただきました。オーナーのOさんとは、バグジーの久保さんを通して知り合った方ですが、とても勉強熱心な方。
閉店後夜8時。他の店のスタッフの人も集まってくださって、新人さんも交えて、みんなで「おもてなし」を考えていこうという勉強会です。
今回のテーマは「挨拶」にしました。
挨拶や第一印象の大切さを語り合い、もっと良い挨拶が生まれるようにするための話し合いを、徹底的に2時間。
皆さんが映像を見て気づき、皆さんが話し合って気づき、最後に明日からの行動を決めるということに徹してみました。
やっぱりその人がその気にならない限り、いくら理論や理屈を学んでも無駄。いつも、その人が、心から学びたい、自分を変えたいと思う気持ちを持ってくださるように、気づきの場をご提供できればと思っています。
行動宣言まで書いてもらって、感想を発表してもらってようやく終了。
気がつけば10時を過ぎていましたが、皆さん喜んでくださった様子。
無期限のヘッドスパ体験チケットを頂いちゃいました。
挨拶が変わるといいですね。
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勉強会
2009 年 04 月 14 日 23:37
大阪のノリ!
今日は夕方、大阪の梅田スカイビルで「試写交流会」をやりました。
スカイビルは、空中庭園のあるビルです。淀川から大阪湾まで見渡せる絶景ポイント。ここに来るだけでも価値があります。
今回も30名近くの皆さんが集まりいただき、ワイワイガヤガヤと楽しい会になりました。
自己紹介では、何故か「笑いを取りながら会社のPRをする」という暗黙のルールが出来てしまって、みんな大笑い。さすが関西人。場をわきまえてます。乗りがいいですね~。
「人づくり編~チームリーダーの使命~」を見ての話し合いでしたが、皆さん、胸に響いてくださった感じで、議論はどんどん深まってきます。
社員のご家族にも手紙を書かれるというあるビルメンテナンスの会社の社長のお話にも、皆さん感動。こんな「予期せぬ感動」があるから、ファシリテーションは面白い。
自分で言ってはなんですが、とてもいい空気になりました。
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セミナー
2009 年 04 月 13 日 21:51
ひとり暮らし
いろんな会社で入社式が終わって、今、新人さんは社会人一年生としての研修の最中でしょうか。
入社と同時に親元を離れ、一人暮らしを始めた人も多いかもしれません。
私も何十年か前、社会人と同時に一人暮らしを始めました。
出来るだけ切りつめようと、選んだところはボロアパート。昔の「長屋」のようなところでしたが、それでも、初めての「自分の城」。
嬉しくてしかたありませんでした。
仕事を続けていくとお金も貯まり、徐々に家具や家電製品が揃っていくのも楽しみでした。
その後仕事と共に何回か引越をし、結婚したり、家族が増えたりして、暮らしも家も変わってきました。
しかし、一番面白かったのは始めての一人暮らし。
足りないから面白い。貧乏だから考える。
満ち足りていないことが創造的になるんでしょうか。
さて、今日は大阪で持田君と一緒にいろんな会社に訪問させていただきました。
中でも化粧品のメーカーである大阪のD社の社長と常務のお話は、自分の気持ちに響きました。
1997年にたった四人で創業され、今や全国にテレビコマーシャルを打つほどの企業になられたのですが、お二人とお話していると、急成長企業にありがちなギラギラ感がまったくありません。
たぶん、4人で始められた頃、そのままの精神をお持ちなのでしょう。
共感したことは、「正直な商い」。
自分が感動したこと、納得したことだけを素直に伝える。
品質にこだわる、中身にこだわることが遠回りのようで結局は近道。
何か、王道を教えていただいたような気がしました。
DOIT!の社内勉強会もずっと続けてくださっているのだとか。
「おっ、それはDOIT!的だね」とかという言い方まで出てきたそうです。
本当にありがたく、嬉しいお話でした。
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思うこと
2009 年 04 月 11 日 19:00
三重県に行く
今日は、JA共済連三重さんのお招きで、三重の津市に行ってきました。
大阪から二時間、近鉄特急ならアッという間に着いてしまいます。
三重県といえば、北川知事がおられる時に「三重県庁」さんを取材した懐かしい場所。
「モクモク手づくりファーム」も三重県の企業。
DOIT!ファンの皆さんもたくさんおられる、私も大好きな県のひとつです。
その三重県庁のすぐ近くに、JA共済連三重さんがあります。
今日は、年度初めの方針発表会。職員の皆さんが集まられる勉強会の中で、短く編集したDOIT!をご紹介しながら、取材で感じたこと、体験をお話させていただきました。
お昼休み明けで、温かい日差しが指す会議室は、眠たくなるものですが、100名近い皆さんが熱心に映像をご覧いただき、最後まで集中して聞いてくださり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ご担当のお気持ちにお応えできたのかどうか、少し不安もありますが、少しでも皆さんのお役に立てれいいのですが・・・。
帰りも近鉄特急。ぐっすり寝ながら自宅に帰りました。
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お客様
2009 年 04 月 10 日 18:58
お花見!
今日は午前中、ラポットの伊藤さんと田村組さんで行う「夢合宿」の打合せ。
その後も、監督の中畑さん、大阪の藤原さん、吉田さん、印刷会社の方と、打合せの数珠つなぎ。
どんなに時代が進んでも、人と人が顔を合わせて話し合うというのは変わらないんでしょうね。
「情報のやりとり」もさることながら、「気」が伝わることが大切な気がします。
今日は、仕事終わりに大阪の事務所のメンバーで花見に行きました。
今日の幹事はブロックスの核弾頭?吉田・持田の同期組です。
公園の隅っこにブルーシートに段ボール箱のテーブル。
それに、お酒におつまみという、典型的なお花見セット。
なんともいい雰囲気です。
大阪のその公園の桜は、今が一番の満開。
花びらが舞い散る中で、みんな夜遅くまで楽しんでいました。
夜桜もいいですね。
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2009 年 04 月 09 日 13:45
日本を元気にする二人の経営者!
こんにちは。
皆さんのもとには、「日本を元気にするセミナー」のご案内が届いていましたか?5月21日のセミナーです。
今年の春は、私の大好きな経営者、ホンダカーズ中央神奈川の相澤さんとタビオ(前ダン)の越智会長の講演です!※チラシはこちら!
◆元気にしとるか!
私は、越智さんとは20代の時に会いました。
中小企業とはいえ、全国に店を展開する社長ということで、どんな人だろうと想像していたら、
靴下屋さんなのに靴下もはかず、裸足にサンダルという何ともラフな格好で出てこられて
笑顔で挨拶をされた時から、瞬間にファンになりました。
「西川君。元気にしとるか!」
越智会長とお会いすると、いつもあの満面の笑みで声をかけてくださいます。
しかし、私は見たことがないのですが、社員の皆さんに言わせると、
越智さんは怒ると本当に怖いそうです。
それはいつも本気だから。
せっかくの人生、情熱的に生きないでどうする!
ええか、人生、お一人様一回限りやで!
丁稚奉公から起業、そして今日まで、越智さんは、ずっと靴下ひと筋。
「靴下には、思わずひれ伏したくなるような、品格のあるものがあるんや。」
「何年に一度はそういう靴下ができる。わしはそれにはまってしまったんや」
いつもそんなお話をしてくださいます。
とにかく、越智さんは「本物」だけを追求してこられました。
靴下も、人も、人生も。
いつも一生懸命な越智さん。
あの笑顔に出逢うと誰もがイチコロです(笑)
DOIT!の取材活動の中でも、衝撃の出逢いをした、私の大好きな経営者です。
◆相澤さんの涙
ホンダカーズ中央神奈川の相澤さんも、越智さん同様、人情味あふれる経営者です。
相澤さんとは、いろんな思い出がありますが、やはり一番感動したのが、
2回目のDOITの取材で、完成品をお持ちした時。
2回目は、霧が丘店の竹村さんを中心に、若い人が毎日、どのように考え、
どのように動いているのかを、徹底的に紹介した「店長のマネジメント編」。
例によって、DOIT!は最後の最後までどのような内容になるかわからない
ということで、相澤さんがご覧になられたのは、本当に完成する瞬間のもの。
最初は、「あいつ、あんな事いいやがって(笑)」「あいつなんか、怒られてばかり
いたんですよ(笑)」と、ビデオを笑いながら見ておられましたが、だんだんと声が出ていません。
ふと見ると涙一杯になっておられます。
人の成長が本当に嬉しかったと、後で聞きました。
相澤さんは、本当に頑固だし、怒ると烈火のごとく怒るし、本当に厳しい人ですが根っこはいつも愛情いっぱい。
CS日本一の背景には、日本一部下を思いやるリーダーがいました。
相澤さんからもたくさんのことを勉強させていただきました。
今回も、きっと凄い話をしてくださると思います。
◆二人の魅力に触れてください
この素晴らしいお二人の魅力を、ぜひ多くの人に知ってもらいたい。
本当に心からそう思っています。
このお二人がご一緒に講演されることも奇跡。
また、会場にはいろんな方がこられると聞いています。
ぜひ、皆さんのご参加、お待ちいたしております!
以下、日本を元気にするセミナーのご案内です。(皆さんぜひ来てくださいね!)
※お友達にもお知らせいただけると嬉しいです!(厚かましいですね。)
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■「日本を元気にするセミナー」のご案内
ブロックス主催
『日本を元気にするセミナー』 (第9回) 参加者募集中!
~2009年5月21日(木)~
【ごあいさつ】
今回で9回目を迎えるブロックス主催『日本を元気にするセミナー』。
この不況の時代にも力強い躍進を続ける2社のリーダーをお招きし
お客様を感動させる商いの鉄則、社員の心を高める人づくりへの思いなど
どんな時代にも、決してぶれない経営の情熱と志を学びます。
相澤会長のホンダカーズ中央神奈川さんは、顧客満足度11年連続
日本一のカーディーラー。
越智会長のタビオは、「靴下屋」などの店舗を海外にも展開する
靴下業界ナンバーワンの企業。
創業以来変わることのない「経営哲学」。
そして、社員をとことん愛し、時に優しく、時に厳しく育む「人づくり」の姿勢など
この2社には驚くほどの共通点があります。
大久保氏、相澤会長、越智会長の講演会。
そして、会場からのご質問に答えていただくパネルディスカッション。
講師の方々との交流の時間として、懇親会もご用意しております。
新しい出逢い、新しい感動が生まれるこのセミナー。
どうぞ一日たっぷりとご堪能ください!
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『第9回日本を元気にするセミナー』
~逆境の時代に輝く経営~
【日時】 5月21日(木) 13:00~17:45/18:00~
【会場】 東京・品川/コクヨホール
【プログラム】
13:00~
第一部 基調講演(大久保寛司氏)
講演(ホンダカーズ中央神奈川 会長相澤賢二氏)
第二部 講演(タビオ株式会社 会長 越智直正氏)
第三部 パネルディスカッション
18:00~ 懇親会
【受講費】 お一人様 3万円(税込・懇親会費込)
【主催】 株式会社ブロックス
(講師プロフィール)
●相澤賢二氏(ホンダカーズ中央神奈川 会長)
11年連続、顧客満足度日本一に輝く自動車販売会社。
清潔な店舗、キビキビした接客など、店頭販売にこだわった
経営は業界の注目を集める。
「人」がCSの基盤だと、社員をとことん大切にし、
社員教育にも余念がない。
●越智直正氏(タビオ株式会社 会長)
タビオ(元ダン)は、「靴下屋」などの店舗を国内・外に
展開する業界のトップ企業。
中国製品などに対抗すべく、当初から靴下の品質には
とことんこだわり、生産から流通までを結ぶ情報システム
も作り上げる。自ら「靴下の生まれ変わり」というほど
靴下づくりに命をかける信念の経営者だ。
●大久保寛司氏 (人と経営研究所 所長)
日本IBMでCS担当として顧客重視の企業風土づくりに
取り組み、その後日本経営品質賞の創設にも参加。
2000年に人と経営研究所を設立する。
穏やかでわかりやすい語り口が聞く人の心をとらえる
大久保さんの講演。経営の本質をするどく解説する
指導者として全国で活躍。
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★セミナーのお申込み・お問合せはこちらから
■ホームページから!(詳細もこちら)
https://www.doit-fun.jp/seminar/2009/detail/0521.php
■お電話で! 03-5312-1831
■ファックスで! 03-5312-1836
■Eメール info@doit-fun.jp
担当:ブロックスセミナー運営事務局(小出)
私たちは映像で日本を元気にしていきます!
株式会社ブロックス BLOCKS.INC
【東京】〒162-0065 東京都新宿区住吉町8-28 B-STEPビル3F
【大阪】〒542-0082 大阪府大阪市中央区島之内1-13-5 A&α301
【名古屋】〒466-0854 愛知県名古屋市昭和区広路通1-17-1
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DOIT!
2009 年 04 月 08 日 08:00
ある手紙
先日、73号のバグジーのビデオでインタビューに答えてくれたNさんがバグジーを卒業されるということを聞き、ささやかなプレゼントを贈ったら、御礼のお手紙をくださいました。
バグジーに入社でき、たくさんの人との出逢いのおかげで今の自分がある。
みんなのおかげでこの仕事が大好きになり、本当に私は幸せだ。
手紙のなかに「成長の喜び」「感謝の気持ち」がたくさん書いてありました。
この間の講演でも、田坂広志さんが「見えない報酬」というお話されていましたが、このNさんも、バグジーさんとの出逢い、仕事を通して、本当にたくさんの見えない報酬をもらわれたようです。
手紙のなかに、そこへの喜びがいっぱい詰まっていました。
見えないけれど大切な仕事の報酬。
田坂さんの本「仕事の報酬とは何か」には、こんなことが書かれています。
仕事の報酬の第一は「能力」。
一生懸命仕事をすると職業人としての能力が身につく。良い仕事を残そうとすると能力が磨かれる。
仕事の報酬の第二は「仕事」
一生懸命仕事をすると良い「仕事」を残すことができる。職業人としての能力を磨くことによって良い仕事を残すことができる。
仕事の報酬の第三は「成長」
一生懸命仕事をすると、人間として「成長」できる。困難と立ち向かい、仲間と切磋琢磨することで、1人の人間として成長することができる。これはある意味で最高の報酬だ。
この間の講演では、その他に「出逢い」ということも上げておられました。
仕事の報酬は、素晴らしい人との出逢いもあります。
もちろん、収入や地位などの「目に見える報酬」が大切ではないと言っておられる訳ではありません。しかし、以外と多くの人は「目に見える報酬」だけに目が向きがち。
田坂さんの本には続けてこんなことが書かれています。
「報酬」は「自ら求めて得るべき報酬」(能力や仕事や成長)と、「結果として与えられる報酬」(地位や収入)とある。
早く経済的に豊かになりたいと、「結果として得られる報酬」に目が向いて、性急な心の姿勢に陥った瞬間に、現場での厳しい修練を通して得られる忍耐力や粘り強さという「能力」を失ってしまうという大きなジレンマに陥る。
バグジーのNさんも何度も何度も「辞めたい」と思ったそうです。
手紙にも「そんな時が何度かあったけど、辞めないで良かった」とおっしゃっておられました。
仕事は厳しい。いろんな波が降りかかる。
でも、そこからどんな報酬が得られるのか、「目に見えない報酬」という視点から考えてみると、ひとつの答えになるかもしれません。
「仕事」は奧が深いですね。
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「仕事の報酬とは何か」~人間成長をめざして~
著 者:田坂 広志
出 版 社:PHPエディターズ・グループ
定 価:1,150円(税別)
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思うこと
2009 年 04 月 07 日 22:39
されど「塩」
東京事務所から一駅先の「市ヶ谷」は都内の桜の名所のひとつ。
四ッ谷駅から市ヶ谷駅にかけて、沢山の桜の木があって、この時期になると、お濠の水面に花びらが舞い落ちて、それはそれはいい感じになっています。
会社から歩いても15分ほどで、その美しい風景が見られるのに、今年はまだ一度も行っていません。
駅からチラッとみた程度です。
せっかくの春、今度の休みには写真でも撮りに行きたいと思っているのですが、もう散ってしまっているかもしれませんね。
さて、今日は、DOIT!のユーザーさんでもある、伊豆大島で「自然塩」を作っておられる海の精株式会社さんに行ってきました。
皆さんはこの会社のことをご存じでしたでしょうか?
今でこそ、塩の生産も販売も自由にできますが、少し前までは、専売法という法律に阻まれて、自由な販売はできませんでした。そのもっと昔は、日本には塩田が各地にあり、自由に作ってきたものなのですが、国が管理するようになったことで、日本の塩づくりは廃れてしまいました。
しかし、その専売法ができる直前に、なんとか昔ながらの塩づくりを残そうと、国と戦ってきた団体がありました。
その団体は、「日本の美味しい塩をなんとか生産し、消費者に届けたい」と、必死な思いで運動を続け、国に働きかけながら伊豆大島で、実験的な塩づくりをしてこられました。
それが、海の精株式会社の原点なのだそうです。
自由化になってからは、株式会社として生まれ変わり、全国各地のユーザーさんに販売されています。
そんな会社のお話を伺って、サンプルの塩をいただいたのですが、やっぱりひと味違います。
海水を煮詰め、天日で水分を蒸発されるという、実に手間ひまかかる作り方の塩づくり。
「手塩にかける」とはこのことかもしれませんね。
すっかり、塩のことにはまってしまいましたが、
社長曰く、「日本人には塩が足りない」のだそうです。
良い塩を取ることで、元気になる。行きすぎた減塩は返って良くないのだとか。
たかが塩、されど塩。
勉強してみると、結構奧の深いもののようです。
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思うこと
2009 年 04 月 06 日 21:43
美容室 ミスエッセンスさん
あっという間に春です。
都内の桜は満開だし、日中の汗ばむような陽気。
道路のゴミの中にも、桜の花びらが混じっていて、掃除していても季節を感じます。
皆さんの会社では花見は終わったんでしょうか?
さて、昨日の日曜日は名古屋にいました。
午後からは仕事だったのですが、午前中は時間があったので、伸びている髪の毛をカットしに、美容室に行くことにしました。
名古屋に行ったら、ぜひ寄ってみたいと思っていたのが、ミスエッセンスさん。
オーナーでアーティストの山本真由美さんが経営されている、業界でも有名なお店です。
バグジーの久保さんやラポットの伊藤さん達のお仲間で、昔から良く存じ上げている方ですが、今年2月に移転オープンされ、素晴らしいお店が出来たとお聞きしていて、ぜひ一度お伺いしたいと思っていました。
名古屋のテレビ塔の近く、久屋大通の駅に直結しているビルにあるその店は、高級感あふれる今風のお店。でも、よそよそしい感じはまったくなくて、スタッフの皆さんの人なつっこい笑顔が、リラックスさせてくれます。
日曜日に忙しくされているであろう、真由美先生に気を使わせちゃいけないな~と内緒で行ったのですが、やっぱり分かってしまって、今回は忙しいのに、真由美先生が直々にカットをしてくださることに!
髪の毛にまったくといっていいほど無頓着な私に、本当にもったいないとは思いましたが、プロ中のプロの体験をすることも勉強だと思い、お願いすることに・・・。
カットの間、いろんなお話をしてくださいましたが、一番感動したのは、真由美先生の「髪の毛」に対しする知識と探求心。
カットという技術に対してはもちろん高い技術を持っておられるのですが、やはりそれは、毛髪に対する正しい理解があって生きるんだと、美容の奥深さを知りました。
探求されているのは「本当の美しさ」。
デザインが優れていることだけではなく、毛髪自体が輝いている、張りがある。そんなことは美しさなんでしょう。だからお客様に出される飲み物にも、お店の中の空気までこだわりを持っておられます。
それを裏付けるように、先生のお客様はどなたも、つやつやでキレイな髪の毛。
品があって、自信を持っておられるような素敵な方々ばかり。
20年近くのお客様ばかりなんだそうです。
そんな先生のこだわりにはまってしまったお客様。中には北海道から名古屋まで髪の毛を切りにくるお客様もいるのだとか!同業の美容師のお客様もいるんだそうです。
プロの執念というべき、真由美さんのこだわりは、分野が違っても見習うべきものがあります。
私はそこまで自分の商品に対するこだわりを持っているのだろうか。
探求をし続けているのだろうか。
「お客様を満足させる」ということは、やはり高い技術がベースなんですね。
いくら応対が良くても、基本が悪ければ、お客様は不満でしょう。
「おもてなし」の根本は、「満足させるだけのプロとしての高い技術」なんだと思い知らされた体験でした。
愛知県の方は、ぜひ、この美容室に行ってみてください。
高い技術と温かいサービスの本当にいいお店です!
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素晴らしい会社
2009 年 04 月 04 日 19:12
田坂広志さんの講演
昨日ご講演を聞かせていただいた、ソフィアバンクの田坂広志さんは、以前著書を読んでとても感動し、一度だけ講演をお聞きしたことがありました。
今回も本当に素晴らしいお話でした。
心に残った言葉を書きとめました。感動するとメモを取るのを忘れてしまうのであやふやなところもありますが・・。
「野心とはおのれ一代で何かを成し遂げようとする願望、志はおのれ一代では成し遂げれぬほどの素晴らしい何かを次の世代へ引き継ぐための祈り」
「祈りのチカラは、その人が死んでもなお人々の心に残る」
「人を育成するというのは重い仕事。しかし重いからこそ最高の報酬、つまり自分の成長が得られる。」
「マネジメントの道はつらいが、ふと気づくことがある。教えているんじゃなく、自分が教えられているんだと」
「仕事が嫌で逃げたい時があったが、逃げても始まらない。卒業しない試験は追いかけてくる。」
「辞めても良いという卒業証書は、逃げたい時ではなく、まわりの人へ感謝の心で満たされた時に見える」
「意志決定で一番大切なことは、決定する内容ではなくどのような心境で選ぶかということ」
「エゴマネジメントで大切なのは、押さえ込もうとするのではなく、静かにエゴを見つめること」
「未熟でもいい。もっともっと道を求めていくことが、向かうことが大事」
「世界の進化発展は、螺旋階段のような発展をする。上からみると昔のところに戻るが、少しずつ登っていく」
「マネタリー経済の前の前は、ボランタリー経済。これからはその二つが融合し、より高い次元に向かう」
「世界のCSRは日本型資本主義に向かう。答えは欧米にあるのではなく、昔の日本にある」
「企業は本業を通して社会に貢献するもの。はき違えてはならない」
「営利か非営利かなどはどちらでも良い。人を幸せにするというところにおいて本質的には同じ」
「目に見えないものが大事。仕事の報酬とは仕事そのものであり、腕を磨くことであり、人間を磨くことであり、良い人との出逢いである」
「大切なことは目に見えない。人が成熟するのというのは、目に見えないものが見えるようになること」
「日本人は、見送りひとつにも“道”を追求する。残心=最後の30秒にこだわりを持つ」
「人間関係にはテクニックなどは不要。静かに心のなかでありがとう、あなたのおかげだと言えるかどうか」
「企業の最高の社会貢献は人づくり」
「志という言葉の裏側には、使命と書いてある。使命とは命を使うと読める。」
走り書きのメモなのでいい加減なところもありますが、とても感動しています。
特に「良い企業の定義=働く人ひとりひとりが人間として光り輝いていること」とおっしゃったことは
自分の思っていたこととだぶり、とても勇気をもらえました。
また「目に見えないこと」に本質があるというお話。
DOIT!ではずっとそれを映像で追求することにチカラを入れてきました。そこも勇気になります。
いろんな人の話とだぶります。おおきなところでみんなつながっているんでしょうか。
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セミナー
2009 年 04 月 03 日 15:27
ファシリテーションの緊張感
今日は、数年前から知り合いになったNPO法人JAEさんが主催される「関西志経営フォーラム」という催しがあり、お手伝いをしてきました。
代表の山中さんは、「志のある若者を育てたい」と、企業や地域、行政を巻き込んだ教育の仕事をされています。
今回は、若者が入りたい企業を関西に広げていきたいという思いから、企画されたセミナー。
しかし、どのように運営すればいいのか、初めてのこということで、数週間前からご一緒に考えていきました。
今回のメイン講師は、ソフィアバンクの田坂広志さんなので、そこは問題はないのですが、第二部は、JAEが仕掛けられた「企業と青年をつなぐ活動」をされた企業の事例紹介。
そしてせっかくなので「やる気の向上」「働きがいのある会社」というテーマでパネルディスカッションをしようということになり、山中さんは司会者より、解説の方が良いだろうということになり、第三者である私がファシリテーターをさせていただくことになってしまいました。
大役ですが、山中さんも池田さんの一生懸命。がんばらねば。
とは決めたものの、あの田坂広志さんの後を受けての第二部はかなり重要な部分。
しっかりしたものにしないと申し訳ありません。
でも、ありきたりのことや、予定通りのことをしゃべってもらっても感動もありません。
ということで、今回は「ノンシナリオ」で行くことにしました。
どんな発言がでるかわからないので、事前にいろいろと情報だけは勉強して望みました。
これもDOIT!のノウハウが生きます。
感動的な田坂さんのお話(明日のブログでご紹介します。)が終わって、感動の余韻に包まれる会場。
しかも、今回客席には、ヨリタ歯科の寄田先生や、あの原田隆史さんもおられるし、田坂さんもそのまま残っておられます。
正直、これは大変なことを仰せつかった・・・と焦りましたが、もうここまで来てはやるしかありません。
自分らしくいこう。DOIT!の取材を思い出しながらやることにしました。
発表者の発言を受けながら、映像のインタビューするつもりでいろいろと聞いていきました。
すると、だんだん自分も楽しくなってきて、構成を考えながら話せる余裕も出てきて、なんとか話してもらいたいと思ったことは全部引き出せたと思います。
延べ6人のパネラーとのディスカッション。なかなか大変でしたが、最後は、田坂さんにまとめをしてもらい、DOIT!「ネッツ南国」さんの短縮版も上映しながら、ようやくエンディング。
後から聞くと、二部も気づきが多かったとおっしゃってくださったので、ホッとしました。
でも、終わった後は、緊張が解放されて、ドッと疲れが・・・。思わず椅子にへたり込む始末。
こんなに大変なことを大久保さんはやっておられるんですね。
会場の空気感を読みながら質問を考え、パネラーの雰囲気を読みながら、どう展開するかを考え
どのようにまとめるか、誰をどこで話を振るかを瞬時に考え・・・
頭が何個あっても足りないぐらいです。
でも、やってみて、本当に勉強になりました。
担当の池田さんや山中さんの熱い想いを聞いたところから始まったこのお手伝い。
緊張もしましたが、良い体験をさせていただくことができました。
山中さん、良いチャンスをありがとうございました。
池田さんの一生懸命さ、とても刺激になりました。
また一緒に頑張っていきましょう!
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2009 年 04 月 02 日 21:35
自主活性化と強烈なリーダーシップ
バグジーさんの入社式のことを書きます。
今年で10年以上も、されている感動の入社式。
DOIT!のビデオでも、少し映像としてご紹介していますが、5人の新入社員が今年も入社され、100名以上の先輩から温かい祝福を受け、バグジーの仲間入りを果たされました。
親からの手紙は新人には内緒で用意されたもの。
その手紙ひとつひとつが、読まれるのですが、そこには親の気持ちがいっぱいに詰まっています。
若い人なら、自分の親と照らし合わせて、親の愛情を感じるのだと思いますが、私は、子供のことを思い出してしました。
わかっていても泣いてしまうのは、親と子の関係は永遠だからなんでしょうね。
立場が変わっても、その関係だけは変わりません。
その後の合宿も素晴らしかった。
今回も、ラポットの伊藤豊さんが進行され、1.5日の合宿が進んでいました。
自由な雰囲気の中にも、きりっとした雰囲気もあり、とても人間的な合宿でした。
私がバグジーが好きなのは、この「人間らしい雰囲気」の社風です。
時々、「この会社の人は、確かに価値観は揃っているのに、何か働く人が自分に無理をしているな~」と感じるような会社に出逢うことがありますが、バグジーには無理やり感がありません。
もっと号令をかければいいのにと思うほど、まとまりのない雰囲気の時があっても、そこも基本は「自主活性型」。1人ひとりが気づき、行動することが基本なので、よっぽどでない限り怒ったり、号令をかけることはありません。
私は、そこがいいな~と思います。
よほど経営者に胆力がなければ難しいと思うのですが・・・。
自主活性化の軸と、強烈なリーダーシップの軸。
この微妙なバランスは、言葉や文字では絶対に表現できません。
いつか、お伝えできるような映像を作りたいですね。
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素晴らしい会社
2009 年 04 月 01 日 19:50
最近のこと
ここしばらく「気まぐれ日記」の更新ができていませんでした。
せっかく訪問してくださっているのに、前と同じでは申し訳ないと思いながらも、忙しくなるとつい、後まわしになってしまいます。反省、反省・・・。
土曜日は東京から長野県の松本に移動して、大久保さんの還暦のお祝いに参加。
伊那食品の塚越会長と、お揃いのアフロとサングラスで大久保さんを驚かせてきました。
皆さんにご協力していただいたメッセージ映像も大成功!皆さん、また完成ビデオ送ります。
その翌日は、名古屋経由で大阪へ。
そのまま、日曜日の夜は九州で泊まって久保さんと合流。
翌日はバグジーさんの入社式と合宿に参加しました。
いやいや本当に素晴らしい入社式ですね~。
お母さんやお父さんの手紙に、やっぱり泣いてしまいました。
その後の合宿も、さすがに「自主活性化」の風土づくりに取り組み続けておられるバグジーならでは。
みんなが輝いて目標づくりに取り組んでいました。
この様子は映像で撮影していますので、いつか皆さんにご紹介できればと思っています。
さて、昨日のうちに大阪に戻れたので、
今朝は、朝からヨリタ歯科に行ってきました。
実は今日は、寄田先生の誕生日。
職員の皆さんがサプライズでお祝いをされるというので私も内緒で参加するということに。
パンダのぬいぐるみを着て、岐阜からこられた大久保さんと一緒に寄田さんを驚かせてきました(笑)。
職員みんなの手作りのお祝い。ヨリタ流の楽しい演出に、寄田さんも感動されていました。
最近はなんだかこんなことが続いていますが、人が喜ぶことをするだけで気持ちが良くなります。
人を楽しませているのだか、自分が楽しんでいるのかわかりません。
その後、大阪の事務所に戻って、社員の面接と、ご来社いただいたJAEさんと打合せ。
資料作りやなんやらで、今日もバタバタの一日でした。
でも、いろんな人が喜んでくださって、今日は◎の一日でした。
ところで、今日は次女の未生(みお)の誕生日。
朝、お祝いを渡したら喜んでくれましたが、最近はちゃんと話ができていません。
知らぬ間に高校2年になるそうです。(人ごとのようですが)
親がこんなだから、子供のほうも「しっかりしなきゃ」と思ってくれているのか
何の問題もなく育ってくれています。
隙があれば「勉強なんかやめて、遊びにいこう」と言ってばかりいるので
子供の「うかうか口車に乗ったらあかん。へたするとあんな風になってしまう」
と気合いが入るんだと思います。きっと。
子供にも感謝しないといけません。
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思うこと
2009 年 03 月 27 日 21:09
トイレットペーパーで障がい者支援を!
DOIT!で取材した七福醸造の森さんから、「ワークセンターあんしん」さんのことを聞いたのが1ヶ月前。
こちらは、NPO法人として、トイレットペーパーを販売することで、障がい者の雇用を生み出していこうとがんばっている、新潟の障がい者福祉作業所です。
100キロ歩け歩け大会に参加されたりと、ここの代表者は七福さんと懇意にされていて、七福さんでも活動を応援されています。
中越地震でも被害に遭われて、苦しんでおられるということで、森さんから「なんとか応援したいので協力してもらえませんか?」と連絡をいただきました。
お話を伺ってから、ご支援が遅くなってしまっていたのですが、先日、ようやくその第一便のトイレットペーパーがブロックス到着しました。
今回は事務所使用分以外にも、個人分も買ったので、みんなが自宅に持って帰り、使ってくれることになっています。
あんしんのトイレットペーパーは、障がい者の方やボランティアの方が作っておられます。ダブルとか香り付きとかの高付加価値商品ではありませんが、雑古紙リサイクルの地球にも優しいシンプルなトイレットペーパーです。
このトイレットペーパーが一日150個売れるようになれば、障がい者1人の雇用が生まれるのだそうです。そんなに価格も高くありませんし、トイレットペーパーは日常で使うもの。
どうせ買うもの、買う場所を少し変えるだけで、障がい者の雇用が確保されるなんて、素晴らしいと思いませんか?
(あんしんさんのホームページより)
もしよろしければ、ぜひ皆さんも「あんしん」のトイレットペーパー購入にご協力ください!
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あなたも障がい者を支えるメンバーに!
夢工場 あんしんのトイレットペーパー
~商品の内容~
●20個入り 620円(2人で3ヶ月分程度)
●50個入り(箱入り) 1500円(家族で3ヶ月分程度)
●100個入り(箱入り) 3000円(20人規模の事業所で3ヶ月程度)
小口売り(単発購入)と年会員制度(継続購入)があるそうです。
まずは、単発購入からでも、いかがでしょうか?
~ご注文方法~
(1)七福醸造さん経由で購入する
七福さんが、大量に購入されています。
森さんに、「ブロックスから聞いた」と言ってくださると発送してくださいます。
ただ、七福さんも無償でやっておられますので、できるだけまとめてあげてくださいね。
電話かファックス、メールで、森さんに以下の内容をお伝えください!
「名前・住所・電話番号・メールアドレス・希望個数・納品方法・希望支払い方法」
※納品には送料がかかります。
電話の場合:0566-92-5564
FAXの場合:0566-92-6210
メールの場合:mori@ajitokokoro.co.jp
株式会社味とこころ 企画室 森 欧揮さん
〒444-1213 愛知県安城市東端町商用地57
(2)直接「あんしん」さんのホームページから購入する
こちらがホームページです。
申込用紙のダウンロードはこちらから!
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ぜひ、皆さんの温かいご協力、お願いいたします!
(あなたのお仲間に、どんどん広げてくださると嬉しいです。)
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素晴らしい会社
2009 年 03 月 26 日 15:08
期待に応える!
毎日、いろんな皆さんがご来社いただいたり、メールをいただいたり。
おかげさまでいろんな皆さんが私たちを応援してくださっています。
予算が厳しいこの状況下、上司をくどき落として「仕事の原点」をご購入してくださった方。
どうしても下りないからとDVDを個人で買ってくださった方。
自分の感動をいろんな人も伝えようと、講演の度にご紹介してくだっている方。
商品を信じて、愛してくだささり、作り手の私たちを信じて、それぞれの場所でいろんな努力をしてくださっています。
本当にありがたいです。
こんな皆さんの気持ちになんとかお返しをしたいし、お客様の期待を裏切るようなことは絶対にしないようにしなければ、と思っています。
皆さんが頑張ってくださる分、いろんなプレッシャーを感じてしまいますが、日本中の期待の重圧に見事応えた侍ジャパンのように、がんばりたいです。
(できるかな~?やらなければ!)
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BLOCKS
2009 年 03 月 25 日 09:04
福島に行く
昨日はWBCで日本中が盛り上がっていましたね~。
何となく今回は無理かな~と思っていたのですが、見事最後に決めてくれました。
あの重圧に勝てる精神力には,凄い!頭が下がります。
久しぶりにいいニュースでしたね。
さて、昨日は福島に出張。
上野発8時の「スーパーひたち」に乗って、10時過ぎに福島県のいわき市に着きました。
この電車は海側なので強風の日は良く止まるという噂ですが、これも予想に反してピッタリ到着。
今回は、いわき市のある会社にお邪魔して、日頃DOIT!をご活用いただいていることの御礼と、いろんな工夫で急成長されている経営について、お話を聞かせていただくのが目的です。
車で着くと、いきなり社員全員で入り口までお迎えに・・・。これにはビックリ。
お迎えとお見送り、いつもこうされるのだそうです。
社長と副社長の温かいおもてなしをいただいた後、お話をお伺いしました。
DOIT!を創刊当時から見てくださっているということでしたが、「お世辞抜きで、DOIT!のおかげで今があるんです」と言ってくださった時は、本当に感動。
同業同士の集まりばかりで、田舎では視野が狭くなりがち。そんな時に他業種の、しかも素晴らしい企業の事例が、変化を迫られていた時に参考になったし、勇気になったと話してくださいました。
そこでいつも勉強会でDOIT!を見てくださっている社員の皆さんに、DOIT!の作り手としての思いを話して欲しいということで、私も1時間だけお話をさせていただきました。皆さんが、目をキラキラ輝かせて聞いておられたのが印象的。夢は「DOIT!に出演するうこと」という人もおられました。
夕方は、いわき駅から高速バスで郡山へ移動。
広い福島の移動は電車よりバスの方が便利なんです。
郡山では、昔あるメーカーのCSを担当されていたMさん(8年前にDOIT!や教材づくりでお世話になった方)が、福島で一番大きな販売会社の社長で頑張っておられるということで、ご挨拶をかねて会食の場を設けていただきました。
その不思議なご縁を復活させていただいた、ある会社の研修講師のTさん、そして同じ会社の皆さんもご一緒です。
TさんもDOIT!ファンのお一人。ここでもいろんな話で盛り上がりましたが、Mさんも早速4月から、部下の教育にDOIT!を使うぞ~と言っておられました。拠点長のCSマインドをどう高めていくか。内側からのやりがい、意欲を高めていくかが課題なんだそうですが、応援したいですね~。
「西川君が推薦するDOIT!を全部買うから」と酔った勢いで言ってくださいましたが、8年前のことを覚えてくださっていたのが本当に嬉しかったです。
3月なのに結構な寒さの郡山で一泊。
今は、朝の新幹線で東京に戻るところです。
今日も楽しい一日になりそうな予感がします。
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お客様
2009 年 03 月 24 日 08:35
楽しくなる回路
ある人を喜ばせようと、作戦を練っているのですが、もうそれ自体で楽しくなっていくのが面白いな~と思っています。やっぱり仕事も同じでアイディアを練る瞬間が面白いし、それを自分でコントロールできたらなおのこと。
昨日の夜も飲みながら話し合っていたのですが、私は昔から、どんな仕事をする時も、この回路が回ってしまうので仕事が嫌になりにくいようです。
人から言わせると、「普通の人」ではないそうです(笑)。
確かにな~。うすうす変だとは思っていましたが、この変な回路を持っている人は意外と多い気もするので、もしかすると、普通と変が逆転する日もあるかも・・・?
少なくとも今のこの作戦に乗ってくださる皆さんは「変チーム」の一員のようです。変な言い方ですが・・・。
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思うこと
2009 年 03 月 20 日 19:29
賑わう百貨店
昨日は、大阪の試写交流会。
二次会も盛り上がって、11時半まで梅田にいました。
京都や奈良からのお客様もおられたのですが、ちょっと話し合うだけで友達になれるのは、DOIT!という共通点があるからなんでしょうか。
とにかく、課題は業種業態を超えて同じですね。
大阪や東京だけでなく、いろんな地方でやれるといいな~。
どなたかと協力してやってみようかな。
さて、今日は祭日ですが、梅田で監督の中畑さんとビジョンワークの落合さんと打合せ。
ビジョンワークさんというのは、映像の技術会社。落合さんこと、オッチーとは、もう何年も一緒に仕事をしてきました。DOIT!の撮影チームのメンバーです。
やっぱり、阿吽の呼吸で仕事ができるというスタッフは得難い存在。なんでも早いですね。
その後、用事があって、梅田の阪急百貨店の地下食料品売場に行きました。
休日ということもあってか、もの凄い人が買い物にこられていました。
人気店には行列が出来ているし、歩くのさえ必死。
さすが、大阪の老舗、阪急さん。頑張っておられます!
しかし、実際、こんな賑わいを見てしまうと、「不況って何なんだろうか?」と思ってしまいます。
サイフの紐は堅くなっているんでしょうが、日本はまだまだま裕福な国です。
ほとんど大したことを話していない携帯電話を、殆どの子供が持っているし、こうやって美味しいものを選んで食べるゆとりもあります。
貧困にあえぐ国の人がこの状況を見たら、絶対に日本が「不況」なんて信じないでしょうね。
本当に、この豊かさに感謝しないと罰があたりそうです。
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思うこと
2009 年 03 月 18 日 08:25
NHKに伊那食品の塚越さんが登場されます。
この間のブログで、伊那食品工業の塚越さんの書籍のことを書かせてもらったんですが、その塚越さんがNHKにご出演されます!!
なかなかマスコミに出られない塚越会長なので、貴重な番組になるでしょうね。
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放送局:NHK
番組名:「経済羅針盤」
日時:3月22日(日)
午前8:25~8:55 (再放送:BS1 午後6時10分~6時40分)
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私もこの間、塚越専務から伺ったばかりでしたが、既にいろんな方が知っておられるようです。
昨日も、いつも、私のブログを見てくださっているナテックスの山田社長からお電話があって、山田さんも楽しみにされていました。
この間から、日経新聞などでも盛んに伊那食品さんやネッツさん、沖縄教育出版さんの企業をご紹介されていますが、やっぱり、こういう時期だからこそ、注目されるんでしょうね。
しかし、今の好調さは、これまでの積み重ねがあってこそ。
どの会社も何十年と、「信念を貫く経営」を実践されてきたベースがあるからで、単純に「不況期に伸びる企業」というとらえ方では、本質はとらえられないと思います。
景気の良い時も浮かれず、悪いときも慌てない。ぶれない信念を持ちたいと思います。
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2009 年 03 月 14 日 11:15
経営者の信念と覚悟
伊那食品工業の塚越会長の本をもう一度読みました。
この本は「経営とは本来こうあるべきではないか」と、創業以来ずっと追求されてこられた塚越会長の深い深い探求の歴史が凝縮されている本です。
と簡単に紹介できないぐらい、ひとつひとつの言葉の重みがあって、あっという間にアンダーラインと付箋だらけになってしまいました。
経営者の信念。
自らの信念をぶれずに貫くということは本当に大変なこと。環境が変わったり行き詰まってくると、どんな人だってグラグラしてしまいます。
しかし、どんなに好況な状況でも、不況な状況でも、ずっと「あるべき姿」を見つめながらぐらつかない信念を貫き通されてきた塚越さん。
その覚悟は計り知れないものだったと思います。
いくらアンダーラインや付箋を付けても、知識として得ただけじゃ何も変わりません。
自分自身の覚悟をどう決めるか。
読めば読むほど、自分に突きつけられることが見えてきて倒れそうになります。
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本・映画
2009 年 03 月 14 日 00:56
田坂広志さんの講演会があります。(大阪)
「やればできる」を伝えたい!志ある若者を輩出し、世界に貢献し続ける日本の実現を目指す!という理念を持って頑張っているNPO法人「JAE」こと、日本教育開発研究所さんが、今度、大阪でセミナーを開かれます!
JAEの代表の山中さんとは、「志ある若者を育てよう」という純粋な気持ちに共鳴して以前からお付き合いをさせていただいています。
そんなJAEさんが、あの田坂広志さん(「仕事の思想」などで有名な方です。私も相当影響を受けました)をゲスト、関西でセミナーを開かれます。
山中さんの気持ちに答えたい、少しでも応援できればと、私も少しだけ出ることになってしまったので、恥ずかしいのですが、田坂先生の話はなかなか聞く機会がないと思いますので、関西方面の皆さまには、ぜひお薦めいたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「関西志経営フォーラム2009」
~社員が誇りを持てる企業を輩出し、関西から日本型CSR を推進する~
《内容》
■基調講演「良い会社とは何か」
田坂広志氏(多摩大学大学院教授/社会起業家フォーラム代表/シンクタンク・ソフィアバンク代表)
■事例紹介とパネルディスカッション
終了:19:15~
■懇親会(19:45~20:45)※希望者のみ
《日時》 4月3日(金) 15:30-19:30(15:00 開場)※終了後交流会があります。
《会場》 社団法人大阪倶楽部 (大阪市中央区今橋/地下鉄淀屋橋より5 分)
《参加費》一社一万円(お二人まで参加可)
《対象》 企業幹部限定 (社員が誇りを持てる企業への変革に興味のある方)
《お申込み/お問い合わせは・・・》
※西川のブログで見たと言ってもらえれば対応してくれると思います。
●電話番号:06-6100-3242
●メール:nfo@jae.or.jp
(JAE 事務局 冨田)
〒532-0012 大阪市淀川区木川東4-6-3新大阪大同ビル4F JAE
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セミナー
2009 年 03 月 10 日 07:32
心がほぐれる「話し合い」の場づくり
今日は今年はじめて実施する「組織と人の向上セミナー」(新バージョン第1回)だったので、参加の皆さまにご挨拶させていただきました。
20名強の皆さんがお集まりくださって、映像を見ながら、部下の育成やモチベーションなどについて、皆さんにグループワークをしていただいたのですが、今回は、最初か雰囲気が違っていました。
皆さん開始20分、30分前に集まっておられ、私たちが声をかけなくてもお互いに名刺交換を始められ、終始笑顔で会話されている・・・。
初対面の人ばかりの会議や研修で、こんな光景はなかなか見られません。
それだけ「前向き」な人が多く集まっておられるんでしょう。
中には、ふだんバックヤード部門にいて、人と話をされる機会がない人もおられたようですが、それでもこの「温かい雰囲気」の中では、少しずつ発言をされるようになって、グループの中はどんどん盛り上がっていきます。
最後の感想でどなたかがおっしゃっておられましたが、「話し合う」というのは、本当に大切だと思います。「他の会社の人に自分の考えをまとめて人に伝える」ということだけでも、普段とは違う「脳回路」を使うことになるでしょうし、そのプロセスで「発見があった」という人も多いようです。
自分の発言することが自分の発見になるということでしょうか。
もちろん、他人の考え方も刺激になります。文化の違う会社の人と、交流することはなかなかありません。大企業と中小企業でも価値観が違うことは多々あります。ましてや部下を持つ、部門の責任者になるなどの経験を持つ人とそうでない人が、肩を並べて話し合うなんてことは、なかなかないのかもしれません。
それでも、様々な映像や大久保さんからの話の中で、「気づき」の回路が開き始めていくと、年下の人や「まったく違う意見」からも学びが見えてくるように、「心がほぐれる」(変な言い方ですが、この場や周りを信頼できるようになるようなイメージで・・・)といろんな学びになっていくんだと思います。
気づきの回路を開くための努力、工夫はもっともっと出来そうですね。
そういえば、なんとなく、これはドキュメンタリー映像の撮影の舞台と似ています。
取材先の「心をほぐしていくこと」が、素晴らしいインタビューやシーンの撮影につながっていくのですが、それぞれの人が「言わされる」のではなく「自ら言う」ような空気感を作れるように、このセミナーも益々磨きをかけていきたいです。
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セミナー
2009 年 03 月 09 日 17:25
塚越会長の新刊 「リストラなしの『年輪経営』」
今日は、皆さんに絶対に読んでいただきたい本をご紹介します!
DOIT!でもお馴染みの伊那食品工業の塚越会長の新しい本です。
「リストラなしの年輪経営」~いい会社は「遠きをはかり」ゆっくり成長~
伊那食品工業 代表取締役会長 塚越寛著/光文社/定価1400円+税
塚越さんが書かれたものには、「いい会社をつくりましょう」という、もともと社員の人に向けた本として書かれた書籍がありますが、今回の「リストラなしの年輪経営」という本は、「経営の本来あるべき姿とはこういうことではないか?」という想いから、一般の人に向けて書かれた内容です。
「はじめに」のところの文章に、塚越会長のこの本への想いが書かれています。
アメリカの金融危機から端を発した今回の不況のことを紹介されたのち・・・
「・・・私は『数字をもてあそんで生きているような人たち』を決して認めませんが、それにしても今は『本来あるべき姿』を見失った経営者、会社が多すぎると思います。
経営にとって『本来あるべき姿』とは、『社員を幸せにするような会社をつくり、それを通じて社会に貢献する』ことです。売上げも利益も、それを実現するための手段に過ぎません。」
「・・・売上げ至上主義や利益至上主義の隘路でいま苦しんでいる中小企業の方たちの力になれないだろうか。私はそう願って、この本を著しました。不景気だからこそ、企業の『本来あるべき姿』に立ち返ることが事業に活路を拓き、会社を永続させることにつながると、私は確信しています。」
創業から一貫して、企業の「あるべき姿」を追求されてきた塚越会長の信念が、この本に充満しています。
私は、この本こそ、英訳して全世界で発売すべきだと思いました。この混乱した世の中に一石を投じる本ではないでしょうか?
皆さんもぜひ、読んでみてください。
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本・映画
2009 年 03 月 07 日 18:36
始発の新幹線で
5時起床。6時に発射する朝一番の東京発の新幹線に乗る。
これに乗ると8時30分には新大阪に着き、9時からの会議に間に合ってしまいます。
いいか悪いかは別にして、この新幹線の存在は、ビジネスに大きな影響を与えているんでしょうね。
少し前は、この時間は真っ暗だった東京の街も、季節と共にだんだん明るくなってきています。朝日に照らされるビル群は、ちょっといい感じです。
そんな新幹線の2時間半を過ごした後、今日は大阪で販売チームの合宿勉強会。
一日かけて方針や計画、やりたいことを話し合いました。
みんな土曜日というのに、出てきてくれてやる気も満々。
4月から産休から復帰する、與田(よでん)さんも参加してくれました。
彼女は創業からのメンバーですが、出産と育児で1年間ブロックスから離れていました。
男の子3人の育児でさらにたくましくなっての復帰。
すごい戦力になってくれると思います。
小出君、伊原さん、小柳さん、そして與田さん。
力を合わせて、がんばっていきましょう!!
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思うこと
2009 年 03 月 06 日 08:13
心で感じるというスタイル
昨日は夕方から、新宿で「試写交流会」。
初めて参加する人がほとんどで、少し緊張感のなかでスタートしましたが、時間と共に笑い声も出始めて、最後はとてもいい雰囲気になりました。
こうして勉強会をしているといつも思うのですが、皆さん、研修というものにずいぶん慣れておられます。研修生としての基本を身につけておられるので、進行する側としてはとてもやりやすく、進行はスムーズにいきます。
しかし反対に少し気になることもあります。
昨日の皆さんは、心で感じて自由に話し合うというブロックススタイルの勉強会に慣れておられましたが、こうした映像を知らないほとんどの方は、そんなスタイルにかなり戸惑いを感じられるようです。
講師からの質問に対しては「心の実感を言うのではなく、理性的で正しい答えを出さなければならない」とか、「感動して泣いたり、研修という真面目な場で笑ったりしてはいけない」とか、知識・スキルの研修を中心に研修体験を積み重ねてこられた方にとっては、「心で感じる」ということはだいぶ違和感があるようです。
会社の中においては、居酒屋のようにリラックスしながら、真面目な話を楽しく語り合うということは難しいんでしょうね。まだまだ・・・。
そんなことを考えていると、今朝、いつもとてもいい言葉を送ってくれるブーストパートナーズの小田さんのメルマガにこんな文章がありました。
<今朝の成長フレーズ>
本当に必要な答えは
頭の中ではなく、心の中にある
小田真嘉 ※メルマガ登録: http://www.odamasayoshi.net/
昨日の今日だったので、この言葉がとても印象に残りました。
自分の心を見つめ直す時間は、ビジネスの中でますます大事になってきているような気がするのですが、こんなことばかり言っていると「甘い!」というご指摘もまた聞こえてきそうです。
両方大事なんですね。
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思うこと
2009 年 03 月 04 日 08:14
身から出たさび
DOIT!74号でご紹介したセブンプラザの山口貞利社長。
山口さんは、鹿児島の家電店の経営者ですが、家電店の仲間と共に、セブンプラザチェーンというグループも運営されています。
このチェーンは、いわゆる大手流通チェーンのような全国拡大を目指すような野心的なものではありません。山口さんの繁盛ぶりを聞き、経営不振で廃業寸前まで追い込まれた経営者(家電店)が、相談にこられ、何とかしてあげたいと思った山口さんが、志とノウハウを指導することで、仲間として生き残っていこうと広がったチェーン。
山口さんのお人柄に一人増え、二人増えと、いまや57店舗もチェーンになっていて、大型量販店の攻勢にも負けず頑張っておられます。
私もこの山口社長のお人柄に魅了されてしまった一人。
もう大好きな経営者です。
高い志、低い腰。いつもニコニコ笑顔だけれど、信念は曲げない。
人の幸せや喜びばかりを考えるから、いつも自分が一番貧乏な経営者。
去年、私が落ち込んだ時に、お話を聞いていただき、本当に救われました。
その山口さんが、この間、「こんな詞を書いたんだ」と渡してくれました。
経営者にとってはかなり厳しい話。
しかし、そこには、山口さんの人生観と経営者への熱いエールが刻まれています。
山口さんに、特別に許諾をもらいましたので、ご紹介します。
(メルマガでは一部しかご紹介できていませんでした)
まだ、セブンプラザを知らない方は、
ぜひ、DOIT!74号も見てください(こん身の作品です)。
きっと深い感動があると思います。
「身から出たさび」
利益が出ると 税金がもったいないと言い
赤字になると 利益が出た方がいいと言う
自分の能力は棚にあげ 社員の能力がないと言う
自分は磨かず、社員に教育してと言う
社員が育たないのは自分のせいなのに 社員の質が悪いと言う
その社員を採用し 育てたのは 自分なのに
待遇はよくせず がんばれという言う
利益が出ても まず自分の報酬を上げ 社員には還元しない
自分のやり方が悪く利益が出ないのに
社員の努力が足りないと ボーナスをカットする
利益が出た時はそっと隠し
赤字になると 社員の努力が足りないと大げさに言う
経営者の退職金は経営者保険に入り
社員の退職金はすずめのなみだである
経営者が自分本位の経営をするので
社員は不満があり 仕事に魂が入らない
あげくの果て長年頑張った社員は辞めてゆく
経営者は社員の真意を掴めず
自分がして来た事は棚に上げ 辞めた社員の悪口を言う
長年頑張った社員を粗末にし
我が子が入社すると それは それは溺愛する
その我が子が親のまねをして 先輩社員に礼を尽くさない
守銭奴社長は 金がすべてで僅かな金を残し
晩年に後をふり向けば だれもいない
だれのせいでもない 身から出たさび
さびしい さびしい晩年が待っている
そのうち立派な墓標が建つが 死んでから見る事は出来ない
人生とは生きている時のこと 幸せは生きている時しか味わえない
金は火葬場から先は使えず残す必要はないのに
生きている時使えば良い
係わる人と 喜びを分かち合うのが 一番の幸せのはず
しかし 死んでみないと分からない 死んでからでは遅すぎる
喜びを分かち合うよ
(セブンプラザ 代表 山口貞利)
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2009 年 03 月 03 日 21:14
懐かしい人からの伝言
今日は今仕事させていただいている方から、「昔、西川君と仕事をしたことがあるという人に会ったよ」と声をかけていただきました。
その方は東京のあるメーカーにおられた方で、7~8年ほど前、社内CS教育ビデオ制作とDOIT!の販売ことで大変お世話になった方です。
年は大分離れている方なのですが、CSとは何か、CSの何を伝えれば良いのかなど熱く語り合いました。DOIT!の内容についても、どれだけ議論したかわかりません。
1年ほど一緒に仕事をして、その方が東京の本社勤務を離れ、地方の販売会社の社長になられてからは、お会いすることがなかったのですが、今回、まったく違う会社の方を通しての連絡で、本当にビックリしました。
そのご縁を取り持ってくださったのは、違う業界で研修の仕事をされている方。
その社長とDOIT!のことを話していると、お互いが「ブロックスの西川を知っている」という話になって、DOIT!のことで盛り上がったということです。
その方は、今は福島の方の販売会社の社長をされているそうですが、「一度福島まで遊びに来い。DOIT!を全巻買って勉強したいんだ」というご伝言まで伝えてくださっています。
もう、何と言っていいのか。覚えていてくれただけでも嬉しいのに・・・。
あの時、手を抜かず、議論したこと。お互いが本気になって仕事が出来たこと、
本当に良かったと思います。
商売はこんなつながりがあるから面白いですね。
お客様であろうが、誰であろうが、やっぱり本気でぶつかっていきたいし、
商売を超えた人間関係こそ、大切にしたいですね。
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お客様
2009 年 03 月 02 日 09:34
二人の想い
大阪のある会社に、「会社を良くしたい」という熱い気持ちをもった二人のビジネスマンがおられました。その二人は、自分の仕事をきっちりこなした上で、同士を集めて勉強会をしようと、いろんな人に働きかけます。
「映像を見て感じよう、話し合おう」と、初めての人にはたぶんわからないこともあったと思うのですが、二人の熱意になんと15名もの人が集まって、その会社で初めての「映像を使った勉強会」が行われました。
夜、持田君と一緒にその勉強会のお手伝いに行ってきました!
初めてのことなので皆さん少し緊張気味。
DOIT!を見たこともない人がたくさんおられます。
何れはこの二人がファシリテーターとなっていろんなところで勉強会をされるのですが、今回は私がファシリテーター役で勉強会を進めました。
映像は「チームワーク」編から「心をひとつにする」を選定。
最初の緊張も、だんだんほぐれ、ディスカッションは盛り上がってきます。皆さんがだんだん熱くなってきました。
最後の感想共有では、皆さん、本当に素直な感動を発表してくださいました。
「言葉にならない想い」は、明快な言葉ではないかもしれませんか、短くても伝わってきます。
そんな皆さんの「熱さ」感じた私も持田もなんだか興奮気味。
懇親会も設けていただき、夜遅くまで語り合いました。
二人の熱い男達が始めた、「会社をよくしていこう」という活動。
その想いは、15人もの人に広がってきました。
小さな一歩かもしれませんが、本当に「すごいな~」と思います。
描いた夢は諦めない限り必ず実現する、ですね。
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勉強会
2009 年 02 月 28 日 09:45
久しぶりの大阪
昨日は久しぶりの大阪の事務所。
夜、お客様チームの小柳さんと伊原さんと食事に行きました。
バカな話もいっぱいして、楽しい時間を過ごしました。
うちの子供もそうですが、親がいなくても、それぞれの日常の中でそれぞれが、悩み、考え、時には傷つきながら、どんどん成長しています。挑戦しているのが、わかります。
人と人が交わる中で、仕事のなかで、それぞれが「昨日の自分」を乗り越えようと頑張っている。
会社の目標ではなくて、「自分の目標」を自分で作ってがんばるのが一番ですね。
二人の前向きさと明るさに励まされました。
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BLOCKS
2009 年 02 月 27 日 19:15
川畑社長の講演
先日、DOIT!でお馴染みの、沖縄教育出版の川畑社長からお電話をいただきました。
「西川さん!今度東京で講演会をやるんだよ~。この先生は素晴らしい先生だから、ご紹介するよ~。」
といつもの明るい声。
秋山さんから、詳細をメールで送っていただいたのですが、このセミナーは無料だそうなので、皆さんにもご紹介しようと思います!!
このセミナーを主催されている、PAS心理教育研究所の小谷教授という方は、心理学のエキスパート。心理学を若い頃から学ばれてきた川畑さんと古いお付き合いなのだそうです。
「人の気持ちをわかるには心理学が必要だ」と川畑さんは心理学を学ばれ、現場の中で「生き生き楽しく元気になる組織づくり」を実践、心理学を企業のマネジメントに活かしてこられました。
今回は、そんな組織の側からお話されるんだそうです。
皆さん、土曜日ですし、無料なので、ご都合があえばぜひ行ってみてください!
(ちなみに私はこの日は大阪で仕事。残念無念・・・)
■PAS心理教育研究所主催イベント 「オープンオフィス」(セミナー)
日時:3月14日(土) 9:20~16:50(9:15~受付開始)
場所:コートメダリオン(飯田橋)
東京都千代田区富士見2-10-28 フジボウ会館ビル1階 03-3265-6077
交通:JR飯田橋が近いです。
詳しくはここをみてください!!
http://www.pas-ins.com/pdf/openoffice314.pdf
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セミナー
2009 年 02 月 26 日 18:51
経営品質報告会の夜
今日は、会社にアイデムの平田さんと三宅さん、さらに夕方には大阪の大野さんと西田さんがご来社!!賑やかなな一日になりました。
大阪の熱い二人は、バスに乗り自費で勉強に来られているとのこと。
お二人の情熱にいろんな人が動き出しているみたいです。
こんな熱い人は天然記念物?一生、私が見守り応援します。
夜は、鬼澤さんからお誘いをいただき、経営品質の報告会で盛り上がる水天宮の居酒屋にお伺いしました。(会には出席してません・・すみません)
なんとそこには、ネッツの横田会長、大久保さん、四国管財の荒川さん、人見社長や塚本さんなどJCのメンバーに鬼丸さん、広島の田原さんのお顔も・・・。
なんとも豪華なメンバーでした。皆さんに温かく迎えられ嬉しかったです。
経営品質の報告会も盛り上がっていたようですが、この居酒屋も勉強会の続きのような熱さ。
私もなんだかなんで深夜2時ぐらいまで語り合ってしまいました。
それにしても、経営については、いろんな視点や見方があります。
どこをどのように見るかで、何もかもが違って見えてくる。
何が良いのか悪いのか。
経営の善し悪しなんて、神様でもない限り誰も言い切れないはず。
それでもまとめるのが私たちの仕事。
客観などは存在せず、全部が主観の仕事です。
だからこそ真剣に、誠実に、とことんいく。
私たちの見方、感じ方、やり方は、変えることはできませんが、
様々な見方や視点をもっともっと学んでいきたいという気持ちになりました。
いろんな人との交流は、本当に勉強になります。
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2009 年 02 月 24 日 08:23
お客様を幸せにするシステム
今日は、ブロックスのDVDやセミナーにいつもご参加いただいている株式会社倍速開発さんに、綾部さんと訪問させていただきました!
倍速開発さんは、Webシステム開発の会社。しかし単なるシステム開発の会社ではなく「幸せをつくっている会社」。「日本を元気にする映像会社」としては、かなり親しみを覚えます(笑)。
会社に着くと、応接室には私と綾部の名前の入ったウエルカムメッセージが・・・。
社員の皆さんの手作りです。ちょっとした気遣いが嬉しいですね。
「倍速開発」という名前の由来は、これまでのような作る側の都合を押し付けるようなやり方ではなく、中小企業が手が届くようなシステムづくりをしたい、もっとお客様のわがままに応えてあげたい、という代表の吉沢さんと牧さん思い、具体的には、「従来の倍の早さでシステムをつくるという方法論」から来ているものだということでした。
お二人は、当社のいろんなセミナーにご出席され、経営者自ら学びを深められています。
「1人ひとりに翼をはやしてあげたい。志を持って生きて欲しい。」と社員の皆さんにも熱く語られる素晴らしい経営者です。
そんな熱い吉沢さんを支える牧さんはいつも素敵な笑顔な女性。
今日も、社員旅行で「バグジー」さんと「ぶどうの樹」さんに行かれた時の社員を見せてくださる時の嬉しそうな笑顔がとても印象的でした。
会社を出るときに、玄関先に並ばれた社員の皆さんから「写真付きの手紙」をいただきました。
「この出会いに感謝」と書いてくださったのですが、こちらが感謝、感激の一日でした。
「お客様を幸せにするシステムをつくる」というモットーが、いろんなところから伝わってきました。
何かを頼むなら、こんな人達がいる会社に頼みたいですね。
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お客様
2009 年 02 月 23 日 13:29
感動の理由
日曜日は、お休みの川越胃腸病院さんの病院をお借りして、いつもいろんなところで実施している「組織と人の向上セミナー 」を、川越胃腸病院のスタッフといとう眼科のスタッフの皆さんを対象に、「特別バージョン」として実施させていただきました。
このセミナーは、このブログでも度々ご紹介している、映像(大久保さんの語りかけ+DOIT!)とファシリーテーション(間宮さんと松崎さん)の気づきのセミナーです。
お休みの日にも関わらず、川越胃腸病院の有志の皆さまが自主的に参加され、まる一日を費やして、「組織を生き生きするために」あるいは「人のやる気をどう高めるか」ということを話し合い、高め合っていただきました。
オブザーバー席には望月院長もご出席いただき、皆さんの話し合いを温かい眼差しでご覧になられています。
このセミナーは大久保さんの本の読書と感想文から始まるのですが、事前に書かれた皆さんの感想文を読んでいるうちから、私は妙な気持ちになってきました。
・・・感動しているんです。
そして、セミナーが始まって、皆さんが話し合いをされ、DOIT!のバグジーを見ながら涙を流される人を見たり、グループ討議の発表を聞いていると、どんどん気持ちが高ぶってきて、何度も何度も眼が熱くってしまいました。
運営する側なのに、「何しに行っているんだ」と自分で自分に言い聞かせるのですが、最後にコメントを発表する時には、言葉が出ず、詰まってしまいました。
私は何にこんなに胸が熱くなったのか?
昨日からずっと考えているのですが、やっぱり一番感動したことは、川越胃腸病院の皆さん一人ひとりの「生き方」なんだと思います。
皆さんのコメントを聞いていると、ふたつの言葉が浮かんできました。
「素直さ」と「謙虚さ」
ひとつひとつの映像に、一人ひとりの話に、素直に耳を傾けられ、素直に自分を反省される。
しかもそれは、「私は駄目だ」というような暗い反省ではなく「もっと成長できる!」という明るい反省。
私なんかは、ついつい自画自賛をしたり、「俺は出来ている」とうぬぼれてしまうし、
反省という落ち込むだけで、なかなか成長につながっていません。
謙虚なふり、素直なふりがうまくなっただけ。
それにひきかえ
ここにいる皆さんは、心の底から謙虚な人達でした。
自分はまだまだ出来ていない。もっと成長して、恩返しをしたい。
そんなピュアな気持ちに涙が止まらなくなったんだと思います。
詰まりながらも、ご自分の言葉で
自分の中の理念に沿って話される皆さんは
本当にキラキラ輝いて見えました。
それと、もうひとつ感じていたのが、
今まで自分が歩んできたこと、目指そうとしていることのオーバーラップ感。
皆さんから「それでいいんだよ~」と言ってもらえたような安心感もあったのかもしれません。
いつの間にか、包み込まれてしまいます。
やっぱり天使なんでしょうか。ここの皆さんは。
入院したくなるのはいつものことですが、
故郷みたいな温かさがある、私にとっても大切な場所です。
ファシリーテーターの間宮さんも、松崎さんも感動されていたし、
オブザーブ席の皆さんも言葉が出ない様子。
そこにいる一人ひとりが先生であり生徒。
先生がいるようでいない、何とも不思議なセミナーです。(自分でいうのも何なのですが)
でも、これが一番大事な気がします。
セミナーに参加された整備課の米沢さんが、私たちの思いを察して
会場に置いてくださった花。
その花が、皆さんの気持ちを象徴しているようでした。
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セミナー
2009 年 02 月 20 日 09:42
大阪はやっぱり熱い?
いや~、昨日の試写交流会は盛り上がりました!
初めて会った人も多いなか、皆さんとても打ち解けて、本音で話し合いをされていました。
これは大阪という土地柄なのか?それとも人間大好きな人が多いDOIT!のファンの独特の特性なのか。
「今日は酒はありませんが、仕事帰りの居酒屋のように本音で語りってほしいと思います」と私が申し上げたのですが、そんな言葉も、アイスブレイクもまったく不要な盛り上がり。
その後の懇親会で、ある方がこの間ご購入されたばかりの「仕事の原点」」を取り出して、「明日これで所長さんたちの研修をしてきますよ~」と話してくださったり、アンケートでも「こんなに楽しい勉強会は初めて」という声をたくさんの方が書いてくださったり・・・。
こちらも熱くなりました。
財政的にも、経済状態も芳しくない大阪ですが、少なくもと今日の皆さんは元気です!
この勉強会から元気を発信していきたいですね~。
橋下知事に頼らずとも、民間からも「大阪を元気に」していきましょう!!
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セミナー
2009 年 02 月 19 日 16:30
ネッツトヨタ南国さん
昨日は弊社主催のセミナー、「人間力・仕事力向上セミナー」の後期の三講目。
ネッツトヨタ南国の「あさくら太陽店」の伊藤店長にゲストにお迎えし、大久保さんのファシリテーションと解説で、ネッツトヨタ南国の生の「人づくり」を学びました。
各社が発表する販売台数の大幅ダウンや人員削減のニュースが飛び交う自動車業界で、ネッツ南国さんもさぞ苦戦されているんだとう思っていましたが、なんとこの1月は過去最高の販売台数を記録されたとか。耳を疑うような話なのですが、伊藤さんやネッツ南国の人たちは、数字をまったく気にされていません。
自分達のやってきたことが間違いない、と思うだけで、普段は毎日来てくださるお客様をどれだけ喜んで帰っていただくか。そこだけに集中しているんだとお話されていました。
この時期にもかかわらず、店頭にはすごい数のお客様が来られるそうです。土日のキャンペーン時期になると、オイル交換だけで2時間もお待ちになるお客様もでるほど。近くには安売りのオイル交換のお店もあるのですが、お客様はネッツ南国に来るのを楽しみにされているんだとか。
ニュースであまりにも不況だ不況だと報じられるので、心配になって電話をかけてくださるお客様や見に来る人もおられるそうです(笑)。
そして賑わっているお店を見て安心して帰られる・・・。
この話だけでも、これまでどれだけお客様とお店との絆を積み上げられているのかわかります。
DOIT!で取材した企業の皆さんが、こうした不況の中でも業績を落とされず、伸ばしているというお話は本当に嬉しくなりますね。
こうした時期だからこそ「大切にすべきこと」が明確になってくるような気がします。
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セミナー
2009 年 02 月 18 日 16:17
大切なこと
私たちは企業のご依頼による映像制作の仕事をしているのですが、ここのところいろんな会社からお仕事をいただくという、何ともありがたい状況が続いています。
こうして忙しくなってくるのは嬉しいのですが、大事なことを忘れないようにとみんなで話しています。
大事なのはやっぱり「納品後」。
そもそも映像というのは、発注してくださったお客様のご依頼に沿って企画を立て、一緒に考えながら、充分に話し合いをしながら映像を作るわけですから、基本的に「ご要望と違うもの」になることはありません。
ですから、発注された直接の担当者の声は充分に反映される訳です。
しかし、本当に大事なのは、作られた映像が「当初の目的」を果たしているか。つまり、「映像を見る人」がどうかということが一番気になります。
そんな訳で今日は、制作スタッフの須賀さんと、以前DVDを作らせていただきました「ハーフセンチュリーモア」さんが運営され、DVD撮影の舞台ともなった千葉県の「サンシティ柏」に訪問し、皆さんのお声を聞かせていただきました。
客観的な視点から、ハーセンチュリーモアという会社の理念や根底に流れる「おもてなしの心」を表現することで、お客様や従業員の皆さんに「企業の心」を伝えるというこのDVDは、お客様向け、新人教育向けの何種類かに分けて作らせていただきました。
今日はサンシティの幹部の皆さんが集まってくださり、いろんなご意見を頂戴しましたが、どれも大変参考になることばかり。やっぱりもっともっと現場の意見を聞くことが大切ですね。
一緒に行った須賀も、相当勉強になったと言ってましたが、「目的を果たしている」ことを知ることによる自分達の感動と、新たに発見された「課題」はこれからの仕事の上で大きなモチベーションになります。
DOIT!も仕事の原点もそうですが、映像は作るだけ、届けるだけでは意味がありません。
お金をもらって終わりではなく、充分に使ってもらって、喜んもらわないと私たち自身にとっても「喜び」は生まれません。
ひとつひとつの仕事を味わいながら、濃厚に、しつこく、楽しく、完結させていきたいです。
サンシティ柏の皆さん、お時間をいただきありがとうございます!
(お知らせ)
以前このブログでも書きましたが、ハーフセンチュリーモアさんのご好意で、この素晴らしい経営を紹介したDVDをご希望の皆さんに無償でご進呈していただけることになりました。
高齢者向けのマンションを運営される会社なのですが、老後の住まいや新しい人生を考える上で、参考になるものかもしれません。
DVDをご希望の方は、住所・氏名をご記入の上、ブロックスまでメールをお送りください。info@blocks-net.co.jp
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2009 年 02 月 16 日 08:48
150人がちょうどいい
昨日の新聞に「150人がちょうどいい」という記事がありました。
携帯電話の登録の中でこれからも電話をかける関係と思える人はだいたいが100~200人ぐらいだという例を出しながら、英国の人類学者R・ダンバーさんが研究した、目的を共有し心を通わせながら一体となって活動するユニットの規模が紹介されていました。
それが150人。
軍隊や企業の他に、ひとつの教会の信徒数など、いろんな組織を調べたら、世の東西、時代を超えてその数は100~200の範囲だったそうです。
この結果、ダンバーさんは、集団の維持にはメンバー間の直接的、個人的なつながりが不可欠で、その最適規模が「150人」だと言っておられるみたいです。
川越胃腸病院の取材の時、望月院長が、自分が見られる規模は100人ということを仰っておられましたが、心を通わせることができる組織の規模を院長は実感としてもっておられたのかもしれません。
DOIT!の取材企業の従業員数の平均も、もしかするとこのあたりかも。
その記事には、まわりとの関係を良好に築こうとする社会的動物である人間の脳の処理範囲は、150人ぐらいで生活できるのが最適なんだとも書いてありました。
150人という数字がとても印象に残った記事でした。
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思うこと
2009 年 02 月 13 日 21:28
植物の細密画
伊那食品工業さんの「かんてんぱぱホール」に、野村陽子さんという作家が書かれた「植物細密画私撰集」という絵はがきの本が売られていました。
野に咲く花や果物などあらゆる植物を、とにかく細かく微妙な質感まで表現されていて、一目で気に入ってしまいました。
後から聞くと、伊那食品さんも応援しておられる作家ということで、包装紙にも採用されているとか。
その絵はがきがこちら。
写真では伝わりにくいのですが、背景がない精密な植物だけがクローズアップされるこの絵は、写真以上に花への愛が伝わってきます。眺めているだけでいい気分になります。
写真が好きな塚越会長の自然への思いと共通するものがあるんでしょうね。
ホームページはこちらです。
絵はがきが購入できるようです。
http://www4.ocn.ne.jp/~botany/index.htm
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その他
2009 年 02 月 12 日 19:21
今年のセミナー!
いろんなセミナーの枠組みが決まってきました。
「早く日程を教えてください!」というお声をたくさんいただきまして、
まずは、日程だけをお知らせしますね。
■日本を元気にするセミナー(第9回)
日程:5月21日(木)
場所:品川コクヨホール
※今回もスペシャルゲストを予定しています!
■日本を元気にするセミナー(第10回)
日程:10月6日(火)
場所:品川コクヨホール
※記念すべき10回目は驚きの企画です!
そして、今年は地方も元気にしていきます!
■DOIT!フォーラムin東北(東北開催決定!)
日程:7月3日(金)
場所:仙台市内
■DOIT!フォーラムin九州(九州開催決定!)
日程:10月頃
場所:福岡市内
スケジュール帳へ転記しておいてくださいね!
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セミナー
2009 年 02 月 11 日 07:37
組織と人の向上セミナーin伊那食品
今日は祭日でしたが、大久保寛司さんのメッセージ映像とDOIT!を使った、ファシリーテーションセミナー「組織と人の向上セミナー」を、伊那食品の皆さまを対象に開催させていただきました。
ファシリーテーターは、昨年の立ち上げからずっと一緒に続けてきている「組織と人の幸せづくり研究所」の間宮さんと松崎さん。大阪ブロックスの持田さん(伊那食品初訪問)と名古屋の蒲田さんも手伝いと勉強に来てくれました。
あの素晴らしい会社、伊那食品さんの会社で、このセミナーが開催できるということで昨日から興奮していたのですが、朝から本当に素晴らしい時間を共有させていただきました。
朝、会場準備のために早めに訪問させていただくと、会社全体は休みなのに、今日の研修に参加される方が自主的に庭掃除をされていました。強制でもなんでもなく、自然な行動なのだそうです。
私たちも早速、参加させていただき、美しい松林の庭園の掃除をしました。
さわやかな空気と庭掃除。本当に気持ちいい。テンションがあがります。
そしていよいよ研修開始。
大久保さんの映像(いろんなテーマを語りかける)とディスカッション。そしてDOIT!(川越胃腸病院)を見てディスカッション。「教える」ことはゼロ。全て参加者が話し合いや映像の中から「気づく」ことがテーマのこのセミナー。どんな気づきが生まれるかは、終わってみなければわかりません。
朝から夕方までの長時間、組織やチームワーク、あるいはお客様満足、リーダーとしてのあり方など、いろんな話し合いが広がりました。
私が、途中の発表や最後の感想をお聞きする中で、改めて凄いな~と思ったのが「理念が隅々まで浸透している」ということでした。会話の中に自然と「いい会社」とか「何のためにやるのか」という目的についての話が生まれるようです。
今回のグループは普段なかなか話ができない別々の部門の人同士に編成されていたのですが、お互いが同じ気持ち、価値観だということに改めて気づいた人も多かったようです。
そしてもう一つの発見が、塚越会長への信頼感。これはもう圧倒的です。深い愛情を受け、経営への的確な判断や志に皆さん、深い尊敬の気持ちを持っておられます。映像取材の時にも感じたことですが、皆さんの心の中に、会長の思いや理念が「染みこんで」います。
たった一日の研修でしたが、朝の掃除、昼休みの間のゴミ整理、グループ討議などちょっとした場面での伊那食品さんらしい「結の精神」や「理念から生まれる行動力」に、私もたくさんの感動をいただいた一日でした。
やっぱり伊那食品は素晴らしい会社です。
塚越英弘専務、皆さん、本当にありがとうございました。
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2009 年 02 月 10 日 22:27
伊那の名物
今日は新宿をバスで出て、長野県の伊那で宿泊。
明日は伊那食品工業さんで、「組織と人の向上セミナーIN伊那食品」をさせていただきます。お休みを利用して伊那食品の工場の皆さんがご参加され、映像とファシリーテーション研修に参加してくださいます。念願の伊那食品さんで開催できること、本当に楽しみです。
さて、今日の夜は塚越専務に、伊那の名物「ソースかつ丼」の名店に連れていってもらいました。ソースかつ丼といえば、福井が有名だと思っていたら、伊那も負けず劣らず有名なんだとか。
さっそく食べてみることに・・・・。
うっま~!
ご飯の上にキャベツ。その上にあっさりとしたソースにつけ込んだ肉厚のトンカツがどっさりのっています。福井のソースかつ丼は薄めのカツが何重にも重なっているのが特徴でしたが、伊那のソースかつ丼は、ボリュームたっぷり。しかも全然油っぽくなくて、さっぱりしているから不思議です。
店の名前は「元祖ソースかつ丼 青い塔」(0265-72-5777)。
まいりました!
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2009 年 02 月 09 日 11:12
女性の強さ、たくましさ
今日は、女性社員が7割~8割というある企業にお邪魔して、ワークライフバランスを高める様々な取り組みについて取材をさせていただきました。
全国に支社や支店があるこの企業では、昔から女性が主戦力として活躍されています。出産や子育てなど、働き続けたいという女性にとって障害となっていた様々な問題を解決するための様々な制度を、独創的に作り上げてこられました。
いろんな人の話を聞いて感動したことは、人事や労務の考え方でした。
まず、根底にあったのが、働く人が「仕事を楽しい!」「会社が好きだ!」と心から思っていること。そして、その強烈な思いから、「出産や子育てなんかで簡単に自分を諦めたくない」という気持ちが生まれ、なんとかしたい、なんとかしてあげたいと会社が考える。
そして生まれてきたのが、様々な「働き方」のニーズに応える制度。この順番が一番大事ですよね。
子育てしながら働ける。介護しながらも安心して働ける。
ただ働く時間が短い」という状況があるだけで、フルタイムの正社員とまったく変わらない評価や仕事内容を実現する社員の皆さんのインタビューから、いろんな刺激を受けました。
・子育ても仕事も「思い通りにならないことをなんとかすること」。子育てで成長できた。
・出産や育児なんかで自分のキャリアを諦めたくない。
・ワークも大事、ライフも大事。若い時期にはワークだけの時代もあっていい。成長につながる。
・ワークライフバランスには、人生の時間軸を入れて考えるべき
・短時間勤務制度の導入によって、仕事の効率化に磨きがかかり、チームワークの風土ができた。
・長く働けるという「安心」があるから、「よしやってやろう!」という気持ちになる。
・制度がうまく浸透するかどうかは、利用する人が「見本」となること。
・仕事と育児を両立できるという、生きた見本が、後輩を励まし、上司の信頼が生まれる。
・権利だからと感謝の気持ちも忘れてしまうと、うまくいかない。
改めて女性の強さ、たくましさを感じました。
本当にいい仕事をさせていただいています。
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思うこと
2009 年 02 月 06 日 20:25
仕事の原点へのご感想!
先日、大阪で開催した「仕事の原点~人づくり編~」の試写交流会の感想文を伊原さんが入力してくれました。いろんな感想、本当にありがとうございます。
●大和ガス株式会社 吉村昌也様
トップやリーダーの志、人が育つことへの心からの喜びが如何に大切なものであるかがあらためて分かった気がします。
自分自身も今まで様々な人に育てられてきました。これから、どのように次の世代に「恩送り」できるかをしっかり考え、行動していこうと思います。
※吉村さんは、本当に勉強熱心な方です。日本を元気にするセミナーにも毎回のようにご出席くださったり、私の故郷、一燈園も見学にこられました。「恩送り」言い言葉ですね。確かにいろんな恩を受けてきました。「恩」をバトンタッチしていきたいです。
●K社(メーカー) Y様
育ってほしい、成長してほしい=人の成長を願う「心」というものを強く感じました。
そして、結果としての人の成長を喜ぶ「心」。その心にひきつけられ、人と人との関係やチームとしての活性化があるのだと思いました。感動して見させていただきました。
※目に見える仕組みの背景にある「心」が活性化の基盤というYさんのご意見、本当に共感します。「見えないところ」こそ大事なんですね。きっと。
●K社(企画) A様
3店舗とも共通したものを感じました。愛を持って本気で関るという感じ。企業でありながら家族愛のようなもの?社員として、上司として、部下として、色々な角度から観賞することができました。今の現状と照らし合わせ、よりよい社風をつくり、自身も成長していきたいと思いました。「子供は言うことは聞かないが、やることはよく見ている」確かにその通りですね。
※最後の言葉は、DVDに出てくるかぶらやグループの岡田社長の言葉。先輩の後ろ姿を後輩は良くみています。良いことも悪いこと・・・。そして、そのままマネします。怖いですね。
●茨木ドライビングスクール 小池 崇夫様
各DOIT!のダイジェスト版ではないとよく分かりました。DOIT!シリーズと違った勉強会ができると思います。見る人の心の扉をいかにあけるか→あけた後はこのビデオが最適だと思います。
※小池さん、わかってくださいましたか!(笑)。単なるダイジェスト版じゃないんですよ~。この小池さんも勉強熱心な方です。いろんな勉強会でお見かけします。そして「ブロックスの映像はいいよ~」と、いろんなところで言ってくださいます。小池さん、本当にありがとうございます!
■三洋電機株式会社 櫻井みか様
厳しさとやさしさの両面に感激しました。自分の分身を多数育て、それぞれの人が活躍することが売上やお客様からの支持につながることが改めてわかった。当社の試写交流会でも、是非使ってみたい。
※櫻井さんは、当社の仕事の原点「おもてなし編」を使って、何百人の皆さんの研修を実施されたそうです。部門を超えた話し合いが凄く盛り上がったということで、製造業でもサービス業でも、「仕事の原点」はまったく同じなんだと、改めて教えていただきました。
■T様(コンサルタント)
経営の原点は「人づくり」と常々考えていましたが、ビデオを見ることにより、実感しました。あのような社長がどのようにして育てられたのか、それまでの経験の積み上げからなされたものと思います。非常におもしろい内容でした。
※「社長がどのようにして育てられたか」という視点は参考になります。社長も日々成長する人間である訳ですから、自分自身を高めていく、磨く方法も皆さんご興味があるんでしょうか。
■M様(コンサルタント)
成長している組織はみんな同じですネ~。
1.愛を持って
私個人的にはなかなか相手の立場に立つことが難しかったので徹底的に“シンボウ”を心がけてきました。“ココまで早く来い”の気持ちで
2.叱るということ
まず基本は徹底的に“タタキ込む”山本五十六方式で、この次は、口卒口承同時でいかに気づかせるか。リーダーの基本はやはりこの2つですね。
※まずは基本をたたき込む、そして次は気づかせる。なるほど。芸能の世界でもまずは基本稽古。どの世界でも共通なんでしょうか。
同じ映像をご覧になられて、話し合われて、皆さんいろんな気づきをお持ち変えられたようで、良かったです。全国で、この試写交流会が開けたらいいな~。
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DOIT!
2009 年 02 月 05 日 21:30
怖さを乗り切る勇気
良かれと思ってやったことが、逆に相手の怒りをかったり、迷惑になったりすることがあります。
そんな経験があると、それが小さなトラウマになって、同じような場面に遭遇してもなかなか行動に踏み出せなくなる。誰でも一度はそんな経験があると思うのですが、そのサイクルにはまりすぎると、どんどん行動を消極的にして、仕事が面白くなくなります。
そんな若い人には「失敗を恐れずやろう」と言うのですが、その傷の具合や「次の一歩」は人によってだいぶ違います。溝のような川もあれば、海のような大きな川もあります。
どうしてそこを超えさせてあげるか。なかなか難しいですね。
私がずっと愛してやまない「営業」という仕事も、最初はお客様の「断り」というのがとてもきつく感じてしまいます。
「いらないよ」「何度も電話してくるな」「必要ない」
今から思えば、お客様として当たり前の言葉が、「なんでこっちは良い物を届けようとしているのに・・」と怒りになったり、「俺のやっていることは間違っているのでは」と落ち込んだり、一日中気になることもしばしばありました。
そんな「断り」が怖くなくなったのは、言ってみれば何度も何度も体験したことだと思いますが、一番最初に、勇気を出してそこに向かっていった時に、「本当のお客様の気持ち」にふれたことが一番、怖さを取り除いく特効薬になりました。
キツイな~と思った言葉の裏には、「あの時は急いでいたんだよ」とか「前に傲慢な営業に合って嫌な想いをした」とか、なるほどな~という事がいっぱいありました。
それを知った時には、本当に「勇気」を出してよかったと思いましたし、良かれと思うことは恐れずにやろうという気持ちにもなりました。
だから、若い人には「失敗を恐れずに」と言ってしまうのですが、「そうは言っても・・・」「西川さんみたいに厚かましくないですもん・・」(これは言われたことはありませんが、きっとそう思っているはず)みたいなことを言われるとなかなか良いアドバイスができません。
営業がうまくいかない、怖いと悩んでいるある人に、なんとか勇気を持ってもらう方法を考えています。
どうすればいいですかね・・・。
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思うこと
2009 年 02 月 04 日 08:20
花に囲まれる病院!
今日は用事があって川越胃腸病院の望月院長にお会いさせていただきました。
院長とお会いするのは昨年秋の日本を元気にするセミナー以来。病院にお伺いするのも本当に久しぶりです。行きたい、行きたいとずっと思っていましたから、今日はもう朝からテンションが高くなっていました。
お忙しい中、院長はじめ須藤常務や池田看護部長さんまで待ってくださっていて、本当に嬉しかったです。それにしても、院長とお会いすると、背筋がスッと伸びるような気持ちになります。何というのか、ちゃんと生きたい、もっと成長したいというような身体の中にある線が伸びる感じです。
こんな素晴らしいリーダーと普段から接している病院の皆さんが、どんどん輝いていかれるのも、きっとこんな気持ちになられるからだと思います。
自分はまだまだですが、そんな生き方がしたいです。
その後、事務所をお借りして、22日に病院で実施させていただく大久保さんの映像セミナーの打ち合わせ。こうして医療現場の事務所で打合せをさせていただいたのは始めてでしたが、皆さんの仕事の雰囲気がとても気持ちよく、身体に馴染む感じがします。
同じ波長、仕事が大好きな人類のオーラ?この空気感はたまりません(笑)
ところで、今病院には300もの花の鉢植えがあるそうです。
私は花が好きなのでなんとなくわかるのですが、キレイに保つのはたいへんなこと。花は咲いた後に摘んであげないと消耗します。水やりや肥料などキレイに咲き続けるのは人手が不可欠です。
たぶん、手入れがいいから、来年からの年越しの植木鉢もあるはず。
患者さんに少しでも気持ちよくすごしてもらいたい、という気持ちがこの凄い数に現れているんでしょうね。そんなに数があるとは知らず、私はチューリップの鉢植えを3つも持っていってしまいました。
きっと大事に育ててくださると思いますが、いつも一生懸命、見えないところに力をいれる。
こんな病院の姿勢が本当にいいですね!
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素晴らしい会社
2009 年 02 月 03 日 08:33
友人の来社&試写交流会(東京)
20代の頃、一緒に仕事をしていたことがある谷口宗治さんが、東京に用事があったからとお土産を持ってブロックスの事務所に来てくれました。
谷口さんは三重県松阪市のダスキンのフランチャイズ「ダスキン松坂」の二代目経営者。同い年の仲間です。会社の名前を株式会社マツザカとするぐらい、松坂の街を愛し、ダスキンの理念を信奉し、地域に愛される会社を続けています。
男前でダンディすぎるので、一緒にいると引け目を感じるのですが、思いの強さ、ベクトルはまったく同じ。しばらくは全く別々の道を歩んでいたのに、やっぱり根っこは一緒でした。
少し話すだけであっという間に感覚が戻るのは、「密度の濃い20代」を一緒に過ごしたからかもしれませんね。理念を共有し、仕事をするということは、人生においてもいいことなんだと思います。
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さて、今日の夕方からは、仕事の原点5の発売を記念しての「試写交流会」を新宿で行いました。
今回の参加者は20名。皆さんお仕事帰りに集まってくださいました。
今回は、原点シリーズの5,人づくり編をご覧いただいたのですが、ディスカッションもすごく盛り上がって、2時間があっという間に過ぎてしまいました。進行役としては嬉しいのですが、盛り上がるディスカッションを止めて、次に進めるのには、かなり遠慮していまいました。
ほっておいたら、明日の朝まで話し合いが続くという雰囲気(笑)でしたが、今回の映像は皆さんにかなりインパクトがあったような感じ・・・。うれしいですね。
ところで、人づくり編は、当初は「部下を持つ人の映像」と決めていたのですが、部下の立場から見ても、感動があるということもわかりました。
視聴者をあまりこちらが限定してはいけませんね。
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BLOCKS
2009 年 02 月 02 日 08:17
ドキュメンタリーの撮影現場
月曜日はある仕事の撮影で神戸に行ってきました。
今回は森山君がプロデューサーとして、立ってくれているのですが、今回は少し複雑なドキュメンタリーの現場。後ろで見守りながら、応援していました。
DOIT!シリーズもそうなんですが、ドキュメンタリーは予定を立てては崩し、立てては崩しの連続です。つまりインタビューしていて「面白いな~」と感じたら、そこから発展させていきます。そうするとそれまでに計画していた予定を調整した新たな計画を立てる必要があります。
先方の都合、イベント毎のタイミング、賑わう時間、日が暮れる時間・・・いろんな要素を鑑みながら、時間単位のスケジュールを決め、対象の取材先の皆さんが笑顔で「喜んで!」と変更を受け入れてくれるように説明する・・・。
こちらの都合だけを押し付けては、決して良い撮影はできません。
あくまでも仕事のお邪魔をしている。協力をしていただいているという感謝の気持ちがなければ、待ったなしの真剣勝負の現場の撮影はうまくいかないんです。
森山君は、その難しさをいろいろと体感してくれているようです。
四方八方に気を使いながらも、受け身にならず創造的な仕事する。たいへんですが、やりきると大きな感動がある仕事。
体調が悪いのが心配ですが、ぜひ頑張ってください。
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BLOCKS
2009 年 02 月 01 日 20:20
映画を見る
あっという間に1月も終わり、今日から2月。
休みの今日は、映画「おくりびと」を見てきました。
死者を送り出す納棺という仕事を題材にしたこの映画は話題になっているだけあって、公開してから大分たつのに、賑わっていました。
確かに面白い映画ではあったのですが、最近の映画はどうしても「わかりやすく」してしまう傾向にあるのでしょうか。途中、感動を強要されているようなところが気になりました。
しかし、音楽も良かったし、山形の庄内地方の風景は本当にキレイでした。純粋にそんなところも良かったです。
ところで山形といえば、ブロックスには山形出身、山形の学校卒業という社員がかなりいまして、山形勢が一大勢力となっています。
山形を熱烈に愛しているのを不思議がってみていたのですが、こんなにキレイな風景を見ていると確かにそうなる気持ちがわかりました。
一度、冬に行ってみたいですね。
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思うこと
2009 年 01 月 30 日 22:27
女性が活躍する輝く職場!
今日は、厚生労働省さんの推進する働きやすい職場、環境づくりのお仕事の一環で、女性が活躍する企業として有名なある会社にお話を聞きに行きました。
出産や育児、休暇後の復職など、働く女性にとっての悩みを女性の視点で考え、共に助け合うことで、仕事の価値を高めていこう、良い職場にしていこうと、ずいぶん昔から頑張ってきた会社です。
お会いした人事部の皆さんも全員女性。一人一人が、主体的に、実に楽しそうに働いておられる様子が印象的でした。
厚生労働省が今、ワークライフバランスを提唱し、いろんな制度の導入を進めていますが、この会社は、独自にいろんな制度を作ってこられました。外にある制度を利用するというよりも、一緒に働く仲間の悩みを「どうしたら解決できるか」というところから、昔からの人事制度を見直したり、柔軟に過去のルーツを運用するなど、まさに女性ならではの「やりくり感覚」で、働きやすい職場環境を作ってこられたそうです。
「人事部のお客様は社員だと思っています。」
「あんな人になりたい、という憧れる人の存在が働く意欲を高めるんだと思います」
「制度に人を合わせてもらうのではなく、人に制度を合わせていく」
「どんなに良い制度でも、働く人も甘えては駄目だと言います。まわりへの感謝の気持ちが大事」
「この人とずっと働きたいという思いがベース。なんとかしたいという気持ちで仕組みをつくった」
お話を聞いていると、こんな言葉がどんどん出てきました。
つまり、外から制度を導入するにしろ、中の制度を改善するにしろ、まずは根本となる思想が「働く人を尊重する」「人生を大切にする」というようなところで一環していることが大切で、そこが違うと、どんなに良いものも、うまく機能しないようです。
この道を研究されているある先生が、「制度の決めては、現場の智恵。そして要は経営者の信念」というお話をされていましたが、この会社に出逢って、深く納得しました。
「これで会社がうまくいく!」と宣伝されている、流行の理論や仕組みも、最後の最後は「運用する人」の問題にかかってくるのは、過去に何度も繰り返された「制度の未定着」の歴史が証明しています。
やっぱり、一人ひとりが生き方として、ぶれない軸を持つことが大事なんだろうと思うのですが、難しいところですね。
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素晴らしい会社
2009 年 01 月 29 日 07:48
明るさの源泉
昨日夜は、東京駅のぶどうの樹さんのお店で茨城県経営品質協議会の鬼澤さんや、小川さん、清水さんたちと、ちょっと遅めの新年会をしました。
皆さん仕事が大好きな人ばかりなので、なかなか時間が合うことがないのですが、数年前から1年に一度ぐらいのペースでお食事をしています。
近況、健康、仕事のこと、世界情勢のこと、いろんな話に花が咲きました。
それにしても皆さん、輝いています。明るいオーラの源泉はどこにあるのかと思うのですが、やっぱり人に役立つ生き方がしたいという志の深さなんだと思いました。
私ももっと成長したいと思います。
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思うこと
2009 年 01 月 28 日 07:25
企業のDNA
今日は、遠く北九州からウォシュレットなど衛生機器で有名なTOTO株式会社のお客様本部の皆さまが当社にお越しくださいました。
DOIT!シリーズもずっとご愛顧いただき、日頃からとてもお世話になっておりますが、九州ともなると、なかなかご訪問することができません。こうしてお越しくださるのは本当にありがたいこと。感謝のしようがありません。
そのTOTOさんはグループ全体の価値観、DNAてをもう一度見直そう、お客様への思いを結集しようといろんな取り組みをされておられるそうです。こうした時期こそ、あたふたとするのではなく、深く自分達の存在価値を見直していくことが大事であるというのは、私も共感します。
直向きさ、真面目さ、愚直さ・・・。外部の人間が簡単に言ってはいけないのだと思いますが、お会いする皆さまのお人柄や作られている社内向け冊子などから、そんな企業理念や風土を感じました。
歴史のある企業は本当に奧が深いですね。
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思うこと
2009 年 01 月 26 日 22:35
仕事の原点への感想
先日、バグジーの久保さんと電話で話をしていたら、「あるところで講演していたら、ある人が『ブロックスの仕事の原点が自分の経営のバイブルだ』っていう人がいたよ」と教えてくれました。
知らないところで、そんなことを言ってくださる人がいるとは・・・。
本当に嬉しくなりますね。
ある人からは、先日こんなメールを頂戴しました。
「・・・・今日『仕事の原点5』を観ました。感激です。最後の巻で仕事の原点を言い切った感ですね。5巻(目)は「仕事の原点」の答えですね。すべて「人」につきますよね。・・・」
考えに考え抜いて付けた「仕事の原点」というシリーズタイトルですが、今は本当にこの名前にして良かったと思っています。
来期に向けて、いろんな会社で、いろんな「人づくり」計画が立てられていると思います。
その中で、私達の映像が、少しでもお役立ちできたら、嬉しいですね。
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DOIT!
2009 年 01 月 24 日 17:01
リッツ・カールトンの素晴らしさ
リッツカールトンのレジェンダリー・サービスのセミナーではいろんな学びがありました。
どんなに環境変化の激しい時代であっても、基本的な哲学、信条を変えることはないと断言されるダイアナさんの言葉は本当に自信に満ちていました。
こうした時期においても、他との差別化はやはり心と心のつながりから生まれる感動体験。
お金をかけることでも、豪華な設備を揃えることではなく、一人ひとりがどれだけ感性のレーダーをはり、心から、楽しんで顧客を喜ばせることができるか。お客様が声になされないニーズを先読みし、答えていくことが大切だと仰っていました。
お部屋にお伺いして、ボタンがテーブルに置いてあっただけで、何がお望みかを察して、お客様がご要望される前にジャケットにボタンを縫っておいてあげる。
ゴミ箱にあるチョコレートの包み紙がいっぱい捨ててあったら、次回はそのチョコレートをご用意しておく。
ダイアナさんはこんな例を出しておられましたが、これ見よがしではなく、さりげない、心配りが自然に生まれる文化、風土ことリッツカールトンの凄さだと思いました。
「しなければならない」ではなく、「してあげたい」という気持ちがベースの顧客サービス。とても気持ちいい。
クレド(信条)の中に、「リッツ・カールトンはお客様への心のこもったおもてなしと快適さを提供することをもっとも大切な使命とこころえています。」とか「最高のパーソナルサービスを提供することをお約束します。」とありますが、これは、「努力する」ではなく、「誓い」なのだと、高野さんが教えてくれました。
自分自身へのコミットメントです。だからこそ、深いんだと思います。
「自分を映す鏡」あるいは「モラル・コンパス」という言い方をされていました。
「紳士淑女をおもてなしする我々もまた紳士淑女です」というモットーもゴールドスタンダード。
クレドを何度も何度も確認し、自分自身のものとしなければ、リッツカールトンでの成功はないそうです。
一見、思想の統一のような息苦しさを感じる人もいるかもしれませんが、リッツカールトンの人たちは、みんなこのクレドを、自分の生活の中でも大切にしておられます。
リッツカールトンという仕事の舞台だけで紳士淑女であるような紳士淑女は、本当の紳士淑女ではない。きっとそんな思いなのでしょうね。
ある方が、リッツカールトンで、昔勤務されていたと思われる方が、ロビーで「クレドは今の私の支えになっている」というようなお話をされていたのを耳にはさんで、とても感動されておられましたが、本当に普遍的な経営理念や信条は、人が生きていく上の価値観としてもまったく違和感がないのでしょう。
まわりの人を大切にしよう。
尊敬されるようなふるまいをしよう。
相手の事を気遣おう。
人の喜びが自分の喜び。
相手を名前で呼ぼう。
感じの良いお見送りをしよう。
挨拶は心をこめて。
一般用語で書き出してみると、こう生きたいということばかりです。
私が一番好きなのは、「紳士淑女」のモットー。
高野さんもそうですが、ダイアナさんも、まったく偉そうにされません。
いつもニコニコ。人の話をしっかり聞かれるし、質問には熱心に答える。
謙虚で、勉強熱心。裏も表もまったくない透明さを持っておられます。
リッツカールトンの「顧客サービス」だけをマネして、部下に「感動させなければクビだ!」と圧力をかけるような会社もありますが、本当にマネしなければならないのは、ここじゃないのかと思っています。
日本の会社も凄いけど、やはり世界企業はなかなかレベルは高いですね。
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2009 年 01 月 23 日 09:26
偽善のすすめ
突然ですが、やってみようと思っていても、なかなか行動に起こせないのがボランティア活動なのかもしれません。
今まで、人のことなど考えてもいなかったような人が突然慈善活動をしたりするこの気恥ずかしさや、「格好良くみられたいんだ」とか「いい人に見られたいんだ」と思われることへの抵抗感など、行動に移せない心理的な壁があるのではないでしょうか。
偽善者だと思われるのはやっぱり嫌なものです。
そんなことを考えていると、この間、東京のスタッフ、須賀ちゃんが、「偽善でも売名行為でも、やることで人が助かるんなら、私はやろうと思う」というようなことを言ってくれたのを聞きました。彼女は個人的にもいろんなボランティアをやっています。
私は「なんでみんが躊躇するのか」と考えていたところだったので、なるほど、偽善でいいんだと思ってしまえば意外と簡単に行動できるのかもしれないと、妙に納得してしまいました。
お店の名前や団体の旗を掲げて街頭清掃をしている皆さんの姿に、何となく違和感を覚える人もいると思いますが、その根底の想いがどうであろうと、確実にゴミは減り、街は美しくなっているのは事実です。売名行為であろうと、困っている人にお金が届けば窮地を座れる人もいる。
偽善をやってます!と明るくボランティアを始めてみるのが、一番いいかもしれません。
やっている内に、本気になるということは良くあること。
「人のための美しい行為」などと考えなくても、「自分の体力をつける運動」の為という自己都合で始めてもいいのかも。
偽善と本気の境目を行ったり来たりすることは、自分を見つめるチャンスかもしれません。
自分の満足と社会の満足が一致するんだとか、普段気にしない部分を気にすると、見えてくることがあったり、アクションを起こしてみる、体験してみると新しい発見、気づきはいっぱいあります。
偽善活動は楽しいですよ。
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思うこと
2009 年 01 月 22 日 09:03
働く幸せ
あるお仕事の関係で、川崎にある「日本理化学工業」さんに訪問して参りました。
この会社はチョークを作っている会社なのですが、従業員50人のうち、約7割が知的障がい者の方という本当に素晴らしい会社です。
先日「日本でいちばん大切にしたい会社」(坂本光司著/あさ出版)という本の中でも紹介され、いろんなメディアに取り上げられました。
私も数年前に大山会長にお会いしたことがありますが、50年も昔から障がい者雇用に情熱を傾けてこられた会長の雰囲気は、とても穏やかで、社員を「この子達」と呼ばれるように、まさに「父親」という感じがする経営者です。
その会社の玄関先にこんな言葉が刻まれた記念碑がありました。これは大山会長が障がい者雇用から学ばれた、もっとも大切な言葉だそうです。
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働く幸せ
導師は人間の究極の幸せは、人に愛されること、人にほめられること、人の役に立つこと、人から必要とされることと、の四つと云われた。
働くことによって愛以外の三つの幸せは得られるのだ。
私はその愛までも得られると思う。
日本理化学工業株式会社 社長 大山泰宏
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働くことの楽しさ、素晴らしさをテーマにしている私達には、とても勇気のでる言葉です。
働くことは、決して辛いことではないし、争いでも、戦いでもない。
人が幸せになるための究極のシステムだと思います。
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思うこと
2009 年 01 月 21 日 08:36
212°
今日は「リッツカールトンのレジェンダリーサービス」というセミナーに参加いたしました。
人間を尊重する風土に根ざし、エンパワーされた紳士淑女のスタッフが生み出す顧客サービスの舞台裏には仕組みがたくさんありましたが、そこに、その仕組みを信じ、どんなことがあっても達成していこうという「人の情熱」が存在していました。
212度(華氏)は、沸点。つまり100度ですが、水が100度を超えるとそこから水蒸気になります。その水蒸気は機関車も動かすことができる。99度と100度の差はそれほど大きい。
100度を超えよ!本気になれ!というメッセージがとても印象的でした。99度で止まっていては、何も動きません。
こうした場を提供いただけて、本当に幸せです。
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2009 年 01 月 20 日 22:00
ダイアナさん
明日、セミナーでご一緒するザ・リッツ・カールトンの副社長、リーダーシップセンターの最高責任者であるダイアナ・オレックさんにお会いしてきました。
沖縄教育出版の川畑社長とリッツの日本支社長の高野さん、ジャーナリストの瀬戸川さんもご一緒に、ダイアナさんのお話を伺ったのですが、とても情熱的で知的で、魅力たっぷりの方でした。
川畑さんや高野さんのお話も素晴らしく、このミーティングに参加できただけで幸せです。
リッツカールトンはやっぱり凄いですね。明日が楽しみです。
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セミナー
2009 年 01 月 19 日 23:05
原点シリーズ発売秘話
今日は、「感動を生み出す仕事の原点シリーズVOL.5 人づくり」の正式な発売日。
長い時間をかけましたが、かなり良い物ができた!という充実感に浸っています。
昨日もある社長とお話していたのですが、DOIT!シリーズを愛してくださっている皆さんにとっては、短く編集した映像は、何かもの足らないような気持ちなってしまうようです。
「なぜ、あのシーンがないんだろう」とか
「あのインタビューを入れてほしい」とか
愛してくださっているが故に、新たなご要望も生まれています(笑)。
創刊当初は、ほとんどのお客様が「長すぎる!」とお叱りばかりでしたが、「この映像はいい!長くても使える!」という実感ができると、それがもう「普通」になるんですね。
お客様と共に育つ。
そんな気持ちが大切なのかもしれません。
しかし一方で、私の大好きないろんなお客様から「確かにいいんだよね。でも使いたいんだけど、研修時間は目一杯とっても1時間。その限られている時間で映像を使うと、話し合いの時間も取れなくなる。なんとかならないだろうか」というご相談があり、何とかしてさしあげたいという気持ちはずっとありました。
映像を短くするというのは、結局何かを捨てるということ。
何を捨てるのか?そんなにもったいないことができるのか?
そんなことを考えている時に、生まれてきたのが、テーマ別に編集するというアイディア。
取材を続けるなかで、素晴らしい企業には共通点があることはわかっていました。
そうした共通点をテーマにまとめてみると、より各論の話し合いができるのでは?
短時間の映像を求めている方にも、喜んでもらえるのえは?
そんな議論をかさねて、生まれてきたのが「仕事の原点シリーズ」です。
どこかにある経営論や経営のフレームを持ってきて、そこに合わせる作り方ではなく、
取材した企業の共通点を捜し、DOIT!ならではの切り口づくりに挑戦しようと、
監督と何度も何度も見直したり、シナリオを分類したり、検討に検討を重ねてきました。
出てきた切り口は、言葉にすれば、「おもてなしの心」とか「リーダーシップ」とか
ありきたりの言葉になってしまって、歯がゆいのですが、
その奧の奧には、映像でしか表現しきれない、DOIT!チームならではの独特のニュアンスがあります。
上の写真は、3テーマ目の「チームリーダーの使命」の中に出ている、オートウェーブのマネージャーの指導風景ですが、「厳しくも温かい」というニュアンスは、もう見ていただくしかありません。
今回の「人づくり」編は、全編そんな感じです。
一般的な概念の「人づくり」ではなく、DOIT!の取材で感じていた、リーダーの深い深い人間への愛や慈しみ。マネジメントとか、モチベーションとか、一般的な経営用語では表せきれない「人づくり」への感覚を、ぜひ映像で感じてほしいな~と思っています。
まあ、自分で言うのも何なんですが、とにかく、いいんです(笑)。
ぜひ皆さんに見ていただきたい作品です。
きっと見ていただくと、涙が出てくると思うんですけど、もしかすると、年と共に涙腺が弱くなってきている(前から?)私だけかもしれません。
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2009 年 01 月 18 日 14:36
誰の足だ?
自宅の居間に、長女のコミックが置いてあったので読んでみました。
その中になかなか面白いシーンがあったので紹介します。
本の名前は「あひるの空」(講談社コミックス/日向武史作 )。
その第21巻の第156話「マイフット」の中のセリフなのですが、なかなか深いメッセージでした。
このコミックは、バスケットボールを題材にしたいわゆる成長と友情の物語のようです(詳細は不明)が、このシーンは、ライバルの高校のある少年が主人公として描かれていました。
この高校の男子バスケチームは、最近就任したばかり女性が監督です。部員達は繰り返し繰り返し、厳しい基礎練習を課す監督のやり方に、練習後に愚痴を言い合います。
その主人公の少年は違和感を感じているのですが、同調圧力の前になかなか皆に逆らえません。黙ったまま。
ある日、監督が不在ということで「練習前に40分走をやれ」という伝言がチームに届くのですが、「なんで走らされるのか?」とメンバーは不満だらけ。見てないないんだからさぼろうという声がある中で、その少年は「走る」といって、愚痴をいうだけの先輩をおいて走り出します。
走ってるシーンに次のような自問自答のセリフ。
「これは誰の足だ。俺の足だ。誰の意志で動く。俺の意志だ。走らされるな。」
気づいていく少年に、遠くてその様子をみている監督の表情・・・。
そして、次のシーンで監督が選手達に言います。
「私の仕事はチームを強くすること。しかしこれは強制ではない。」
「この世界には“やらされている”なんて言葉はない。どんなキツイ練習だろうが、どんな理不尽な要求だろうが、最後に決断して動くのは自分自身だ。」
「決断するという事は自らに責を課すということ。他人のせいなんかにするな!嫌ならやめればいい。強くなりたい奴だけがついてこい。」
・・・と、こんな感じですが、ちょっと格好良すぎますか?
漫画の世界は昔から熱めですね、やっぱり。
でも最近の子ども達はこんな本を読んでいるんですね。
しかし、仕事の世界にも「やらされている」言葉はありません、本当は。
それでも「やらされ感」「やらされ仕事」なる言葉はあります。
気持ちの入っていない、見るからに「嫌々やっている」という仕事ぶりの人たちは確かにいます。
しかし、この漫画のように、どんなに納得が行かない業務であっても、やる時は、自分で決断してやっているはずで、「やらされている」なんていう奴隷のような仕事は本来ないはず。
どうしても納得できないのなら、納得できるまで話し合えば良いし、逆らうならとことん逆らう。
これは自分の信条に反する。どうしてもできないということであれば、衝突すればいい。
しかし、一度やると決めたら、やるのは、自分の意志。
働いているの紛れもなく自分であって、誰かに「働かされている」はずはありません。
他人のせいにしているうちは、絶対に楽しくなるはずはないでしょうね。
面白い漫画でした。
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2009 年 01 月 17 日 23:51
それぞれの目標
今日は全員で会議。
正月ということで、一人一枚、パワーポイントで作ってもらった「仕事の目標」と「個人の目標」を発表してもらいました。
目標の内容については、意識目標ではなく、最後に達成したか否かか、結果が測定できるものであることなどの制約は設けましたが、基本的には何を書いても自由。パワーポイントの表現方法も自由にしたので、一人ひとりの発表が実に個性的で、楽しいものでした。
誰の為でもない自分で決めた目標。
やりきることが自分の自信につながります。
そして、一人ひとりの目標を全員で共有することは、もっと大切な気がします。
その後もいろんなことを話し合い、その後は新年会。
わかりあえる時間が持てて、なんだか、とても楽しい一日でした。
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2009 年 01 月 16 日 22:25
映像勉強会(小津安二郎編)
今日は朝から東京の事務所でちょっと変な?(ブロックスらしい)試みがありました。
若手社員の発案なのですが、その内容は、
会社の仲間で「同じ釜の飯を食う」という体験イベント。
共同作業を通して、社内の仲間の絆がもっと深まればということで、朝から早くから出社して、みんなでご飯を炊いて、みそ汁を作って、ワイワイと話し合うという、楽しい朝食会。
(恐ろしいほど具だくさんのみそ汁)
取材したある会社がしていたもので、ブロックスでもやってみたいという森山君の発案が始まりでした。
やってみると、なかなか面白くて、社員同士の距離もグッと縮まります。
どうせなら「手の空いている人は、次回は清掃ボランティア活動をしよう」とか、新しいアイディアも加わって、なかなかいい感じのトライでした。
良かったから、皆さんにもオススメします。(詳しい様子は社員のブログをみてください。)
さて、今日は、中畑監督をお招きして行う「社内映像勉強会」の2回目。
今日の研究素材は、小津安二郎監督の「秋日和」という映画です。
日本映画界の大御所。海外にも影響を受けた監督が多いという小津作品ですから、みんなも目がキラキラ光っています。
親子の絆、良かれと思ってやることがかえって事態をややこしくする人生の機微。
そんな世界を、独特の映像で表現されていたこの作品。
ハリウッド作品のような大事件も大事故も、大恋愛も殺人も起こらない、ごくごくありふれた日常の風景の中に、素晴らしい心理描写があり、私も、つい勉強ということを忘れて、涙ぐんでしまいました。(やばい作品です)
その後は、みんなで印象点や表現技術についての討議をしたり、自社作品の品評やプロセスの反省会をして、仕事をあり方を見直しました。
中畑さんの映像に対する愛情と造詣は、若い社員のみならず、みんなの刺激になっています。
「いい仕事」をするための基盤をしっかり育てたいと思います。
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BLOCKS
2009 年 01 月 15 日 18:18
取材を受ける
今日は、ある情報誌の担当の方が、なんと私達ブロックスを取材にきてくれました。
業績が良いとか注目される企業ではないし、まだまだ出来ていないことばかりの会社なので、何度もお断りしていたのですが、とても熱心に頼まれるので、お受けさせていただくことにしました。
いつもは取材する側で、逆の立場になった訳ですが、第三者の方に質問され、表現するというのは、自分達を整理できますし、とても良い機会でした。
出来ていないことはできていないと正直にお伝えし、自分の思いやこだわりもいつもの通りお話したのですが、取材をする方がとても真面目にとらえようとしてくれるし、ご自身の考えを述べたり、私達のことに共感しながら聞いてくれるので、とても話しやすく、逆の意味で、「取材のあり方」を学ぶ機会になりました。
取材は嬉しいことではありますが、嘘はつきたくありませんし、身の丈以上に映ったり、大げさにみられたくはありません。それでいて、本当のところは、ちゃんとわかって書いてほしいし、出来てないことも、誤解なく、正確に伝えたい。
とにかく、根底の部分で、その人に対して信頼感が沸き上がってこなければ、オープンにはなれません。逆にいうと、信頼関係がないと、良い取材、良い記事など書けないということになります。
その担当の方とは、他のお仕事で信頼が確立していたので、最初からその心配は少なかったのですが、私達のDOIT!などの取材でも、まず自分達が人として「信頼」されるような行動を心がけたいと思いました。
しかし、これが映像となると、相当緊張していたはず。
取材を受けていただいた皆さんに、改めて感謝です。
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BLOCKS
2009 年 01 月 14 日 22:57
試写交流会(無料)がありマス。
早いもので、一月ももう半ば。
気がつけば、365日のうちの14日が過ぎています。年初に立てた目標は続いているものの、仕事はどんどん次の課題や案件がでてくるので、すでに計画が遅れだしたりしています。
一日一日を大切に生きようと思ったばかりなのに、こんなことではいかん!と自分にカツを入れました。
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今日は、先般のメルマガでご案内させていただいた、仕事の原点の「試写交流会」へのご参加申込みを早速いろんな皆さんから頂いていると聞き、今から私も楽しみです!
知らなかった・・・!という皆さんに改めて日程をご案内しておきます。
◇東京開催◇
【 日 時 】 ●2月03日(火) 18:15~20:15 ●3月05日(木) 18:15~20:15
【 場 所 】 エステック情報ビル(新宿) 東京都新宿区西新宿1-24-1
◇大阪開催◇
【 日 時 】 ● 2月19日(木) 18:30~20:00 ● 3月19日(木) 18:30~20:00
【 場 所 】 ユーズ・ツウ(梅田) 大阪市北区梅田2-1-18
【申込方法】 東京開催・大阪開催ともに、お電話・FAX・Eメールにて受け付けております。
先着順とさせていただいておりますので、お申込みはどうぞお早めに!
・電 話 : 0120-073-396
・F A X : 0120-073-397
・Eメール : info@blocks-net.co.jp
※参加者氏名、会社名・部署名、役職名、住所、郵便番号、電話番号をご連絡下さい。
★無料試写交流会に関するお問合せは、お気軽にどうぞ!
・電 話 : 0120-073-396
・Eメール : info@blocks-net.co.jp
(担当:東京開催→綾部/大阪開催→持田)
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勉強会
2009 年 01 月 13 日 08:06
親孝行
休みの日に義父のお墓参りに行ってきました。
タクシーの運転手をしていた義父は、数年前に他界しましたが、口下手でしたがとても温厚でいつもニコニコとお酒を飲んでいました。
仕事中に倒れてから寝たきりの生活でしたが、私も仕事ばかりの日々で、なかなか話をする機会もなく、親孝行らしい親孝行ができなかったことを、今になって後悔しています。
あっという間に年が過ぎていきますね。
毎日を大切に生きたいです。
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思うこと
2009 年 01 月 12 日 07:55
成人の日
成人の皆さん、おめでとうございます。
「世の中が混沌としている、こんな時代に大人になるなんて」と思うか
「今こそ俺たちの出番だ」と思うかは人それぞれですが、
大人になれば、否応無しにいろんな試練が待っています。
試練がないほうがおかしい。
「世の中は思い通りにならないから価値がある」のだと思っておくほうが良いのではないでしょうか。
思い通りにならないようになっているのは、そこに向かっていくことが成長につながるから。
逃げずにいく方が楽しいと、どこかで気づく時がきます。(気づくのがかなり遅い私のようなのもいます)
「いい時代」に生まれてきた成人の皆さん、頑張ってください!
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思うこと
2009 年 01 月 11 日 18:54
水呑地蔵
私は大阪の八尾市に自宅がありますが、八尾市から奈良に抜ける十三峠という街道沿いに「水呑地蔵」(みずのみじぞう)という地蔵尊があります。
ここには、弘法大師さんが峠を越える旅人のために祈願して得た霊水という湧き水があって、ポリタンクを持って水を汲みにくる人もいます。
そんなに有名な場所ではないので、訪れる人も少ないのですが、この地蔵尊内の展望台からの景色は素晴らしく、私は時々夕陽を見に行きます。
大阪平野が北から南まで広く望むことができ、夕景も夜景もなかなかのもの。
今日は雲が多く、日が暮れる頃だったので、あまりいい写真ではありませんでしたが、こんな感じです。
ここでボーっとしていると本当に身も心もゆっくりします。
でも今日はかなり寒かった・・・。
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2009 年 01 月 10 日 14:53
天然ホスピタリアン
うちの天然ホスピタリアン(?)綾部さんが、以前、マスクをされておられたお客様がこられた時に、お茶と一緒にのど飴を出してあげていました。
ある自動車販売のお店では、雨の日にお客様を駐車場まで送った後、次のお客様が嫌な気持ちにならないようにと、びしょぬれの傘をぞうきんで拭いていました。
ある美容室のスタッフは、お客さんに送るDMに四つ葉のクローバーを貼ってあげたいと、休みの日に探しにいってあげたそうです。出したDMは4通だったとか。
この三人に共通するのは、誰かを感動させよう、喜ばせようというような気持ちがまったくないこと。
「凄いね~」などというと、きっと「何の話ですか?」と、本気で尋ねてくるに違いありません。
天然とは、そんなもの。
私はこの「天然ホスピタリティ」が大好きです。
これ見よがしの「感動サービス」ではない「普通感覚」。
「天然」というと特別天然記念物のような感じもしますが、もしかすると誰もが潜在的に持っているもので、ほとんどの人が出し惜しみをしているか、自分自身で気づかないでいるものなのかもしれない。そんな気がします。
天然の人たちを見ていると、どこかで見返りを求めている私の醜さが路程して嫌になりますが、今年は少しでも天然に近づいていきたいと思っています。
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思うこと
2009 年 01 月 09 日 18:30
老後が楽しくなる場所、サンシティ
DOIT!を教育にご活用しただき、いろんなことで親しくお付き合いをさせていただいているハーフセンチュリーモアさんは、「もう半世紀をすこやかに」というテーマを掲げ、サンシティという新しい概念の高齢者向けのマンションを全国に展開している企業です。
施設や設備(ハード)の素晴らしさもさることながら、この会社が一番大切にされてきたのが「人による“おもてなし”」(ソフト)。
一人ひとりが、自分の判断で、その人にとって一番良いと思うことをやる。
そんな自主自律の組織風土をベースに、その人がその人らしく、生き生きともう半世紀を過ごせる「理想の終の棲家」を追求してこられました。
昨年、そのハーフセンチュリーモアさんが、我々ブロックスに、社員教育と理念や考え方をご紹介する映像制作をご依頼いただき、一年間かけて作成してきた映像があります。
それがこの写真。
「理念・概要」編の他、新人さんや既存メンバーの教育用の「おもてなしの心」シリーズが3部作(基本編・レストラン編・ケアサービス編)というシリーズです。
ドキュメンタリーの手法で、働く上での「一番大切な心」を伝えることを目的に、スタッフの皆さんの元気な活躍ぶりをDOIT!風にご紹介しています。
私も含め、DOIT!のスタッフが、DOIT!の方法で客観的に取材する。私達にとっても初めての業界。
そして、サンシティで働く方は皆さんが明るく、前向きで、いきいきとした方ばかりです。取材の一年間は本当に楽しく、エキサイティングな時間でした。
今日は、その映像が実際活用されてどんな効果や反響があったのか、しっかりと検証させていただきたいとお願いし、制作責任者の西川聡(弟)とスタッフの須賀と一緒にお伺いしてきました。
こうした「老後」の問題は、これから大変重要なことなのに、核家族化が進み、身近に「老後」を感じる機会が少ない中では、切実に考える場面があまりありません。
しかし、仕事を終え、残りの人生を考える時に、住む場所や介護のことは、誰にも平等に訪れる問題です。
私も、このお仕事を通して、いろんなことを考えることができました。
以前、このDVD制作をのことを、ブログで書かせていただいたら、何名の方から、「完成したら見てみたい」というお問い合せをいただいておりましたので、今日、ご担当の國武さんにご相談したら、「ご希望の方にはDVDを送りますよ」と仰ってくださいました。
という訳で、もし、このDVD(概要編)を見てみたいという方は、ブロックス東京事務所までメールを送ってください。
老後の暮らしや住まいなどにご興味のある方には、ハーフセンチュリーモアさんから、無料でお届けしてくださるそうです!
★メールアドレス:info@blocks-net.co.jp
(「ハーフセンチュリーモアさんのDVD希望」とお書きいただき、お届け先の住所、お名前、電話番号をお書きください。)
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思うこと
2009 年 01 月 08 日 17:59
ベルさんの「人づくり勉強会」(50回!)
東大阪の元気で明るく楽しいビルメンテナンス会社「ベル」さんでは、社員や仲間が共に成長しようと、当社のDVDを見たり、講演を聴いたりする「人づくり勉強会」を続けておられます。
DOIT!シリーズや仕事の原点を使ってくださっているので、前からぜひ活用現場を見させていただきたいと思っていたところ、記念すべき50回目にあたる今回、ようやくそれが実現しました。
担当の阿南さんから事前に、「DOIT!で勉強してきたメンバーなので、せっかくだから何か話してください」と頼まれていましたので、今回は、1時間、時間をいただき、私がどんな気持ちでDOIT!を続けてきたか、どんなことを学んだかという話をさせていただきました。
ベルの奧社長はとにかく明るく元気な社長。社員の皆さんも前向きで、プラスパワーが炸裂しています。同席されていた奧社長の経営者仲間の皆さんも、同じ空気です。
ですから、とても話もしやすく、気持ちよい時間を過ごさせていただきました。
しかし、こういう「プラス指向」の皆さんは、どんなお話でも感動される、素晴らしい受信能力をお持ちだと思います。もしかすると赤ちゃんがしゃべっても、何かを学ばれるのではないかと思うほど、学ぶ意欲がビシビシと伝わってきました。
質疑応答の後は、会場をセットしてみんなで鍋パーティ。とにかくアットホームで楽しい勉強会でした。
やっぱりやるなら、こんな熱い空気の勉強会をしたいですね。
私が一番刺激を受けた気がします。
奧社長、ベルの皆さん、勉強会仲間の皆さん、本当にありがとうございました。
大阪から日本を元気にしていきましょう!
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勉強会
2009 年 01 月 07 日 20:58
仕事の原点Vol.5、予約受付開始!
本当に長い間お待たせしてしまいました!
練りに練り、考えに考え、こだわりにこだわった「仕事の原点シリーズ」の5巻目、「人づくり」編。本日からご注文の受付を開始させていただきました。(遅くなって本当にスミマセン)
今回の「人づくり」は、企業として「人の成長」をどう考えていくか。どのような人材育成をめざすのか。まさに究極の目的といえる内容です。
3部構成になっているこの仕事の原点「人づくり編」。
今回もDOIT!の企業の共通点を、3つのテーマにまとめてみました。
●テーマ1の「人づくり愛」は、社員育成の根本になる想いがテーマ。家族を思うような愛情こそ人づくりの基本だと、3つの事例(ホンダカーズ中央神奈川、新和建設、かぶらや)からジワッと伝わってきます。
●テーマ2の「心を育てる」は、CSやESの基本となる「思いやり」や「優しさ」など人間的な魅力を高める教育にスポットを当てました。スキルや知識ばかりの研修では、本当に強い組織にならない気がします。バグジーと七福醸造さんの映像が、グッとくる内容です。
●テーマ3の「チームリーダーの使命」は、経営者ではなくチームのリーダーに焦点をあて、日頃のマネジメントや部下への関わりを考えようという内容です。
オートウェーブのマネージャー川島さんとバグジーの店長、稔さんの人づくりへの熱い情熱に、グサッとくる人も多いはず。
この映像の中に出てくる言葉ですが、「経営者は何を残すか。財産を残すよりも、人を残すこと。」まさに、「人づくり」とは、この言葉に尽きますね。社会に役立つ立派な社会人をどれだけ育てることができるか。これが経営の究極の目的なのだと改めて感じています。
社内の試写会でも、少し涙ぐみながら、みんな感動してくれていました。
「人づくり」をいろんな角度から見直す勉強会にぜひ、使ってみてください!
間っ違いなく、感動するビデオになっています。ホントです。
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DOIT!
2009 年 01 月 06 日 20:55
年賀状
今年も皆さんからたくさんの年賀状をいただきました。
皆さんの近況や今年への想いが伝わってくる年賀状はいい習慣だと思います。
私も自宅用と合わせて今年は600枚近く書かせていただいたのですが、出していなかった方から年賀状をいただき、今日は焦りながらお返事を書いていました。
DOIT!取材先企業の社長の皆さんからの年賀状も届いていました。
皆さん、この不況に対することを書いておられましたが、どなたも基本は「これまでのやり方をぶらさずにしっかりやる」というスタンス。
やっぱり、たくさんの苦労をしてきた方はこれぐらいのことで右往左往されないようですね。
ある経営者の年賀状にこんな一文がありました。
「・・・いつも右肩上がりだった訳ではなかったはず。原油がピークの4分の一も下がったのに、上がる時だけ報道する。暗い報道ばかり。もっと明るいことも報道しなければ、関係ないところまで風評被害になる。子供頃の貧乏生活を思えば、まだまだ幸せ。・・・・(中略)・・・今年もプラス思考で前向きに活きます」
私が尊敬する経営者。自らの商いを伸ばす一方、困っている小さな商店の再生に携わってこられた方です。
常にお客様と現場を見つめてきた目は、マスコミ報道などに騙されません。
確かに不況なのでしょうが、漠然とした不安に暗澹とした気持ちになる人から駄目になっていく気がします。
「今年はバカになって笑いまくる」と書かれた年賀状もありましたが、本当にそうかもしれません。
みんなでバカになりましょう!
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思うこと
2009 年 01 月 05 日 16:29
仕事始め&今宮戎さん
今日から仕事始めです。
昨日は、神戸の中畑監督のご自宅でゆっくりとさせていただき、たくさんの話をし、自分の中でもいろんなことの整理がついた一日だったので、今日は本当にすっきりした気分で仕事に臨んでいます。
ブロックスでは、毎年仕事始めの日に、みんなで今宮戎さん(大阪のスタッフ)にお参りにいくのが恒例行事。東京は新宿の花園神社さんに参らせていただきました。
戎さんは10日が本番なので、今日はガラガラです。広々とした境内でみんなで参拝し、健康と商売繁盛を祈願してきました。
(一部欠席ですが、今年も元気な大阪スタッフ)
ところで私は今年の休みに、いろんな本を読みました。
本は取材の資料として読むものと、自分の勉強のために読むものがありますが、今年は自分の勉強の割合を増やしていきたいと思っています。
しかし、考えてみれば、過去の優れた経営者や思想家の奥深い世界にたった数千円で触れることができることは凄いことですね。今年はどんな本に出会えるか、楽しみです。
さて、走り出した2009年・・・。
長いマラソンにスタートした気分です。いろんな意味で楽しみです。がんばるぞ~。
今年は自分の体質改善もテーマです。仕事だけじゃなく、すべてにおいていい一年にしていきたいと思っています!
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2009 年 01 月 03 日 22:22
新年あけましておめでとうございます。
新年あけましておめでとうございます。
お正月も今日で3日目。皆さんはどんなお正月をお過ごしでしょうか。
私は、31日から家族で奈良の温泉に行き、ゆっくりとした正月休みを過ごしていました。旅館には2泊したのですが、その間、初詣に行ったり、本を読んだり、温泉に入ったり、散歩をしたり・・・。家族水入らずの正月はなかなか楽しいものでした。
2日の日は娘二人が来年高校と大学の受験ということで、京都の北野天満宮さんにお参りに。
さすが学問の神様。全国からおまいりに来ているのかもの凄い人が参拝していました。神様も大変ですね。
(上の写真は神の使いの牛、下は境内の梅のつぼみ)
さて、2009年もいよいよ始動。
昨年から世界経済は混沌としていますが、今年は大きな変化の年になることは間違いありません。
不況の波は否応なしに私たちに押し寄せてきます。でも、波は誰にも押し寄せるもの。一人だけが苦しい訳ではありません。みんな一緒。
こんな時こそ慌てず騒がず。「明るく、前向きに」、一歩一歩着実に歩んでいこうと思っています。
ところでこの写真(下)は、正月に散歩していたときに、あるお寺の玄関に貼ってあったものです。
「人間の底力は逆境でつくられる」ということならば、今年は底力をつくる大チャンスの年ですね!
ポジティブにいきましょう!
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