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2020 年 10 月 19 日 18:25

恩情の連鎖で人が育つ

 先週はバグジーの久保社長、西精工の西社長をゲストにお迎えし、「未来×幸せ経営フォーラム」の第二回目を開催させていただきました。今回のテーマは「大家族主義の経営と人材育成」。そのことに全力を尽くしてこられたお二人のお話を少しご紹介します。
 
   そもそも大家族主義とはどんなことなのでしょうか?
  「もし、自分の子供ならどうするか?」「もし、自分の妹、弟ならどうするか?」。判断する時に、“自分の家族ならどうするか”と考える経営を家族主義と呼ばれています。例えば遅刻が続く後輩がいたら、普通の会社なら罰則で管理しようとしますが、大家族主義の会社は、自分の弟ならと考えます。「目覚まし時計を買ってあげる」「起こしにいってあげる」…バグジーの中では仲間がそんなことを言い出して対応するようです。入社してくれた社員を自分の子供のようにみんなで育てる。仕事を超えて悩みを共有し、親身になって新人を育てていくのは両社に共通する文化です。
 
    自分の時間を使って、その子を一生懸命に育てる先輩たちの恩情をいっぱい受けた人は、先輩に好意を持ち、慕うようになる。「ここまで自分のことを思ってくれているんだ」と上司に恩情を感じた後輩は「よし、もっと成長して期待に応えよう」と頑張ります。「部下の成長は、上司の恩情の量で決まる」という久保社長の言葉の通り、部下の成長は、上司の恩情の量に比例していくのでしょうか。
 
    そして、そんな上司の恩情をたっぷりと受けて育ってきた人は、次に自分に後輩が出来た時に、その恩を返していこうと、親身になって後輩を育てます。そんな「恩情の連鎖」が広がっていくのが大家族主義の経営です。
   半沢直樹のドラマでも「施されたら、施し返す」という名セリフがありましたが、やはり上司からめいっぱいの愛を受けた人は、お客様や後輩に愛を返していこうと思うのでしょう。人材育成の手法はいくらでもありますが、いくらテクニックで人を育てようと思っても、その奥に「愛」がなければ、伝わる訳がありません。人材育成のベースは、上司が部下を自分の身内のように思う気持ち、つまり心の底から「成長させてあげたい」と願う気持ちだと思います。
 
   激動の時代だからこそ、人が育つ会社は、これからどんどん輝いていくはず。恩情の連鎖、大事にしていきたいですね。
 

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2020 年 10 月 13 日 11:53

先輩がマニュアル

 ホンダディーラーでCSが常にトップクラスのホンダカーズ中央神奈川さんで、以前、こんな話を聞いたことがあります。日本経営品質賞を受賞している会社ですが、審査員が事前調査に訪問した時に、「貴社には接客のマニュアルがありますか?」と質問をされたそうです。CSが高い会社だからきっと接客マニュアルがあるはずだと思われたのでしょう。しかし、この会社には接客マニュアルはありません。そこにいた社員が「紙のマニュアルはありませんが、うちでは先輩がマニュアルなんです」と答えたそうです。尊敬する先輩の姿をみて、自然と身に付けていくのがこの会社の伝統だということです。

 審査員の目線は、接客マニュアルがなければ標準化されず、バラつきが生じるのではないかということだと思いますが、この会社は何年も連続してCSナンバーワンに輝く会社ですから、現実は接客マニュアルがなくてもみんなが質の高い、いい接客をしています。
 では、どうしてみんなが質の高い、いい接客をしているのか?それは審査員が求めるような科学的な答えではないのかもしれませんが、私は「社風」だと感じました。トップを筆頭に、みんなでお客様を大事にしようという空気感。「朱に交われば赤くなる」といいますが、いい社風の中にいると、自然とみんなが「いい接客になる」というのが、マニュアルがなくてもできる理由ではないでしょうか。これは、バグジーさんでも、川越胃腸病院さんでも、伊那食品工業さんでも感じたこと。いい社風がある会社は、マニュアルではなく、先輩たちの後ろ姿で若い人が育っています。

 「そういう社風があればいいけど、うちにはない。」という声が聞こえてきそうです。確かに社風がないなら、接客マニュアルを作って形だけでも整えないとお客様満足は高まりません。確かにそういうアプローチも大事なのかもしれませんよね。しかし、どんなにいい接客マニュアルを作り、教育をして現場に出したとしても、理念に共感して働いていない先輩が傍にいると、若い人はそちらに影響を受けてしまうのも事実。いい社風もあれば、悪い社風もあるように、社風の影響力はあなどれない気がします。

 ただ、私が取材させていただいたいい会社の経営者は皆さん、「いい社風をつくるのは時間がかる」と仰っていました。人々の考え方や意識の問題ですから、そう簡単につくれるはずがありません。それでも、諦めずにいい社風をつくろうと努力を続ける。そんな粘り強い経営者だけが「いい社風」がつくれるのでしょう。
 自社の社風、皆さんはどのように感じておられますか?

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2020 年 09 月 29 日 10:37

伊那食品工業の「未来を見据えた経営」と「社員のやる気」

 コロナ禍の中で日本を元気にしようという思いを込めて、新しいセミナー「未来×幸せ経営フォーラム」を立ち上げ、4回シリーズの第1回目を先週の木曜日に開催させていただきました。たくさんの皆さまにオンラインで参加いただき、誠にありがとうございました。毎回、新しい挑戦はドキドキします。でも、その緊張こそ、生きている実感でもあり、挑戦することの大切さを感じる時間でもありました。

 「未来×幸せ経営フォーラム」は、毎回、経営者や専門家をゲストにお迎えし、私(西川)と鼎談をするという企画です。今回は、伊那食品工業の塚越社長と、経営品質やリーダーシップ教育で昔からお付き合いのある鬼澤慎人氏をお迎えし、「どんな時代にもぶれない年輪経営」というテーマを掘り下げていきました。

 60年近く増収増益を続ける伊那食品工業さんをしても、このコロナ禍で業績が下がっているそうです。当初は経費削減という方向になっていたようですが、見通しが立ってからは、どんどん経費を使いなさいという元の方向に戻されたそうです。
 ご存じの通り、この会社の方針は「経営の目的は社員を幸せにすること。社員の幸せを通して地域や社会に貢献する」というものですから、経費を使うということは少しでも社員を快適にしてあげたいという理念を実現すること。塚越顧問は以前から「自社の経費は他社の売上」と仰っていますが、取引先に値段交渉をしたり、値切ることは一切されません。だからこそ、取引先からも信頼され、伊那食品工業を尊敬する人が増えていくのでしょう。経費に対する考え方から違っています。
 しかし、こうしたことができるのも、以前から、常に将来のことを考え、商品開発に力を入れたり、品不足による相場価格を解消するために海外に原材料の調達先を開発したり、寒天の需要創造のために新しい用途を開拓し続けるなど、未来へのタネをまき続けてこられたからこそ。「目先の利益に惑わされず、遠きをはかることが豊かになる」という二宮尊徳氏の思想をぶらされなかったからです。

 こうしたしっかりとした経営の基盤づくりと共に、伊那食品工業さんには、「社員同士が家族のように安心して働く土壌」があります。社員のことを「伊那食ファミリー」と呼んでおられます。この会社には、売上を上げるために社員を競わせる成果主義もなければ、上司と部下、部門間の壁もありません。新人さんも「ここでは何を言ってもいいんだ」という感覚を持ち、安心して発言をされています。
 成果主義もなく、昔からの年功序列の賃金制度で、どのように社員のモチベーションを高めているのでしょうか。気になって質問をさせていただきました。答えは社員が幸せを実感しているから。会社からのたくさんの思いやりを感じているからこそ、お返ししようという気持ちになっておられるようです。
 セミナーの途中で急にインタビューさせていただいた社員さんは、「あこがれる先輩がたくさんいます。その存在が私のモチベーションです」と言われていました。輝いて働く先輩の姿から、一生懸命に働くことで自分も成長できるというイメージがわいてくるのでしょう。感謝の心や成長の実感。外発的動機で生まれない、純粋で良質なモチベーションが生まれているようです。

 未来を見据えたしっかりとした経営(ビジネス)と安心して働ける職場から生まれる社員のやる気。いい会社に共通するキーワードですね。次回のゲストはバグジーの久保社長と西精工の西社長。そうした「安心して働ける職場」をどう実現していくのか、リーダーは何をすればいいのかをテーマに開催する予定です。また、皆さまとお会いできることを楽しみにしております。

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2020 年 07 月 15 日 08:41

左手を大事にする

 先日、バグジーの久保社長に「人間の達人 本田宗一郎」(伊丹敬之著・発行:PHP研究所)という本を紹介してもらい、読み始めたところ、その人間的な魅力に圧倒されてしましました。若い時から本田宗一郎さんの生き方や他社と一線を画す企業姿勢にあこがれを抱いていましたが、この本は本田さんの実際のエピソードや言葉から、人間性、人柄を表現することに主眼が置かれていて、まるで本田宗一郎が傍にいるような気持ちになります。
 いろんな逸話がありましたが、私が心に残ったのは「右手と左手」の話です。
 本田宗一郎さんは、きわめて仕事に厳しい人でしたが、それでも人が「オヤジさん」といってついていくのは、働く人に対して常に温かい視点をもっておられたからです。その中でも、特に裏方で働く人、目立たない仕事をする人にはさらに温かい視点で接しておられたそうです。こんな言葉を残されています。

 「ハンマーをふるう右手は、いつも目立ちますよ。逆に左手は影になって、いつも犠牲になって。だから必要ないかといえば、とんでもないことで、左手があるからこそやれる。人間の組み合わせもそうじゃないですか。地味にやっている人たちがあればこそ、何とかなる。そういう左手を右手はかばってやることです。いや、必要以上に可愛がってやっていいんじゃないですか」

 本田さんはこの言葉を実践するように、社長退任後に全国700か所の現場の人たちにお礼を言いに握手の旅をされたり、工場を訪問した時に、車を作った人の写真が展示されているのをみて、「食堂のおじさん、トイレ掃除のおばさんの写真はどこにある!」と怒鳴られたりと、常に裏方の人への温かい視点を持っておられたそうです。
 確かに、売上をとってくる営業や宣伝などの仕事のような目立つ仕事も、食堂や掃除、メンテナンス業務などの裏方の仕事があって成り立っているのに、いつも目立つものばかりに光があたります。ホンダが短期間でここまで大きな会社になったのは、こんな思想がベースにあったからこそ、みんなが一生懸命に働いていたからなのかもしれませんね。
 相手の気持ちになってその人のことを思いやる。こんな基本に徹底的にこだわって生きてこられた本田宗一郎さん。この素晴らしい人柄に追いつくことは難しいことですが、少しでも近づいていきたいです。

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2020 年 02 月 03 日 15:54

働けることの幸せ

 DOIT!シリーズでも大人気の伊那食品工業。創業者の塚越寛さんは、斜陽産業であった寒天の製造業を少しづつ改革し、社員の幸福を追求しながら、理想の会社をつくられていきました。50年の間、一人もリストすることもなく、増収増益を続けておられます。

 そんな塚越さんの経営の原点は高校時代にあるということを伺ったことがあります。
 塚越さんは高校生だった17歳の時に結核を患い、入院を余儀なくされてしまったそうです。当時、結核は死の病と言われたほど大きな病気。入院は3年にも及び、高校を中退せざるをえなくなってしまいます。
 みんなが楽しく学生生活を送る姿を横目で見ながら、ずっと病室で療養する日々が続きます。哲学書や経営書を読み続けたそうです。

 しかし結核は治り、奇跡的に回復した塚越さんは、働こうと就職活動をするのですが、中卒の塚越さんを雇ってくれる会社がなかなか見つかりません。悔しい思いをしながら、なんとか製材業の会社に就職できました。この会社で塚越さんは本当に一生懸命働いたそうです。病気で過ごした日々を考えると、生きていること、働けることが嬉しくてしかたない。幸せを感じたと言われます。

 働きぶりや言動が経営者の目にとまり、その会社の関連会社で業績が悪化していた「伊那食品工業」の立て直しをするようにと抜擢されることになりました。塚越さんは、その時はまだ21歳。しかし、与えられたその仕事に感謝し、また、一生懸命に頑張られます。それから、伊那食品工業は業績を回復し、創業以来一度も赤字を出すことなく50年以上成長していくのです。

 あるインタビューで当時のことをこのように仰っています。
 「260人いた高校で私だけ。一番苦労していたから栄養失調で肺結核になった。みんな進学していくのになんで俺だけが中途で退学なのか。こんな不幸があるのかと、病院で入院している間も、歩いている人を見て“あの人たちは歩ける幸せなんて感じていない”と、そう思った。だから歩けるだけで幸せ。だったら働けるなんてもっと幸せ。健康で働けて、そんな幸せはないって、自分は思った。」
 健康で働けることが嬉しくてしかたない。「私は職業を変えようなんて思わないし、仕事を喜々としてやってきた」と仰っています。

 この話を伺って、塚越さんが幸せに対して人一倍こだわってこられ、社員の健康や幸せにこだわれる理由がわかります。しかし、本当に伊那食品工業の社員の人たちが「幸せ」を感じているのは、こういう社員を大切にしてくれる経営者がいてくれることや、福利厚生が充実していることだけではないように思います。
   塚越さんが自分自身で示されてきた「どんな状況であっても感謝を忘れず、置かれた場所で、一生懸命に働く姿」こそ、伊那食品工業の人たちの「幸せな働き方」の見本になったのではないでしょうか。
 「働けるだけでもありたい」。あふれるばかりの豊かさの中で、私たちはつい、忘れそうになりそうなことですが、ここが幸せの原点かもしれませんね。

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2020 年 01 月 21 日 09:38

ホワイト企業大賞

 今年で6年目となる「ホワイト企業大賞」の授賞式が、昨日、東京で開催されました。私も初回から企画委員としてお手伝いをしておりますが、年々応募企業が増えてきて、この活動の広がりを感じています。「ブラック企業」ばかりが世間をにぎわす中で、社員の人たちが幸せを感じ、いきいきと働く企業をめざす会社を世の中に少しでも増やしていきたいというのが、ホワイト企業大賞の主旨です。  しかし、こうした経営には「これで100点」というゴールがありません。「賞」を獲ることが目的にならないように、あえて審査基準などを設けず「共に成長していこう」という姿勢を大事にし、委員も含めて「ホワイト企業とは何か」を探求し続けています。今年度も、たくさんの「ホワイト企業をめざす企業」の皆さんが、会場に集まられ、共に学びを深めました。  その中で、企画委員の一人である原田教育研究所の原田隆史さんが、「“目標”というのは目に見える世界。いつまで、どこまで、どれくらいというのが見える。“目的”は何の為に、誰の為にという見えない世界。ラグビーの日本代表は目的があったから活躍できた。これからは目に見えない世界が大事な時代だ」ということを仰っていましたが、まさにホワイト企業大賞は経営する目的や働く目的を考える場であると思います。事業で「いくら儲ける」という目標も大事ですが、それを実現するにも「何のためにやるのか」が決まっていないと力が出てこない。原田さんの言葉に私も共感します。 ぜひ、皆さんも応募を通して、ホワイト企業への道を歩んでみませんか? http://whitecompany.jp/whitecompany/6-1.html

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2019 年 10 月 29 日 12:02

伊那食品工業の会社に学ぶ「家族」という組織づくり

 先日、伊那食品工業さんに経営者の皆さまをお連れするベンチマーク研修をお手伝いする機会があり、改めて「社員を家族のように思う」経営に触れ、その大切さについて考えました。
50年以上に渡って増収増益。リストラをしない、急成長をしない。あのトヨタ自動車さんも見本としようという会社です。そんな伊那食品工業の理念は「いい会社をつくりましょう」というものですが、それは関わる社員が 一丸となってみんなで幸せになろうという思いがあります。経営の判断軸は、社員の幸せにつながるかどうか。大切な家族の一員であるからこそ、大切にするのは当然だという考え方です。

 例えば、この会社に評価制度はありません。家族の一員を評価して食事の量を決めるような家庭がないように、業績だけで評価するようなことはしない。昔ながらの年功序列がいちばんいいと言われています。
 家族ですから、お互いを支え合うのは当然。だから、当然のように部門の垣根もありません。
 家族ですから、みんなで旅行に行く。だから社員旅行もみんなが参加して楽しみます。
 家族は自分の家の掃除をみんなでする。だから、掃除はあたりまえのように全員で行います。
 家族の中心は父親(今は違うこともありますね)。会社の場合は社長です。この会社でも、やはり父親は尊敬される存在です。しかし、父親だからといって偉そうにするようなことはありません。いい家族が父親も母親も子どもたちも、みんなが尊敬しあって助け合うように、みんなでいい会社(家庭)をつくっていこうというのが伊那食品工業という会社です。

 こうした家族のような社風の中では、社員にどんな意識が育つのでしょうか。社員の人たちに聞いてみると、やはり「自分達の会社」ということを強く意識されていました。「いい会社をつくろう」という目的に向かって、一人ひとりが自分の役割を果たす、みんなで協力する。2年目の女性スタッフが、「土曜日曜も楽しいけど、月曜日から金曜日も楽しい」と話してくれましたが、会社が家族なら、当然かもしれません。
 塚越社長が、家族のように何でもみんなで行う「伊那食品工業の文化」についてこんなことを仰っていました。「例えば掃除。一般的には分担を決めて一人一人で区間を掃除する方法もあるが、うちはみんな全体をやるんです。なぜならば、その方が楽しくなるから。楽しくなると意欲がわいてくる。だから、うちはみんなでやるんです。」
 効率化、成果などが騒がれた時代に、会社はドライでシステマティックなものというイメージになり、助け合いや協力があまり生まれなくなってしまいましたが、逆に、今、「家族」をコンセプトにする伊那食品工業のような企業のほうが成長しています。
 私たちは、会社というもののあり方をもう一度見直す時期に来ているのかもしれませんね。

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2010 年 03 月 19 日 18:33

親子のような関係がいい

ホンダカーズの相澤会長に会ってきました。
やっぱり私にとって、あこがれの経営者。もう70才ということですが、本当にお会いする度に若返っておられる気がします。
タクシーで1時間ほど、新しい秘書の渡辺さんと一緒に、いろんな話をさせていただいたのですが、いちばん印象に残っているのが、会長と渡辺さん(女性)の親子のような会話。
冗談を言う会長。会長に対して臆せずしゃべる渡辺さん。
尊敬し合い、お互いを好ましく思い、会長と秘書とは思えないフランクで対等な人間関係が素晴らしかった。
「私は偉いということで人をひっぱったことはない」とおっしゃっておられましたが、この人間関係はまさにそんな感じです。
渡辺さんに会長は恐い?と聞いてみると、「いや全然恐くないですよ。恐いというよりうるさいかな?ねえ会長!」なんていう感じで、何でもオープンに話されます。
私にとって、こんな空気が理想の上下関係です。

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2009 年 10 月 09 日 21:11

二代目と三代目

今日は福島は郡山に取材に行きました。
台風の後、東北はもうすっかり秋の気配。もう寒くて上着が欲しくなりました。

今日お会いしたのは親子三代でご商売をされているお店です。
三代目にすべてを委ねて、ニコニコと見ておられる会長。
会長のやってきた経営を大きく変えながらも、決して対立の構造を作らなかった社長。
「謙虚」と「誠実」というDNAが見事に伝承されていました。
見事な事業継承。
会長が素晴らしいのでしょうか。社長が素晴らしいのでしょうか。
いい関係に、とても気持ちが良くなりました。

【昨日の曙橋】

台風が過ぎ、綺麗に晴れ渡る空が広がる曙橋。
ブロックス東京オフィスはこの近くにあります。

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2009 年 08 月 18 日 14:32

制度を活かすもの

以前、短時間正社員をテーマにした映像で取材をさせていただいたクレディセゾンさん。
社員の6~7割が女性、結婚や出産後も安心して働ける環境づくりに、かなり昔から取り組んでこられた企業です。

以前もこのブログで書かせていただいたのですが、こうして社員が安心して働ける環境は目に見えるような成果がすぐに現れるものではないのですが、長い目でみて確実に企業に大きな力になっていると思います。
育った人材が定着すること、やる気のある女性が集まってくること、ノウハウやDNAが伝承されること、無駄な教育費や採用コストがいらないこと・・・、そして何より信頼されている、大切にされているという安心感は、働く人の基本的な欲求であることは間違いありません。

でも、制度を作ればそれでいいのかといえば、そんなことはなく運用されて初めて生きるもの。制度に甘えて悪例を作る人がいたり、権利だけを行使して思いあがった働き方をする人が少しでもいると、そこでせっかくの制度が機能しなくなる。早く帰らせていただくという謙虚な気持ちや支えてくれる人への感謝や配慮、そんな「人間関係を築くうえ当たり前な心配り」があって初めて制度が生きるんだと思います。

そこが大事、人と人のつながりが企業であるというDNAがクレディさんにはあるようです。
久し振りにお会いした取材のご担当者に昨日お会いして、改めてそんな感想を持ちました。
熱くて、たくましくて、誠実な会社。ますます好きになってしまいました。
ノウハウが進化し、制度が進化したとしても、やっぱりどこまでいっても企業は人ですね。

私たちが作成をお手伝いした映像がココから見られます。

より詳しいことが知りたい方はコチラ
詳しくてわかりやすいマニュアルがあります。

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2009 年 07 月 29 日 21:24

キムチを世界に

今日は、上野にあるキムチの製造販売会社、「第一物産」の黄(ふぁん)社長に会ってきました。
この会社は、創業49年の老舗、黄さんはお父さん、お母さんと続いて経営を引き継がれた、3代目の女性経営者です。

以前、あるパーティでお会いしてからのご縁ですが、とにかく明るくてパワフルな「太陽」のような人。
まだお若い黄さんですが、母から代々伝わるキムチを世界の食卓に届けようと、160人の会社のリーダーとしてがんばっておられます。

キムチは今でこそ市民権を得て、日本のどのスーパーでも買える食品になりましたが、少し前まではなかなか普及しなかったそうです。それでも、韓国の家族の絆でもあるキムチという食文化を広げていこうと代々日本でがんばってこられました。

手作りの味を大切にしたそのキムチは、辛いだけではなくほんのり甘く、複雑な味わいで、私はすっかりファンになってしまいました。(上野に行かれたら、ぜひ買ってその味を味わってみてください。通販もあるそうです。)

キムチの素晴らしさを広げたい、社員やその家族を心から幸せにしたいと熱心に語られる黄さん。その想いを、応援していきたいです。

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2009 年 07 月 01 日 11:15

人間力が決め手

今日は風邪でダウンした持田君の代打でお客様のところへご訪問しました。
以前に私も名刺交換をさせていただいたので一度ご挨拶をしたいと思っていました。

この会社は大手電機メーカーの試作品づくりなどをされている会社なのですが、創業は8年。その間「お客様にノーを言わない」お客様本位の姿勢を貫かれ、5億円規模の会社にされました。
技術屋さんの集団ではありますが、基本の心はサービス業とおっしゃるところがとてもユニークです。

この会社では「人間力」の方にも力を入れておられて、私もやったことがある「100キロ歩行大会」に社員全員で参加したり、日本一を体験しようと、富士登山など何かの日本一を全員で体験して涙を流すなど、いろんなことにチャレンジされています。

製造業、しかもこうした小さな企業はどこも大変だと思っていたのですが、こうやって技術職の人がサービス精神や人間力を磨くことで、お客様との関係やつがなりが良くなり、「頼まれごと」が増えているのだそうです。

「あの人なら一生懸命やってくれそうだ」
「あの会社の社員は、どんなことも嫌な顔ひとつせずやってくれる」。
顧客がパートナーを選ぶ理由は価格や技術力の高さだけではないはずです。

こんな時代だからこそ、価格や技術力以上にこうした「対応力」「人間力」は重要なファクターになってきているんじゃないでしょうか。

今は小さな製造業ですが、とても可能性を感じる会社でした。

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2009 年 06 月 23 日 22:09

ある銀行の女性広報スタッフ

今日はある素敵な女性に会いました。

地方の銀行で、社内広報の仕事をしておられる20代前半の女性です。
何が素敵かというと、「仕事への姿勢」。

しばらくお話をお伺いして、その前向きな仕事ぶりに感動してしまいました。


銀行というと制約も厳しく、新しいことになかなか挑戦しにくい雰囲気なのだそうですが、その人は、そこに甘んじるのではなく、自分から「こうしたい!」「こうさせてほしい!」とどんどん提案していっておられます。

当然、上司からもチェックが入るのですが、そこに安易に妥協せず、最後まで粘って自分の意見を出してみるのだとか。広報にきて3ヶ月なのに、この頑張り・・・。

彼女の仕事の原動力をお聞きしました。
いつも気にしていること、熱くなることは「自分の仕事の受け手、社内報を見てくれる人の気持ち」なんだそうです。

「広報に来て間もないので、私は現場の立場が良くわかるんです。だから少しでもみんなが感動してくれるような仕事をしようと心がけているんです。」

そんな風に話してくれました。

休みの時でも自分の仕事を振り返ったりするそうですし、こだわり続けるし妥協しないから、仕事も相当なハードワークのようです。
タレントのように可愛いらしい顔をされているのですが、その雰囲気からは創造もできないほとの熱さ・・・。

上司の言われた通りやるのも、波風が立たないように無難にこなすのものひとつの仕事のスタイル。

彼女のように、言われた以上のことをやるのも仕事のスタイル。

どちらを選ぶか。

確かに彼女のようにやると、仕事には相当の負荷もかかり、プレッシャーもあって決して「楽な仕事」ではありません。

しかし、やっぱり彼女の目はキラキラしています。本当に楽しそうです。
私はやっぱりこんな人が好きですね。

言われたこと以上のことをやって、誰かを喜ばせる!
こんな仕事意識の若い人がどんどん増えていくといいですね。




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2009 年 06 月 16 日 07:42

地方の元気なスーパー

先週末、あるローカルスーパーのお店を取材させていただきました。
一見、どこにでもある地方のスーパー。しかし店内はお客様で賑わい、社員やパートさんが生き生きと働かれている素晴らしいお店でした。

何が凄いかというと、まず店舗の売上。同じ坪数のお店と比べて確実に3倍は売っておられます。しかもその集客はすべてクチコミ。創業以来、一度もチラシを打ったことがないそうです。現社長で4代目という歴史の古い企業。いかに地元の人から信頼されているのかがわかります。

広告費の分は、お客様に還元しようと、商品は良い物が安く売られています。そして会社は社員を大事にしようと、休憩室を広く取ったり、売上が予算より上がると賞与で還元したり。ここでも成長企業の「構図」は同じでした。

このスーパー、社員への権限委譲もなかなかです。
普通これぐらいの規模になると本部が卸やメーカーの人と交渉し一括仕入れをして店舗に割り当てるものですが、ここは各店の売場責任者が、自分で決めて自分で発注します。

言ってみれば店の中に小さな商店があるようなもの。売れ残りの責任は大きいですが、その分やりがいが生まれます。
効率とは逆を行くやり方ですが、地元の事情を知ってる人が仕入れをすると本当に良く売れるのだとか。何が効率かわかりません。

パートさんのやる気も高そうでした。野菜売場は、野菜を切ってパックする作業場もあって、パートさんが声を出しながら加工作業をされています。普段、裏側で行われるこうした作業をしながら商品を選べるので消費者も安心。裏側をあえて見せる売り方は、鮮魚も精肉も同じ。

昔の店舗は小さくて、こんなオペレーションをしかたなくやっていたそうなのですが、大きな店に改装しても、この方法は変えられなかったそうです。しかし、食品偽装などのことがあると、たったこれだけで安心して見えるから不思議です。裏側を見せる演出の重要性を感じます。

書き出すと切りがないほど驚きがありましたが、残念ながら、社長とのお話の結果、このスーパーのことはまだ映像には出来ません。でも、絶対に、いつか皆さんにご紹介したいと思っています。

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2009 年 05 月 25 日 19:05

ビューティサロンモリワキさん

昨日の休みは、大阪の自宅で過ごしていました。
午前中は写真を整理したり、アルバムを作ったり。
やっぱりパソコンで見るよりも紙焼きにすると写真は輝きますね。

午後は、散髪に。
以前からずっとお伺いしたかったのが、大阪の交野市(かたのし)にある美容室、ビューティサロンモリワキさん。自宅から車で40分ぐらいのところにあります。

森脇社長とは以前から親しくさせていただいており、一度プライベートで利用させていただきたいと思っておりました。

モリワキさんは、従業員さんが100人以上もおられる美容界でも大きな会社。しかし家族のような絆を大事にされるとても温かい空気の美容室です。
地方から出てこられたスタッフが多くて、アシスタント時代は全員が寮で生活します。それもチームワークを生み出す秘密かもしれません。社長はまさに親代わり。家族的なつながりは、昔から大切にされてきたそうです。
スタッフのブログを見ると、その雰囲気が伝わってきますよ!

お店では、シャンプーから始まり、マッサージまでお願いしたのですが、お店で感じたのは「スタッフとお客様との距離の近さ」。
どの椅子でも、親しい空気が充満。お客様がとてもリラックスされているのがわかります。
でも、こういう距離の近さは、逆に新規のお客様にとっては疎外感を感じる時もありますが、こちらのお店は、決して馴れ馴れしすぎることはありません。
何とも表現しにくいのですが、全員が一人ひとりのお客様に関心を持ち、温かく包んでくれるような感じがします。

私にとっては、美容室というとリラックスできるかどうかが大きなポイント。
癒やされたいと思っているので、スタッフの皆さんの雰囲気はとても重要です。

ビューティサロンモリワキのスタッフの皆さんの人なつっこい笑顔にとても癒やされた一日でした。
夏に向かって少し短くなって、更に?男前になりました。

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2009 年 05 月 19 日 17:41

野球で学んだ経営でがんばる小さな酒屋さん

先日ご来社いただいたお客様が、話題の「堂島ロール」を持ってきてくださいました。
噂には聞いていましたが、並ばなければならない超人気店なので、食べたことがありませんでしたが、一口食べると、その人気の秘密がわかりました。
そうとう美味しいです。ぜひ皆さんお試し下さい。

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さて、今日はある酒屋さんにお会いして、その取り組みをお聞きしてきました。3代目となるその経営者はまだ30代。店をたたもうとしていた親父に「俺が引き継ぐ」と申し出て、改革を始めたのが7年前。

どこでも変えるビールや全国ブランドのお酒を、店頭からすべて外すという、大胆な改革をした後に、高くても付加価値の高い、酒を全国から集めた「こだわりの専門店」に変えていかれました。
梅酒に特化した品揃え、モノではなく「コト」を提案する売り方など、夫婦二人で始めた改革は軌道に乗って、今では社員が20人、売上が5億円の繁盛店になられました。

オーナーは元々野球部出身。高校野球、大学野球とピッチャーを務めていたそうですが、野球も事業も「手持ちのタマで、どう配球するか」ということを考えておられるのだそうです。
無いモノを無理に求めるのではなく、あるもので勝負する。
そこを考えるから面白いのだと、楽しそうに話されていました。

小さくてもキラリと光るお酒屋さんでした。

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2009 年 04 月 06 日 21:43

美容室 ミスエッセンスさん

あっという間に春です。
都内の桜は満開だし、日中の汗ばむような陽気。
道路のゴミの中にも、桜の花びらが混じっていて、掃除していても季節を感じます。
皆さんの会社では花見は終わったんでしょうか?

さて、昨日の日曜日は名古屋にいました。
午後からは仕事だったのですが、午前中は時間があったので、伸びている髪の毛をカットしに、美容室に行くことにしました。

名古屋に行ったら、ぜひ寄ってみたいと思っていたのが、ミスエッセンスさん
オーナーでアーティストの山本真由美さんが経営されている、業界でも有名なお店です。
バグジーの久保さんやラポットの伊藤さん達のお仲間で、昔から良く存じ上げている方ですが、今年2月に移転オープンされ、素晴らしいお店が出来たとお聞きしていて、ぜひ一度お伺いしたいと思っていました。

名古屋のテレビ塔の近く、久屋大通の駅に直結しているビルにあるその店は、高級感あふれる今風のお店。でも、よそよそしい感じはまったくなくて、スタッフの皆さんの人なつっこい笑顔が、リラックスさせてくれます。

日曜日に忙しくされているであろう、真由美先生に気を使わせちゃいけないな~と内緒で行ったのですが、やっぱり分かってしまって、今回は忙しいのに、真由美先生が直々にカットをしてくださることに!

髪の毛にまったくといっていいほど無頓着な私に、本当にもったいないとは思いましたが、プロ中のプロの体験をすることも勉強だと思い、お願いすることに・・・。

カットの間、いろんなお話をしてくださいましたが、一番感動したのは、真由美先生の「髪の毛」に対しする知識と探求心。
カットという技術に対してはもちろん高い技術を持っておられるのですが、やはりそれは、毛髪に対する正しい理解があって生きるんだと、美容の奥深さを知りました。

探求されているのは「本当の美しさ」。
デザインが優れていることだけではなく、毛髪自体が輝いている、張りがある。そんなことは美しさなんでしょう。だからお客様に出される飲み物にも、お店の中の空気までこだわりを持っておられます。

それを裏付けるように、先生のお客様はどなたも、つやつやでキレイな髪の毛。
品があって、自信を持っておられるような素敵な方々ばかり。
20年近くのお客様ばかりなんだそうです。

そんな先生のこだわりにはまってしまったお客様。中には北海道から名古屋まで髪の毛を切りにくるお客様もいるのだとか!同業の美容師のお客様もいるんだそうです。


プロの執念というべき、真由美さんのこだわりは、分野が違っても見習うべきものがあります。

私はそこまで自分の商品に対するこだわりを持っているのだろうか。
探求をし続けているのだろうか。

「お客様を満足させる」ということは、やはり高い技術がベースなんですね。
いくら応対が良くても、基本が悪ければ、お客様は不満でしょう。
「おもてなし」の根本は、「満足させるだけのプロとしての高い技術」なんだと思い知らされた体験でした。

愛知県の方は、ぜひ、この美容室に行ってみてください。
高い技術と温かいサービスの本当にいいお店です!


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2009 年 04 月 02 日 21:35

自主活性化と強烈なリーダーシップ

バグジーさんの入社式のことを書きます。
今年で10年以上も、されている感動の入社式。
DOIT!のビデオでも、少し映像としてご紹介していますが、5人の新入社員が今年も入社され、100名以上の先輩から温かい祝福を受け、バグジーの仲間入りを果たされました。

親からの手紙は新人には内緒で用意されたもの。
その手紙ひとつひとつが、読まれるのですが、そこには親の気持ちがいっぱいに詰まっています。
若い人なら、自分の親と照らし合わせて、親の愛情を感じるのだと思いますが、私は、子供のことを思い出してしました。
わかっていても泣いてしまうのは、親と子の関係は永遠だからなんでしょうね。
立場が変わっても、その関係だけは変わりません。

その後の合宿も素晴らしかった。
今回も、ラポットの伊藤豊さんが進行され、1.5日の合宿が進んでいました。

自由な雰囲気の中にも、きりっとした雰囲気もあり、とても人間的な合宿でした。

私がバグジーが好きなのは、この「人間らしい雰囲気」の社風です。
時々、「この会社の人は、確かに価値観は揃っているのに、何か働く人が自分に無理をしているな~」と感じるような会社に出逢うことがありますが、バグジーには無理やり感がありません。

もっと号令をかければいいのにと思うほど、まとまりのない雰囲気の時があっても、そこも基本は「自主活性型」。1人ひとりが気づき、行動することが基本なので、よっぽどでない限り怒ったり、号令をかけることはありません。

私は、そこがいいな~と思います。
よほど経営者に胆力がなければ難しいと思うのですが・・・。

自主活性化の軸と、強烈なリーダーシップの軸。
この微妙なバランスは、言葉や文字では絶対に表現できません。
いつか、お伝えできるような映像を作りたいですね。

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2009 年 03 月 27 日 21:09

トイレットペーパーで障がい者支援を!

DOIT!で取材した七福醸造の森さんから、「ワークセンターあんしん」さんのことを聞いたのが1ヶ月前。

こちらは、NPO法人として、トイレットペーパーを販売することで、障がい者の雇用を生み出していこうとがんばっている、新潟の障がい者福祉作業所です。


100キロ歩け歩け大会に参加されたりと、ここの代表者は七福さんと懇意にされていて、七福さんでも活動を応援されています。

中越地震でも被害に遭われて、苦しんでおられるということで、森さんから「なんとか応援したいので協力してもらえませんか?」と連絡をいただきました。

お話を伺ってから、ご支援が遅くなってしまっていたのですが、先日、ようやくその第一便のトイレットペーパーがブロックス到着しました。

DSC07136.jpg

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今回は事務所使用分以外にも、個人分も買ったので、みんなが自宅に持って帰り、使ってくれることになっています。


あんしんのトイレットペーパーは、障がい者の方やボランティアの方が作っておられます。ダブルとか香り付きとかの高付加価値商品ではありませんが、雑古紙リサイクルの地球にも優しいシンプルなトイレットペーパーです。

このトイレットペーパーが一日150個売れるようになれば、障がい者1人の雇用が生まれるのだそうです。そんなに価格も高くありませんし、トイレットペーパーは日常で使うもの。

どうせ買うもの、買う場所を少し変えるだけで、障がい者の雇用が確保されるなんて、素晴らしいと思いませんか?

top_anshin.jpg
(あんしんさんのホームページより)

もしよろしければ、ぜひ皆さんも「あんしん」のトイレットペーパー購入にご協力ください!

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あなたも障がい者を支えるメンバーに!

夢工場 あんしんのトイレットペーパー

~商品の内容~

●20個入り        620円(2人で3ヶ月分程度)
●50個入り(箱入り)  1500円(家族で3ヶ月分程度)
●100個入り(箱入り) 3000円(20人規模の事業所で3ヶ月程度)

小口売り(単発購入)と年会員制度(継続購入)があるそうです。
まずは、単発購入からでも、いかがでしょうか?

~ご注文方法~

(1)七福醸造さん経由で購入する

七福さんが、大量に購入されています。
森さんに、「ブロックスから聞いた」と言ってくださると発送してくださいます。
ただ、七福さんも無償でやっておられますので、できるだけまとめてあげてくださいね。

電話かファックス、メールで、森さんに以下の内容をお伝えください!

「名前・住所・電話番号・メールアドレス・希望個数・納品方法・希望支払い方法」
※納品には送料がかかります。

電話の場合:0566-92-5564
FAXの場合:0566-92-6210
メールの場合:mori@ajitokokoro.co.jp

株式会社味とこころ 企画室 森 欧揮さん
〒444-1213 愛知県安城市東端町商用地57


(2)直接「あんしん」さんのホームページから購入する

こちらがホームページです。

申込用紙のダウンロードはこちらから!


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ぜひ、皆さんの温かいご協力、お願いいたします!

(あなたのお仲間に、どんどん広げてくださると嬉しいです。)


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2009 年 02 月 04 日 08:20

花に囲まれる病院!

今日は用事があって川越胃腸病院の望月院長にお会いさせていただきました。
院長とお会いするのは昨年秋の日本を元気にするセミナー以来。病院にお伺いするのも本当に久しぶりです。行きたい、行きたいとずっと思っていましたから、今日はもう朝からテンションが高くなっていました。

お忙しい中、院長はじめ須藤常務や池田看護部長さんまで待ってくださっていて、本当に嬉しかったです。それにしても、院長とお会いすると、背筋がスッと伸びるような気持ちになります。何というのか、ちゃんと生きたい、もっと成長したいというような身体の中にある線が伸びる感じです。
こんな素晴らしいリーダーと普段から接している病院の皆さんが、どんどん輝いていかれるのも、きっとこんな気持ちになられるからだと思います。
自分はまだまだですが、そんな生き方がしたいです。

その後、事務所をお借りして、22日に病院で実施させていただく大久保さんの映像セミナーの打ち合わせ。こうして医療現場の事務所で打合せをさせていただいたのは始めてでしたが、皆さんの仕事の雰囲気がとても気持ちよく、身体に馴染む感じがします。
同じ波長、仕事が大好きな人類のオーラ?この空気感はたまりません(笑)

ところで、今病院には300もの花の鉢植えがあるそうです。
私は花が好きなのでなんとなくわかるのですが、キレイに保つのはたいへんなこと。花は咲いた後に摘んであげないと消耗します。水やりや肥料などキレイに咲き続けるのは人手が不可欠です。
たぶん、手入れがいいから、来年からの年越しの植木鉢もあるはず。

患者さんに少しでも気持ちよくすごしてもらいたい、という気持ちがこの凄い数に現れているんでしょうね。そんなに数があるとは知らず、私はチューリップの鉢植えを3つも持っていってしまいました。
きっと大事に育ててくださると思いますが、いつも一生懸命、見えないところに力をいれる。
こんな病院の姿勢が本当にいいですね!


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2009 年 01 月 30 日 22:27

女性が活躍する輝く職場!

今日は、厚生労働省さんの推進する働きやすい職場、環境づくりのお仕事の一環で、女性が活躍する企業として有名なある会社にお話を聞きに行きました。
出産や育児、休暇後の復職など、働く女性にとっての悩みを女性の視点で考え、共に助け合うことで、仕事の価値を高めていこう、良い職場にしていこうと、ずいぶん昔から頑張ってきた会社です。

お会いした人事部の皆さんも全員女性。一人一人が、主体的に、実に楽しそうに働いておられる様子が印象的でした。
厚生労働省が今、ワークライフバランスを提唱し、いろんな制度の導入を進めていますが、この会社は、独自にいろんな制度を作ってこられました。外にある制度を利用するというよりも、一緒に働く仲間の悩みを「どうしたら解決できるか」というところから、昔からの人事制度を見直したり、柔軟に過去のルーツを運用するなど、まさに女性ならではの「やりくり感覚」で、働きやすい職場環境を作ってこられたそうです。

「人事部のお客様は社員だと思っています。」
「あんな人になりたい、という憧れる人の存在が働く意欲を高めるんだと思います」
「制度に人を合わせてもらうのではなく、人に制度を合わせていく」
「どんなに良い制度でも、働く人も甘えては駄目だと言います。まわりへの感謝の気持ちが大事」
「この人とずっと働きたいという思いがベース。なんとかしたいという気持ちで仕組みをつくった」

お話を聞いていると、こんな言葉がどんどん出てきました。
つまり、外から制度を導入するにしろ、中の制度を改善するにしろ、まずは根本となる思想が「働く人を尊重する」「人生を大切にする」というようなところで一環していることが大切で、そこが違うと、どんなに良いものも、うまく機能しないようです。

この道を研究されているある先生が、「制度の決めては、現場の智恵。そして要は経営者の信念」というお話をされていましたが、この会社に出逢って、深く納得しました。

「これで会社がうまくいく!」と宣伝されている、流行の理論や仕組みも、最後の最後は「運用する人」の問題にかかってくるのは、過去に何度も繰り返された「制度の未定着」の歴史が証明しています。
やっぱり、一人ひとりが生き方として、ぶれない軸を持つことが大事なんだろうと思うのですが、難しいところですね。



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私たちが大切にしていること