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2013 年 12 月 24 日 18:14

サンタの日


昨日の日曜日は、毎年恒例の「サンタの日」。

子供のいる社員の家に、プレゼントを持って回る日です。

一年の一度の大事な仕事?というか、いちばん本人が楽しんでいます。

サンタの衣装は自前。
車に乗る時から着ていきます。

そうっと家に入ると、みんなが歓声をあげて喜んでくれる時もあれば、
車に気が付いて、「あ、サンタだ!」と家から出てくる時もあります。

それでも、毎年楽しみにしてくれている子供たち。
私もみんなの成長が楽しみ。

どんどん回ると家が増えて、忙しくなるのが私の夢です。

子供たちと一緒に会社も大きくなっていきたいです。

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2013 年 12 月 20 日 16:46

山崎宣次さんの勉強会

昨日は、月1回開催している「経営勉強会」でした。
講師であり、ブロックスの顧問的な存在のベルウェイ研究所の山崎宣次さんが、いつも私たちに“経営にとって大切なこと”を教えてくださるもので、みんながとても楽しみにしています。

今回のテーマは「経営者が目指すべき人間性」。役職や地位が上になると、自分まで偉くなったと錯覚し、人を権力でコントロールしてしまいがち。そうではなく、経営者が自分の人格や人間性を高めていくこと。今日はそんなテーマでした。以下はタイトルだけですが、こんなことを学んでいきました。

①謙虚さ
②人間愛(愛情・相手を思う心)
③人間性を磨く
④弱さを認める
⑤素朴に、素直に
⑥柔らかい強さ
⑦裸の王様になるな
⑧朝に感謝、夕べに感謝
⑨祈りを身にけること
⑩才能は選べないが、人格は選べる
⑪勇気を持つ
⑫洞察力を身に付ける
⑬その人に対する評価(尊敬)は、その人が与えたものに対する報酬
⑭愛してくれない人の言うことは聞かないと知る
15拝み合う会社をめざす

中でも、私がいちばん心に残ったのが、「愛してくれない人の言うことは聞かない」という言葉でした。愛されていると感じるから、人はその人の想いに応えたいと動く。権力で人を動かすのではなく、愛でひとが動くことを知り、社員を愛すること。
優しさがないとリーダーになれないと思います。

では、愛するとはどんなことか?
(1)関心をもつ
(2)認める(理解する)
(3)希望を与えたいと思う
(4)励ましたいと思う
(5)うまくいってほしいと願う(成功を祈る)

社員に対して、こんな気持ちで接すること。これが「愛をもったリーダー」なんだという言葉が、胸に刺さりました。
たしかに、バグジーの久保さんや望月先生は、そんなリーダーでした。
一歩でも近づきたい・・・。

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2013 年 12 月 12 日 08:41

学んでいるのは先輩

今年入社してくれた若い人に、先輩社員が教えてくれています。人はいろいろですから、中にはあまり要領のよくない人もいて、厳しく指摘する先輩もいます。あまりうるさくいうとやる気をなくすから、見守っていこうという先輩もいます。どちらも、いいなと思いながらいつも見ているのですが、いちばん学んでいるのは、やっぱり先輩の方でしょう。自分が忙しいなか、人に関心を持ち愛情を持って接し続けるのは難しいことでしょうが、こうして自分も成長してきたんだなと思ってくれると嬉しいですね。

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2013 年 11 月 28 日 13:13

小さな一歩

昨日、ある会社で研修のお手伝いをさせていただきました。
「一人ひとりが輝きながら働く会社」をめざして、ここ数年いろんなことに取り組んでこられた会社です。弊社のDVDも使っていただき、先般は「輝くタスク」という若手の選抜チームを結成し、改革を進めておられます。
私も何度か研修を受け持たせていただたり、輝くタスクの皆さんの飲み会に参加したりと、親しくさせていただいたのですが、今回の研修で嬉しいことがありました。

研修の最後に、それぞれがチャレンジ宣言を書いて発表するのですが、その時に、先日一緒に飲んでいた経理のO君が、「私はこれから大きな声であいさつをします」と宣言してくれました。
内容だけ見ていると、大したことがないように思えるかもしれませんが、これは彼にとっては一大決意。
先日飲み会の時に、O君も参加していたのですが、何を聞いても、「仕事なんてつまらない」「お金のために働いている」というだけ。声も小さく、自信を持ってない若者でした。
そのO君が・・・

その時も嬉しかったのですが、今朝、取締役の方から、「さっそくO君が大きな声であいさつしてくれました。そして、それにこたえるようにみんなが挨拶を返してくれていました」という内容のメールをいただき、飛び上がる気持ちになりました。

小さな一歩かもしれませんが、いろんなことは、こんな小さなことから始まるような気がします。応援してますO君!

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2013 年 11 月 26 日 17:31

ブロックス20周年感謝の集い

先週の土曜日、ブロックスの20周年を記念して、ささやかな「感謝の集い」を開催しました。社員を影から支え、いつも励ましてくれている家族の皆さんに集まっていただき、感謝の気持ちをお伝えしようというのが今回の主旨。社員も照れくさそうでしたが、全国から集まってくださいました。

家族の紹介をしたり、ゲームをしたり、社員のインタビュー映像を見たり、感謝の表彰式をしたりと盛りだくさんの内容でしたが、おかげさまで穏当に温かい雰囲気の感謝祭になりました。息子や娘が普段どんな仕事をしているのか、よくわからなかったご両親も、家族のいる社員が連れてきてくれた子供たちも、お父さんやお母さんの頑張っている姿をみて、何かを感じてくださったようです。

仕事に誇りをもってくれている社員。その社員を応援し、励ましてくれる家族や仲間。この感謝祭の中でいろんな人の姿を見ていると、やっぱり人は人に支えながら生きているんだなあとつくづく感じます。そして、こうして時々集って喜びを分かち合って、また明日も頑張ろうと思って働く。昔から人はこんな風に働いてきたんでしょうね。やっぱり会社は人が作っていくものなんだと思います。

ところで、この感謝の集いには、うちの三人娘も参加してくれました。この20年、家族のことなどほったらかしに走り続けてきましたので、娘は私がどんな仕事をしているのか、ほとんど知りません。家に帰って「どうだった?」と聞くと「意外といい会社じゃん?」と軽く?言ってくれたのが嬉しかったです。これから社会人になるので、自分と少ししか違わない若い社員が一生懸命働いている姿に刺激を受けたようです。
いろんな気づきがあった感謝祭。会社と家族をつなぐ場はもっと必要なのかもしれませんね。


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2013 年 11 月 26 日 17:31

ブロックス20周年感謝の集い

先週の土曜日、ブロックスの20周年を記念して、ささやかな「感謝の集い」を開催しました。社員を影から支え、いつも励ましてくれている家族の皆さんに集まっていただき、感謝の気持ちをお伝えしようというのが今回の主旨。社員も照れくさそうでしたが、全国から集まってくださいました。

家族の紹介をしたり、ゲームをしたり、社員のインタビュー映像を見たり、感謝の表彰式をしたりと盛りだくさんの内容でしたが、おかげさまで穏当に温かい雰囲気の感謝祭になりました。息子や娘が普段どんな仕事をしているのか、よくわからなかったご両親も、家族のいる社員が連れてきてくれた子供たちも、お父さんやお母さんの頑張っている姿をみて、何かを感じてくださったようです。

仕事に誇りをもってくれている社員。その社員を応援し、励ましてくれる家族や仲間。この感謝祭の中でいろんな人の姿を見ていると、やっぱり人は人に支えながら生きているんだなあとつくづく感じます。そして、こうして時々集って喜びを分かち合って、また明日も頑張ろうと思って働く。昔から人はこんな風に働いてきたんでしょうね。やっぱり会社は人が作っていくものなんだと思います。

ところで、この感謝の集いには、うちの三人娘も参加してくれました。この20年、家族のことなどほったらかしに走り続けてきましたので、娘は私がどんな仕事をしているのか、ほとんど知りません。家に帰って「どうだった?」と聞くと「意外といい会社じゃん?」と軽く?言ってくれたのが嬉しかったです。これから社会人になるので、自分と少ししか違わない若い社員が一生懸命働いている姿に刺激を受けたようです。
いろんな気づきがあった感謝祭。会社と家族をつなぐ場はもっと必要なのかもしれませんね。


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2013 年 11 月 08 日 18:34

感謝の集い計画中

ブロックスの20周年を記念して、社員とそのご家族と親しい人をお招きするささやかなパーティー(感謝の集い)を計画しています。

主催は、私たち役員ですが、みんなにも手伝ってもらって、プログラムやプレゼントを準備しています。
今日も、家族や社員へのメッセージカードを書いていました。書いていると、だんだんその人への想いが深くなっていって、何度も泣きそうになります。普通のビジネス文章のようにはいきません。
特に、自分の家族には、なかなか手紙を書いたことがないので、これがいちばん、たいへんでした。この20年、苦労や心配ばかりかけてしまって、それを思うと感謝の言葉しか出てきません。

こういう節目というのは、そんなに大切だと考えていなかったのですが、こうして向き合ってみると、振り返ることは本当に大切ですね。

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2013 年 11 月 06 日 16:42

7つの習慣

先日、あの「7つの習慣」でお馴染みのフランクリン・コピー・ジャパンの方がブロックスの大阪オフィスご来社されました。

うちのDVDをご覧になられて、ぜひ一度会いたいとわざわざ来てくださったのですが、お話も面白かったです。7つの習慣を勉強されている人がDOITを見られると、つい、「あ、これは第1の習慣だ」「ああ、これは第4の習慣だ」と、7つの習慣に結びついてしまうのだとか。、私も、プライベートでお店に行っても、つい、「いきいきと働いている人」を探したり、話しかけたりする癖が出てしまいます。
習慣は怖いもんですね。
でも、成功されている人の習慣は、きっと同じようなことがあるんでしょうね。私もたくさんの経営者とお会いしていると、考え方や人への接し方に共通のものを感じることがあります。
そうした成功者を研究した「7つの習慣」は、身に付けて損はないと思います。

あの本は私も若い頃に読みましたが、今でもたくさんの人に読み継がれているそうです。
最近、もっとわかりやすく、もっと本質に迫った翻訳をしようと、新たな翻訳を加えた「新・7つの習慣」が出版され、私も読んでみましたが、本当に読みやすく、馴染みやしくなっています。
うちの娘も読みたいと言っていたので、今度渡すつもりです。
皆さんも、もう一度読んでみてはいかがでしょうか?



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2013 年 10 月 29 日 22:52

偽装表示事件

今話題になっているリッツカールトン大阪の偽装表示事件。取材の当時からあのホテルの理念に感動し、現場で頑張っている人に出会っているだけに、残念でしかたありません。もちろん今回の行為は消費者をだますことで、許せないものですが、現場で一生懸命やってきた人の気持ちを思うと、悲しいですね。
いちばん、今回リッツカールトンがダメージになっているのは、顧客に嘘をついたこと以上に、自分自身を裏切ったことじゃないでしょうか。
「私たちは紳士淑女」という大事なモットーを、裏切ってしまったことの代償ははかりしれません。人の信頼を裏切る紳士淑女はいません。
でも、そうは言っても、これが理念を継続することの難しさ。以前私の勤めていたダスキンもこのような事件で信頼をなくてしまいました。
積み上げてきた信頼が大きかっただけに、失った信頼を取り戻すのはたいへんだと思いますが、彼らならきっとやってくれるはず。そう信じたいです。
この事件を見ていると、やはりトップの姿勢がそのまま会社の文化に大きな影響を与える。そのことの怖さが嫌というほどわかります。現場が勝手にやったなんてトップは言えるはずがありません。自分の甘さも、緩さも、モノの見方も、それがすべてです。気を引き締めていこうと思います。

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2013 年 10 月 22 日 11:04

手間ひまをかけること

北海道のカイロプラクティック「moiti」さんから、私たちの20周年を祝う、温かい気持ちのこもった色紙とリーフ、それとお菓子をいただきました。

色紙には、私の似顔絵と皆さんのメッセージ、そして裏にはDOITのパッケージの写真(たぶんチラシからの切り抜き)が全巻、張られていていました。

さらに、お菓子がすごかった。普通のお菓子かなと思ってふたを開けると、なんとひとつのひとつの包み紙に「祝ブロックス20周年」のシールが張られていました。そして箱の底にも・・・
新品のお菓子を買ってきて、梱包を丁寧にはがしてシールを張って元に戻す・・・。
こんな手間ひまをかけたものを頂いたのは初めてで、本当に感動しました。

手間を省く時代が長く続き、なんても省略されるようになってきました。
でも、やっぱり手間をかけてくださったものは心が伝わります。
その人の大切な時間を、私たちのために使ってくださった。こんなに愛のこもったことはありません。

手間を惜しまない。うちはまだまだだなと思います。
モイチの皆さんを見習っていきます!

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2013 年 10 月 21 日 16:33

100キロ歩け歩け大会

この土日は、DOITでもご紹介した「七福醸造」さんが主催される「三河湾チャリティ100キロ歩け歩け大会」が開催されました。
私も、過去4回も出場しているこの大会。100キロという長い距離を、ただひたすら、2日間かけて歩くという過酷なイベントです。

今回は、私は足首を痛めてしまい、出場できなかったのですが、二番目の娘が「私、出たい」と申し込んでいたので、付き添いと応援で、私も行くことに。

しかし、この2日間は全国的な雨。スタートの7時から雨が降っていてました。すぐに上がるだろうという予想をもむなしく、この雨はゴールの日曜日の午前中までずっと降り続いていました。
晴れた日に歩くのもしんどいこの大会。雨になると、さらに厳しくなります。
そんな無茶な大会ですが、参加者はなんと1400人!

100キロという距離は歩いた人でないと想像しにくいと思いますが、かなりの辛さです。関節や筋肉の痛さ、眠さ、寒さ、夜の孤独感・・・。「もうやめようよ」と呼びかける、自分のもうひとつの心との戦いです。
それでも、あきらめず進む。そこに学びがある。
これが100キロにみんながハマる理由でしょう。

残念ながら娘は62キロでリタイアしてしまいましたが、55キロで断念しかかったことを思えば、痛い足を引きずりながらも、7キロ進んだのは立派かも。
親としては複雑な心境です。

まあ、大事なのはあきらめないことですから、何度でもリベンジすればいいのかもしれません。
「自分の弱さ」をわかることも大事なことですね。

私は、応援の合間に、道端でアメを参加者に配ったり、チェックポイントでマッサージのお手伝いをしたりと、結構楽しませていただきました。
がんばる皆さんの姿に刺激を受けましたので、来年は挑戦しようという気持ちになりかけています。

参加者の皆さん、本当にご苦労様でした!

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2013 年 10 月 18 日 16:14

「四国でいちばん大切にしたい会社」賞

四国の企業を元気にしようと、「四国産業技術大賞」と「四国でいちばん大切にしたい会社大賞」の運営をされている、四国産業・技術振興センター、産業技術総合研究所、中小企業基盤整備機構の皆さんが、ブロックスにご来社いただきました。

この「四国でいちばん大切にしたい会社大賞」は、他社の規範となる特筆すべき経営を行っている企業を表彰することで、四国企業の応援をしようということで、3年前から始まっています。
実は、ネッツトヨタ南国の横田会長がこの審査委員をされていて、昨年、「西川君にも加わってほしい」と言われて、私もその末席に入れさせていただきました。
今年、私は審査に加わるかどうかはわかりませんが、そのご縁から私は、この賞をずっと応援しています。

役所の皆さんというと、どこか冷めている・・・そんなイメージを持っていたのですが、こちらの事務局の皆さんは、みんな熱い心をお持ちの方ばかり。話をしていても、楽しくなります。

四国の皆さん、ぜひ、賞にご応募されてはいかがでしょうか?

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2013 年 10 月 17 日 16:11

ブロックス20周年感謝の集い

おかげさまで、この10月13日に、ブロックスは創20周年になりました。
今、ブロックスでは、ささやかな感謝の集いを計画中。
社員のみんなと、社員のご家族をお招きして、これまでの感謝の気持ちを伝えようと思っています。
ホストは役員である我々なので、私が司会やカメラマンになる予定。
楽しみです。

以下、先週のメルマガに書いた20周年の想いです。
皆さまに支えられて、歩んできた20年。本当にありがとうございます。
これからも頑張っていきます!



<ブロックスの20年、感謝をこめて>


私たちブロックスは、この10月に20周年を迎えます。
皆さまの励ましや温かいお心遣いに支えられて
ここまで歩んでくることができました。
心より御礼を申し上げます。

20年前、私たちの会社は生まれました。
実は、ブロックスは、倒産した会社の社員が集まって
つくった会社なんです。

このままで終わりたくない。
なんとかもう一度私たち社員で会社を創業しようと
12人の20代、30代の若いメンバーでスタートしました。

でも、会社の経営はそんなに簡単なものでは
ありませんでした。
困難な状況にぶつかったり、大きな壁や谷の連続。
DOITを創刊したものの、最初は誰も見向きもしてくれず、
「もう辞めなければ」と思ったこともありました。

そんな時に、勇気を与えてくださったのがお客様でした。

「あなたたちの映像は本当に素晴らしい」
「次の作品を待っているからね」
「どれだけ勇気をもらえたか。本当にありがとう」

こんな言葉をかけてくださったお客様がいました。

そうか、私たちは間違っていないんだ。
もっと知っていただけるようにしよう、
もっと、ひとつひとつの出会いを大切にしていこう。
お客様の励ましのおかげで、気持ちが強くなり
続けていくことを決意できました。

すると、だんだんと私たちの商品をご購入くださる方が増え、
映像のお仕事をご依頼してくださる
お客様も、ひとり増え、ふたり増えと、
今では、おかげさまで全国たくさんのお客様と仕事をさせて
いただくようになりました。

この20年、私たちは
お客様に支えられてきたんだなとつくづく感じます。

20年たっても、大きな会社にはなっていませんが、
私たちが大切にしてきた精神、
「今、この仕事を、一生懸命にやる」ということ
そして、「映像を通して働くことの喜びを伝えたい」という
気持ちを忘れず、
これからも、一歩一歩歩んでいこうと思います。

本当は、全国の皆さまのところにお伺いし、
直接、感謝の言葉をお伝えしたいところですが、
この場をお借りして、御礼を申し上げます。

そして、
これからも、ブロックスを
どうぞよろしくお願いします。

株式会社ブロックス 西川敬一



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2013 年 10 月 16 日 21:35

台風とセミナー中止

今日は、本当は「日本を元気にするセミナー」の日でした。
私もスーツを新調し、準備ばんたんで臨んでいたセミナーだったのですが、昨日のブログの通り、今回は中止という決断をさせていただきました。

正直、昨日の朝は本当に悩みました。
台風の進路は東京を指しているものの、一般的に早くなることもあり、午後の開催なら大丈夫じゃないかという意見もありました。もう少し時間をおいて決定したいところでしたが、弊社のセミナーには全国各地からお客様が申し込まれています。朝から「明日はどうなるのか」というお問い合わせを多数いただいておりました。

開催の場合、いちばん心配だったのが、午前中のご移動の時間です。もし東京を直撃した場合、鉄道は麻痺します。風や大雨も心配でした。せっかく集まってくださった皆様にもしものことがあったら・・・。
でも、正直に申し上げると、そんなにきれいなことばかりを考えていたわけではありません。会場費や講師の皆さまのこと、これまで積み上げてきた労力。社員のがんばり・・・。経営者として、ついお金のことも考えてしまいました。

でも、もし私が参加者の会社の社長だったらと思ったら、そんなに危険なところにいかせないと思いました。楽しみにされていた人がこれない。途中で参加する方もいるかもしれない。そんな中途半端にするよりも、もう一度仕切り直してやろう。そう思い、昨日の朝、みんなと話し合い、結論を出しました。

そして今日、東京の午前中はやはり交通が麻痺していましたが、午後になると青空が・・・。
なんとも複雑な気持ちでした。

何人かの方からは、よい判断だったと仰っていただきましたが、本当にこれでよかったのかわかりません。
判断が難しいときは、これからもくると思いますが、最後は自分の信じる道を選んでいくしかないかなと思います。

参加者の皆さま、本当に申し訳ありませんでした。ぜひ近いうちにもう一度開催させていただきます!

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2013 年 10 月 15 日 17:39

日本を元気にするセミナー 順延のご案内

明日は、「日本を元気にするセミナー」の開催を予定しておりましたが、台風26号の接近に伴い、16日の午前中が東京が暴風域に入るということで、今回のセミナーはやむを得ず、中止とさせていただきます。

せっかく、この日を楽しみに、予定を開けて待っていただいた皆様には、たいへん申し訳けなく、私たちも辛い決断でしたが、当日の交通機関や雨の状態を考えると、ご迷惑をかけることはできないと判断しました。
ご参加を申し込んでくださった皆様、たいへん申し訳ございませんでした。


このセミナーは、スタッフも半年以上準備をし、講師の皆さまにも何度もご相談をしながら作り上げてきましたので、スタッフも私も、本当に残念です。

今日、お一人おひとりのお客様にご連絡をさせていただきましたが、皆様から「また開催してください」と温かいお言葉をいただきました。

来年1月か2月に、改めて開催する予定です。
どうぞ、その節はよろしくお願いします。

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2013 年 03 月 07 日 15:04

DOIT!最新作、発売間近!

しばらく新しい作品を出せていなかったDOIT!シリーズですが、この3月下旬にいよいよ最新作を発表させていただきます。
先日、その映像の最終的な仕上げが終わり、マスターが完成しました。後はプリント工場に送り、DVDにプレスするだけ。もうしばらくするとお客様のところへお届けできます。

今回の取材先は、香川県にある「徳武産業」さんという会社です。
介護用、リハビリ用の靴を製造している会社ですが、とにかく「ここまでやるのか?」というほほど、お客様への役立ちの精神が会社中に蔓延している、すごい会社です。

そもそも、他社からの依頼で手袋などの商品を作る、小さな会社だったのですが、ある時に大きな転機が訪れます。
代表の十河孝男さんは、ある高齢者施設の友人からの相談でした。

「うちの施設で高齢者の転倒事故が相次いでいる。高齢者用の靴を探したがない。あなたのところで作れないか」

当時は靴の製造技術などなかった徳武産業にとって、これは難しい依頼でした。しかし、高齢者の歩行に対する問題は大きく、そうした実情を知れば知るほどほっておけなくなった十河社長は、高齢者用の新しい靴の開発に着手されました。

これがこの会社の大きな転換点でした。

私たちも取材の中でたくさんの高齢者の皆さんに話を聞きましたが、「歩く」ということは高齢者にとって切実な願いでした。年を取ると足がはれたり、むくんだり、両足の長さが違うなどということもあり、歩くことが難しくなっていくお年寄りにたくさん出会いました。

そうした弱者の人達に「歩ける喜びをお届けしよう」。これが徳武産業さんの想いです。
DVDでは、この徳武産業さんの情熱と思いやりあふれる経営をたっぷり紹介しています。

ぜひ、皆さんに見ていだたきたい、渾身の作品です。
ご予約を受け付けていますので、ぜひ、ご覧いただければ幸いです。

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2013 年 03 月 07 日 15:01

良い会社の習慣

DOIT!で取材させていただいた企業をご訪問すると、
なんともいえない「さわやかな空気」を感じます。
その空気を作り出しているのは、当然ですが、そこで働く人です。

例えば、事務所に入った時に、
全員が仕事の手をとめて、立って「いらっしゃいませ」と
お迎えをしてくれる。

例えば、すれ違う人、すれ違う人が皆、
会釈して「こんにちは」と声をかけてくれる。

ゴミが落ちていれば拾う。
トイレが汚れていたら自分で拭く。
お客様がお帰りになる時は、玄関まで見送る。

全員がこんな風に動かれている会社は
やはり明るく、業績も当然伸びています。
事務所の中にただよう空気だけで
優しい気持ちになるのは、本当に不思議ですね。

こうした「基本動作」。
いい会社の社員は、誰かに「やりなさい」と言われて
やっていることか、といえばそうではなさそうです。
「しかたなく立っている人」の空気は淀んでいます。
しかし、いい会社の人たちは、「自分から」やっているのです。

その人が、「そうして働くほうが良い」と
自分の「規範」で実行しているからこそ、
気持ち良い空気になるのでしょう。

自分は、こういう働き方をしたい。
だから、こういう風に働く。
会社のルールだから、しぶしぶやるというのでは
自分も面白くないですね。

ところで、こうした基本動作は、
最初は「型通りやる」という種類のものかもしれません。
そして「形」としてやるうちに、
「意味」が理解できるようになり、心が磨かれていく。
最初から、拒否していては、大事なことに
気づかないのかもしれません。

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2013 年 02 月 16 日 18:00

仕事は喜びに満ちている!

私は仕事には、たくさんの「喜び」が詰まっていると
思ってこれまで仕事をしてきました。

仕事の始まり。
仕事をお願いしますと依頼される時。
相手の期待に応えるために、どのように取り組もうかと
「頼られる喜び」に浸りながら、相手の喜ぶ顔を想像して、
構想や企画を練り上げる。
ペンを走らせ、練り上げていくプロセスでは
「考える喜び」「創造する喜び」を味わえます。

そして実行する。
当初、頭の中で考えた通りにいかないのが仕事です。
関わる人と調整をしたり、うまく伝えるために工夫をしたり。
ここでは「工夫する喜び」や「仲間と仕事をする喜び」が
味わえます。
もちろん、壁にぶちあたって「苦しくなる」時でもあり、
喜びばかりではありません。
悪戦苦闘、思考錯誤の中で
私はいつも「生きている喜び」を味わいます。

そして、ようやく成果が得られる。

ここでは、「達成する喜び」が感じられる時。
しみじみとこれまでの苦労を振り返り、充実感に浸る。

するとここでおまけがあります。
相手からの「感謝の言葉」。

「よくやってくれて、本当にありがとう」

「感謝される喜び」「人に役に立つ喜び」という
最高の喜びが味わえるのは、この瞬間。
「感謝される喜び」や「褒めらる喜び」は
本当に仕事のご褒美です。

また、一緒にやってくれた仲間とこれを味わい、
喜びの祝杯を上げるのもこの時です。
再び「同じ気持ちの仲間と働ける喜び」が感じられます。

そして、一人になって、静かに振り返ると
自分がなんとなく成長しているような気がする。
「成長の喜び」は、後になって湧いてきます。

私は、こんな風に仕事の中に、いつもたくさんの喜びを
感じています。
だから、この「仕事」というものが本当に楽しい。
若い時から「やらされている」感覚がありません。

最近よく若い人から「上司から評価されないから楽しくない」
という声を聞きますが、評価されると確かに嬉しいですが、
私は「仕事のプロセスの中にも、こんなにたくさんの喜びが
あるのだから、上司が認めてくれないぐらいで楽しくない
なんて言わないで」と言いたくなってしまいます。

私はいろんな形で「仕事の喜び」を見つけてしまったので、
私は昔から上司の評価はあまり気になりませんでした。


話は変わりますが、
あのトーマスエジソンがこんなことを言っていたそうです。

「私は一日たりとも、いわゆる労働などしたことがない。
何をやっても楽しくてたまらないからだ。」

若い人たちが、みんなこんな働き方ができるといいですね。
仕事が「遊び」になり、会社が「テーマパーク」になっていく。
そうすると、日本はもっと元気になっていきそうです。


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2013 年 01 月 11 日 13:57

「いい仕事」をしよう

ところで皆さんは、「いい仕事」というとどんな仕事を想像しますか?

「いい仕事をしてますね~」という言葉で思い出すのはテレビ番組の「開運!なんでも鑑定団」で鑑定士の中島誠之助氏のセリフ。
鑑定するモノに表れる職人の想いや英知、伝統などに思わず出た言葉だと思います。

私達が関わる「映像」という仕事にも、その作品を見て思わず「いい仕事をしているな」と思うことがあります。
本質をよりよく伝える為に、細部にまでこだわり、画面の構図、ストーリーの構成を練り、丁寧に仕上げた作品は、やはり素晴らしい感動が生まれます。
こうした作品は視聴者の心を動かし、年月が経っても色あせることなく、世の中に残っていくのでしょう。

では、こうした仕事はどうすればできるのか?
やはり、仕事に向き合う人の精神が問われるのでしょう。

「もっとできないか」「もっとうまくやれないか」と謙虚に仕事に向き合う人が想像できます。
使う人、観る人に対する深い愛情もなければならないでしょう。
何よりも自分自身が日々、技術向上に励み、研鑽を重ねていかなければ技術は高まりません。

損得を抜きにして真摯に仕事に向き合う精神が「いい仕事」を生むといえるのでしょう。

映像業界に限らず、どの業界にも「いい仕事」と呼ばれる仕事はあるはずです。

しかし、最近、効率や損得を重視する余り、「いい仕事」がしにくい環境になってきているのではないでしょうか。時間ばかりに追われ、最後の振り返りを行ったり、二度やらなればならい手順を一度にしたりと、形は整っているけれど、魂のこもらない仕事が多くなる。

その時の売上があがっても、きっと何かを大きなものを失ってしまっているような気がしてなにりません。

本当に「いい仕事」は、評判を生んでいます。

本当に価値のわかる「良い顧客」に出会います。

そして「良い顧客」は「良い顧客」を広げていく、

「いい仕事」は、最高の営業マンになっていくのだと思います。

どの業界も競争の時代になっていますが、日本はやはり品質で勝負するのが大事なのではないのだろうかと、最近、つくづくと感じています。

価値のわかる人から「あなたの会社はいい仕事をしますね」と言われる仕事をめざして、今年も頑張ります。

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私たちが大切にしていること